スズキ ジムニー エクステリア レビュー!
2018.7.29更新
2018年モデル
スズキの新型ジムニーを見て、試乗してきましたのでレビューします。
今回はPart1でエクステリアを見て行きます。
試乗したのはジムニーのXCというグレードの4ATのクルマでした。
ボディーカラーはシフォンアイボリーメタリック ブラック2トーンルーフです。
今回初めてちゃんと見ましたが、無骨なかっこよさの中に少しかわいい感じもあってなんとも味のあるエクステリアになっていると思いました。
またスクエアが強調されたことで先代よりも大きく見えます。
試乗車のスペックです。
スズキ 新型 ジムニー スペック一覧
車重が重いのでさすがに燃費には期待できないですね。
ではジムニーのエクステリアのレビューしていきます
スズキ 新型 ジムニー エクステリア レビュー
フロント
お決まりかもしれませんが、四角いっす!w
フォルムはスクエアですが、ヘッドライトやフォグライトは丸なのでイカツクなりすぎていません。
前期型のものより大きく立派に見えますね。
こちらは試乗車のグレードはXCなのでヘッドライトはLEDになっています。
ヘッドランプウォッシャーもXCの専用装備です。
フォグライトはハロゲンです。
フロントグリルに5個のスロットが用いられていて少しJeepを意識してるのかなという感じを受けます。
ボンネットフードも分厚い鉄板になっていて強度もすごそうです。
バンパーの樹脂パネルが本気のアクティブなイメージを感じますね。
ボンネットフードの重さが気になったので、実際開けてみましたがやっぱり重たいです。
我が家のレヴォーグに比べても引けを取らない重さには驚きました。
ラダーフレーム構造だと、ボディー側の強度は少しあきらめがちなのかなと思いましたが、エンジンを守るためには必要な部分ですもんね。
これくらいの強度がないとダメなんだな。
本格SUVということでラダーフレーム構造を採用しているので、フレームと、ボディーの継ぎ目なんかにも注目しながら見ていきますね。
サイド
いやーとことんスクエアです。
ホイールアーチのプレスラインがドアパネルにもつながりリアのホイールアーチのラインとつながっています。
タイヤハウスの余裕と切り立ったフロントガラスの傾斜、ボンネットフードの形状など力強さ満載のデザインですね。
実際強度も相当なものだと思います。
小さなGクラス(メルセデスのSUV、ドイツの軍隊などでも使用されるほどの強度と走破性をほこります)といわれるだけのことはありますね。
こちらは2トーンルーフ仕様なのでサイドミラーとルーフがブラックになっています。
サイドミラーのLEDターンランプはXC専用装備です。
このルーフが面白くてほんと蓋をかぶせたような形状になっており、縁がカールしています。
ルーフにキャリアが付け易くなってるんでしょうね。
ここに雨がたまるとか、すぐ錆そうとか言ったら、しょうもないこというじゃねぇ!って言われちゃいそうですね。
フロントサイド
この16インチのアルミホイールはXC専用の装備です。
軽自動車ですが、5箇所締めになっていて強度確保もしっかり足元からされていますね。
オレンジのサイドマーカーも付いていて良いアクセントですよね。
もう少し近づくと
ラダーフレームと、ボディーの繋ぎ目が見えますね。
このラダーフレームを採用すると、悪路走行時に下部の足回りが地形に合うように動いて、上屋はフラットを保とうとすることが出来ます。
こういうのもメリットなんでしょうね。
でもスピード出してコーナリングするのはまた違うのでやめましょうね。
そのあたりは動的質感でもう少し詳しく触れたいと思います。
リアサイド
2ドアなので後ろのウィンドウははめ殺しになっていますし、ピラーの太さもあって力強いですね。
暑いときに4人乗車はきついかなという印象です。
正直実車見てN-ONEの後継にも考えたのですが、家族乗せる機会も考えると厳しいかなと思いました。
こちらは、さらに継ぎ目がしっかり見えまして、
ラダーフレームにボディーが乗っかってるんだなっていうのが分かりやすいかと思います。
この辺の塗装の質はかなりワイルドに仕上がっていますが、これも言うと怒られますかねw
こことかめっちゃワイルドじゃないですか?
手で塗装してるのかな?
丁度ボディーが乗るマウントも見えますね。
今回のフルモデルチェンジでこのマウント部分も径を大きくして乗り心地の改良を行っているそうです。
静粛性にも効いてきそうです。
水色丸の部分ですね。合計8個のマウントでボディーを受け止め、衝撃や振動を吸収しています。
ジムニーは 3リンクリジッドアクスル式サスペンション を採用しています。
これの解説をメーカーHPから引用します
ジムニーの伝統のひとつが、3リンクリジッドアクスル式サスペンション。左右の車輪をダイレクトにつなぐリジッドアクスル式サスペンションは、一般的な乗用車の独立懸架式サスペンションに比べて、凹凸路で優れた接地性と大きな対地クリアランスを確保できます。また、堅牢な構造により過酷な使用環境にも耐える信頼性を実現しています。
こういう拘り機能が小型本格SUVとして永く愛される理由の一つなんですね。
オフロードを走りに行かない人間でも欲しくなりそう。
リア
SUVらしいリアハッチにスペアタイヤが装備されています。
トヨタのランクルや、サーフ、三菱のパジェロなど少し前まではスペアタイヤをリアハッチに装備している車はもう少しありましたが、
いまはこのジムニーシリーズくらいじゃないでしょうか?
このスペアタイヤにはカバーやデカールのオプション装備があります。
なかなか豊富ですよ。
こちらのように他の項目でも様々なオプションが用意されていて、趣味性の高いこのクルマの性格に合わせて設定されています。
好きなアクセサリーをセレクトして自分好みのジムニーに仕上げて欲しいですね。
以上で新型 ジムニー のエクステリアのレビューを終わります。
スズキ 新型 ジムニー エクステリアレビュー まとめ
新型 ジムニーのエクステリアをぐるっと見て回りましたが、いかがでしたか。
冒頭でも述べましたが、スクエアで武骨なフォルムにヘッドライトの形などでかっこかわいいエクステリアに仕上がっていると思いました。
随所に本格SUVならではの特徴も見て取れ、個人的にはそれだけでも楽しめましたww
趣味性の高い車なのでコアなファンの方はもちろんですが、若い人向けのクルマでもあるように感じます。
豊富なカラーリングとアクセサリーの中で自分だけの1台を作り上げる楽しみがあるクルマだと思うので、是非興味を持って見にいってもらえると良いなと思いました。
趣味性の高い車と言えば、他にホンダのS660やこのジムニーを若い方向けにもっとアピールしてもらいたいですね。
以上で スズキ 新型 ジムニー のエクステリアレビューを終わります。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
次回は、動的質感をレビューしようと思います。
読んで貰えると嬉しいです。