レクサス UX200 ”F SPORT・version L”エクステリア・動的質感レビュー!
2018.12.2更新
2008年デビューモデル
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今回は初めてレクサスの試乗に行ってきました。
明日は初レクサス行ってきます!
この記事見たら、どうしてもES見たくなっちゃったwww
こんな記事を僕も書きたい😄https://t.co/R3qk2RCQ2C
— UU (@WCLBlogAuthor) 2018年11月30日
もともと同社ESに試乗させてもらう予定で行ったのですが、ESの試乗後UXも乗れるとのことで、私が物欲しげに見ていたので気を使っていただいたのでしょうか。
営業さんから「試乗してください」と言って頂けて、有り難く試乗してきましたww
次はスバルのXVハイブリッドのレビューをしようと思っていましたが、このUX200に関してはまだあまり試乗ブログもあがっていなそうなので、急遽先にアップさせて頂きます。
UXは今回試乗した、UX200(2.0ガソリン)とUX250h(2.0ハイブリッド)の2種類のパワートレーンが採用されていますが、どちらも新しいパワートレーンの組み合わせになっています。
特に今回試乗したUX200はDirectShift-CVTというトランスミッションが初採用され気になっていたので、250hハイブリッドの試乗車もあったのですが、ガソリンモデルのUX200を選択して試乗させていただきました。
では試乗レビューに移る前にUXとESの見積もりを頂いてきたので今回はUXの見積もりを掲載しときます。
ESは近日中に更新しますのでそちらで確認して頂ければと思います。
レクサス UX200 ”F SPORT”を見積もりしてもらった
今回初めてレクサスのディーラーに行ったわけですが、ドイツ御三家よりも一番レクサスが入るのに抵抗がありましたww
ちょっと冷たい印象というか、勝手なイメージですけどリッチじゃない人は来ないで的な?
しかし、今回訪問してその変な印象は吹き飛びましたねw
ものすごく親切で話しやすい営業さんでしたし、他のスタッフの方も親切でした!
営業のTさん本当にありがとうございました。
これからもお世話になりますww(他にも乗りたいのあるんだ)
話がそれましたが、UX200のFSPORTの見積もりがこちらです!
コミコミで¥5,099,638です!
装備品に関しては営業さんにお任せしています。
選択されたオプションが
メーカーオプション
・カラーヘッドアップディスプレイ¥86,400
・三眼LEDヘッドランプ&LEDフロントターンシグナルランプ¥162,000
・ブラインドスポットモニター¥64,800
ディーラーオプション
・フロアマット F SPORT用¥88,560
これらのオプションとその他諸費用込で¥5,099,638という価格でした。
絶対的に高額ではありますが、UXに納得して購入するのであれば妥当な金額なわけです。
実際の車両を見て個人的に感じたことは、プレミアムコンパクトでこの質感・走りであればコスパが悪いとか、高すぎるという程でもないかなという印象です。
続いて 今回の試乗車UX200 F SPORTのスペック一覧です。
レクサス UX200 ”F SPORT” スペック
※UX200はFFモデルのみです。
UXは250hの方が売れていて納期が今注文するとグレードにもよるみたいですが、2019年4~5月と約半年待ちです。
それに対し、UX200は2019年1月納車が可能とのこと。
なぜここまで人気が無いのか?
理由としては日本人はハイブリッドが好きというのもあると思いますが、UX200がハイオク仕様ということも影響が大きそうですよね。
レギュラーガソリン仕様であれば人気にここまでの差は無かったんじゃないのかなと思いますね。
250hも200もエンジンは同じ型式M20A-FXSになっているので何でだろう?
おそらく、ハイオク化することでパワーを出しやすくなるからだとは思いますが、定かなことは分かりません。
実際NAの2.0エンジンにしてはパワフルな数値にはなっています。
ではエクステリアのレビューをしていきましょう。
LEXUS UX200”F SPORT” UX250h”version L” エクステリアレビュー!
今回見てきたのが試乗したUX200”F SPORT”と展示車のUX250h”version L”でした。
それぞれボディーカラーはブラックとセレスティアルブルーガラスフレークでした。
見た目もFスポとver Lで違いがありますので、それぞれ確認しながら見ていきます。
F SPORTとversion Lで悩まれている方の参考になれば嬉しいですね。
ではフロントから見ていきましょう。
フロント
まずは”F SPORT”です。
初めて実車を見たんですが、全高が1,540㎜と低いのでギリギリコンパクトか?という感じですが、全幅が1,840㎜なのでロー&ワイド効果でかなり立派に見えます!
正直あんまり期待してなかったんです。
予想を良い方向で裏切られましたね、結構かっこいいと思います。
レクサスと一目でわかるスピンドルグリルは”F SPORT”専用のメッシュタイプ。
スピンドルグリル周りを囲うメッキも漆黒メッキとなり落ち着いたカラーのメッキになっています。
またフォグランプ周りのメッシュベゼルも専用です。
こちらはversion Lですがグリルが格子というかブロックが配置されているタイプになります。
どちらのパターンもかっこいいと思いますね。
このスピンドルグリルはGS?辺りから採用されたような記憶がありますが(違ってたらごめんなさい)最初は「なんじゃこりゃあぁぁ」って感じでしたが、すっかり見慣れました。
ハイブリッドですとエンブレムも青の差し色が入るのはトヨタ車と同じ演出ですね。
グリル周りのメッキパーツも漆黒ではなくサテンメッキです。
個人的には”F SPORT”の漆黒メッキの方が好きですね。
このヘッドライト周りの造り込み、チリ合わせもしっかり出来ているなと感心しました。
塊感ありますよ。
試乗車には三眼LEDヘッドランプ&LEDフロントターンシグナルランプ¥162,000がオプション装着されていました。
この三眼LEDはversion Lでは標準装備になります。
ポジションランプもシームレスで質感高いですね!
三眼LEDヘッドランプ&LEDフロントターンシグナルランプが装着されるとAHS(アダプティブハイビームシステム)が自動で設定されます。
このAHSは片側11個のLEDの点灯・消灯を制御して細かに照射/遮光する優れものなので是非付けておきたい装備ですね!
では続いてサイドビューを見ましょう
サイド
またまた”F SPORT”から
サイドビューはSUVというよりは少し背の高いハッチバックのような外観ですね。
ボリュームのあるフェンダーアーチモールが設定されていますのでSUVであることは印象づけられています。
フロントからリアまで様々なキャラクターラインが施されているので、色々な角度から見た時の印象が変わる面白いデザインですね。
兄貴分のNXとも似ているアングルもあるのでそういうのを探しながら見るのも面白いかもしれません。
”F SPORT”の装備としては225/50R18※ランフラットタイヤと専用アルミホイール(ダークプレミアムメタリック塗装)です。
※ランフラットタイヤはタイヤサイドの補強ゴムによりパンクしても時速80㎞いかで160㌔まで走行できるメリットがあります。
フェンダーに配置された専用のエンブレムは他モデルの”F SPORT”と同様ですね。
version Lでは切削光輝+ダークグレーメタリック塗装のホイールになります。
ランフラットタイヤは同じですね。
このセレスティアルガラスフレークはソリッドライクなブルーというカタログ記載がある通りのカラーで、きれいなソリッド感の中にメタリック感もあります。
プレスラインの表情も良く見えるカラーですし、コンパクトSUVとしては遊び心のあるカラーもアリだと思うので良い色だと感じました。
リセールは期待できませんww
あとここで気になったのがHYBRIDのロゴです。
少しスカスカ感ないですか??
ESや展示してあった他のハイブリッドモデルのロゴはこうなんです。
こちらのロゴの方が良いような気がしますね。
文字の下をつないだデザイン(何か名前があったが忘れましたww)の方が密度感出ますよね。
営業さんは気付いてなかったので気にされる方は少ないかもしれません。
参考までにお願いします。
続いてリアに移ります。
リア
今回一番心配していたのが、このリアビューです。
リアのコンビネーションランプが左右つながるデザインですし、両端の処理がかなり攻めていますよね。
これが画像で見る限りではイケてないんじゃないかと思っていました。
これも良い意味で裏切られまして、存在感あって良かったですww
このコンビネーションランプは黒との相性が良いですね。
少しブラックアウトしているので”F SPORT”の漆黒メッキと相まって程よい一体感があり、良い雰囲気になっています。
この部分はフロントから流れてきた風の整流効果もあるそうです。
デザインと機能が両立されていて良いのではないでしょうか。
ポジションランプを点灯させるとこんな感じです。
フロント同様シームレスで質感高い発光ですね。
左右がつながることと、車両の全幅も1,840㎜と広いので夜間もかなり存在感があると思われます。
リアのルーフスポイラーもピアノブラックでサイドパーツと1体型になっているところなどプレミアムブランドとして拘りが感じられます。
1体型にすると、金型大きくなって一気に金額上がりますので。
マフラーは少し寂しい仕上がりです。
ここはもう少し、見た目に頑張って欲しかったですね!
フィニッシャーのオプションはカタログにはTRDのスポーツマフラー4本出し¥167,400しか載っていないので、社外のアフターパーツで何とかしたい感じもあります。
以上でエクステリアのレビューを終わります。
レクサス UX200”F SPORT” UX250h”version L” エクステリアレビューまとめ
先日発売され試乗車卸たての実車を確認してきたUXの”F SPORT”と”version L”のエクステリアの違い等も見ながらレビューしてきました。
いかがでしたか??
先ほども書きましたが、UXのエクステリアはあまり期待していなかったです。
しかし、予想を超えるかっこ良さに驚きました!
見る角度によって表情や印象が大きく変わるクルマですね。
素直に面白いと思いました。
他のレクサスのモデル同様一目でレクサス!とわかるフロントフェイスに仕上がっているのですが、ヘッドライトの後端を下げてあるデザインになっているのでアングル次第ではカワイイ表情も見て取れます。
もう少し時間があれば、もっと良いアングルを見つける事が出来たかもしれない、と思わされる感じだったのでオーナーになれば日々新しい発見がありそうなクルマかもしれませんね。
撮影時は他の方もかわるがわる見に来られていてUXの注目度の高さがうかがえました。
私が購入するならボディーカラーは黒で内装赤の”F SPORT”にしたいかなーと妄想していますww
あとメーカーオプションのシルバールーフレール¥32,400を付けたいですね!
カタログには装着された写真が載っていますが、良い感じですw
皆さんはどの色にしたいですか??ボディーカラーも豊富なのがUXの魅力ですよね。
専用色等も含めて全部で13色ありますので悩ましいです。
そして内装カラーも豊富なのがレクサスの良い所です。
組み合わせに思考をめぐらすのも楽しいですよね♪
以上でエクステリアのレビューを終わります。
続いて動的質感のレビューに移ります!
レクサス UX200”F SPORT” 動的質感レビュー!
今回の試乗車はUX200”F SPORT”でしたが、内装の撮影がほとんどできずに次のお客さんが来られてタイムアップしてしまいました!
そこで展示車のversion Lの内装写真を使用しながら動的質感のレビューをしていきますのでお付き合いお願いします!
ドライブポジション
”F SPORT”のフロントシートは専用のL texと呼ばれる人口皮革を使用され仕立てられています。
このシート形状はversion Lなのでオーソドックスな形ですが、”F SPORT”のシートはもっとサイドサポートの張り出しがありホールド感もあります。
材質も丈夫そうな感じでした。スグにヘタってしまうような質感ではなかったです。
パワーシートは運転席、助手席ともに8Wayパワーシートです。
ランバーサポートは前後のみの調整。
ランバーサポートが付いているので腰が浮く感じが無くなりますから着座感はかなり良くなりますね。
あと感動したのがパワーシートのモーターの作動音がとても静かです。
他のプレミアムブランドのクルマも乗ってますが、こんなに静かだと感じたのは初めてです。
ESも合わせて乗りましたが、音の静かさは同等でしたね!
こういう細かい良好ポイントの積み重ねが満足度につながりますよね。
アクセルペダルはオルガン式です。
同じプラットフォームのTNGA GA-Cが使用されているトヨタのC-HRやカローラスポーツは吊り下げ式のアクセルペダルです。
こういう拘りでC-HRとは別のクルマだよっていうアピールポイントにも感じられます。
ペダルの配置はマツダのペダルレイアウト程理想的な配置にはなっていなくて少し内に寄っているかなという感じです。
これはマツダのドライビングポジションと比較しての感想なので、普通に良好なポジショニングが可能になっています。
こちらはESの画像ですが、UXもステアリングの調整はモーター式になっています。
パワーイージーアクセス機能もvesion Cから付いていますが、シートのみが動くタイプでステアリングは動きません。
動的質感
ステアリング左側にあるエンジンスタートスイッチを押して、2.0ℓNAエンジンをスタートします。
エンジン音は遠くで少し聞こえますが、とても静かですね。
”F SPORT”専用のステアリングが握りも太めでディンプル処理されたレザーが良いフィット感です。
ディーラー駐車場を出るために、アクセルを少し開けていきます。
UX乗る前にESも試乗していたのでステアリングの操作感は若干軽く感じましたが、後から考えると扱いやすい操作感だったなと思います。
ディーラー駐車場を出て左にステアリングを切ると車体の追従性はSUVにしては良いですね!
全高が低いことにより、重心が低くなるとこういう恩恵が出てきますよね。
感覚で言うと、スバルのフォレスターに近い追従性です。
一般道に出て、アクセルを踏みまししていきますと、最初の踏み始めからグイッときます!これは完全にATの加速感覚ですね!
UX200からトヨタ・レクサスで初採用のDirectShift-CVTが良い働きをしています。
DirectShift-CVTはCVTのプーリーとベルトに発進用ギヤを追加してダイレクト感のある走りを提供してくれます。
加速音ですが、2.0NAにしては良い音がしますねと営業さんにいうと”F SPORT”にはASC(アクティブサウンドコントロール)がついているということです。
アクセルの踏み込みに対して、スピーカーから疑似的なサウンドを出す機能ですね。
わざとらしい感じもないのでアリな気がします。
エンジンは2.0NAのそれで、トルクもパワーも特別高い訳ではないですが、DirectShift-CVTの恩恵でアクセルの踏み込みに対して加速が少し遅れるCVTのネガな感じがありません!
なので運転の楽しさは演出されていると思います。
街乗りではきびきび走ってくれますよ!
乗り心地もとても良くて、サスペンションが良く動いているのが分かります。
試乗コースは片道1車線の狭い一般道です。道の舗装も荒れた路面の多いシーンや、凹凸も結構あるのですが、フラット感が強い乗り心地の印象です。
段差を乗りこえる時入力をトントンといなして、すぐ収束してへんな揺すられ感もないですね。
余談ですが私のレヴォーグはカヤバのサスですが、段差を越えた後にそういう揺すられが少しあるんですよね・・
ランフラットタイヤを装着すると総じて硬い乗り心地になるようですが、そういった感じもないですね。
試乗車はタイヤのマーキングも消えていない位で60㌔ほどしか走行していないことを考えると、上手く履きこなしているのだと思います。
交差点や、ちょっとしたコーナリングでのステアリングの動きとクルマの一体感もしっかりありますね。
コーナリングの最後の方で少しロールも感じましたが、ほとんど気になるものではないですね。
UXは全車にACA(アクティブコーナリングアシスト)が設定されています。
ホンダのアジャイルハンドリングアシストに近いような機能だと思いますが、アジャイルハンドリングアシスト程主張する感じもなくて極自然な中でコーナーを抜けていく感覚です。
この感覚がすっきりしていて、同じプラットフォームGA-Cを使用するカローラスポーツの乗り味と近いなと思いました。
これは良いですね!
UX200″F SPORT”は車重が1,490㎏でカローラスポーツのハイブリッドモデルの上級グレードとの比較で約100㌔重たいですからあそこまで軽快という感じもありません。
この少しの重たさが高級車の重厚感にも感じられて良い印象になっていると思います。
途中で2車線の道に出たのですが、横に大きなトラックが来ても怖くはないですね。
車両の感覚がつかみやすかったです。
こういうのも満足度に効いてきます。
15分ほどの試乗もすぐに終了。UX200”F SPORT”良い感じですww
LEXUS UX200 ”F SPORT” 動的質感レビュー まとめ
レクサス UX200”F SPORT”の動的質感のレビューをご覧頂きましたがいかがでしたか。
今回ES、UXという順序で試乗させて頂いたのでUXのガソリンモデルは非力に感じるかなぁと思いながら試乗しました。
しかし、2.0NAエンジンのパワーをすぐにピックアッするDirectShift-CVTの恩恵でCVTのネガである遅れて加速する感が皆無でキビキビしたドライブが出来るので運転の楽しさがしっかりと感じられました。
このUX200のガソリンモデルはハイブリッドのUX250hよりも注文が少ないようで納期も2019年12月の契約で2019年1月納期と通常の納期になっていますから、はやくUXに乗りたい方は1度乗ってみる価値は充分にあるモデルだと思います。
250hは今注文するとモデルにもよりますが、2019年4~5月と半年待ちですからね。
気になったのはプレミアムガソリン(ハイオク)仕様ということです。ハイオクにしないといけない理由が少しのパワーアップであれば必要だったのかな?という思いがあります。
レクサスのエントリーモデルとしては私のように好きなクルマを無理して買おうとする方もいらっしゃるでしょうから、購入後の維持費は気になるところ。
ハイオク仕様であることで食指が伸びない方は間違いなく一定数はいるでしょう。
そこが勿体ないなと思いましたね。
以上でレクサス UX200”F SPORT”の動的質感のレビューを終わります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回はESのエクステリアと動的質感のレビューにしようと思います。
また読んで貰えると嬉しいです。
UXの公式HPです。
Creative Urban Explorerをコンセプトに誕生した、都会派コンパクトクロスオーバー「LEXUS UX」…
別ウィンドウで開きます。