マツダ CX-3 インテリア前席の改良点を紹介!
2018年5月にビッグマイナーチェンジを受けたマツダ 新型 CX-3に試乗してきました、という話の2回目です。
前回はエクステリアをレビューしました!デミオベースのクロスオーバーSUVはとても個性的でスタイリッシュでした。
前回の記事がこちらです。
別ウィンドウで開きます。よろしければ合わせてご覧ください。
次にマツダ CX-3のスペックを見ていきます
マツダ CX-3 スペック
1.8ℓ ディーゼル
11PSだけの排気量アップは燃費性能と煤の燃焼関連の不具合対策なども考慮してあるのかもしれませんね。
ではインテリアのレビューに行きましょう!
マツダ CX-3 インテリア レビュー 前席
フロントドア
ではまずはフロントドア内側から見ていきましょう。
トリム上部はソフトパッドではなくハードプラですね。
中央はステッチ付のグレーの合成皮革です。
他社ではこのクラスですとステッチ調の成型だったり、C-HRではテキスタイルのハードプラですね。
ヴェゼルは同等の質感ですが、部品点数が少なく、少し単調なデザインです。
CX-3はドアアームレストもステッチ付の合成皮革になっていて質感・デザインともに高いと思います。
これはPROACTIVEからの装備ですね。
欲を言うとこのグレーのカラーがもう少し違う提案が欲しいと感じます。
マツダは色の使い方が本当に上手いので、要求値が高くなってしまうのかもしれませんww
ウィンドウスイッチパネルはカーボン調。この辺は最低限の質感を確保しています。
ドアポケットは設定されてはいますが、少し小さいですね。
A4を縦でも良いので入れられるくらいのサイズは欲しいですね。
コンパクトSUVを購入する方は様々なライフスタイルを彩る相棒としてこういう車を購入されると思うので。
対応力の高い車になってさらに売れてほしい!!
フロントシート
次にフロントシートを見ましょう。
シートメインはパイピング付ファブリック、サイドは合成皮革ですね。
この試乗車はXD PROACTIVE S Packageなのでメモリー付パワーシートの設定です。
他社ですとホンダ・ヴェゼルや三菱・エクリプスクロスでもパワーシートのオプションはあります。
しかしレザーシートと抱き合わせになって高額なオプションとなります。
このあたりはCX-3の優位性がありますね。
シートの座り心地は良いですね。
今回の改良でシートにも手が入っています。
座面にCX-8同様の高減衰ウレタンを採用しています。
マツダはアクセラ以降少しずつシートの形状見直しやフィッティングに対するアプローチが変化しているように感じます。
体にフィットしてくるけど芯があるような輸入車とも違う独特のシートですね。
長距離乗るとどんな感じになるのか気になるところです。
少し気になるのがこのポイント、シートにパイピングの処理がありますがこちらは何回も乗り降りすると擦れて破れないか心配な素材でしたね。
マツダお得意のドライビングポジションの良さはCX-3ももちろん適用されます。
足元はオルガン式ペダル。
ここで気を付けないといけないのがフットレストがないこと!!ディーラーオプション扱いです。ここを省くのかww
CX-5もオプション扱いだったかもしれません。
ステアリングホイール
次にステアリングです。
ステアリングの質感・形状も良いですね。
基本的に上位車種と同じデザインのものです
。細かい所で差別化はしてあります。
こういうところも良いですよね。出し惜しみ感が少ないのでメーカーの良心を感じます。
皮の質感も上質です。
アテンザの物ほどさらさらではありませんが充分ですね。個人的にはそこまでさらさらしている必要はありません。
嬉しいのがステアリングヒーターが装備されていること。PROACTIVE S Package からこの装備がパワーシートとセットで装備されます。
エアコン調節ダイヤルの上、シートヒータースイッチの左側についていますね。
これが冬にあると良いだろうなと思う、うらやましいーアイテムですね。
新潟の冬は朝方や雪が積もった夕方に車の中が尋常じゃない寒さになります。このときステアリングがめちゃめちゃ冷たくなるので、欲しい装備です。
他メーカーでは上位車種でも採用が少ない装備なのでここもマツダは頑張っています!
でもスイッチは右側の方が良いですね。ちょっと遠いかなと思いました。
メーター
次にメーターです。
こちらはデミオ・アクセラ等と同様のメーターですね。
センターメーターがタコメーターです。ここもマツダらしいですね。
センターメーターは廉価グレードではスピードメーターになったりと、仕様に変化があるので検討時は注意してくださいね。
画像にはないですがメーターバイザーはステッチ付合成皮革です。
質感の気配りここにもありますね。
前席全景を見てみます。
前席全景
基本的にはデミオベースなのでデザインは似ていますが細かい所で差別化されていますね。
先ほど書いたメーターバイザーの合皮仕様ですね。
何より今回の改良の目玉となる最大のトピック、電子制御パーキングブレーキとブレーキオートホールドの採用です!
センターコンソール
電子制御パーキングブレーキとブレーキオートホールドの装備。
オートホールドはこの機能を作動しておくと信号待ちなどでブレーキを踏んで停車後にブレーキから足を離してもブレーキが保持されます。
これが付くことで良い車感が大幅に向上します!BMWのX2を見てきましたがX2でさえこのブレーキオートホールドはありません!
マツダの企業努力が凄いです。(マツダの回し者ではもちろんありません)
シフトレバーもシフトブーツが施され質感OK。
シフトレバー奥にメディアスロット関係、手前にマツダコネクトの操作スイッチ関係が並びます。
センターコンソールサイドもステッチ付の合成皮革で処理されていて、力入ってるなぁと感心しきり。
そしてさらに嬉しいのが
こちらのアームレストコンソールの採用ですね。
コンパクトクロスオーバーSUVとしてプレミアム感の演出に必要なアイテムが出そろいましたね。
改良前はアームレストの設定は無く寂しい感じでした。
これで他メーカーのライバルと比較しても見劣りなし!
アームレスト開くとこんな感じ
この時はドリンクホルダーの設定がないのかと思っていたのですが、HP見るとありましたね。
ギミック的になっていてプレート立ち上げてドリンクホルダーになるようです。
HPからお借りした画像です。
こんな感じになる様です。こんなことになっていようとは、やはり予習必要ですね。気付けなかったww
目線を上にあげてオーバーヘッドコンソールです。
このクラスでサングラスホルダーが設定されています。
これも嬉しい装備です。ライバルには設定ありませんよ。
ライトは豆球です。
自動防眩ルームミラーは全グレード標準で装備。
今回グローブボックスは撮り損ねてしまいました。申し訳ありません。
以上でマイナーチェンジをはたした マツダ 新型 CX-3の前席レビューを終わります。
マツダ CX-3 前席 レビュー まとめ
改良をうけたマツダ 新型 CX-3の インテリア 前席 を細かく見てきましたがいかがでしたか。
大きなトピックである、電子制御パーキングブレーキ(EPB)とブレーキオートホールド、さらにアームレストコンソールの採用されました。
これにより、他社のコンパクトクロスオーバーSUVと同等以上の装備を手に入れました。
まだ発売にはなっていませんが、特別仕様車の内装はさらにプレミアムなものになっています。
もともとディーゼルエンジンにMTも選べるという異色の存在ですが、さらに魅力が増しましたね。
このビッグマイナーチェンジを受けて今後の売り上げがどうなっていくのか楽しみですね!!
次回は、内装 後席・ラゲッジルームのレビューです。
では最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回も読んでもらえると嬉しいです。