トヨタ カローラスポーツ 概要編!
2018.7.15更新
2018年デビューモデル
カローラスポーツのレビューをご覧になる前にこちらの概要編でカローラスポーツについて少し解説していきます。
カローラスポーツはクラウンとともにコネクテッドカー第一弾として発売されましたので、そのあたりを解説していますので、参考にしていただければと思います。
トヨタ カローラ・スポーツってどんなクルマ? コネクテッドカー や TNGA ついて説明
コネクテッドカーって?
カローラ・スポーツはクラウンとともにトヨタ初のコネクテッドカー(レクサスでは同等の機能が採用済み)として同日発売されました。
コネクテッドカーという言葉ですが何が出来るの?ってこと分からない人もいらしゃいますよね。
正直私もよく分かってなかったので少し調べました。
※間違っているかもしれませんので詳しくはディーラーで一応確認してくださいね。
まず、このコネクテッドカーの機能をフルに活用するためにもT-CONNECTナビという、対応したナビをディーラーオプションで設定する必要があります。
そのナビには7インチと9インチのタイプがあります。
で、私なりにですが、何が出来るのか簡単にまとめました。
まずは快適系のコネクト機能←※T-CONNECTナビが必要と思われる機能
①ステアリングの音声認識ボタンでオペレーターを呼び出し目的地を伝えて、その目的地をナビに反映してもらう。
→ 運転中も使えるので、自分でナビ操作したりしなくていいのが便利かもですね。
②T-CONNECTナビについている、ヘルプネットボタンを押すとオペレーターにつながり、位置情報も自動で送信される。
→ 緊急の体調不良等に対応してもらえる。またエアバック連動タイプの車両であれば万が一エアバックが作動した時、自動で専門オペレーターが対処してくれる。
③購入後、3年以内であれば地図の更新を無料でしてもらえる。
次にユーザー・車両安全系のコネクト機能←※どちらかというとこちらが良いなと思う機能
①車両盗難・ドアのこじ開けなどによりクルマのオートアラーム作動を検知した場合、メールや電話でお知らせする。
②鍵のかけ忘れや、ウィンドウの閉め忘れをスマホで確認できる。
③クルマが盗難されたら、オーナーの要望でオペレーターが追跡してくれる。
→警備員も要望に応じて派遣してくれる
④あらかじめセットしておくと、エンジンスタートや、ハイブリッドシステムが起動したら、メールで教えてくれる。(事前登録が必要)
⑤車の駐車位置をT-Connectスマホアプリの地図上で確認できる。
⑥見たこと無いアラーム等への対応や、メンテナンスに関しても案内してくれる。
調べて理解した限りでは大体このような感じになると思います。なかなか便利ではないでしょうか。
気になっている方は、もう一度言っておきますが、機能に関してはディーラーで再度確認してくださいね。
TNGAとは?
もう一つ重要だと思うのがカローラ・スポーツは「TNGA」が採用された車で、走りに関しても力の入った車であるということです。
「TNGA」は新型プリウスから採用が開始されトヨタ車の走りが良くなったと評価も高くなっています。
そもそも「TNGA」ってなんぞや?って普通の人は思いますよね?
簡単にTNGAについて触れておきます。
「Toyota New Global Architecture トヨタ ニュー グローバル アーキテクチャー」の略になります。
従来、車の骨格(プラットフォーム)は車がフルモデルチェンジするときにすべて新しくなるのではありませんでした。(もちろんすべてがそうではありませんが)
モデルチェンジ時に、もともとある設計に対して改良のアプローチを加えるというのが今までの常套手段でした。
今回トヨタが採用したTNGAはトヨタが理想とする設計思想を体現した全く新しいプラットフォームになり、従来比でボディー剛性等をアップするほか、様々な車種に対応できるものとして開発時間の短縮などを行い、開発費を低減するなどのメリットもあるとされています。
他社でいうとマツダのSKY-ACTIVEやスバルのSGP(スバルグローバルプラットフォーム)などと意味合いはほぼ同じです。
要は なるべく安く、運転の楽しい丈夫な車を、短い期間で作りましょう ということですね。
このようなトヨタ車変革のなかで現状一番最先端を走るのがカローラ・スポーツです。
良さそうな車に感じてきますねww
トヨタ カローラ・スポーツ スペック一覧
ハイブリッド と ターボガソリンで分けます。
1.8ℓNAエンジン+モーター ハイブリッド(WLTCモードの燃費値は代表値で記入)
1.2ℓターボエンジン(WLTCモードの燃費値は代表値で記入)
パワーユニットに関してはC-HRと同じです。
約40㎏ほどカローラ・スポーツの方が車重が軽いので走りも軽くなりますね。
ハイブリッドとターボでは馬力こそそんなに変わりませんが、トルクに関してはかなり差がありますので、スペックと燃費を見るとハイブリッドが良いと思います。
最小回転半径の5.1mも良いですね。取り回しが良いと運転も楽しくなります。最上グレードのZが付くグレードはタイヤが18インチになるので5.3mになります。
ではカローラ・スポーツのグレードと価格を確認します。
トヨタ カローラ・スポーツ グレード一覧 ※気になるオプションも少し紹介
1.8ℓNAエンジン+モーター ハイブリッドモデル
※北海道地区の価格は除いています。
ハイブリッド FFのみ | ||
グレード | 駆動方式 | 価格(税込表示) |
HYBRID G”Z” | FF | ¥2,689,200 |
HYBRID G | FF | ¥2,527,200 |
HYBRID G”X” | FF | ¥2,419,200 |
1.2ℓターボエンジン モデル
※北海道地区の価格は除いています。
1.2ℓターボ FF / 4WD | ||
グレード | 駆動方式 | 価格(税込表示) |
G”Z” | FF | ¥2,419,200 |
G”Z” | 4WD | ¥2,613,600 |
G | FF | ¥2,257,200 |
G | 4WD | ¥2,451,600 |
G”X” | FF | ¥2,138,400 |
G”X” | 4WD | ¥2,332,800 |
4WDにすると約20万円アップしますね。
廉価グレードでターボのG”X”のFF車で¥2,138,400~です。
あまり拘りのない方で在ればこのグレードでも充分快適な装備が設定されているので問題ないかと思います。
1.2ℓターボ車は現在CVTのみですが、8月に国内トヨタでは初採用の iMT (インテリジェントマニュアルトランスミッション)搭載車も発売が控えているので楽しみですね。
AVSについて
メーカーオプションとして私が気になるのがAVS(Adaptive Variable Suspension system )アダプティブ・バリアブル・サスペンション・システムですね。
HYBRID G“Z”、G“Z”(2WD車)にドライブモードセレクト(5段階)とセットでメーカーオプション設定になっています。
こちらをつけると標準で3段階のドライブモードが5段階になり、サスペンションの特性も切り替えが出来て走りを楽しむことが出来そうだなと思っています。
でもこれをつけるには1番上のグレードを選択しないといけません。オプション価格は¥108,000税込となります。悩ましいww
AVSを設定した際のドライブモードの表を通常の表と合わせて載せておきます。
ドライブモードセレクトの制御
※メーカーHP引用
パワートレーン | ステアリング | エアコン | ||
3段階 | ECO | 穏やかな加速 | 標準状態 | 燃費優先 |
NORMAL | 標準状態 | |||
SPORT | 鋭い加速 | スポーツ制御 | 標準状態 |
パワートレーン | ステアリング | サスペンション | エアコン | ||
5段階 (AVS装着車) | ECO | 穏やかな加速 | 標準状態 | 燃費優先 | |
COMFORT | 標準状態 | 滑らかな乗り心地 | 標準状態 | ||
NORMAL | 標準状態 | ||||
SPORT S | 鋭い加速 | 標準状態 | |||
SPORT S + | 鋭い加速 | スポーツ制御 | 標準状態 |
今回試乗したグレードでも充分楽しい走りでしたので、付ける必要はないかもしれません。
これは男のロマン的な要素が強いですw
トヨタ カローラ・スポーツ ボディーカラーラインナップ
ボディーカラーは全部で8色展開です。
今回撮影させて頂いたホワイトパールクリスタルシャインとアティチュードブラックマイカもとても良いですね。
白と黒はテッパンカラーなので間違いないです。
あと一つ見てみたいのが、ブラッキッシュアゲハガラスフレークの実車が見てみたいですね。リアのコンビネーションランプと相性が良さそうだなと思います。
ではインテリアカラーを紹介していきます。
トヨタ カローラ・スポーツ インテリアカラーラインナップとオプション解説
各グレード毎に設定されている内装の仕様をまとめました。
グレード:HYBRID G”X” / G”X”
カラー:ブラック
シートマテリアル:ファブリック
シートタイプ:スポーティシート
グレード:HYBRID G / G
カラー:ブラック←今回の展示車の内装カラーです!
シートマテリアル:ファブリック
シートタイプ:スポーティシート
グレード:HYBRID G / G
カラー:サドルタン←今回の試乗車の内装カラーです!
シートマテリアル:本皮+メランジ調ファブリック←メーカーオプション(¥124,200)
シートタイプ:スポーティシート
グレード:HYBRID G”Z” / G”Z”
カラー:ブラック
シートマテリアル:ファブリック×レッドステッチ
シートタイプ:スポーツシート
グレード:HYBRID G”Z” / G”Z”
カラー:センシャルレッド
シートマテリアル:本皮+ウルトラスエード←メーカーオプション(¥175,500)※シートヒーター、電動ランバーサポート、運転席シートバックポケット含む
シートタイプ:スポーツシート
・グレードHYBRID G / Gまではスポーティシートですが、HYBRID G”Z” / G”Z”はスポーツシートになります。
・HYBRID G”Z” / G”Z”のブラック内装では単独でシートヒーターは装着できません。
・HYBRID G / Gの場合シートヒーターは別オプションで、¥16,200で装着可能です。
・HYBRID G / Gのメーターはアナログ+4.2インチインフォメーションディスプレイです。
※今回の試乗車のメーターです
・HYBRID G”Z” / G”Z”は7インチ大型液晶メーターになります。
この液晶メーターはきれいですね。先進感も少しあってこっちの方が良いなーと思わされます。
エクステリア・インテリアともに最上グレードはお買い得感が出るような設定になっていますね。そしてオプションの抱き合わせの種類も増えます。
トヨタさんは商売が上手いww私ならまんまとHYBRID G”Z”を購入してしまうと思いますw
概要編は以上です!
本編も是非ご覧になってみてください!