【BMW 新型 X2 試乗レビュー】 Part2 インテリア 前席編  インパネのデザイン良いぞ!! 高級腕時計のような佇まい?

BMW X2 インテリア 前席レビュー!

 

新型 BMW X2 試乗してきました、という話で今回はインテリアのレビューです。

内装も写真たくさん撮ってきたので画像を頻繁に使っていこうと思います。

前回はエクステリアをレビューしましたが、コンパクトで塊感のあるデザインが好きな私にはとても刺さる内容でした。

 

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BMW X2はスポーティーなので使い勝手はイマイチかな?と思っていましたが、大きく予想を覆されましたよ。

 

 

BMW X2 スペック

2.0ℓターボ

 

BMW X2 インテリアカラー

 

 

MSportsXでは レザーシートが選択できます。インテリアのトリムは選択できませんね。

内装のカラーとかは選べないんですね。これがレクサスの方が良いところか。

 

インテリアのレビューをしていきましょう

 

 

BMW 新型 X2 インテリアレビュー

 

フロントドア

 

いつも通りフロントドアから見ていきましょう!

 

 

パッと見の質感は悪くありませんが、めっちゃ良くもないですね。

トリム上部のソフトパッド下の金属パネルの材質はアルミです。

隆起したヘキサゴン形状が施されていてボリューム感もあり良い感じです。

トリム中央は横長のヘキサゴンのような柄のざらっとしたファブリックですね。アルミのパネルとコーディネートしてあり面白いですね。

少し爬虫類の皮を思い出します。

嫌いな方申し訳ないです。

 

 

ウィンドウスイッチパネルは無塗装でスイッチ類にも金属パーツの加飾はありません。

もう少し質感的に頑張って欲しいドアトリムですね。

ここは先日見たマツダ アテンザワゴンのドアトリムの方が質感は高いですよ。

ちなみにアテンザのドアトリムがこちら

 

上から ソフトパッド・本杢パネル・サテンメッキパーツ・ウルトラスエード ヌー・ピアノブラックパネル・人工皮革・ハードプラ

系統が違いますが、使用している素材・色は秀逸に感じました。

しかし、X2の内装の密度感はすごいですね。

中身詰まってます!って感じがビシビシきます。

私のイメージ先行の勘違いではないと思いますww

 

 

ドアグリップが付いているのは点数高いです。

普通のドアポケットより閉め易いですし、堅牢なイメージが勝手にありますw

ここの質感やっぱり寂しいですね。グロスパネルにすれば良いってもんじゃないのは分かるんですけどね。

リアルカーボンとか使ってくれると おーっ!てなりそう。

 

ドアアームレストは黄色のステッチが施された合皮が設定されています。

 

 

 

黄色が伝わりにくいですね。

黄色のステッチはスポーティーな印象があり良いのですが、外装色とのカラーバランスをどうしても考えてしまいますね。

私が購入するなら、この車は内装色に似合うボディーカラーをセレクトしたいですね。

この試乗車はパワーバックドアが設定されていますので、その開閉スイッチもドアに設置されています。

 

 

この機能はあると便利なのでしょうね。付いてる車に乗ったことがないので、次は付いてるやつ買うぞw

ドアアームレストから下はハードプラのみですね。後々良くしたりしますかね。

 

シートに着座する前に足元確認します。

 

 

質感高いサイドシルプレートが設定されています。

こちらはMスポ専用デザインです。

スカッフプレートはありませんね。青っぽいのは保護シールです。

この写真見て思ったんですが、シートが普通より少し内側にあるような気がしますね。

 

 

 

少し距離感が違うので分かりづらいですが、いかかですか?こちらはプジョーの3008の画像ですが、この距離でX2の写真撮るとシートのレールが映らないような気がします。

着座したときにサイドミラーが遠く感じたんですが、ミラー形状の影響だけではないのかもしれませんね。

着座位置を中にオフセットしてドラポジを良くするためにこうなっているのかもしれません。

 

 

アクセルペダルはオルガン式ですね。ここの箇所も車の内側が全然見えませんね。

国産車は結構ガッツリ見えますww

ペダル類は少し左にオフセットしているように見えます。

左ハンドルから右ハンドルへの最適化の問題かもしれませんが、乗った感じはそこまで違和感なかったです。

 

シートを内側に設定しているのはこういう事まで想定しているのだろうか?まさかね?

 

フロントシート

 

 

ではフロントシートを見ていきましょう。

 

 

これは見るからに良さそうなシートですね。

素材はアルカンターラとファブリックのコンビネーションです。

アルカンターラの質感が良いのはもちろん、色と縫製パターン、ステッチの色分け等凝った造りになっています。

サイドサポートの張り出しも良い感じでフィットして体を固定してくれます。

実際座った感じはものすごく良くて感動しました。

フォルクスワーゲンと似た感じの国産とは違う固さがありますね。

国産ですと私はマツダのシートが好きですが、マツダのシートは人間の体を面で受け止めるイメージですが、BMWのシートは点と線で受け止めるようなイメージです。

伝わるのだろうかこの表現ww

これは完全に好みだと思いますが、長距離走行にはやはりドイツ車のシートの方が良さそうに感じますね。

 

では やっとシートに座りますww

 

 

こうやって見るとかっこいい内装ですよね!!テンション上がります。

 

ステアリングホイール

 

 

 

かっこいいステアリングですねw こちらはMSports専用のステアリングです。

STANDARDとはデザインも皮の素材も違うようです。

このステアリングの形状ですが握りの太さもちょうどよく、皮の質感も相当良いです。

たださらさらしているだけではなく、しっとりと手に馴染みます。

ステアリングは小径とかではなく至ってオーソドックスな径だと思います。

 

 

 

右が通話やオーディオ関連のボタンになっていますね。

皮のなめしの細かさ伝わるでしょうか。他のBMWのステアリング握ったこと無いので、これが初めてですが今まで触ったステアリングで1番良かったです。

ステアリング奥に質感高いパドルシフトが装備されています。

 

 

左が全??車速対応のクルーズコントロール関係の操作スイッチです。ディーラーで聞き忘れました。

良いパドルシフト付いてても普段使わないので試すの忘れますww使用感など確認するようにしないとですね。

しかしステアリングのデザイン、洗練されてますねー。十字架というかクロスをイメージします。

 

次にメーターを見ます。

 

メーターパネル

 

 

 

ステアリング左横にあるエンジンスタートスイッチを2回連続で押すとエンジンが始動します。

エンジン始動前は

 

 

このようになっています。メッキリングの質感が良いです。

オーソドックスな2眼式のメーターはとてもツボです。メーターはこのレイアウトが1番見やすいと思います。

 

エンジン始動しますと、

 

 

このように白い文字がしっかりと浮かびあがりますね。このメーターはメッキリングと指針は実物ですが、文字は液晶パネル表示になっています。

ものすごくしっかりと見えますよね!

またまた比較になってしまいますがマツダのアテンザもマイナーチェンジ後Lパケは液晶パネルを取り入れていますが、ここまでくっきりとは表示されていませんでした。

天候や光の具合もあるかもしれませんが私が生で見た印象もそうでしたので、表示精度の違いは間違いないと思います。

 

アテンザの内装記事はこちらです。

よろしければこちらも合わせてご覧ください。

 

このメーターも良いですね。オーソドックスと先進性の融合のバランスの良さを感じます。こんなところまでクロスオーバー??ww

 

次に前席全景を見ましょう

 

前席全景

 

 

いやー素晴らしい、ドアトリムの一部分ではケチ付けてしまいましたが、このインパネの全体は凄いですね。

洗練されたメカニカルなパーツが整然と美しく配置されていますね。

まるで高級な腕時計の綿密な造りこみのようにも感じる内装のデザインと質感です。

そこに黄色のステッチでアクセントが入り、スポーティーな表現と遊び心を少しいれてありますね。良いなぁ。

ドアトリムにも使用されている、アルミのパネルはインパネでもふんだんに使われています。

各セクションで使用されるメッキパーツにイメージを合わせているのかもしれませんね。

この精巧な室内の統一感は大きなアルミパネルと、小さな各加飾パーツとの組み合わせで演出されているようです。

 

 

オーディオ操作とエアコン操作スイッチ関係はグロス塗装パネルで囲まれて質感も良いです。

それよりも小さい部品の細かい出来が良いですね。

 

次にセンターコンソールを見ていきましょう。

 

センターコンソール

 

 

センターコンソールはスッキリしたデザインですね。

BMWらしいシフトレバーとナビを操作するジョグダイヤル、走行モード切替スイッチなどが配置されています。

助手席側と運転席を分けるパーツには黄色のステッチが施された合皮が貼られていて質感も良いです。

予想外なのが割とちゃんと収納がありますねww

 

細かく見ていきますとシフトレバー奥に

 

 

ドリンクホルダーとアクセサリーソケットが配置されています。

ドリンクホルダーにリッドの設定はないので缶コーヒーなんかは入れると危険かもしれません。

アクセサリーソケットの下はちょっとした収納もあります。

こちらは蓋つきです。

 

 

 

閉めるとこんな感じです。開閉の仕方は普通でした。やはり少し手応えが欲しいと感じますね。

この開閉の仕方はホンダのジェイドは良かったと記憶しています。

ではシフトレバー後方、ジョグダイヤルと電子制御パーキングブレーキスイッチが配置されていますが、これはどう見てもブレーキオートホールドその内付きますよねww

 

 

現在X2購入検討されている方は待てるのであれば少し待ってもよいかもしれませんね。

無くても問題はない機能ですが、やはりあると便利ですし、最近ではマツダCX-3でさえ採用しています。

倍の金額するX2に無いのも寂しいものがありますよね。

 

この写真で気になったのはコンソールではなくシートレールの端、ここはカバーとかしてボルト見えなくするとかの工夫があっても良いかなと思いました。

試乗の時はここまで細かいことは見れませんが、写真はたくさん撮るべきですね。

撮るのも気を使いますが、重要なことが写っていることがありますし。

 

次にその後方アームレストです。X2はアームレストコンソールと言うよりは収納付アームレストコンソール収納といった感じですね。

それがこちら

 

 

助手席側から撮ってます。

このように大きい収納付アームレストが付いています。ここも黄色いステッチの合皮です。この蓋をあけると

 

 

そこそこ入る収納になってます。何を入れるの?って聞かれると???ですが無いよりは良いですよねww

アームレストを回転して起こすとさらに下も収納になっています。

 

 

ここも微妙なサイズなんですが工夫すれば使えそうな収納になっています。

コンソールの各パーツの質感は結構良いのですが、全体のデザインとして少し車のキャラと違うかな?と思いました。

ホンダのヴェゼルのセンターコンソールのデザインが秀逸だなと感じたのですが、あんな感じでパーソナル感出してくれるとかっこよさに拍車がかかりそうだと思います。

ここは少しファミリーな感じがしました。でも使い勝手は意外に良さそうです。

 

 

オーバーヘッドコンソールも見ときましょう。

この試乗車はメーカーオプションのサンルーフが設定されていたのでそのスイッチがありますね。

ここの質感は過不足ない感じです。

 

 

自動防眩ルームミラーもオーソドックスですね。

内装はSUV色が強く武骨で使い勝手に優れた感じですね。

精巧に作りこまれた各パーツで長く使うと愛着がより湧いてくるような気がします。

 

最後に助手席です。

 

助手席

 

 

アルミのパネル質感良いですね。

グローブボックスを開けると

 

 

 

中までではありませんが、蓋が起毛仕上げになっていてここも質感良いですね。

プジョー3008とは違いしっかりとした収納になっていますね。

さすがです。

 

では長くなりましたが以上で BMW 新型 X2のインテリア前席のレビューを終わります。

 

BMW X2 インテリア 前席レビュー まとめ

 

BMW X2の内装の前席をみてきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

結構ハードプラも使用されているので、パッと見の質感はどうかなと思いましたが、使用されているアルミパネルに代表される各装飾パーツの精巧な造りこみと密度感により

メカニカルでスポーティーな室内が演出されているなと感じました。

少し気になったのはセンターコンソール周辺がインパネのイメージと少し違うかなといったところですね。

シートの質感、座り心地も良いですし、メーターも視認性と先進性が程よくマッチし、メッキリングの質感も素晴らしいと感じました。

エクステリアもすごく良かったですが、内装も引けを取らず良いですね!

 

次回は BMW X2のインテリア 後席・ラゲッジルームをレビューしたいと思います。

 

では最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

次回もよんでもらえると嬉しいです。

 

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