Audi Q5 40 TDI quattro sport 試乗レビュー
アウディQ5に追加された2.0ディーゼルターボエンジンモデルのTDI quattroに試乗させていただきました。
試乗車はQ5 40 TDI quattro sport。
車両本体価格は¥6,570,000というプライスになっています。
レビューで紹介しますが、sportはエクステリアや内装などで装備に差があります。
ここにラグジュアリーパッケージ・アダプティブエアサスペンション¥370,000、アシスタンスパッケージ¥260,000、マトリクスLEDヘッドライトパッケージ(アシスタンスパッケージ選択時)¥100,000、プレミアムサウンドシステムのBang & Olufsen3Dアドバンストサウンドシステム¥180,000、リヤシートヒーター¥60,000。
これらのメーカーオプションが付いた車両でした。
試乗車の価格を、パッと見で計算すると乗りだし価格で700万円台後半になってきそうです(-_-;)
高いぜw
ボディーカラーはムーンライトブルーメタリック(有償色¥90,000)という濃いグレーとブルーが混じったような、深みのある綺麗な色でした。
内装色はチタニウムグレーというほぼライトグレーで、ボディーカラーと相性が良くて個人的に好きな色合わせ)^o^(
おはようございます☀️
起きれなくてブログ進まず😂
Q5TDIのエクステリアをどんどん先出しw
ボディーカラーがムーンライトブルーという色ですごくきれいでした。
インテリアカラーのライトグレーとの組み合わせがすごく好み。
輸入車のカラー素敵です。 pic.twitter.com/lSkwMdj6fb— UU (@WCLBlogAuthor) 2019年5月17日
レビューはしていませんが、Q5は以前ガソリンターボモデルにも試乗させて頂きました。
同じクルマでも今回のTDIはより高い静粛性と重厚感のある乗り心地でした!
今回はアウディQ5 TDIのドライブフィール、エクステリア、インテリアをレポートしていきます。
ではまず、スペックからです。
アウディQ5 TDI スペック
エアサス仕様でのスペックです。
最初に気になったのは車重1,900㎏。
かなりのヘビー級です。実際乗ってみると鈍重ではなく重厚感として捉えられるフィーリングでした。
このディーゼルエンジンはフォルクスワーゲンのパサートTDIと同じエンジンですが出力特性が少し違います。
少し比較
フォルクスワーゲン・パサート | アウディ・Q5 |
190馬力 (3,500-4,000rpm) | 190馬力 (3,800-4,200rpm) |
400N・m (1,900-3,300rpm) | 400N・m (1,750-3,000rpm) |
車重:約1,500㎏ | 車重:1,900㎏ |
車重差400㎏もあるので、Q5はより低回転から最大トルクが発生され、高回転まで回るようになってるようです。
パサートのTDIはまだ乗れていないので、オールトラックTDIとか試乗させてもらおうかな。
エアサス仕様になると通常のバネサス車より最低地上高が15㎜下がります。
ボルボのXC60のエアサス付車もそうでしたが、ドライブモードに合わせて車高も変化するそうです。
私は普段あまりこのドライブモードは触らないので、今回はAUTOモードでのみ試乗しています。
ナビのウェルカム演出かっこいいです
冒頭でもお伝えしましたが、試乗車に装備されているオプションの詳細内容です。
■ラグジュアリーパッケージ・アダプティブエアサスペンション ¥370,000
・パーシャルレザー
・マルチカラーアンビエントライト(カラーバリエーション30色)
・テンポラリースペアタイヤ
・ツールキット/ジャッキ
■アシスタンスパッケージ ¥260,000
・LEDヘッドライト
・LEDリヤコンビネーションライト(ダイナミックターンインディケーター)
・アウディプレセンスリヤ(接近する後続車等を監視し、万が一のついとつの際に衝撃を軽減するように備える)
・アウディサイドアシスト(追い抜かれる際の死角を監視)
・バーチャルコックピット
■マトリクスLEDヘッドライトパッケージ(アシスタンスパッケージ選択時)¥100,000
・マトリクスLEDへドライト(ダイナミックターンインディケーター)
・ヘッドライトウォッシャー
■Bang&Olufsen 3D アドバンストサウンドシステム ¥180,000
・19個のスピーカー
■シートヒーターリヤ(フロント標準) ¥60,000
アウディのこのオプション攻勢がちょっと・・・って感じですね^_^;
車格と金額考えると、アシスタンスパッケージとマトリクスLEDヘッドライトパッケージは標準で付いていて欲しい。
他の安全装備に関しては標準で用意されているようです。
グレード・価格
モデル | 価格 |
Q5 45 TFSI quattro | ¥6,910,000 |
Q5 45 TFSI quattro sport | ¥7,120,000 |
Q5 40 TDI quattro | ¥6,360,000 |
Q5 40 TDI quattro sport 試乗車 | ¥6,570,000 |
ガソリンモデルより、ディーゼルの方が価格が低いですね(゜o゜)
細かく装備を比較してませんが、パッと見そんなに違いません。
Q5はディーゼルモデルにお得感出してますねー。
ではドライブフィールのレポートに移ります。
アウディQ5 TDI ディーゼルターボモデル ドライブフィール
※インテリア前席のレポートは画像コメントでしていきます。
ドライブポジション
運転席
チタニウムグレーのパーシャルレザーシートです。
シート形状はSUVらしく少し大ぶり。
この試乗車はsportなのでシート形状もスポーツタイプになっています。
座面のサイドサポートは丁度良かったですが、シートバックのサイドサポートは余裕を感じました。
体を左右にずらすと少しスカスカする感じです。
しかし、肩口も割とサポートしてくれますし、ランバーサポートもあるので基本的には良いシートの着座感があります。
運転席は12wayパワーシート、調整スイッチ周りの質感はこのクラスとしては寂しい感じがします。
パーシャルレザーの質感が良くて、なめらかで気持ちの良い触感が好きです。
ペダルレイアウト
アクセルペダルは吊り下げ式。
ペダルレイアウトは悪くは無いのでシート形状と相まって、良好なドラポジが可能です。
アクセルペダル横の張り出しが少し邪魔には感じましたが、慣れれば問題ないと思います。
ドライブフィール
フロントドアパネル、ドアグリップがハードプラなのが残念ですが、その他はほとんど柔らかい素材です。ドアポケット部分もプラスチックでした。カーテシランプも装備されています。質感はもう少し頑張ってほしいところ。
試乗車はディーラーオプションのデコラティブパネルオークグレー¥40,000が装備。これがチタニウムグレーの内装と相性が良くて質感を上げてくれています。
ウィンドウスイッチや調整ツマミのメッキ加飾のクオリティーが高いです。このポイントだけだとボルボのクルマに見えなくもない。
Q5に乗り込みます。
ドアを閉める時の重厚感がドスンという感じで、素晴らしい剛性感。
SUVのドアは高さがあって面積が広いのでどうしても剛性感に乏しいクルマが多いですが、Q5は全く関係ないですw
しっかりとしたサイドシルプレートが設定されていました。
プレミアムサウンドシステム、Bang&Olusen(19スピーカー)搭載。スピーカーカバー自体も、もう少し質感上げて欲しい。音は最後に少し聞きましたが良かったです。でもボルボの方が音の響きに重厚感があるような感じ。通常は8スピーカーです。
エンジンスタートの音も静かにドウンという感じ、外でのアイドリング音も良く抑えられていて不快感は皆無。
試乗中もそうですが、Q5TDIはこの辺りの音の抑え方が素晴らしいです。非常に静か。
乗り心地
ディーラー駐車場を出てまず感じるのが乗り心地がめちゃくちゃ良い )^o^(
とにかく剛性感・フラット感が強いです。
大きな段差やうねりがあるところでも、車両の姿勢が大きく乱れません。
硬質なトントンという気持ちの良い段差の処理であっという間にサスが収束。
エアサスである事を感じさせずに、エアサスならではの乗り心地の良さを上手く引き出している感じがします。
コックピットの感じが良いです。チタニウムグレーの明るい内装が好印象。
ステアリングの質感・グリップ等も良好。特別デザイン性が高い訳ではないですが、マテリアルの上質感はしっかり感じられます。
メルセデスのCクラス、ボルボXC60のエアサス仕様に試乗した時はまぁまぁ酔ったので、試乗車に「エアサスが付いています」と聞き、少し身構えていましたw
この2台も乗り心地は良いんですが、常にフワフワ感が付きまとってくるのを感じましたね。
今回もまた酔うか?と思いましたが、全く酔わなかったです。
これならエアサスもアリだなw
12.3インチ液晶、アウディのバーチャルコックピット。デジタルメーターでは他メーカー含め一番クオリティが高いと思います。一度に表示される情報量が違います。
ドライブモードをAUTOで走っていてもこのDの上に何速に入っているか表示が出ます。
右はスピードメーター、このメーター表示のサイズはもう一段階大きく表示できます。
安全装備
ディーラーを出て200M位走り、信号に捕まります。
小さな橋の上で停車したのですが、ナビ画面に車両横の障害物表示が「ポン」という音と共に表示されました。
車両の左側に橋梁がありました。タブレットのような見た目のナビ画面は8.3インチ。携帯との連携も勿論可能。優れたインターフェイスになっています。
カメラの解像度が高くて鮮明です。かなり見やすいので安心感あります。タッチパネルには対応していません。
全幅の広いクルマ(1,900㎜)なのでこれは便利でありがたい機能です。
でも、何の安全装備の機能で発動するのか分からなかったですw
Q5は基本的にアイドリングストップするので停車中も静か、エンジン復帰の再始動は早いですが振動は少しブルンと体にきました。
ステアリングフィール
ステアリングの操作は軽めですが、ダイレクト感はちゃんと残してあって車両はしっかり操作に追従してきます。
常にどっしりとしたステアリングフィールで重厚感のある感覚を味わえる、これは良いです。
特にバイパスでの少しハイペースなシーンで、ステアリングがしっかりと安定するので直進安定性の高さを感じられました。
車高が高くアイポイントが高いのも安心感ありますね。
パームレストも兼ねたシフトレバー、この辺りの操作性の良さもかなり感じます。慣れてない私でもある程度使えるようになるので直感的な操作も可能になっている印象。オーナーになればそれこそすぐに慣れそうです。
ナビの操作ダイヤル周りのスイッチ、シフトレバーの操作フィールも良い手応えがあります。見た目の質感も高いです。
加速感
信号が青になり前方にクルマもいないので加速を試します。
1,900㎏とヘビー級ですが、加速も全く問題なくスルスルと速度が増していくのでストレスは感じません。
しかし、カタログスペック400N・mというトルクフルな加速感ではないですね。
もう少しトルキーな感じを期待していましたが、さすがにこの車重ですと難しいでしょうか。
加速時のエンジン音は少し一枚板を通したようなグウウンという音が少し聞こえる程度です。
ステアリング右側のセクション。ドアグリップのプラ感が無ければかなり良い感じになりそう(-_-; 惜しい。
その下のポケットはしっかり起毛処理されています。意外と広いんですが、何を入れるか?ポケットティッシュ位?・・・しか思いつかないのが悲しいw
バイパスでもう少し強く加速も試しましたが、やはりスムースなという印象は変わりませんでした。
静粛性が良いから速く感じないのかもしれません^_^;
アナログのエアコンパネル、新型A6等新世代モデルはタッチレスポンス付きの液晶パネルになります。個人的にはアウディのエアコンパネルやナビ操作のコマンダーが好きなのでちょっと残念です。スイッチのクリック感もすごく良いので。
温度調整スイッチのデジタル表示メッキリングの質感等素晴らしいと思います。操作感もカチカチ決まって良い感じです。
Q5TDIはクワトロのフルタイム四駆なのですが、トラクションかかってるな!という感じはA4アバントのバネサスのほうが強くて運転の楽しさも感じられました。
エアサスは地面との接地感は少し薄く感じてしまいます。
車格的にも楽しく運転、というよりはドッシリゆったりと流すタイプのクルマの性格ですかね。
個人的にはもう少し軽快な感じが好きなので、同じQ5でも走りだけで言うとガソリンターボの方が良いかなと思います。
コーナリング
試乗コースにはバイパスの少しハイペースに走行しているシーンで、クイックなハンドリングが必要な箇所があります。
Q5のようにドッシリしたクルマは逆に上屋が揺さぶられたりするものもありますが、ロール感や揺すられ感もありません。
この重厚感はすごいっす。
高級車って感じ )^o^(
オークグレーのデコラティブパネルが良いです。キーが入ったポケットの奥にあるスイッチはオーディオの音量調整・ON・OFFするためのものです。
スライド機構付きアームレスト。スライドや開閉時の操作感がここも重厚感あるんですが、開閉の時ヒンジの作動音が少し大きかったです。この個体だけ?
開くとこんな感じです。トレーはスライド・取り外し可能。USBのスロットが2口設定されています。
ロードノイズ
Q5TDIは走行中のロードノイズもかなり抑え込まれています。
路面のざらついた箇所を走行していても、コーと静かに聞こえるだけです。
ガソリンターボモデルはエンジン音も、ロードノイズもそこそこ聞こえていた記憶がありますが、TDIは試乗時も録音した音声を聞いてもほとんどロードノイズが車内に響きません。
静粛性に関しては本当に素晴らしい仕上がりだと思います。
気になるポイントも
少し気になったのは、走行中のアクセル踏んでいる時に床下から小さなチャラチャラした機械音が常に聞こえてきました。
かなり小さいのでオーディオが付いていれば聞こえない程度です。
#アウディQ5 試乗中アクセル踏むとチャラチャラと機械音が床下辺りからちっさく聞こえてきたんですが、この音はディーゼルのカラカラ音の最小限的な音なんだろうか??😅#車好きと繋がりたい pic.twitter.com/FVY0CqiKck
— UU (@WCLBlogAuthor) 2019年5月11日
ディーゼルのカラカラ音の最低限の音なのかな?と思いましたが、実際のところは?です。
トレーをスライドするとリッド付のドリンクホルダーが出てきます。ここでも少し気になることがありました。
アームレストを前方までスライドするとドリンクホルダーが機能しません^_^;まぁスライド量調整すれば良いだけなんですが。
ブレーキング
車重の重いSUVですが、さすがアウディでブレーキングも剛性感たっぷりで余裕で止まってくれます。
初期制動からストップまで細かい踏み込みに対する制動力がリニアに働いてくれるのでアウディのブレーキは大好きです(^^♪
インテリアの密度感が素晴らしい。
グローブボックスは起毛処理されています。ETCやメディアスロットはここに設定されています。
ドライブフィールは以上です。
続いてエクステリアのレビューに移ります。
Audi Q5 TDI クワトロ エクステリア
※インテリア後席のレビューを画像コメントでしていきます
フロント
安定感のあるフロントフェイスですね。かっこいいです )^o^(
新しいデザインアイコンのシングルフレームグリルが力強さを表現してますねー。
画像で見るとそこまで感じないですが、全幅が1,900㎜あるので実物をみると結構な迫力があります。
前席の全景忘れてたので。スッキリしたデザインで上質感があります。オークグレーとチタングレー内装との相性が素晴らしい。
試乗車はマトリクスLEDヘッドライトパッケージ(アシスタンスパッケージ選択時)¥100,000が装備されていました。
※マトリクスLEDヘッドライトは他社でいうALH(アダプティブ・LED・ヘッドライト)とほぼ同じ機能です
※LED光源と精密な光学デバイスを組み合わせたカメラシステムによって、状況に合わせて配光を可変させ高度に制御。対向車や先行車を検知して適切な配光制御をして相手に眩しい思いをさせない機能。
後席ドアも前席同等の質感が確保されています。スピーカーのBang&olufsenのオーナメントも付いています。
後席の見え掛かり、足元空間もしっかりあります。
シートバックのボリューム感もあって着座感も良かったです。
フォグライトに見える箇所がそのセンサーのユニットになっているようです。
マトリクスLEDヘッドライトはアクティブコーナリングライトの機能も有しており、ステアリングを切る直前にコーナーの内側を先回りして照らします。
シングルフレームグリルのメッキがマットな質感でギラギラしてないので好印象。
グリル内部のルーバーもメッキ処理され質感の高さを感じます。
このメッキのルーバー・バンパーもsportの装備。
シートバックのシートのステッチもキレイな感じでシートカラーもあってより優雅な印象もありました。
ドリンクホルダー付アームレストも完備。ドリンクホルダーにはリッドも付いています。
ウィンカーはこんな感じで光ります。
マトリクスLEDヘッドライトパッケージが付くとダイナミックターンインディケーターで流れるウィンカーになります。
流れるウィンカーは少しずつ増えてきてますね。
国産メーカーでも採用例が増えてきてますが、採用したのはアウディは結構早かったです。
後席はこちらのレバーでリクライニングと可倒まで可能になっています。
リクライニングはこれ位しかできませんでした^_^;ちょっと少ないですが、良く出来た後席シートなので無くても大丈夫そうにも思えました。
試乗グレードのQ5 40 TDI quattro sportは標準装備はバイキセノンヘッドライトのオートハイビームアシストまでの機能になります。
サイド
アウディと言えばサイドのキャラクターラインですよね!
ボンネットフードの端を利用してドアパネルのプレスラインとつなげるデザインがすごく好きです。
現行A4のようにまっすぐピッシリではなく緩いラインを描いてリアのコンビネーションランプまで続いて行きます。
重厚感はサイドビューでもしっかりと表現されてる。絶妙なボリューム感。
身長175センチの筆者のドラポジに合わせた状態でこれくらいの広さです。大人が快適に過ごせる広さになってます。
フロントシート下にあったこの物体がちょうど足置き場になって良かったですw これ本当は何だろう?写真撮ってるときはプレートみたいに見えてたんですが、画像みるとパイプみたいにも見えるぞ^_^;
このプレスライン)^o^(
凄すぎますw
プレスライン含め、アウディのチリ合わせは秀逸です。
シルバーのサイドロアモールもsportの装備です。
ボディーカラーのムーンライトブルーメタリックとマットなシルバー相性良いー。
Q5はリヤのエアベンチレーションも装備。トリプルエアゾーンコントロールは標準です。
フロントサイド
sportになるとフェンダーのアーチモール等がボディー同色になります。
ベースモデルは樹脂フェンダーなのでここは好みでと言う所でしょうか。
全体的に丸みを帯びた柔和なシルエットの中にプレスラインで密度感が表現してあって緩急が効いた印象ですね。
8j×18+235/60R18、5アームスターデザイン・アルミホイールとタイヤはsport専用。
ベースグレードもデザインは違いますが同じく18インチです。
最近19インチや20インチの国産車・輸入車を見てるからかSUVとは言え18インチでもホイールが小さく見える自分がコワイw
¥60,000のリヤシートヒーター、ここも標準装備にして欲しいところ。スバル・フォレスター、ホンダ・CR-Vは標準装備です。
アプローチアングルもしっかり確保されているようで実用性の高さも感じます。
ラゲッジ容量は550ℓ、ホイールハウスの張り出しも無くスクウェアな荷室になっており、使い勝手良さそうです。シートバックは4:2:4分割可倒。
パワーテールゲートは全グレード標準装備です。リヤバンパーに足をかざすと開閉可能な、ハンズフリータイプ。
サイドのラインのつながりに惚れ惚れ。
プレスラインがどうやったらきれいに見えるか?ばかり考えて写真撮ってたら、普通の角度の画像が少なかったです^_^;
シートのリクライニングレバーでも、こちらのラゲッジ側のレバーでもシートの可倒が可能ですが、この右側のレバーはなかなか最後まで引けなくてレバー壊しそうで怖かった^_^;
倒すとこんな感じです。この状態で1,550ℓという大容量になるそうです。フラットに倒れないので車中泊は難しいでしょうか。
リヤサイド
リヤサイドのセクションも良いですね。
ルーフラインがリヤにかけて結構下がっていきます。
このようなスタイリッシュに見える造形も取り入れられているのに、スタンスもしっかりと効いていてデザイン性とタフ感が上手く融合してますね。
先日デビューしたRAV4もスタイリッシュな造形とタフ感が見事に表現されていると思いましたが、アプローチの仕方は真逆のように感じます。
ルーフラインはそこまで下がってませんし、全体のシルエットが細見な印象です。
しかし、パーツでタフなイメージを与えてきます。
デザインアプローチの違いを楽しむのもクルマ選びの楽しさの一つかなと思います。
ラゲッジ床下はウーファーとテンポラリータイヤが設定されていました。 スペアタイヤに付いて紹介している記事 テンポラリータイヤが正しくてテンパータイヤはこの略称だそうです。
ラゲッジ右側のメッシュポケットにアクセサリーソケットがありました。
ルーフレールもsportの装備。
ベースグレードとかなり差別化されています。
結構な差別化があってベースグレードと20万円差ですからsportの方が買い得?感はあるような気がします。
Bピラーやウィンドウモールの質感も高く、密度感が素晴らしいですね。
リヤ
リヤビューもどっしり感出てます)^o^(
リヤコンビネーションランプ上にもしっかりとプレスラインが走っています。
上屋が上に向かう程に絞られサイドパネル部分でしっかりとショルダーラインがあるので走行性能の高さも感じさせる仕上がり。
エアサス付車のみの装備ですが、ラゲッジの開口高さを下げる機能がついています。
通常はこれくらいのクリアランスです。
下げるとこんな感じ。かなり下がりますよ。しかし、便利かどうかは分かりません。
リヤコンビネーションランプ上のプレスラインはサイドのキャラクターラインと繋がっていきます。
全周をグルッと周るようにプレスラインが走っています。
このプレスラインで上屋と土台が分けられているようにも見える。
リヤもダイナミックターンインディケーターで流れるウィンカーです。
こんな感じで流れます。
マフラーはバンパー一体型のようになってますが、これはダミーです^_^;
しかも完全に蓋がしてありますw
これはちょっと残念なポイント。
実際のマフラーは左側に片側二本出しになってました。
ダミーの蓋がしっかりされているのもこの画像で伝わると思います。
マフラーは普通にストレートで出して合っても良いと思いますが、イメージ的なものなんでしょうか?
このダミーデザインはあまり良さが理解できない部分です。
エクステリアは以上です。
まとめ
アウディQ5に追加になった2.0ディーゼルモデル、Q5 40 TDI quattro sportのレビューをしてきました。
走りの重厚感、乗り心地の良さがとても印象に残るドライブフィールでした。
ディーゼルエンジンらしい400N・mという高いトルクですが、1,900㎏という車重もあってかトルクフルな加速では無かったです。
充分スムースな加速感ではあったので街中では全く不満もでないと思いますし、バイパスでのハイペースなシーンでの加速感も問題なかったですが、さらに高速等の追い越し中間加速では少し重さを感じるかもしれない?印象はあります。
しかし、乗り心地が良かったです。
エアサスでフワフワすることなく、バネサスのような硬質感を感じさせてくれつつ乗り心地の良さを実現しているポイントに関しては感動しました。
エクステリアもそうですが、乗り味含めてとても包容力のあるジェントルなクルマという印象が強く残る試乗でした。
以上でアウディQ5TDIの試乗レポートを終わります。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
Q5の公式HPです。
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