【アウディA5クワトロ試乗レビュー】Part2動的質感編 期待していた走りを超えてくるか!?

アウディ A5 クーペ 動的質感レビュー!

 

今回はアウディ A5 クーペ クワトロ のレビュー2回目です。

Part2として 動的質感編をレビューしたいと思います。

今回の試乗車は 2.0 TFSI quattro sports というモデルです。

前回はエクステリアをレビューしました。

その記事がこちらです。※別ウィンドウで開きます

 

 

 

ではアウディ A5 クーペのスペックを確認します。

 

アウディ A5 スペック 一覧

 

クーペ クワトロ 2.0ℓターボエンジン

2018年7月現在

1,600回転から、370N・mのトルクを発生する2.0ℓターボエンジンはパワフルですね。

7速のSトロニックとの組み合わせはどんな感じでしょうか?

動的質感をレビューしますので、そちらも見て頂きたいと思います。

 

サスペンション形式ですが、ウィッシュボーン式とありますが、ダブルウィッシュボーン式と同じだそうです。

 

 

では動的質感のレビューに移りたいと思います。

 

アウディ A5 クーペ クワトロ 動的質感 レビュー

 

ドライブポジション

 

乗り込むためにドアノブに手をかけて引っ張ります。

するといままでにない感覚でドアノブが伸びましたww

 

 

ニュンと斜め上に伸びて開く感覚は初めてですww

クーペなのでドアはサッシュレスでした。ラグジュアリーでスポーティーですね。あとドアを開いた時の厚みにビックリですww

 

 

ドアが閉まる時の音の重厚感も良いですね。バジャンと鈍く低い音で閉まります。クーペのドアは長いのでそれも効いてそうです。

 

 

今回フロントシートの写真を撮り損ねました。申し訳ありません。かろうじて1番写ってるのがこの画像ですww

シートに座ってドライブポジションを合わせていきます。

レザーとファブリックのコンビネーションシートですが、シートの形状はとても良かったですね。

大きめのシートで肩の方までしっかりとホールドされる感じもありました。

しかしメイン部のファブリックが思ったより滑りましたね。ここは少し残念に感じたところです。

そしてここも少し残念だったのが思ったよりもアップライドな着座感でした。

 

 

足元はステンレスのスポーツペダルです。気になるペダルレイアウトは若干内よりかな?と感じましたが、気になるレベルでは無いですね。

アクセルペダルは吊り下げ式。

ドライブポジションは今まで乗った中ではやはりマツダが良いと思いますね。

 

動的質感

 

 

画像右上にあるエンジンスタートボタンを1回押して2.0ℓターボエンジンを始動します。

ドウウンという音とともにエンジンが始動すると、アイドリングの音は思ったより聞こえるなという印象です。

アウディだしもっと静かなのかと期待しすぎていたのもあるかもしれません。

絶対的には静かだと思います。

 

 

電子制御パーキングブレーキを解除して、ディーラー駐車場を出るためにゆっくりと走り始めます。

低速でのステアリングは軽めです。車速連動で重さが変わるのと、ドライブモードが5種類もありましてそれによっても少し変化しますとの事。

オート、コンフォート、ダイナミック、エフィエンシー、インディビジュアルの5種類ですが今回はオートと、ダイナミックしか試せませんでした。

 

 

まずはオートで片側1車線の道をゆっくり目のスピードで走っていきます。

ロードノイズは高めのコーという音が静かに入ってくる程度ですが、やはりアイドリング時同様エンジン音はなかなかの音量で聞こえてくる気がします。

 

 

乗っていていきなり気になったのが通常ニーパッド位置になる個所ですが、普通にプラスチックパーツになっていて少し膝を預けようものならかなり痛いです。

これは早めに改善した方が良いと思います。ドライバーズカーとしてはどうなのか?なぜここに考慮されなかったのか不思議です。

 

 

前から変わったシフト形状だと思っていましたが、コマンダーを操作するときのサポートとしてこの形だったのですねww

とても良い位置関係です。

 

 

交差点からバイパスに乗り換えて前が空いたので加速を試します。グオオオンという音とともにグイグイ加速します。

7速Sトロニックの変速ショックは最初の1速から2速での変速時に少し感じただけで、後はショックもなく軽々と加速します。

そして静かです。エンジン音は聞こえますが、風切音・ロードノイズは少し聞こえる程度です。

そこに高いボディー剛性と密閉感で外界と遮断されている感じが強いですね。

それでいてタイヤから伝わるロードインフォメーションははっきりしていて、サスペンションも良く動いているのがわかります。

基本的には少し硬めの乗り心地ですが、大きめの入力があるシーンでも収束が抜群に良いので嫌な感じは全くありません。

これは良い車だなぁ。運転の楽しさと、快適さが高バランスされています。

 

 

そして秀逸だと感じたのがブレーキのタッチですね。

踏んだ瞬間から力強く制動が始まりますが、カクンブレーキになりそうな雰囲気は微塵も感じません。これは素晴らしいブレーキングです。

 

 

車体撮影場所で撮影を済ませて、ディーラーへの帰路につきます。駐車場内で低速走行中にプレセンスシティが作動していて車両が近づくと警告してくれます。

安心感ありますね。

帰りもバイパスを流しながら少しハンドリングを確認します。ドライブモードをダイナミックに変更してスピードを上げていくとオートの時より少しステアリングが重くなったかな?くらいですが、ステアリングの座りが良くなりましたね。もともとオートは状況に応じて各ドライブモードをセレクトする機能の様ですので大差なかったのかもしれません。

 

 

旋回性能ですが、かなり俊敏に曲がれますね。四駆なのでどうしてもアンダーステア感があるかなと思っていましたが、全く皆無でしたww

少し前に試乗した三菱・エクリプスクロスも四駆でしたが良く曲がる車でした。

 

 

やはり乗り心地は硬めですが、フラット感もしっかりあってサスペンションの動きが体に伝わってくるような感覚になります。

入力があって少し車体が揺れても 伸びて、縮んで、収束する。という感じで、いつまでも揺すられるということがありませんね。うん、良いです。

ここまでくると残念なのが、着座位置のアップライド感です。もう少し下がってくれないかなww

 

 

アウディの代名詞ともなりつつあるバーチャルコックピットですが、やはり良いですねー。

とても見やすいのはもちろん。1度に表示できる情報量が多いですね。

しかも情報が沢山でもやかましく無いように配置されているので、目がチカチカしません。

逆にこのバーチャルコックピットに夢中になって危ないんじゃないか??と思いましたww

 

以上で動的質感のレビュー終わります。

 

アウディ A5 クーペ クワトロ 動的質感レビュー まとめ

 

A5 クーペの試乗レビューを見ていただきましたが、いかがでしたか。

 

期待通りのハンドリング性能と、乗り心地の高次元バランスを体感させてもらった試乗になりました

とても良い感じですが、乗り味としては少しうすめに感じますね。

7速のSトロニックと、パワフルな2.0ℓターボエンジンの相性もとても良く1,600回転から370N・mを発揮するのは伊達じゃないです。

しかも最高で252馬力です。車重もそこそこある車ですが重さは感じさせませんでした。

しかし、高めの着座感・ニーパッド問題は少し気になるネガな部分ですね。

高額な車ですし、ドライバーズカーであることを考えるとニーパッド問題などは購入意欲を下げる決定的な問題になり兼ねません。

ぜひ、改善を望みますね。

 

以上でアウディ A5 クーペ クワトロの動的質感レビューを終わります。

 

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

次回も読んでもらえると嬉しいです。

 

 

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