フォルクスワーゲン・ティグアン新型の価格・3パターンの見積もり紹介
どうもUUです。
2021.5.12にマイナーチェンジが発表・発売されたフォルクスワーゲン・ティグアンを取材・見積もりを作成頂いたのでご報告です。
新型のゴルフ8が一番先に先行受注が始まり、その後パサートシリーズのマイナーが発売、そして今回のティグアンと、微妙な違和感は感じております(^_^;)
まぁメーカー側の事情も大いにあると思いますので、ティグアンの商品改良内容・見積もりを紹介しますので参考にして頂ければと思います。
・ボディーカラー
・メーカーオプションの内容・価格
・3つの見積もり
このようになっています。
装備関係の細かい部分はしっかりと抑えきれていないので分かる範囲でお伝えしていきますね。
今回の目玉としては、国内に初めてティグアンのRが設定されるということ。
その見積もりも頂いて来たのですが、さすがの金額になりました!
今回は、取材時に撮影させていただいた、改良モデルのFIRSTEDITION(ファーストエディション)というグレードの内外装画像を掲載していきますね。
改良前のティグアンTDIハイラインに試乗した時の記事がありますので改良前のデザインが確認したい方は良かったら読んでみて下さい。
FWティグアン TDI 試乗レビュー!~見積もりの紹介もあります~ フォルクスワーゲン・ティグアンの※TDI ハイラインに試乗させてもらいました!※TDIはディーゼルエンジン[…]
改良後ティグアン・パワートレーンは?
改良前は
1.4ℓガソリンターボ×6速DSG
2.0ℓディーゼルターボ×7速DSG
という組み合わせでした。
改良後は
1.5ℓガソリンターボ(1.5TSI)×7速DSG
2.0ℓガソリンターボ(2.0TSI)×7速DSG
に変更されます。
この2.0ℓガソリンターボは勿論!R専用のエンジンとなっています♪
ここで気になるのが2.0ℓのディーゼルターボモデルが無い!と言う事ですが、どうやら燃費規制に対応できずに導入出来ていないようです。
改良前も売れ筋はディーゼルのTDIモデルだったはずですので、今後導入されるかも?しれません。
しかし、先日改良されたパサートではTDIモデルが入ってるんですよね・・・なぜ?
パサートも7速DSGが採用されましたが、ティグアンのその他の改良内容もそれに順じた内容となっているようです。
あと、ゴルフ8の様にマイルドハイブリッドの採用はありません。これがゴルフ8の導入を伸ばしている理由かも?とか妄想。
では改良後のエンジンスペックはどうなるのか。
改良後のエンジンスペック
1.5TSI | 150PS 250Nm |
2.0TSI | 320PS 420Nm |
1.5TSIに関しては改良前の1.4TSIと最大スペックは同じですね。
R専用の2.0TSIの320PS、420Nmは凄まじいスペックとなっています(@_@)
4MOTION(フルタイム4駆)になるのも現状ではRのみです。
どんな走りになるのか、試乗してみたいですがさすがに新潟でRの試乗車は厳しいかな。
ちなみにボディーサイズは大きく変更はありません。
改良後ティグアンのボディサイズ
新型ティグアンのボディサイズは
全長4,515㎜、全幅1,840㎜、全高1,675㎜、ホイールベース2,675㎜。
改良前のサイズと違うのは全長のみでプラス15㎜伸びただけですね。
新型ティグアンのグレード・価格
新型ティグアンは初期導入(今回の取材グレード)のファーストエディション含めて5つのグレードから構成されます。
グレードの構成がティグアンも変わりました。
ベースグレードがACTIVE(以前のコンフォートライン)となり中間グレードがELEGANCE(以前のハイライン)、スポーティなモデルがR-Lineという感じですね。
ではベースグレードから順に見ていきましょう。
R以外は1.5TSI搭載で駆動方式はFFとなります。
★マークは見積もり作成グレード
1.5TSI ACTIVE ¥4,079,000
1.5TSI ELEGANCE ¥4,839,000
★1.5TSI FIRSTEDITION ¥5,249,000
★1.5TSI R-Line ¥5,039,000
★2.0TSI R ¥6,849,000
このようになります。
いやー、Rの680万円はやはりと言うか、かなりの金額ですね(^_^;)
400万円~680万円という価格帯。
しかし、改良前の2.0ℓディーゼルターボのTDIハイライン4MOTIONで約490万円だったんですよ。
それ考えると1.5ガソリンターボのTSIエレガンスのFFで480万円はちょっとお高い印象。
FIRSTEDITIONですが、このグレードはELEGANCEをベースとしたものになっていて、ELEGANCEの装備に●レザーシート●パワーシート(ランバー)●19インチアルミホイール・タイヤを追加した内容です。
ACTIVE以外のグレードは9.2インチのナビやデジタルメーターが標準でETCも搭載されています。
変わった点としては、グローブボックスにDVDディスクが無くなり、ETCのみとなりました。
後は、パサート同様にレベル2相当の安全装備や、タッチ操作タイプのエアコンパネル等が内装関係では大きな変更点ですね。
フロント・リアのライトもより先進感が増しまして、IQライト(マトリクスLEDヘッドライト)やシーケンシャルウィンカー等が採用されています。
続いて改良後のボディーカラーや内装カラーの組み合わせを見ていきます。
新型ティグアン ボディーカラーラインナップ
改良後のティグアンはR・FIRSTEDITION専用カラーを含めた8色展開となっています。
ピュアホワイト(FIRSTEDITION選択不可)
ドルフィングレーメタリック NEW
ナイトシェードブルー NEW
ジンジャーブラウン(FIRSTEDITION専用)
ディープブラックパール
オリックスホワイトマザーパールエフェクト¥66,000
ラピスブルー(R専用)¥33,000
キングズレッドメタリック¥33,000(R選択不可) NEW
3色新色が追加されていまして、ドルフィングレーは新型ゴルフ8でも設定がありますね。
有償カラーはオリックスホワイトマザーパールエフェクト¥66,000となっていますが、他にも追加料金が発生するモデルはあるかもしれません。
今回取材させて頂いたFIRST EDITION専用カラーのジンジャーブラウンですが、相当良き色でした!
内装のシエナブラウンと相まって、お洒落なSUVに仕上がっております。
何かこの色ですと個人的な感覚ではありますが、ガソリンではなくディーゼルなイメージなんですよねw
ブラウンカラーになる事でどこかアメリカンな雰囲気も合わさって、雰囲気のある見た目。
FIRST EDITIONということだけあり、改良後の初期導入設定かもしれないので、もし購入検討されている方は選択肢に入れてみても良いかもしれません。
新型ティグアン グレード別 シートカラー・マテリアル
新型ティグアンの内装やシートカラー、マテリアルの組み合わせをグレード毎に記載します。
FIRST EDITIONは専用のノワセット(ブラウン)/チタンブラック内装! |
ACTIVE 内装カラー
車両本体価格¥4,079,000
内装・シートカラー | アンスラサイト/チタンブラック |
シートマテリアル | ファブリック |
シート形状 | コンフォートシート |
調整 | マニュアル |
ルーフライニングカラー | グレー |
ELEGANCE 内装カラー
車両本体価格¥4,839,000
内装・シートカラー | チタンブラック |
シートマテリアル | マイクロフリース オプションでレザー設定有 |
シート形状 | トップコンフォート |
調整 | マニュアル |
ルーフライニングカラー | グレー |
FIRST EDITION 内装カラー
車両本体価格¥5,249,000
内装・シートカラー | ノワセット/チタンブラック |
シートマテリアル | レザー |
シート形状 | トップコンフォートシート |
調整 | パワー |
ルーフライニングカラー | グレー |
R-Line 内装カラー
車両本体価格¥5,039,000
内装・シートカラー | グレー/チタンブラック |
シートマテリアル | 専用ファブリック オプションでレザー設定有 |
シート形状 | トップコンフォートシート |
調整 | マニュアル オプションでパワー設定有 |
ルーフライニングカラー | ブラック |
R 内装カラー
車両本体価格¥6,849,000
内装・シートカラー | チタンブラック/ブルーブラック |
シートマテリアル | 専用ナッパレザー |
シート形状 | トップコンフォートシート |
調整 | パワー |
ルーフライニングカラー | ブラック |
内装の組み合わせはこのようになります。
ポイントとしては
●シート形状はACTIVEのみコンフォートシートで、他はトップコンフォートシート
●レザー・パワーシート・シートヒーターはACTIVE以外で設定可能
●Rのシートが他と同じトップコンフォートなのが気になる
ですね。
ACTIVEがシート形状が違うのは良いとして、RのシートがFIRST EDITIONやR-Lineと同じ形状なのが気になるんです。(こちらは公式情報確認次第訂正致します)
https://www.netcarshow.com/ |
海外の仕様ですと、このバケットシートになってるんですよね。
個人的にはRのシートならこっちの方が良いなぁと思っています。
しかし、トップコンフォートでナッパレザーと言う事は
このシート形状でナッパレザーになる可能性が高いという事なんでしょうね・・・
ちょっと残念感。
では、各グレードのオプション、簡単な装備差、の紹介。
新型ティグアン グレード別オプション、装備差
注・・・パッケージオプション下の( )の内容は内容に漏れがあるかもしれません
グレード別でセレクト出来るオプションの紹介もしていきます。
装備差については細かい内容はあまり抑えれておらずですが、分かる範囲で記載していきますね。
ACTIVE(アクティブ)
車両本体価格¥4,079,000
アルミホイール・タイヤ 215/65R17
●DiscoverProパッケージ ¥154,000
(ナビ、スマホ連動、ETC等)
ACTIVEはナビがオプション扱いですが、基本的な安全装備は付いているようです。
しかし、ALHやヘッドアップディスプレイ等の先進装備は設定が無いので注意が必要です。
ELEGANCE(エレガンス)
車両本体価格¥4,839,000
アルミホイール・タイヤ 235/55R18
●レザーシートパッケージ ¥286,000
(パワーシート、シートヒーター、レザーシート)
このグレードから欲しい装備はほぼ付いてきます。
インテリアアンビエントライト30色もこのグレードから標準です。
オプションにもあるようにレザーシートパッケージを付けるとファーストエディションに近い状態になりますが、アルミホイールは19インチにはなりません。
FIRST EDITION(ファーストエディション)
内装のオーナメントも木目調フィルムに |
車両本体価格¥5,249,000
アルミホイール・タイヤ 235/50R19
●ラグジュアリーパッケージ ¥253,000
(プレミアムサウンド”Harmankardon”、パノラマルーフ)
内装のところでも書きましたが、このグレードのみブラウンの内装カラーになります。
このグレードからパノラマルーフとプレミアムサウンドが選択可能に。
”Harmankardon”のサウンドシステムは9つのスピーカーで構成、16チャンネルで480ワットとなっています。
R-Line(Rライン)
車両本体価格¥5,039,000
アルミホイール・タイヤ 255/45R19
●レザーシートパッケージ ¥319,000
(パワーシート、シートヒーター、レザーシート)
●ラグジュアリーパッケージ ¥253,000
(プレミアムサウンド”Harmankardon”、パノラマルーフ)
●DCCパッケージ ¥220,000
(アダプティブシャシーコントロール”DCC”、20インチアルミ)
このR-Lineから電子制御サスペンションのDCCがセレクト可能に。
また同じ19インチでもタイヤの幅が255にアップします。
ELEGANNCEの装備にに追加して、
・専用内外装
・アルミ調ペダルクラスター 等の装備が追加・変更されます。
FFなので、ドライブモードのダイヤルがないよ(4WDの場合はシフトレバーの後ろに付いてた) |
R
アルミホイール・タイヤ 255/35R21
車両本体価格¥6,849,000
Rはメーカーオプションは設定がなく、全部付の状態。
R-Lineから追加される装備として、
・プログレッシブステアリング
・専用ナッパレザーシート、内外装デザイン
・ブルーブレーキキャリパー
・DCC(電子制御サスペンション) 等が追加されます。
https://www.netcarshow.com/
|
RになるとドライブモードにRACEモードも追加になります。
フォルクスワーゲンのRモデルは一度も試乗した事がないので、体感してみたい。
では、最後に見積もりです。
新型ティグアン 3パターンの見積もり
冒頭でも書いてますが、見積もりは ★FIRST EDITION ★R-Line ★R の3パターンを作成して貰っています。
順に見ていきましょう。
FIRST EDITIONの見積もり
ELEGANCEにレザーシートや19インチが追加。
専用のジンジャーブラウンのボディカラーやノワセット内装が雰囲気の良い比較的お得感が与えられたモデルです。
車両本体価格は¥5,249,000
メーカ―オプションは無しにしてありますので、サンルーフ、プレミアムサウンドは付いてません。
ボディーカラーはオリックスホワイトマザーパールエフェクト¥66,000になります。
無償のピュアホワイトはこのグレードでは選択できないようです。
支払総額 ¥5,795,480!!
おぉ、結構高くないっすか。
装備が充実していますが、FFで1.5ガソリンターボと考えると結構強気な価格設定に感じます。
ディーラーオプションは
・フロアマットテキスタイル ¥33,000
・ETCセットアップ ¥3,300
をセレクトで他の見積もりも同じ内容です。
あと、ディーラーのメンテナンスパック約19万円が付いてるので実質は約560万円位ですが、それでも高く感じます(^_^;)
参考程度の分割シミュレーションですが、頭金約100万円で3年残価設定(48%)ですと月々の支払額が¥39,500。
ボーナスの追加額¥241,000!私は無理なので月々の支払額はもっと増えそうー。
続いてR-Lineです。
R-Lineの見積もり
このモデルからDCC(電子制御サス)がMOPで設定出来ます。
専用の内外装で都会的なイメージになりますね。
車両本体価格は¥5,039,000
このグレードもMOPを付けていなので、パワーシートになってません。
ボディーカラーは無償のピュアホワイト。
支払総額 ¥5,514,980!!
FIRST EDITIONよりもお安くなっていますが、装備が少し落ちます。
あと、R-Lineを購入するならDCC(電子制御サス)をセレクトしたいのでプラス22万円となるとFIRST EDITIONと価格差は無くなります。
このセグメントであればパワーシートも欲しい所ではありますが、FFの1.5ガソリンターボSUVに600万円・・・なかなか難しい判断を迫られるなぁ。
分割シミュレーションですが、頭金約100万円で3年残価設定(48%)ですと月々の支払額が¥37,400。
ボーナスの追加額は¥229,000となります。
分割手数料が2.88%はプジョーの0%を見てるとインパクトがデカいんです(^_^;)
最後に今回の一番の注目かもしれない?Rの見積もりです。
新型ティグアン R 見積もり
ティグアンの中でも最強の走行性能を与えられたRです。
専用の内外装、ドライブモード、21インチアルミ等特別感はたっぷりですね。
車両本体価格¥6,849,000は高額ですが、走りに納得できれば買いでしょうか?
支払総額 ¥7,360,370!!
一気に700万円の大台を突破!
もし、新潟でR購入されて私に乗っても良いよと仰って下さる方はコメント、ツイッターの方にでもお声かけお願いいたします。
これは一度体感させて頂きたい。興味津々。
こちらも3年残価、ボーナス月の加算額¥311,000で月々¥50,600ですね。
残価は他のモデルと同じく48%。
Rなので少し高くなるのかと思いましたが、違いますね。
以上です。
走りを体感してみてからまたはっきりとお奨めグレードは決めたいですが、
見積り作成して貰っての所見としてお薦めするなら「ELEGANCE」でしょうか。
レザー・パワーシートも設定できますし、欲しい安全・先進装備も付いてきます。
FIRST EDITIONも良いのですが、19インチアルミ欲しい人と要らないかたで意見も分かれそうですし、改良前に対しての値上がりも考慮するとELEGANCEが良いかな?いう印象です。
また試乗が出来ましたら、こちらでもご報告したいと思います。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。