アウディ新型Q3 35 TDI quattro advanced 試乗レビュー
2020.9.10更新
アウディ新型Q3に試乗させて頂きました!
試乗車はQ3 35 TDI quattro advanced ¥5,130,000。
新型Q3にはクーペタイプのSportbackの設定もありますが、新潟には9月末に入ってくるそうです。また拝見したいと思います。
試乗車はオプション盛り盛り車両でした。詳細は後程。
ボディーカラーはクロノスグレーメタリック¥80,000ですね。
マットなグレーにも見えたり、明るいところでは薄く鈍い光も放ったり良い色でした♪
「アウディの起死回生がここから始まりそう」と感じるモデルで良く出来てるんですが、使い勝手で少し気になる部分もあります。
また、最近のアウディのプロダクトは走りは良いけどライバルと比べると、どうしても内装の質感が気になるモデルが多かったです。
特に売れ筋であるコンパクトからミドルモデルは顕著な印象でした。
今回Q3の内装見て”新しい”というか、以前から打ち出してた「シャープなデジタル感が良い具合にインテリアデザインとして昇華されてる」印象を受けました。
カタログ読んでるとインテリアのコンセプトは「造形美とデジタライゼーションの融合」だそうです。
コンセプトが伝わるインテリアになっているんだな、と思います。
マテリアルの配置も適材適所と言う感じで、今まで通りシンプルだけどしっかりと上質感も感じられます。
機能等はもともと申し分ないので、そこに内装の質感が良い感じで追従してきました。
ここからアウディの巻き返しが始まる!?
アウディ新型 Q3 35TDI quattro advanced スペック、エクステリアについて
新型Q3グレード・価格
Q3は1.5ガソリンターボと2.0ディーゼルターボのエンジンラインナップ。
どちらも7速DCTとの組み合わせとなっています。
このSトロニックと呼ばれるDCTも円熟していて、ATみたいに滑らかなシフトフィールでした。
駆動方式はガソリン(TFSI)はFFのみ、ディーゼル(TDI)はフルタイム4WDのquattroのみとなっています。
35 TFSI ¥4,380,000
35 TFSI advanced ¥4,640,000
35 TFSI S line ¥4,940,000
35 TDI quattro advanced ¥5,130,000
35 TDI quattro S line ¥5,430,000
価格はこのようになっています。
ディーゼルモデルのTDIはメルセデスの新型GLAを意識した価格設定になっていますが、ラインナップはアウディが豊富なので選ぶ楽しみは多いですね。
アウディ Q3 35 TDI quattro advanced スペック一覧
車両本体価格¥ 5,130,000
駆動方式 | フルタイム4WD(quattro) | |
トランスミッション | 7速DCT | |
ボディーサイズ | 全長4,495㎜×全幅1,840㎜×全高1,610㎜ | |
車体重量 | 1,700kg(5人乗り) サンルーフ付+20kg | |
ホイールベース | 2,680㎜ | |
WLTCモード燃費 | 15.4km/L | |
最低地上高 | 185㎜ | |
サスペンション 前/後 | ストラト / ウィッシュボーン | |
総排気量 | 1,968cc | |
燃料タンク容量 | 63ℓ 軽油 | |
エンジン最高出力 | 150PS 3,500-4,000rpm | |
エンジン最大トルク | 340N・m 1,750-3,000rpm | |
最小回転半径 | 5.4 |
quattro(4WD)について
リアは流れるウィンカー
アウディのquattro(4WD)はセダン、ワゴンモデルではオンデマンドタイプに移行(A8はフルタイムで維持)していますが、SUVではフルタイム方式が継続されるようです。
あとカタログや、HPでの記載では分かりにくいんだ。
もう少しパっと基本性能分かりやすく表記して欲しいっす (;^_^A
ではエクステリアを簡単に見て行きます。
新型Q3エクステリアレビュー
フロントフェイスは最近のアウディ顔で統一されてます。ちっさいQ8に見えました。
シングルフレームのフロントグリルはストライプのメッキが入って精悍さが際立つ感じ。
このデザインはQ3専用でSportbackですとメッシュタイプになります。
グリルの質感が良くて、A7よりパッと見良いんじゃないか?という印象。
A7の場合また機能が追加されるのでその関係もありそうですが。
ポジションランプ兼ウィンカーで光方も良いですね。
フロントは流れるウィンカーではありません。
個人的には流れる・流れないはどっちでも良いですが、アウディらしいデジタル感あって好きでした。
ヘッドライトはオートハイビームまでの機能ですね。
アダプティブタイプのマトリクスLEDヘッドライトの設定はありません。
全長は4,495㎜とこのクラスのSUVのど真ん中的なサイズとなっています。
ガッツリライバルのメルセデス・ベンツGLAで4,440㎜ですのでサイズは殆ど同じ。
GLAのレポートもありますので良かったら読んでみて下さい。別ウィンドウで開きます。
メルセデス・ベンツ新型GLAクラス 200d 4MATIC試乗レポート メルセデスの新型GLAクラスに試乗させて…
Q3はGLAより正統派なSUVデザインとなっています。スタイリッシュなSportbackがあるので棲み分け出来てますね。
●タイヤは235/50R19 ¥170,000
で細いメッシュタイプで好きなデザインでした♪
試乗車についているオプションを紹介しておきますね。結構凄いです(^_^;)
●ラグジュアリーパッケージ ¥160,000
・パーシャルレザー
・マルチカラーアンビエントライティング30色
・リアセンターアームレスト
・ドアアームレストアーティフィシャルレザー
●ベーシックパッケージ ¥270,000
・シートヒーター(フロント)
・電動調整機能(フロント)
・オートマチックテールゲート
・アウディホールドアシスト
・ランバーサポート 4ウェイ(フロント)
・アウディドライブセレクト
●アシスタンスパッケージ ¥120,000
・アダプティブクルーズアシスト
・エマージェンシーアシスト
・ハイビームアシスト
・サイドアシスト
●テクノロジーパッケージ ¥120,000
・スマートフォンインターフェース
・ワイヤレスチャージング
●パノラマサンルーフ ¥210,000
●Bang & Olufsen 3Dサウンドシステム ¥130,000
●ステアリングホイール3スポークレザーマルチファンクションパドルシフト ¥30,000
合計で¥1,210,000 のオプション付www
ベーシック、アシスタンス、テクノロジーパッケージの内容は標準装備にして欲しいですね。
逆に以前はオプションだったバーチャルコックピットやナビ等が標準装備なので良い部分もあるのはあるんですが。
500万円超えのクルマにシートヒーターがオプション設定は微妙な気がしますね・・・
豪華装備な車両でした。
エクステリアに戻りますが。
サイドで印象的だったのが、リアのウィンドウ下部からスタートするプレスライン。
リアから見た時にショルダーラインを構成する棚の部分にここまでエッジの効いたプレスラインの折り返しを付けれるもんなんだ!と感心しました。
さすがこの辺りのプレス品質はアウディというかVWグループですね。
こういう拘りのらしさが見れると嬉しくなります。
あとフューエルキャップにカラーリングされているのは地味に良いですね。
VW・T-Rocも同じ仕様でしたので共有されてるポイントです。
ドッシリとしたリアスタイルですね。
コンビランプをエッジの効いたパネルで繋ぐデザインはGLAと似ています。
個人的に大好きなデザイン処理。
GLAと全体的に似てますね。
2段階のピークポイントにより、ボテッとした感じはGLAの方が強くて塊感ありますね。
リアはシーケンシャルターンシグナル。
ライトデザインはフロント同様です。
端に行くほど広がりを見せるのが良いなと思います。
エクステリアは以上です。
では試乗にいきましょう。
アウディ新型 Q3 35TDI quattro advanced 試乗レポート
※動的質感について語りながら画像コメントにて内装レビューもしていきます。
2.0ℓディーゼルエンジン、150PS、340N・mを発揮
アイドリング音
エンジン音は外では大きめに聞こえます。
外のアイドリング音は私のプジョー3008より大きい位かな?という印象ですが、ドアを閉めるとしっかりと遮音され静寂が広がります。
「静粛性高そう」というファーストインプレッション。
ソフトパッド、メッキ加飾、ソフトパッド、合成皮革、メッキドアグリップ(ラバー付)、ステッチ付ドアアームレスト、と色味は控えめに上質なマテリアルで構成
インナードアハンドルのデザインが面白かったです。デザイン性が高いですね。
あと、ドアの閉まるフィーリングが良かった。
全くボディーがビビることなくドンっと高い重厚感と塊感を伴って閉まります。
最近のSUVはシール材が出しゃばり気味で、閉まるときにパッキンで蓋閉めるような感覚になりますが、フォルクスワーゲンやアウディのクルマはガチっとメカメカしいフィーリングを残してくれています。精密な感じというんですかね。(他のクルマが精密ではない、わけではないです)
ドアスイッチのメッキ加飾もエッジ-ですね。アウディの目指す世界観が統一されてきたのを感じます。
Bang&Olufsenは¥130,000の単体オプションとなっています。スピーカーの加飾も良い感じっす
デンマーク発プレミアムオーディオで、15のスピーカー、680ワットの16チャンネルアンプを使用しています
ドライブポジション
運転席
シートはadvancedではスタンダードシートという事ですが、着座してみてホールド感は高くはないと感じます。
オプションのパーシャルレザーで、SUVらしい少し大ぶりなシートでした。
上質なレザーでサラッとシットリが両立した感じですね。
調整は12Wayパワーシート。
4Wayのランバーサポートはベーシックパッケージ¥270,000の内容ですね。
オプション設定はまだ謎を感じる部分が残ってます。
パワーシート・シートヒーターもこのオプションに含まれてますので。
アクセルペダルは吊り下げ式を採用。
大きなペダルで剛性感も高いので、安心して足を置いておけます。
ここはフォルクスワーゲンのモデルと部品を共有してそうですね。
こちら先日レポートしたT-Rocのペダルですが、一緒ですね。
フットレストも同じかな?
なるべく共有できる部品はしてもらってユーザーにも少し還元してくれると有り難いところです。
視界性能
Aピラーは特に細いわけではないですが、サイドミラーがピラーの付け根ではなく、少し後方から生えています。
これにより少し空間が出来るので死角は大きく感じませんでした。
視界を確保する努力が見えます。隙間は小さいですが、有ると無いとでは全然違います。
後方視界も窓が付いており、意外と(失礼)良いです。Sportbackになるとこの辺は見辛くなりそうな予感ですね。(しかしあのスタイリングが実現するなら目をつむります)
安全装備が充実しているとは言え、直で確認しやすいのに越したことはありません。
視界とは関係ないですが、後席頭上空間がえぐられていて居住性の向上がされています。
フォルクスワーゲンの優れた空間効率がアウディにも採用されております。
3スポークステアリング¥30,000。通常がどうなのかカタログにも画像が見当たらずw
個人的にはインパネデザイン凄く好きです♪先進感が凄く巧く表現されていると思いました
加速フィール
3008に乗ってるとどうしても大きく感じるんですが、普通の径だと思われるステアリングを握って出発です。
アクセル一踏みするとグゥゥンと1枚フィルター通したようなエンジン音とともにゆったりと加速していきます。
パワーは150PS、340N・mを発揮しますが、車重もある(1,700kg)のでトルクフルとまでは行かないですね。
エアコンにアナログスイッチが残されたのは良いですね。スイッチの質感デザイン、操作感も最高です!美しい
エアコンパネル下にエンジンスタートスイッチ、オーディオ操作スイッチ、置くだけ充電も装備されています。
メルセデス・ベンツのコンパクトクラスに採用されている2.0ℓディーゼルエンジンと同等のスペックなんですが、出足はメルセデスの方がポンと出てDCTらしさを感じる躾。
Q3の7DCTは良く出来たATと言う感じで、ダイレクト感の高いシームレスな加速フィールです。
ゆったりとした重厚感を感じる仕上がりだと思いました。
Q3のバーチャルコックピットは10.25インチタイプ。12.3タイプよりも少し小さいですが、表示内容等は大きく変わりませんし見映え機能は最高峰
スピードメーター・タコメータ―のサイズ変更が可能。
ステアリングフィール
DCTの滑らかさと相まって気持ち良いのがステアリングフィール。
ステアリングを切っていくと極上の滑らか操作感です。
軽くなり過ぎない、少し芯を残した手応えがあります。
車体も切り始めてから一瞬の間を開けてキレイに追従。この連動性も良いですね。
ナビ画面も10.25インチでしょうか。ここはカタログ等でも明記されていません。表示はこちらも高精細で文句ナシ。
ナビ機能は使っていないので分かりませんが、実際のところどうなんでしょうか?
ステアリング右側はライト関連のスイッチ。ダイヤル式ではないのでスッキリですね。
運転が楽しい操舵感覚とは少し違いますが、気持ち良さではコンパクトSUVの中でもトップクラスだと思いました。
メルセデスのモデルとステアリングフィールが似てきたような?
操舵感覚もなんですが、トータルでアウディのちょっと荒々しい感じと言うか、ワイルド?な感じが形を潜めた気もします。
若干の危うさ(表現が難しい)も運転の楽しさを味わえる1つの要素になると思っているんですが、完成度の高さと危うさの絶妙なバランスがアウディのモデルの1つの魅力と感じていました。
Q3はその危うさは無くて、完成度の高さが際立つ感じ。シフトフィールも関係あるかなぁ。DCT感はほぼ無くなりましたね。
これはこれで魅力的に感じる方も沢山いらっしゃるはず、高級車としては良い方向性でしょうか。
ガソリン乗ると印象変わりそう。
advancedはシルバーアルミニウムディメンションのオーナメントパネル
洗練されたデジタル感の演出に効果的ですね
フレームレスミラーは自動防眩機能付き
質感は全グレード共通のようです
Q3の一番の魅力
気持ちよさと合わせて良いのが、路面との高い接地感からくる重厚感でした。
上手くロードノイズは抑えられながら、路面にトラクションがかかった感覚を味わえるのはアウディならではだと思いますね。
初期加速がガツっと速くないので、それもドッシリとしたフィーリングを演出するのに一役かってるでしょうか。
最近乗ったディーゼルSUVとして重厚感ランキング付けるなら、Q3(7DCT)=GLB(8DCT)>3008(8AT)>GLA(8DCT)という順になるかなと思います。
グローブボックスの中は起毛処理され広さも充分。ETCやメディアスロットも配置されています。コネクト機能も物理的なメディアにも対応しているのが嬉しいですね。
ACCはレバー式です。レバーを手前に引いておけばACCが常に待機状態になるので後は任意の速度でレバー左のボタン押せばスタート
ブレーキフィール
T字路にさしかかりブレーキングしていきますが、めちゃ良いブレーキタッチ。
ブレーキペダルを踏み込んでいくと、ジワっとしっかり効いてきます。
ブレーキペダルから足を離さなくても、カクンブレーキにならずに停止まで楽にコントロール可能。
後席の質感も前席同様でした。マテリアルもアンビエントライトも設定あります♪
メッキのオーナメントパーツにアンビエントライトが仕込んであります。アンビエントライトは標準装備ですね。30色からセレクトできます
アウディ、メルセデスはしっかりブレーキングができて且つ操作しやすいなと感じています。
停止する時に最後どうしてもカクっと止まるブレーキは低速で扱い辛くなり、普段使いだとストレスになる事も多いです。(初期制動が強いと高速域で安心感が高まるメリットもあります)
途中で軽い急ブレーキになったんですが、ノーズダイブ感が少なかったですね。
前後重量配分の良さか分からないですが、地味に凄いなって思いました。
SUVはどうしてもブレーキ時のツンノメリ感ありますので、フラットに停車できるSUVは尊いです。
アッパーコンソールはこんな感じです。LEDダウンライトもあってオサレ。薄いベージュなルーフライニングカラーも良きですね。
パノラマサンルーフは¥210,000の単体オプションです。さすが試乗車で豪華装備車両でした!
乗り心地
235/45R19の大径タイヤを履いていますが、乗り心地はかなり良かったです。
19インチっぽい硬さは、よほど路面コンディションが悪いか、ドライブモードをDynamicにしない限り顔を出さない気がします。
アウディらしく剛性高いボディ下部で足が素早くストロークして凹凸をいなしてくれています。
この足の動きはアウディのモデルに試乗させてもらう度に関心しますね。
30分弱の試乗中では、19インチの角々しさは顔を出しませんでした。
後席のサイドにポケット付いてました。収納が少しでも多いのは良いですね。ボルボのXC40でもこのタイプのポケットが設定あった気がします。
後席空間広々としてます。このサイズのSUVはスタイリングと広さのバランスが取れているモデルが多いですね♪
リアシートがスライドできる?みたいなんですが気付かずww
途中前が少し開けたので加速を試します。
強めにアクセルを踏み込みますが、やはり体感的に速い感じはしません。加速音は少し4気筒の雑味が出てくる感じ。
ドライブモードをダイナミックにすると若干レスポンスは鋭くなりますが、3008ディーゼル程のパンチ力はありません。
アクセルワークに対してダイレクト感高く、コントールしやすい範囲をキープという感じですね。
その時少しロードノイズは入ってきますが、大きく気になるものでは無かったです。
身長175センチの私のドラポジで膝前空間は拳2個分位でしょうか。充分な広さが確保されています。
床までしっかりとカーペット素材が敷き詰められているのは良い。シート下に足も入るのでリラックスした姿勢が可能です。
アウディドライブセレクトを試す
試乗車の35TDI quattro advancedはオプションでアウディドライブセレクトが用意されています。
モードとしてはオート、コンフォート、ダイナミック、オフロード、エフィシェンシー、インディビデュアルと用意されています。
オートがノーマルのモードなんですがこれが良く出来ていて、結局このモードでドライバーの意志に反応してスポーティもコンフォートも体感させてくれます。
どのモデル試乗させてもらっても、結局オートで良いな♪って思ってますw
リアのドリンクホルダー付アームレストも装備あります。が、グレードにより一部オプション扱いなので注意が必要です。
後席用のエアコン吹き出し口もあるんですが、充電用のUSBスロットが付いてません(;^_^A
カタログで見てもQ3にはオプション設定がなく、Sportbackにはパッケージオプション¥60,000で設定がある謎仕様です・・・どういう事?
試乗中はダイナミックを試してみてます。
ステアリングフィールが優等生過ぎる感もあったので、A4Avantのquattroに乗った時のフィーリングにならないか?と期待しましたが・・・なりませんでした(^_^;)
正直quattroと付いていると、あのトラクションガッチリ、パワーを路面全体に伝えてステアリングとバチッと連動してグイグイ走るのを想像してしまうんですよね。
アウディならノーマルモデルでも出来るんでしょうけど、これはスポーツラインのSQ3、RSQ3との差別化?ですかね。
もしくは、時代なので仕方ない部分でしょうか。
バックに入れるとこの画面になります。めちゃ高精細で見易い。私の3008が霞んで見えますw
ここ押すと表示パターンの切り替えが可能になります。
ダイナミックになる事でその他の体感出来た変化としては、足は締め上げられて路面の凹凸は細かく拾うフィーリングに変化しました。少し突き上げが強めに感じます。
アイドルの回転数も2~300回転アップしてエンジン音も勇ましさがアップ。ディーゼルなのであまり良い音質とは言えない印象。
ステアリングの操作感は殆ど変化無かったですね。もう少し重い感覚になるかと思いましたが。
この辺りは私の個人的な希望的観測が入り過ぎてる部分なので、あまり気にしないで下さいませ。
順に表示パターンを紹介します
まずリアサイド
フロントサイド
リアワイド
リア
360°ビュー
フロント
フロントワイド
コーナリング
サンルーフ付きはロールの仕方が気になる?
コーナリング時のハンドリングも滑らかで良いんですが、ロールが気になりました。
ほんの少し速いスピードで交差点侵入した時に結構頭が外に振られる感じ。
サンルーフかな?サンルーフっぽいなー。
そう言えば、3008で私のサンルーフ無ディーゼルと、試乗車のサンルーフ有ディーゼルで乗り比べた時(レビューしてませんが)もコーナーの頭振られ感大きく感じたんです。
今思えばそれと同じ気がしてます。
Q3のディーゼル試乗させて頂いて思ったのは、ガソリンのSportbackが全高も50㎜程低く軽いので走りが楽しいモデルになっている予感。
後席側から見るパノラマサンルーフも良い。20kg位重くなるんですが、ピッチングが上手く抑えられていますね。コーナリングの時外に振られる感覚があったのは、この装備が原因か。
使い勝手、先進性等考慮するとQ3の内装かなり良いんじゃないかと思いました。
ロードノイズは粒度の大きい路面では少し高めのザーと言う音が聞こえてきますが、しっかりと過大になり過ぎないように抑え込まれてます。
路面との接地感、静音対策のバランスの良さが絶妙なロードノイズの入り方となっているのかな?
好みになるんですけど、アウディのクルマはロードノイズの聞かせ方が抜群に上手いと思いますね。
新型Q3試乗させて頂いた感想でした。
ラゲッジの使い勝手も見て来てましたので、そちらもご紹介します。
アウディ新型Q3ラゲッジの使い勝手
新型Q3のラゲッジチェック
新型Q3のラゲッジ容量は通常で530ℓと充分な容量が確保されています。
これであれば家族4人で旅行も余裕ですね。
SUVは高さで荷室容量稼げるので面積は狭いクルマも多いですが、Q3は面積も広いので使い易いだろうと思いました。
ハンズフリーのパワーバックドアはベーシックパッケージの内容。
ラゲッジ開口部、サスプレートの質感が良いですね。
ストライカーの差し込みまでしっかりと質感配慮されてます。
バックドアにLEDライトが設定されているのはポイント高いです。
ラゲッジ床下はウーファーが鎮座。
ラゲッジボードは2段底仕様になっています。
下段にするとこのようにシートバックの繋がりが斜めになるようになっています。
残念な事にラゲッジ側には後席を可倒するレバーは付いていませんので、シート横の紐を引いて倒します。メルセデスのGLAと同じ仕様です。
この紐が外側に向くように根元が硬くなっています。
理由はすぐ分かりました。
倒すとガッチリロックがかかる仕様になっているので、紐が内側に入るとシートを起こせない為です。
紐がこのように外に必ず出るために紐の根元が硬くなっていました。
シートを倒してここまで固定されるクルマは初めて見たかもしれません。
倒した状態から起こすとここでロックが掛かります。
そこから段階的にロック可能。
リクライニングの幅は結構ありますね。
その度にサイドの紐引かないといけないのは少しだけメンドクサソウです。
これがラゲッジ最大容量の状態です。
サイドの深いポケットにシガーソケットが設定されています。
ラゲッジの右側側面にLEDライト付き。
角度はこれ位ですね。
4:2:4分割可倒出来るのは嬉しいです。
これでラゲッジ側にレバーあれば理想的でした。
せめて肩口にでも設定されていれば、ラゲッジ側からシートを倒せたかもしれません。
以上です。
最後に
アウディ新型Q3の試乗レビューでした。
今回はオーソドックスなボディータイプのQ3でしたが、個人的にかなり気になるSportbackも控えています。
乗り味としては過不足のない加速感と操舵の安定感で大変良く出来ていると感じる一方、あまり面白味は感じませんでした。
とは言え、高級車としては相当レベルの高い上質なドライブフィールだと思います。
個人的にはサンルーフ付いてない個体に乗ってみたいですね。
せっかくのquattroの性能がスポイルされているように感じましたので、その辺りの違いは確認してみたいと思いました。
Sportbackの試乗車はガソリンのサンルーフ無とかだと、色々違いを感じられそうな気がします。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
アウディQ3の公式HPです。
【Audi公式】Audi Q3。燃費、サイズなどの車両情報をはじめ、デザイン、性能、装備についてご紹介します。カタログ、…
カタログ見てスペックや仕様で細かい内容知りたい方向けにプレスというページがあります。
ここでプレスカンファレンスの内容や営業用の販促資料等も見れるので気になる方は是非。
そのリンクも貼っときますね。
Audi Japanの広報(プレス)サイトです。ジャーナリスト、メディア関係者の皆さまにアウディの最新情報をプレスリリー…