アウディR8の内外装をボッシュカーサービス認定店のブリストルで見てきた
どうもUUです。
前記事から少し(結構)間が空いてしまいました。
しかし、寒くなってきましたね。新潟は今年はしっかり雪が降りそうで今から憂鬱です。
ローカルな話題になりますが、新潟の輸入車の中古車販売と、メンテナンス等を手掛けるお店にお邪魔してきました。
「ブリストル」というボッシュカーサービス認定のお店。
新潟でボッシュカーサービスとして登録されているのが8店舗。その内新潟市内では3店舗あるうちの1店です。
今回の目的はアウディ・R8というスポーツモデルを拝見しにいくのと、以前凄くお世話になった営業さんが転職してそちらに行かれたそうで、会いに行ってきました。
私試乗も好きなんですが、私のような人間に快く対応してくれる営業さんに会いに行くのも楽しみの一つです。(勿論頻繁に行くわけではありません)
ブリストル自体私は全然知らなかったんですが、このお店、私にとっては宝の山のようなお店で、今後は珍しいクルマも紹介したいと思います。
アウディR8を拝見しました! pic.twitter.com/dydwuaR3ak
— UU (@WCLBlogAuthor) December 4, 2020
R8はまともに拝見するのは、2回目ですがこんなにじっくりと見れるのは初めて。
試乗も出来たら幸せでしたがさすがにそれは無理なので、内外装をじっくりとご紹介したいと思います。
アウディ・R8 内外装レビュー
ブリストルに展示されていたのは、2013年式で2011年にデビューした先代モデル。
現行モデルは今のアウディデザインでサイバーチックになっています。
個人的にはこちらのデザインの方が程よい上質感とエレガントさも感じられて好印象ではあります。
全幅は1,930㎜で全高は1,250㎜ですね。
ロー・ワイドでステルス機が地面にへばり付いてるみたいな感じ。
新車価格(価格コムで見た感じで)は2000万円超えの超高額車両。
デビューした2011年当初は4.2ℓV8エンジンのモデルのみで、この5.2ℓV10モデルは後から追加された上位エンジンという事になります。
走行距離約3万キロ、7年落ちで¥9,780,000!!
実際の買い取り価格は想像が付きませんが、販売価格だけで見ると車体価格の50%となれば、なかなか良いリセールなのかな?
ディテールを見ていきます。
2013年式アウディ・R8 エクステリア
過去モデルだとしてもやはりこのクラスのモデルを見るのはテンション上がります♪
ヘッドライトはおそらくオートハイビームまでだと思いますが、点灯の仕方はキレイです。
関係ないですが、来年2月にデビューするメルセデスの新型Sクラスのヘッドライトとか凄い技術になってるんです。
正直そこまでいるか?ってさすがに思っちゃってますw
先行情報チラッと見せてもらったり動画確認しましたが、ヘッドライトで道路に交通情報表示出来たりするとか、凄くないですか?
でもその分何かあった時の修理とかエゲツない金額になりそうです。
まぁ、こういうモデル購入する方はあまり大きな問題ではないのかもしれませんが(^_^;)
R8はミッドシップレイアウトなので、エンジンは後方に搭載。
フロントはトランクになっています。
広くはないですが、それなりに荷物は置けそうでした。
トランク容量は100ℓとなっています。
トランクの底に工具類も入ってました。
R8の工具入れなんてなかなかみないでしょう?w
フロントにエンジンは搭載されていませんが、3か所のストライカーが設定され強度も確保されています。
国産のモデルも強度アップに採用して欲しい装備ですね。
しかし、ボンネットフードデカいw
このアングルから見ると、フロント両角がグッーとラウンドしながらサイドに続いていくのが分かります。
空気を後ろに綺麗に流す為の形になってるんでしょうね。
こういう思い切った形状に出来るのもミッドシップの恩恵なのかな?
ヘッドライトと、サイドのダクトが一体になったようなデザインも珍しいと思います。
ボンネットのチリが合ってないように見えますね・・・
ちゃんと閉めたと思うが?
店内でしたのでサイドはしっかりと撮れていません。
全長は4,440㎜となっています。
少ないパネル数で構成されてシンプルでありながら個性的な造形が成立。
この部分はカーボンっぽかったです。
CFRPなんだと思います。
給油口もシンプルにカッコいいです。
これはアルミかな?
タイヤはコンチネンタルのスポーツコンタクト6を履いていました。
フロント235/35ZR19。
リア295/30ZR19ですが、乗り心地が気になりますね。
めっちゃ硬いのか、それなりの乗り心地も確保した感じなのか。
ディスクがラウンドしてるのも見逃せないカッコいいポイント。
どういう効果があるのか?もしくはないのか?
エンジンルームを見るんですが、リアのフード開閉スイッチは運転席の横のピラーに設置されてます。
イグニションONになっていないと開かない仕様です。
開ける時結構重いので頑張ってある程度開けば、ダンパーで勝手に開きます。
そして5.2ℓV10のエンジンルームでございます。
実際見ると美しい仕上がりで、その大きさに息をのむ感じ。
随所がメッシュになっていて、それがまた良い雰囲気になってるんです。
まさに魅せる為のエンジンルーム。
ショーウィンドウみたいになってます。
ガラス面のサイドがダクト形状になってますね。
これは汚れを取るの大変そうだw
まさに勝ち組のクルマですね。
R8のリアビューがまた独創的なデザインです。
テールライトが赤いのが少し古さもあるんですが、良いなと感じる部分です。
2013年式アウディ・R8 インテリア
内装も少し紹介します。
長-いドアを恐る恐る開けて車内にお邪魔します。
アウタードアハンドルにクワトロステッカー。
これはオプションかな?
デザインはシンプルですね。
勿論ソフトパッドにステッチは入ってますが、アウディらしくコンサバな感じ。
でかいドアにポツーンとスイッチ類が配置されるのでちょっと寂しい感じはありますね。
アクセルペダルはオルガン式です。
他のアウディモデルは殆どが吊り下げ式なのでそういう意味でも貴重なモデル。
あと、たまーに左ハンドル仕様も試乗させてもらったりして思うのは、ドラポジ的にはこちらの方が理想的だなと思います。
特にアクセルペダルの位置が最適にし易いんではないかと感じています。
ドアの厚みも凄い事になってます。
ステッチもしっかりとドアの断面まで施されております。
続いてシートですが、アウディのレザーは特に質感が良いというか個人的に好きです。
レザーの鞣しが良く出来てる印象。
手入れは必要だとは思いますが、肌触りが良く、且つ耐久性も優れてそうです。
このシートもタイトと言うよりは少し余裕のあるスポーツなシートで座り易かったです。
パワーシートは前後上下のランバーサポート調整付で12Wayですね。
BMWみたいにサイドサポートの締め上げとか飛び道具的な調整は無いんですね。
ポルシェの911?マカンだと18Wayとかあった気がしますが、それに比べると至ってシンプル。
ステアリングはDシェイプでステアリングスイッチに世代を感じますね。
でも、使用されてるマテリアルの本物感は非常に高いので趣きがあります。
いずれこのクルマも旧車と呼ばれ、重宝される未来が来るんでしょうか。
握りの太さは普通でした。
パドルシフトの質感はめっちゃ良かったです。
ちょっとひやっとしてたので、本当の金属だと思います。
ステアリングスイッチのメッキがサテンメッキでなく削り出されたような質感なのも好印象。
アウディのアナログメーターですよ。
今となっては逆にレアかもw
個人的にはアナログ好きなのでこのメーターはかなりグッときます。
赤のリングに左右のメーターを囲むメッキリング。
メータ―の針1つにしても綿密な気がするのはネームバリュー効果か。
V10が誇らしげにスピードメーターに鎮座しとります。
バッテリーの電圧計があるのはこういうスポーツカーだと普通ですか?
私初めて見た気がするんですよね。
頑張って後ろに仰け反って撮影した全体図。
外装同様、内装の全体もシンプル。
凄いなと思ったのがこのシフトレバー。
太い握りと、全体がメタルな仕上がりでインテリアの中でもかなりの存在感を放っていました。
パドルシフトでもこちらのシフトレバーでもアニュアルモードが楽しめるようになっています。
これはフォルクスワーゲングループのクルマがこういう仕様が多いですね。
サイドブレーキレバーの厳つさも凄いですw
申し訳程度の小物入れとシガーソケット付。
コンソール後端にこれまた少し収納が。
ナビは普通のが入ってました。
DOPなのかな?
クワトロのステッカーが経年劣化で剥がれかけてます。
エアコンパネルもまだまだアナログです。
取っ手のローレット(ギザギザ)も美しい仕上がり。
おっ、写真見て気づきましたが、シートベンチレーション付いてるみたいですね!
左ハンドルなのでグローブボックスも余裕の広さ。
ブリストルの店内にV10のエンジン音が響くw
一通りR8を見た後、営業さんが「エンジン音聞きます?」
私は「え?店内ですけど?」
嬉しいのでお願いします、とエンジン掛けてもらいました。
キュルーガオンと5.2ℓV10エンジンが始動!
ボボボとけたたましいアイドリング音がブリストル店内に響きます。
音もですが、マフラーから出る排気の量が凄いw
アクセルを踏んだ時の吹け上がりの良さとシャリシャリしたような残響がする感じとか、通常のモデルでは到底味わえない音の重なりが何とも言えない良さがありますね。
自然とニヤケてしまうんですよね。
こういうクルマが無くなっていくのは単純に寂しいです。
動画も撮影してたので家でチェックして一人で楽しんでました。
その内アップするかもしれません。
ここからブリストルの紹介とこういうお店を利用するのに適してそうなシチュエーションについて考えてみました。
新潟のブリストルとボッシュについて
ボッシュは輸入車乗られる方には有名なメーカーですよね。
私も名前は聞いたことあります。
メンテナンス入れる程乗り込めてないのでまだ未体験ですが、今の3008をめちゃくちゃ乗り潰す場合いつかお世話になる時もあるかもしれません。
どういうメーカーか簡単に紹介すると、輸入車のアフターサービスで使用する多くのパーツを製造し取り扱う会社というのが一般的な感じでしょうか。
実際その事業自体はめちゃくちゃ多岐にわたる大きな会社です。
で、その認定工場になるためには
技術力、整備対応力が基準となるそうです。
この看板掲げるにもそれなりの規定があるという事ですね。
●ボッシュ認定資格を持つテクニシャン資格が1名常駐、
●技術研修を年4回以上必ず受けている(研修内容はエンジン、シャシー、足回り他多数)
設備としては
●ボッシュ※KTSテスター(車両診断システム)
●ボッシュバッテリーテスター
●ボッシュ充電器
を備えている事が最低基準となります。
ブリストルはここに加えて
●排ガステスター(回転数に応じて計測が可能)
●FSAテスター(エンジン等の作動状況を診断できる)
●ボッシュアライメントテスター
●エアコンクリーニング
の設備が整っており、ディーラー並みの知識と車種を問わず多様な対応が可能なお店となっているという事です。
ボッシュを取り扱う店舗の利用場面は?
私がこれらを聞いて思ったのは、
●輸入車を県外から中古で購入した時
●新車で購入したが、ディーラーが遠い時
こういうお店が近くにあるとメンテナンス候補の一つに出来るかなと。
ブリストルではこの他カーコーティング等もやられているので、機会があればその辺りも体験してみたいかな?と思っています。
気になる方は是非一度遊びに行ってみて下さい。
このブログを見たと言って頂けると、何か良い事があるかも?しれません。
営業Iさん、これからもたまーに遊びに行きますのでまた面白いクルマありましたら教えて下さい♪
今回は以上です。
最近、仕事の忙しさ、モチベーションの低下で記事が書けない事が続いてるので、ライトな記事で済ますことが増えるかもしれません。
楽しみにして下さっている方には申し訳ない気持ちもありますが、これからもボチボチとお付き合い頂けると嬉しいです。
新潟のクルマ関係ネタで、こちらも良かったらどうぞ。
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