新型N-ONE RS・6MTとオリジナルの試乗レポート
どうもUUです。
遂に新型N-ONEが発売されました!
一時はモデル終了か?という感じになっていましたが、新型出て嬉しくもアリ、私のN-ONEは旧型になって悲しくもアリの複雑な心境です。
記事書いてる段階でOriginalとRS・6MTのモデルに試乗させて頂いたので試乗レポートしたいと思います。
私は先代初期のプレミアム(NA)に乗ってから、後期RSに乗り換えたので、その視点から感じた違い等も記録します。
参考になれば嬉しいです。
新しくなったN-ONE注目度高そうですね♪
特に今回試乗させて頂いたRSの6MT仕様はワンマッチレースに参戦したい方には朗報ではないでしょうか。
タイムレスデザインとして、大きく変えずに長く愛されるようにしたいというメーカーの意向に大賛成。
N-BOXやN-WGNとプラットフォームを共有する中で最大限、愛されキャラに仕上がっていると思います♪
新型N-ONE車両価格一覧
駆動方式・グレード間での差額も記載しています。
グレード | FF →¥133,100プラス | 4WD |
Original ↓¥180,400プラス | ¥1,599,400 | ¥1,732,500 |
Premium ↓¥110,000プラス | ¥1,779,800 | ¥1,912,900 |
Premium Tourer(ターボ) ↓¥110,000プラス | ¥1,889,800 | ¥2,022,900 |
RS(ターボ) | ¥1,999,800 | 設定無 |
OriginalからPremiumになることで約18万円プラス。
PremiumからPremium Tourerで11万円プラス。
Premium TourerからRSへの差額が同じく11万円ですね。
新型N-ONE 先進・安全装備一覧
機能名称 / モデル | 新型N-ONE |
電子パーキングブレーキ | ● |
ブレーキオートホールド | ● |
ALH アダプティブLEDヘッドライト | × |
AHB オートハイビーム | ● 約30㌔以上 |
パノラマビューモニター | × |
ブラインドスポットモニター | × |
ヘッドアップディスプレイ | × |
先行車発進お知らせ | ● |
渋滞追従機能付 ACC | ● |
衝突被害軽減ブレーキ | ● |
歩行者事故低減ステアリング | ● 10~40㌔ |
交通標識認識表示機能 | ● |
前方誤発進抑制機能 | ● |
後方誤発進抑制機能 | ● |
路外逸脱機能 | ● 60~120㌔ |
車線中央維持 | ● 65㌔以上 |
今回のフルモデルチェンジで先進・安全装備が充実され、電子パーキングブレーキ+ブレーキのオートホールドが付いたのは大きいですね。
その分内装の質感は見切られている部分が散見しますが、どこにコストをかけるかのせめぎ合いなので仕方ない部分だと思いました。
ウィンカー反転のポジションランプや、オートハイビームの機能まで有した軽自動車ってゴイスー。
全グレードの見積もりをして貰った記事もあるので良かったら。
ホンダ新型N-ONE車両本体価格、全グレード見積もり紹介 2020.11.14 新型N-ONE目撃しました!ツイート追加…
今回の記事の内容としては
●新型N-ONE RS・6MTの試乗レポート。(試乗レポートに挟む画像に「隠れN」が8つ含まれた画像を掲載探してみて下さい。)
●隠れN8つがどこにあるか?の答え合わせ
になります。
ではドライブフィールのレポートから行きましょう。
N-ONE RSの6MT短い時間(10分w)ですが試乗させて貰いました✨
短くても分かる!めちゃめちゃレベル上がってる!
しかも楽しい!
シフトの位置は意外と操作しやすいです👍
クラッチやシフトがS660から少しライトになってて運転のしやすさと楽しさ、上質感が高融合してる。
軽でこれを感じるとはw pic.twitter.com/rbTDFDpiqw— UU (@WCLBlogAuthor) November 27, 2020
新型N-ONE 試乗レポート
掲載していく画像の中に隠れNが含まれています。
ちっさ過ぎて見えないのもありますがw
新型N-ONE RS・6MTに試乗
まずRSですが、ツイートもした通り楽しさは健在!
10分という短い試乗時間だったのですが、楽しいクルマであるのを感じるには充分な時間でした。
試乗車になる前に動画や写真撮影もさせて貰っていたので気付いた良い点、気になる点についても触れていきたいと思います。
エンジンスタートスイッチがステアリング右側に移動
赤い文字が良い♪全グレード同じです。
結構押し辛い位置にある感じでした。
まずエンジンのスタートスイッチが先代のステアリング左側から右側、しかも根元に近い位置になりました。
ウィンカーレバーとモロ被りしているので少し押し辛いですね。
ホンダさん最初はエンジンスタートスイッチ拘りで左側にしてたはずで、私もその考え好きだったんですが。
どういう風の吹き回しかドンドン右になってきましたね。
ボチボチだして行きますよ。
スマホだとこれでも見え辛いかな?
エンジン始動すると静かな立ち上がり、ホンダのターボは加速の力強さの部分も良いですが、アイドリングや加速時のエンジン音が抑えられています。
新型N-ONEは大きく分けて3つのグレードが存在していますが、エントリーグレードのOriginal以外は遮音機能付のフロントガラスが採用。
先代の後期から採用がありましたが、これが結構効いてます。
全体的な静粛性の向上とワイパーの作動音も低減してくれるという恩恵も。
3気筒のガサツ感も低減されます。
フロントシートはベンチからセパレートタイプに変更されました。
RSのシートも他のグレードも基本同じ形なんですよね。出来ればもう少し形に差を付けてくれると価格上昇に対する納得感が出そうじゃないでしょうか。
相変わらず少しアップライドなのは気になりますが、ベースがN-BOXなので仕方ないですね。
N-ONEにクラッチペダルが付きました。
これを待っていた方多かったのではないでしょうか!
さすがに軽なので足元は広くはないですね。
クラッチペダルと、アクセルペダルに足を置くとこんな感じですね。
試乗中少し気になったのはクラッチペダルがもう少し下にあると嬉しい感じ。
慣れてくれば問題ないかもしれません。
RSは分かり辛いですね
オリジナルは分かり易い
クラッチは少し重めではありますが、街乗りでも疲れることなく運転出来る範囲に収まってる感じですね。
シフトレバーの操作感も同様で程よい手応えを感じて操作する楽しみもありますし、操作のし易さをしっかりと残しています。
操作の重さとしてはS660と言うより、軽トラのシフトよりの手応えだと思います。
シフトレバーの質感高いです。ミッションに上位車種の部品をリサイズして流用するなどお金がかかってます。
自分で操る楽しみ!味わってみませんか?
1速に入れて試乗に出発。
クラッチを上げてアクセルを踏んでいくとトルトルというエンジン音と共に軽快な出だし!
「おぁー軽い―」足回りも少し柔らかめな感じになったのか、滑らかでスンっと車体が前に出ますね。
今私が乗ってるRSは地面をゴリゴリするスポーツライクな感覚が強く感じられますが、それよりかなり軽さが際立ちます。
ここは何に使うのか?
めっちゃ分かり易いw
音も結構良い感じ。
ガサツ感が無くてトルルルン、トルルンという気持ち良くすら感じるエンジンの音質でした。
隣に営業さん乗せて走ってますが、軽い軽いw
CVTじゃないので音と加速の乖離した感じもありませんし、ライトな乗り味で気持ち良い楽しさです♪
エンジンカバーちゃんとついてる
海沿いの道に出て加速していきます。
少し荒れた路面ですが、やはりエンジン音がキレイに入ってくるのでロードノイズが気にならない。
乗り心地は先代RSと比べるとかなり良くなってますね。
ボディーの剛性が高くなって足が動いてるのが良く分かります。
給油口のレバーが先代と比べると見易くなりました。
分かるかなー?
で、ちょっとサスは柔らかい仕上げにしてある感じでしょうか。
しなやかさが強い感じの足の動き方してますね。
ボディー下でトントンとストローク量が多めに動いてる感覚。
カーブでのロールが少し大き目にも感じるんですが、嫌な感じはしなかったです。
ここが1番分かり辛いはず。
それより気になったのは先代のRSにあるステアリングの取り付け剛性の高い感じとか、足がしなやかになったのでゴーカートフィールが薄れたことですね。
思った以上に快適なクルマになっていて、もう少しワイルド感があっても良いのかな?
それともおそらく一度は出るであろう、モデューロXにその役目を担っているのか?という勝手な予想もしてます。
リアビューは新型がかなり好きです。
このNは隠れNとは違いますよ。
ステアリングの応答性も同じで、少しニュートラル付近の座りは緩めになってますねー。
切り始めも上質方向に振った応答性で車両の動きが連続性を意識されてる印象。
とは言え、これらも決してネガティブでは無いんです。
楽に楽しいを味わえるクルマになってます。
毎日の足として、6MTで、電パ+オートホールド付いてて、自分で操作する楽しさが快適に味わえる、と考えると相当に魅力的。
しかも4人しっかり乗れる!
これは、ヤバくねーか!
しかし、エンジン音がキレイに入ってくるのが印象的でした。
これがNAになるとそんなでも無いんですよね。
軽のNAになると、どうしてもガサツ感が出てしまうのでロードノイズと紛れてしまうのかもしれませんが。
RSはエンジン音に耳がフォーカスしてロードノイズが上手く中和されてるのか、抑えこまれているのか、聞こえ辛い状態で運転出来ますね。
これは見えないか?
途中でかなり急な坂道を上るシーンがありました。
信号待ちしてすぐ坂道になるんですが、2速で坂道突入ほんと結構坂道なんですが全く苦しくなくシフトアップして行けます。
トルクあるなぁー、全然苦しい感じになりませんね。
合わせてその坂道が結構細いんですが、軽なのですれ違いもストレスフリー♪
私は通勤で細い道を通るのでやはり軽自動車が良いんですよね。
軽自動車で6MTとオートホールドの組み合わせは何気に初でしょうか?
正直かなりそそられるクルマではありました。
モデューロが出たら買いたいなー。
短い試乗時間でしたが、RSの試乗を終えました。
新型N-ONE オリジナル試乗
RSの試乗後立て続けにNAのオリジナルに試乗!
またまた短い試乗でしたが、感じたことを書いていきます。
ターボ6MTのRSとはかなりフィーリングが違いますが、普通の軽自動車として良く出来ている事が確認出来ました。
エンジンスタートすると少しガサツ感を感じる音質でブーンというアイドリング音が耳に入ってきます。
過大では無いので不快感はないですが、軽自動車って感じですね。
出足は想像以上に軽く、モサッとした感じは皆無ですね。
大人2人や後ろに子供2人乗せて走る分には全然充分なパワー感。
NAエンジンはVTECなので、よりスムースに回るんでしょうか。
エンジン音やロードノイズも想像よりは全然抑えられてて好印象ではありますが、やはりフロントガラスに遮音機能が付いて無いのは感じます。
今回の様に、直前直後に乗ると明確ですね。
あと、遮音機能が付いてるとワイパー音にも違いが出てきます。
軽自動車のワイパーって結構モーター音がウィンウィン聞こえてきますが、遮音機能が付いてるとそれがかなり低減されます。
RSの試乗とほぼ同じコースを走っていきますが、乗り心地は同等に良いですね。
オリジナルはタイヤが14インチになりますので多少クッションが効いたような路面との接地感ではありますが、今回のRSが快適志向なので大きな違いは感じませんでした。
それにしても私が乗ってる先代RSは結構硬めな感じなんだな。
とは言え、それなりのスピード出てればロールするのは同じですね。結局ハイト系ではあるので、絶対的な傾きは抑えきれていません。
今でも少し我慢してる部分なんですが、N-ONEってもう少しで普通車?みたいなところがあるクルマなので、こうしたらもっと良くなりそう!とか色々試してみたくなるんですw
ボディーのヨレ直したり、トルクが上がるオイルフィルターにしてみたかったり、ダンパーを変えてみたり、そういう意味でも凄く楽しめるクルマだと思います。
軽い沼クルマですかねw
話戻しますが、また同じ急な坂道に差し掛かりますが、やはりパワー感はグンと下がります。
途中でローギアになった感じですこし唸りながらの走行になりますね。
それでもさすがN-ONEと言うかホンダの軽で、他社の軽のNAエンジンより明らかにパワフルですし、音の唸りも不快感少ないです。
以前試乗した日産デイズのNAはかなりの唸り音でした。しかも今回の坂道より全然急坂じゃない所でブーン感強かった記憶があります。
ブレーキのフィーリングが先代RSから比べると、自然に止まり易い感じですね。
先代のRSは制動力強いんですが、制動がちょっと踏んだ辺りから急に強く立ち上がるんです。
それこそもう一台のプジョー・3008の制動と少し似てる感覚ありますね。
少し慣れないと扱い難いと感じる躾になっているんですが、新型は自然な感じがしました。
プラットフォームが変わったとは言え、新型N-BOXのプラットフォームも完全な新規設計ではなかったはずなので色々調整はしやすい分ブラッシュアップされている部分も多そうですね。
新型のN-ONEに試乗させて貰って感じた事でした。
最後に隠れNの答え合わせです!
新型N-ONEの隠れNの答え合わせ
まず、外装から答えを見ていきます。
1、両ヘッドライト内
全部で8つあるんですが、8種類なので両ヘッドライトで1つというカウントです。
2、両テールランプ内
3、フロントガラスセンシングカメラの下
これは言われてみても分からないやつでしたw
Nになってるかな?全然Nに見えないんですよね(^_^;)
4、リアガラス
これは画像だと分かり易かったと思います。
実際普通に見ても分からないので、開けて見る方が分かり易いです。
ここから内装に移ります。
5、メーター
これも比較的分かり易いですね。
RSやプレミアムだと分かりにくいでしょうか。
6、コンソールトレー
ここも画像だと分かり辛かったでしょうか。
細かいですねーw
7、後席用ポケット
画像では分かり易かったかもですが、これも見つけるの苦労しました。
ポケットの仕切りを外すと裏にNが出てきますw
8、リアドア
途中画像ではこの全体写真のみだったので見つけられなかったでしょうか。
黄色〇の部分にNが居ます。
ここは実際探すと分かり易い方かと思いますね。
新型のN-ONEに隠された8つのNでした!
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
新型N-ONEの各グレードのフロントシート。
1枚目・オリジナル
2枚目・プレミアムターボ
3枚目・RS
4枚目・全グレード共通質感の後席シート
後席はドアパネルも樹脂だけになってしまって質感が寂しい。
機能が追加になったとは言え、価格は先代から20~25万円程上昇なのでも少し頑張って欲しかった。 pic.twitter.com/1tG4KdmfAc— UU (@WCLBlogAuthor) November 21, 2020
全グレードの内外装も撮影させて貰ったので、時間が出来ればレポートしたいと思います。