ホンダ新型アコードハイブリッド試乗レポート
新型のアコードハイブリッドに試乗させて頂きました!
新しいアコードのエクステリアがめっちゃかっこよくて気になってましたが、遂にしっかり見ることが出来て大満足w
試乗したクルマの外装画像が無いのでミニカーでw
今回試乗したのはプラチナホワイトパール×ブラック内装の車両でしたが、時間の関係で撮影NGでしたので近隣の別店舗にお邪魔して展示車クリスタルブラックパール×アイボリー内装を撮影させて頂きました。
車両本体価格はEX¥4,650,000。
寂しいのはグレードがこれだけ。ホンダさんクルマの売り方が気になるわ―。
乗った感じですが、新型アコードは特に静粛性が高く動的質感も洗練されてました!
しかし、内装のデザインやしつらえで気になる部分があったのでその辺りもレポートします。
先にお断りしておくと展示車は「アイボリーだから」という事だと思いますが、ビニール被っていましたので内装は見辛い感じになっています。
ご了承の上ご覧いただければ幸いです。
おはようございます☔
新型のアコードハイブリッド。
初めて実車見ましたけど、カッコイイですね!
かなり横幅大きい感じがしました!
後ろに違うカラー並んでましたが隠れて上手く入りませんw pic.twitter.com/IqOXt6atzG— UU (@WCLBlogAuthor) February 12, 2020
初めて実車見た時は、その迫力あるエクステリアに魅力を感じました!
ではドライブフィールからお伝えします。
ホンダ新型アコードハイブリッド ドライブフィール
ドライブポジション
運転席
フロントシートはサイド・座面共に程よくサポートしてくれました。
ランバーサポートも上下前後で調整可能になっているので、12wayパワーシートとなります。
腰の隙間も埋まるので着座感は良好。
気になるとすれば少しレザーが滑りそうな雰囲気があるような気がしました。
ペダルレイアウト
ペダルレイアウトも全く問題なし。
さすがに2018北米カーオブザイヤーを取っているだけの事はあり、足元が広々。
「体格の良い方が乗っても違和感のない造りになっているな」と感じます。
足元スペース自体と、この右側のスペースに余裕がありますね。
これは長距離運転等で地味に嬉しい感じになりそう。
センターコンソールのサイドもステッチ付合皮で処理されニーレストパッドも兼ねています。
私がそうだったんですが、人によっては黄色◎部分に膝が当たるという方がいらっしゃるかも。
そうすると結構、痛いですw
サイドの死角
Aピラーの付け根にサイドミラー、スピーカーも設置されており、死角は広めです。
試乗中はヒヤッとするシーンは無かったですが、この広さは所有していれば怖い時が必ず来る気がします。
ドライブセレクターについて
新型アコードハイブリッドは引き続きスイッチ式のドライブセレクターが設定されています。
同社インサイト、レジェンドでも採用されているものと同等ですね。
良く触る部分なので質感的には樹脂パーツで構成されていて普通の感じ。
ドライブボタンが一番押しやすい位置に配置されています。
こちらは押すことでドライブに入ります。
欲を言えば、この時の押し加減がもう少し躾がされていて欲しいなと感じました。
少し押した時のカチッと感が車格と合ってないかなと、個人的な感覚ですが。
バックに入れる時はRのスイッチを引くことでギアをチェンジ出来ます。
このセレクターは慣れるまでは見ないと操作出来ないので少しやり辛さを感じる方も多そうです。
※注
フォロワーさんの情報では同社ヴェゼルのPボタンを”押したつもり”でクルマをぶつけてしまった方もいらっしゃるようなのでブレーキのオートホールドは常にオンにしておいた方が良さそう。
予防措置になると思います。
電子パーキングブレーキ+オートホールドは装備されています。
あと、このセレクターの隣に縦配置でドリンクホルダーが設定されています。
背の高いペットボトル等置いていると操作時に手に触れて操作しにくいというシーンもあるかも?しれないですね。
ハイブリッドシステム起動
パワースイッチはステアリング右側。
初期のホンダのスタートスイッチは左に設定されていたんですが、最新モデルは右側が増えましたよね。
個人的には左側の方が好きです。
確かホンダも拘りをもって左側にしていたハズなんですが、方向性が変わったんでしょうね。
サンルーフは標準装備
システムが起動しますが車内は静か、エンジンはスタートせずに静寂した雰囲気が流れます。
最近はフィット、ヤリスとハイブリッドモデルに試乗させて貰ってましたが、どちらもエンジンがすぐ始動していたのでハイブリッドのこの静かなスタートは久しぶりです。
トヨタ・カムリに採用されている2.5ℓのハイブリッドシステムも静かで結構長くモーターで走れたものです。
「静かー」と思いながらステアリングに手を添えるとステアリングセンターの座りが良くどっしりとしたフィーリング。
シビックやオデッセイの座りとほぼ同等か、それより少し上な感じでドシッとしていて、上質な重厚感を感じました。
ハンドリング・ステアリングフィール
「これは良さそうだなぁ」と期待が高まる。
ディーラー駐車場を出るためにステアリングを左に切っていきます。
良い反力があり、ダイレクト感高い。
かと言ってクイックでもなく滑らかに車両が向きを変えていきます。
最小回転半径は5.7mとそこまで小さくは無いので、取り回しの良さを感じるまではいきません。
とは言え、そこがネガになるというよりは車格に応じた重厚感として捉えられる範囲に収まる印象でした。
内装の質感良いんですが、デザインがオーソドックスなのでトキメキは無かったです。
片側2車線の一般道に出て加速していきますが、かなりフラットな感覚で加速していきます。
加速する時に踏み込むとどうしても車両上屋が少なからず前後に動いてドライバーの頭も少し動くと思うんですけど、その動きが凄く小さいと言いましょうか。
必要以上に接地感を感じさせるものにはなってないんですが、しっかりと地面に貼りついた効果はドライバーに感じさせているフィーリングなんです。
まず、そのフラットで安定した車両の挙動に感心しました。
235/45R18という幅の広いタイヤの効果もあると思います。
さらに個人的に嬉しかったのがここからです。
アコードハイブリッド試乗しました!
静粛性はかなり高いですね。後席のドアはヒンジの剛性がフロントに比べてかなり弱いような感覚で締まりますね。
スイッチ式のシフトは慣れでなんとかなる操作感。
もう少し節度があっても良いかもという感じ。 pic.twitter.com/zi4DhCvTGz— UU (@WCLBlogAuthor) February 29, 2020
エンジン音がかなり抑えこまれている
ホンダのe-HEVは2モーターのハイブリッドシステムで先代アコードハイブリッドのi-MMDと基本的に同じシステムになっています。
先代や他のモデルの2モーターハイブリッドは回生電力を得るために運転中ちょっとしたアクセルワークの度にエンジン回転が上がる事があり、その音がブーーンと車内に響いて気になると感じていました。
新型のフィットでもその感覚がありましたが、今回のアコードハイブリッドでは見事にその音が抑え込まれていました。
他モデルと同じようにエンジンは回っているんですが、全く不快感を感じさせないレベルの少し高い音域の部分だけが伝わる程度。
今回のアコードハイブリッドの試乗で一番感動した部分かもしれません。
加速感
少し強めに加速を試していくと、グーンという小さい音で静かに加速していきます。
この車格で1,560㎏というスマートな車重ですが、そこまで速い感じはしませんでした。
街乗りの短いコースだったのでドライブモード(COMFORT、NORMAL、SPORT)も試せてませんが、モードをSPORTにすれば鋭い加速になると思います。
アダプティブダンパーも搭載してるので、もし機会があればドライブモード試して性格がどれ位変わるのか試したい。
6ライトウィンドウで後方視界も良好
ロードノイズ
ロードノイズもかなり静か、荒れた路面では小さいグー位な感じで聞こえてくる程度でした。
インサイトもかなりの静粛性の高さでしたが、しっかりとその上を行くレベル。
アクティブノイズコントロールのイメージ
新型アコードハイブリッドは「アクティブノイズコントロール」や「ノイズリデューシングアルミホイール」等の静粛性を高める装備が満載。
そしてセダンというボディー形状が静粛性を高めているようです。
惜しいのが内装の質感というか密度感、マテリアル自体の本質的な部分に今一歩な部分を感じてしまって世界観が損なわれる感じ。
この辺りがブラッシュアップされると一気にトップに躍り出る位の上質なクルマになる予感です。
質感悪いわけではなくむしろ良いんですけど、何かホンモノ感に欠けるというか。
表現難しい。
乗り心地
乗り心地も良かったです。
冒頭でも触れましたが、新型アコードハイブリッドは特にフロントのダンパーの動きが良くフラット感が強いです。
少し凹凸のある路面を通過したときに、フロントでは少しノイズが大きくなる程度で車両に振動は無いのですが、その個所をリアタイヤが通過すると少し振動とノイズが大きめになるのが分かりました。
この感触が分かるって結構すごい事だなと思っていて、ここまでインフォメーションがドライバーにクリアに伝わってくるってなかなかないと思います。
タイヤが馴染んでくるともっと当たりがまろやかになって気にならなくなりそう。
ブレーキタッチも2モーターのストロングハイブリッドとしては非常に扱いやすいブレーキフィールでした。
回生ブレーキの影響で初期制動は若干強めにはかかりますが、ブレーキペダルの剛性感も相まって扱い易い範囲内だと感じます。
それにしても新型アコードハイブリッド、動的質感はかなりレベル高い!
ドライブフィールは以上です。
アコードハイブリッド EX スペック一覧
駆動方式 | 2WD/FF | |
トランスミッション | 電気式無段変速機 | |
ボディーサイズ | 全長4,900×全幅1,860×全高1,420 | |
車体重量 | 1,560㎏ | |
ホイールベース | 2,830㎜ | |
WLTCモード燃費 | 22.8km/L レギュラー | |
最低地上高 | 130㎜ | |
サスペンション 前/後 | マクファーソン / マルチリンク | |
総排気量 | 1,993cc | |
燃料タンク容量 | 48ℓ | |
エンジン最高出力 | 145PS 6,200rpm | |
エンジン最大トルク | 175N・m 3,500rpm | |
モーター最高出力 | 184PS 5,000rpm | |
モーター最大トルク | 315N・m 0-2,000rpm | |
最小回転半径 | 5.7m |
では内外装を簡単にレポートしていきます。
新型アコードハイブリッド エクステリアレポート
フロント
アコードハイブリッドは北米で既にデビューして2年程経過しています。
デザインはジュエルアイのヘッドライトやソリッドウィングフェイスが採用された最近のデザインフィロソフィーで構成。
パッと見でカッコいいなと思わせるデザインは同社・シビックとも通じるところを感じますが、アコードはより洗練された雰囲気。
全幅は1,860㎜でがっつりEセグメントサイズですね。
このサイズ感になってくるとちょいちょい取り回しで苦労するシーンが出てくる印象です。
LEDヘッドライトはオートハイビームまでの機能。
車両価格が465万円もしますから、さすがにALH(アダプティブLEDヘッドライト)の機能は欲しいところ。
しかし、ジュエルアイカッコいいですよねー。
このヘッドライトは暗闇でかなりの存在感を放ちます。
エンジンルーム汚れておる。
ドライブフィールでもお伝えしましたが、アコードは2モーターハイブリッド搭載。
以前はi-MMDでしたが、e-HEVと新しいシステム名が付きました。
基本的な機構は同じだそうです。
ちゃんとボンネットダンパーの設定はあるので開閉は楽に出来ました。
※ポップアップフードシステムもアリ。
※歩行者との衝突を検知するとボンネットフードの後方を持ち上げて頭部への衝撃を緩和させる
サイド
新型のアコードで大きく変わったのが、サイドビュー。
特にルーフからトランクエンドまでゆったりと下って行くラインがキレイに出来てます。
流行のファストバックに近いフォルム。
全長は4,900㎜で先代から45㎜短縮されています。
2,830㎜のロングホイールベース。
フロントのオーバーハングがFFセダンとしては短く出来てて、スタイリングの良さに効いてますね!
アウタードアハンドルにウェルカムライト機能が設定されています。
スマートキーを持って近づくとライトが点灯してドライバーを迎えてくれる嬉しい機能ですね。
風洞には効いてるみたいです。
タイヤは前後ともに235/45R18を履いています。
ブリジストンの「REGNO」でした。
アルミはホンダらしい手裏剣デザイン、個人的にはギリギリでアリ。
新型アコードのホイールはロードノイズを打ち消す「ノイズリデューシングアルミホイール」が採用されています。
他のホンダのモデルでもちょこちょこ採用のある機能です。
実際そうなので仕方ないですが、アルミのデザインと言い、設計年次の古さを所々で感じる仕上がり。
この角度から見るとかなりファストバックに見えます。
この角度だと、ぎりぎりノッチバックセダンかな?
プロポーションもかなり良いですよね。
ここでちょっと残念だったポイントが2点程。
後席ドアの開閉フィール
フォロワーさんからの依頼もあった後席ドアの開閉フィールを確認しました。
確かに後席のドアはフロントドアの開閉感と比べると剛性が乏しく感じます。
展示車はウィンドウガラスが開いた状態、試乗車は閉まった状態どちらともで確認しましたが差が大きく感じます。
特に窓が開いた状態だと顕著だと思いました。
フューエルリッド裏
フューエルリッドの裏が鉄板むき出し (^_^;)
高額車両―。
こういう細かいとこ質感確保しといて欲しいです。
リア
サイドのハリのあるプレスラインがリアのコンビランプまで繋がって緊張感のある造形になってます。
ショルダーラインも造ってあり、ローワイド感を表現。
フロントもリアもライトユニット自体が大きくて存在感が高いですね。
ロアバンパーにもメッキパーツが、クリスタルブラックパールだとより映えますね。
メッキの主張は好みが割れる部分ですが。
マフラーは右側に隠されて配置されています。
かなり径が太かったですが、社外品のフィニッシャーとか設定されるでしょうか。
トランクルーム
ついでにトランクルームも紹介します。
トランクリッドは軽い開閉感、割と勢いよく開いたのでもう少し重厚感が欲しい感じはしました。
トランクルームは通常で573ℓの大容量。
横幅がかなり広く、長い大きなものも入りそう♪
バッテリーをリアシート下に配置することでこの容量が実現出来ています。
床下はこんな感じです。
工具とパンク修理キットですね。
リアシートのロック解除は右に配置された、このレバーで。
リアシートは一枚タイプで、レバーを引いて後席側に回って自分で倒さないといけません。
トランクスルーも可能になっています。
セダンの強み環状骨格がしっかりと。
あの静粛性の高さにも大きく影響していると思います。
倒したシートの角度はこれ位。
さすがに車中泊は厳しいですかねー。
ではインテリアに移ります。
新型アコードハイブリッド インテリアレポート
フロントドア
運転席側はビニール被ってたので助手席側です。
冒頭でも書いてますが、質感は良いんです。
「真面目に作ってあるな」と感じるんですけど「わぁー♡」ってならないっていうか。
ちょいちょいチープな部分を感じてしまうポイントの影響でしょうか。
例えば、
インナードアハンドルとメッキパーツのチリ合わせ
インナードアハンドルとメッキパーツのこの段差ですが、画像だと大した事なさそうに見えます。
でも意外と実車見ると分かるんです。
上のドアの全体写真撮ってる時に既に気付くくらいに。
あとウィンドウスイッチパネルのプラスチッキー感。
ドライブセレクター周辺のマテリアルと同じでシボパターンも揃えてあるんですが、微妙にチープな光沢を放つので質感高い周りのパーツから浮いて見えます。
細かい粗探しみたいになってますが、乗りだし500万円位の高額セダンに求められるのってそういう「世界観」だと思います。
質感の高さも重要なんですが、マテリアルの使い方、カラーバランス、チリ合わせや密度感等、そういったものを成立させないとこのセグメントは厳しいんだろうと感じています。
前席空間
乗り込んで行きますが、アイボリー内装は明るくて良いですね!
この他ブラック内装もセレクト出来ます。
ステアリング周辺
ステアリングは高触感皮で肌触りの良いものになってました。
ステアリングスイッチのこの箇所のみメクラ。
ステアリングヒーターの装備が無いのは少し残念かなぁ。
新型フィットのLUXEという上級グレードで設定できるので、アコードで装備が無いのは?となりそう。
設計の古さでヒエラルキーの逆転が発生してしまってます。
ヘッドアップディスプレイ
ヘッドアップディスプレイも装備されていました。
https://www.honda.co.jp/ACCORD/
このように速度や交通標識の表示が可能になっています。
メーター
メーターは右の速度計はアナログ左は液晶モニターになっています。
エナジーフロー等、表示内容は新型フィットにも流用されているものですね。
ヘッドアップディスプレイの表示はめっちゃ見やすい!ってまでは行かなくてもう少し大きく表示されても良いかな、と感じます。
HUDに関してはマツダのが見易い印象です。
前席前景
オーソドックスなデザインでインパネの質感も良かったです。
ドアトリムと同じように心動くような衝撃はありません。(しつこくてすいません)
ポイント毎に見ていきます。
オーバーヘッドコンソール
サングラスホルダーとサンルーフ開閉スイッチが配置。
新型アコードハイブリッドは新型フィットから採用が始まったコネクト機能は搭載されていないのでSOSコール等のスイッチはナシ。
サンルーフを見上げるとこんな感じです。
前席の乗員頭上までをカバーしています。
センターパネル
センターパネルは結構大きいのですが、表示は8インチなので勿体ない感じはします。
9.2とかくらいまでは行けそうな。
こちらのナビはApple CarPlay・Android Autoに対応しています。
ホンダさんのナビは操作系が単純で私もN-ONEでギャザズのナビ使ってますが、使いやすくて好きです。
アンドロイドとの互換性も悪くないですし。
エアコンパネル
センターパネルの下に「ゼルコバウッド調」のオーナメントパネル。
この木目調パネル、良く出来てました。
先入観なく見れば本杢だと思ってしまいます。
アナログスイッチの操作もカチっと決まって節度感ありました。
新型アコードのエアコンは変わった機能が搭載されてます。
日射の方向や強さを判断して、温度や風量を左右独立して自動制御するGPS制御偏日射コントロール式。
片側だけ陽が当たり続ける時などでも、快適さをもたらします。
これに加えてプラズマクラスターも設定。
センターコンソール周辺
置くだけ充電
コンソールポケットにメディア入力に対応したUSBスロットとアクセサリーソケット、置くだけ充電”Qi(チー)規格対応”が設定されています。
このポケットの蓋の開閉感が重厚感あって良かったです!
その後方にドライブセレクターと縦方向にドリンクホルダーです。
ドリンクホルダーは横に並んだ方が使い易いかなと思ってますが、ドライブセレクターがあるので仕方無いですね。
アームレストコンソール
ビニール!
アームレストコンソールの蓋を開けるとトレーとなかなか広めの収納です。
収納内部の防音処理(起毛)はなし。
こちらにもUSBスロットが1口設定されています。
助手席側
グローブボックス
グローブボックス内に起毛処理はありませんでした。
ちょっと残念ではありますが、レクサスでも割り切ってる部分なので仕方無いかも。
前席は以上です。
後席ドア
後席ドアも質感の割り切りはなく上質感はあります。
リアシートヒーターは3段階温度調整
ウィンドウスイッチパネルにリアシートヒーターのスイッチが配置されていました。
ここの質感の考え方はホンダとアウディが似てる感じがあります。
後席用のサンシェードも設定されています。
これは嬉しい装備ですよね。
後席に人が乗ることを前提とした快適装備。
後席の居住空間も広々。
サンルーフの感じです。
身長175センチの私のドラポジに合わせて膝前空間はこれ位、充分な広さが確保されています。
シートの下に足も入るのでリラックスできる感じでした。
センタートンネルの張り出しはこれ位なので5人乗りでも無理なくこなせそうです。
リアのベンチレーションと後席用のUSBスロット。
後席の快適装備も文句ナシ。
手が触れる部分は徹底して樹脂パネルが使用されていますね。
後席用のドリンクホルダー付アームレストはロングサイズ。
結構重たくてドスンと落ちて来るので、ちょっと支える感じでしたw
トランクスルーも出来るので長尺物への対応も可能。
穴が小さいので、細いものじゃないとムリですね。
長くなりましたが以上です!
最後に
新型アコードハイブリッドに試乗させて頂きました。
動的質感はかなりレベルが高いと思いました。
このクラスのセダンに求められる走りと静粛性がしっかりと造り込まれているな、と感じます。
価格が乗りだし500万円に迫るので輸入車と競合となると、レポートしたように「世界観」の表現がもう少しあると負けないクルマになるのでは。
細かいチリとウィンドウスイッチパネルのマテリアル変更で密度感はグッと引き上げられる気がします。
何か足りない気がして「凄く勿体ないな」と思ってしまうんですよね。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
次回もチェックして貰えると嬉しいです。
アコードハイブリッドの公式HPです。
Hondaのセダン、ACCORD(アコード)の公式サイト。タイプ、価格、燃費、デザイン、性能・安全、機能・装備などをご紹…