スバル新型BRZ・6MTに試乗してきた!めちゃくちゃ楽しいスポーツカー!

新型BRZ試乗インプレッション

2021.8.3更新
2021年フルモデルチェンジモデル

 

どうもUUです!

スバル新型BRZに試乗させて頂きました!

試乗車はSという上級グレードの6MTモデル¥3,267,000です。

新型BRZのラインナップはこんな感じです。

R・6MT ¥3,080,000R・6AT ¥3,245,000
S・6MT ¥3,267,000
試乗車グレード
S・6AT ¥3,432,000

クルマの価格が高くなっていく中で上級グレードでもこの価格に抑えてくれたのは有り難い。スバルとトヨタの方々に感謝ですね。

で、乗った感想としては本当に楽しかったです!

また久しぶりにMTに乗った訳ですが、エンスト一回も無し!w

 

 

●新型BRZのドライブフィールレポート
●新型BRZの簡単な外内装のレポート

 

内装に関しては次の試乗の関係で殆ど撮影出来ていません(^_^;)

去っていくBRZを眺めながら走ってるとこ撮れたのもアリだなと気持ち切り替え。

 

 

では試乗レポートに行きましょう。

 

 

 

スバル新型BRZ・6MTの試乗レポート

スバル・BRZ スペック一覧

車両本体価格 S・6MT ¥3,267,000

駆動方式2WD/FR
トランスミッション6MT
車体サイズ㎜
全長・全幅・全高
4,265・1,775・1,310
ホイールベース2,575
車体重量kg1,270
タイヤ215/40R18
最低地上高130
サスペンション前/後ストラト式/ダブルウィッシュボーン
エンジン排気量ℓ2,387 NA
エンジン
最高出力PS最大トルクNm
235PS、250Nm
モーター
最高出力PS最大トルクNm
最小回転半径5.4
燃料タンク50
燃費WLTC km/ℓ11.9

 

全幅は1,775㎜とコンパクトなボディーサイズを確保しつつボリューミーなデザインを実現しています。

フェンダーラインやダックテールなど涎垂もののディテールも随所にちりばめられておりますね!

 

ドライブポジション

 

 

シートはスポーツシートで大き目なんですが、サイドサポートがしっかり機能して窮屈ではないけど体は固定されるという感じ。

座面の薄い感じも無くて硬めですが、ウレタンが詰まった感のある座り心地で長距離でも運転出来そう。

 

 

ペダルレイアウトもバッチリ!

クラッチペダルを踏みやすい位置までシートを前に出します。

シートの調整はマニュアルのみでパワーシートの設定はありません。

クラッチは結構深く踏み込めます。

クラッチの重すぎないのが個人的には嬉しかった!

ニューっと底まで負担なく踏み込めて少しクラッチを上げたところで当てる感じだと思います。

シフトはショートストローク(多分)で短い操作量でコクッと決まります。

 


先代GR86

 

WRXや先代のGR86はもっと重たかったので、そっちに慣れるまでに試乗終わる感じで楽しさを感じる暇なしでした。

これならMTペーパーで久しぶりに乗りたい方も試乗レベルでも楽しめるはず♪

 

 

ク、ク、ク、ドフゥゥンと2.4ℓ水平対向エンジンが鼓動を開始。

エンジンスタートしますと、エアコンが効いているので少し音は聞こえ辛いんですが、スポーツカーの荒々しさを湛えた良い音をしている!

もう少し音が聞きたいけど、車内が暑いのでエアコンはそのまま。

エアコンスイッチに温度が表示されてるのカッコいいっすね。スバルらしく文字は赤。

 

 

ステアリングを握るとその取り付け剛性の高さに思わずニンマリ。

少し径は小さ目かな?握りもそこまで太いとかではなく操作しやすい感じ。

一般道に出るためにステアリングを切るとガッチリしているんだけど気持ち良い反力と共にステアリングが回ります。

と同時に鼻先がクイッと回頭!キター!めっちゃ楽しいやつ!

長く試乗していると試乗開始の20~30mでそのクルマがどんな走りをするか大体分かってしまうところもあります。新型BRZは楽しい予感しかない!

 

BRZにもSTI出るんだろーなぁ
S4のSTISport、BRZにもSTIでるんだろーなぁ

 

スバルのクルマってステアリングの剛性高いの多いですよね。

BRZは特にステアフィールが良かったです。これは特筆中の特筆だぁ。

 

 

1つ気になったのは電子ウィンカー(^_^;)

新型レヴォーグと一緒のやつで、ウィンカーレバーが操作すると固定されずに戻ってきます・・・

慣れれば問題ないとは思いますが、何か気になるんですよね。

 

一般道に出て少し荒れた舗装路を走って行きます。

走り出しのアクセルワークに対して出力の出方がピーキーではないので扱い易さがあります♪

低速トルクが厚くなったからなのか車体の滑り出しも軽い!

 

乗り心地はまぁまぁ硬め。

でも体が揺すれるほどの入力は少ないですね。小さ目の凹凸であればドイツ車の様にボディー下部で収束させるしなやかさも持っている感じでした。

大きめの段差ではさすがにガツン、ゴウンと体に来る入力になる事もありますが、それでも耐えられないような類のものではありません。

乗ってて楽しい感じはさらに深まる。そんな乗り心地の演出。

シートのサイドサポート効いてる。

 

 

以前試乗した先代のGR86よりタイヤの幅(235→215)が狭くなったのも好影響かもしれません。

接地感はキープしつつ、動的質感を上げてきた感じですね。

 

 

試乗コースは一般道からバイパスへ。

バイパスに上がるサークルコーナーに突入、少し速めの速度でもロールは殆どありません。

多少は傾いているのかもしれませんが、シートのサポートで体は高い車両との一体感を保ちます。

うー、これだけで楽しいー!

 

2.4ℓBOXERエンジン音

 

 

少し慣れて来たので、エンジンも回して走ってみます。

エアコンの音があると控えめですが、それが無ければかなり良い音を響かせてくれそうです。

グファーンと力強く軽く吹け上がります。音質はかなり良いんじゃないでしょうか。

暴力的なそれではないのですが、洗練されたどちらかと言うと高めのクリアな音質な印象でした!

 

秀逸なステアリングのフィーリング

 

 

ステアリングのフィールがとにかく良いー。

取り付けの剛性が良いのでセンターでカチッと座った感じ。

FKシビックハッチバックの試乗を思い出しますが、それより更にカチッと感は高いかも。

ステアリングの握りは特段太くないのでしっかりと操作できるようになっています。

レザーの質感も良く滑り感無し。

ステアリングに手を置くと、これ回る?っていう位に座りの良さを感じるんですが、操作するとしっかりとした反力を感じつつ操作出来る個人的に大好きなフィーリング。

そしてFRらしい高い回頭性。ステアリングとフロントノーズくっついてんのかな?みたいなww

その時フロントタイヤから路面のザラツキを拾ったゴリゴリという感じが、これまたちょうど良いインフォメーションとしてステアリングを介して伝えて来ます。

この感じは運転楽しいの好き勢からすれば堪らんやつでしょう!

今すぐ乗りに行って国産スポーツカーの実力をタイカンして欲しい!(あっ違うクルマになりそう)

 

このステア剛性なので直進性も勿論めちゃ高い!

ちょっと手を乗せて置くだけで、ずっと真っ直ぐ走ってくれますから安心感あります。

高速のクルージングも楽々こなせちゃいますね。

ATモデルならACCも付いてます。

 

優れたブレーキタッチ

 

 

あと驚いたのがブレーキタッチ!

ブレーキに足を置いた時からめちゃくちゃ取り付けの剛性高いのは感じていたのですが、実際運転してみると更にガッチリしてましたw

まずブレーキを操作する踏込量がかなり少ないです。

そして踏み応えのあるブレーキを意外と乱暴に踏んでもガクッとノーズダイブになったりしないんですよね。

そりゃ極端に強く踏めばなるんでしょうが、通常の仕様領域の踏込なら非常に操作しやすい躾なんです。

少し踏むと硬い物を踏んでるようなレスポンスと制動が、しっかり且つコントローラブルで止まり易い、止まり易い。

 

走る・曲がる・止まるに関してここまで文句のないクルマは本当に久しぶりです。

制動力高いのに、低速域でもここまで扱い易さを実現しているのは感嘆ですね。

 

 

バイパスを降りて再度一般道へ、営業さんに了解を取り、周りに他車両が居ないことを確認してクルマを左右に振ってみます。

面白い位ついてくるww

ステアリングを切ると大体のクルマが少し間を空けてから車両が追従してきます。この反応の違いでクイックだったりダルだったりに感じる誤差が生まれます。

BRZのそれはまさに人馬一体ですよ。ステアリングを切る事を予測しているように車両が反応してくれます。

そこに取り付けパーツのラバー感や切り戻した時のバックラッシュみたいな感じもありません。

 

最後の直線で再度加速を試す。

グルルーン、グルルーンと小気味よく加速出来た時の楽しさ良いっすねぇ!

MTの良さだなぁー。こういうクルマを増車できる財力欲しー。

 

試乗レポートは終わりです。

ここからは簡単にエクステリアとインテリアを見ていきましょう。

 

新型BRZ内外装レポート

ボディーカラーはWRブルーパール追加料金は無し

 

先代のイメージを踏襲しつつさらに色っぽさと先進感を増したデザインになりました。

初めて実物を見た感想としてはめちゃかっこいいと思います!

実物でを見るとやはり印象が変わりますね。STIのエアロも装着され、スパルタンな感じも良いなと思いましたが、個人的にはスッキリしたエアロ無しが好きな予感!

 

 

全幅は1,775㎜と1,800㎜以下をキープしています。

このデザインで全幅ですと中は狭いかな?と思いましたが、助手席との距離感もしっかりあって広々していました。

流石に後席は座れそうになかったです。

取材車両の6MTモデルにはオートハイビームの機能が付いていませんが、6ATには設定があります。

 

 

このサイドビュー最高にセクシーだよ。

リアのフェンダーラインと長いフロントノーズのバランスがめちゃくちゃ良い。

 

 

サイドのエアアウトレットもしっかり機能したパーツとなっています!

整流パーツがダミーじゃないの嬉しい!

 

 

このリアフェンダーでご飯3杯はお替りできますね!

ドアに目立つキャラクターラインが無いのも美しさを感じさせてくれます。

 

 

Sはミシュランのパイロットスポーツ4を装着

輸入車メーカーもこぞって装着しているグリップ力と操安性に優れたパフォーマンスを発揮するタイヤです。

デメリットしててはロードノイズが大きくなったり、使用環境ではタイヤの減りが早いという事が言われています。

しかし、この乗り味を実現出来ているので完全にトレードオフ!

 

 

サイズは前後共に215/40R18でした!(大体FRとかMRだとリアタイヤの幅が大きくなったりします)

FRなのに前後でサイズが違わないのも嬉しいー。これは若い方のコスト的負担を軽くするという配慮もあるのではないでしょうか。

私のようなサラリーマンにも勿論嬉しい内容ですw

 

 

リアビューもめっちゃ良いっす♪

今回デザイン的にかなり工夫されているのはこのリアビューかな?と感じるほど迫力がありました!

テールランプのデザインはスバルの個性を残しつつ、86との共有を図っている感じ。

基本開発がスバルとの事なのでトヨタとスバルの良い関係性もこういう部分で垣間見ることが出来る気がします。

 

 

マフラーの迫力スゲー!

質感高い極太マフラーが標準。

リアデフューザーはオプションで約7万円位です。これは付けたくなる・・・

 

 

トランクリッドのダックテール形状も良いですね。

スポイラーなんて必要ない位につまみ上げられています。整流効果にも良さげですし。

 

 

走ってる姿を見てもこのテールのスパッとした存在感は走り去る余韻を美しいものにしてくれそう!

しかし、このフェンダーエロいぜ。全幅1,775㎜でこの抑揚はヤバいなー。国産スポーツカー凄い!

 

内装も簡単に見ていきましょう。

 

 

2ドアクーペなので長いドアですが操作感は意外と重くなく扱い易いです。

トリム上部はスエードで中央は合皮で処理され質感の高さを感じます。

Rはこの辺りが通常のジャージファブリックになるようです。

先代にあったドアグリップが無くなったのは少し残念かも。

 

 

ドアアームレストの合皮はRもSも共通質感!Rでもホント充分な感じです。

私が購入するなら多分Rにします。

サスのセッティングも同じみたいなので17インチで少し快適になるのも良いかも。

 

 

赤と黒で全体をコーディネートされたスポーツカーらしい内装♪

こういうクルマを一度は所有してみたいなー。

 

 

シートの質感はSがかなり良くなりそうですね♪パンチングスエードにスエード、合皮とマテリアル数も多くセンターの赤いラインがアクセントに。

良いボリューム感もあってRECAROじゃなくても充分だと感じました。先代GR86のRECAROシートも良かったのでその内採用された特別仕様車とかあるかもしれませんね!

この日は熱かったので背中が少し蒸れる感じはありました。

ファブリックシートの仕上がりが気になる所です。

 

 

 

メーターは液晶メーターが採用されています。

「BOXERメーター」というネーミングで7インチのTFTカラー液晶です。表示内容をトライする時間はなかったです。

 

 

ちょっと見辛いですが、オープニングはこんな感じ。

メーターバイザーがスエードなのもSのみの装備ですね。

 

 

 

この辺りまで撮影してタイムアップ!

シートヒーターのスイッチが見えてますが、これもSのみです。

レヴォーグのスイッチと同じだったので懐かしい気持ちになりましたw

 

 

次の試乗に向かう後ろ姿を見送り。またATモデルが試乗できるなら是非体験したいです。

6ATの制御もかなり優秀らしいですよ!

 

最後に

 

 

BRZはライトなスポーツカーのイメージを最高の形で具現化していると思いました♪

街乗りのちょっとした交差点、コーナーを存分に楽しめるクルマになっています。

力強い野性味もあるエンジンと上質感も感じさせてくれる足回り。

アクセルワークもピーキーにならずに扱い易さを持ち合わせています!

2.4ℓになった事で更にパワフルさを増しているのでアクセルの踏み応えにトルクの余裕感がある事を感じると言いますか。この感覚は取り付け剛性からも来るんですが、この感じだと高速も相当楽しいですよ!

スピードの出し過ぎに注意!

見積りも作成して貰ったので後日アップしますー。

ではまた!

 

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車両本体価格 S・6MT ¥3,267,000

駆動方式2WD/FR
トランスミッション6MT
車体サイズ㎜
全長・全幅・全高
4,265・1,775・1,310
ホイールベース2,575
車体重量kg1,270
タイヤ215/40R18
最低地上高130
サスペンション前/後ストラト式/ダブルウィッシュボーン
エンジン排気量ℓ2,387 NA
エンジン
最高出力PS最大トルクNm
235PS、250Nm
モーター
最高出力PS最大トルクNm
最小回転半径5.4
燃料タンク50
燃費WLTC km/ℓ11.9

 

 

 

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