進化っぷりが凄い!【新型ランクル300グレード別装備の違い】を徹底紹介

新型ランクル300グレード別の装備を徹底紹介!

※21.6.27 車両本体価格・見積もり記事リンク追記

https://global.toyota/jp/

 

どうもUUです。

新型ランクル300の国内向けグレード別装備の情報を入手したのでご報告します!

新型ランドクルーザー300は2007年に登場したランクル200の後継モデル!

14年ぶりにフルモデルチェンジを実施するトヨタ陸の王者は超渾身のモデルとなっていました!

以前、先行情報として発売時期やグレード構成、簡単な装備の差についてはご紹介しましたが、今回はさらに細かいグレード別の装備となります。

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新型ランドクルーザー300 グレード構成・装備差等、先行情報まとめ※21.6.27 見積もり記事リンク追記 どうもUUです。新型ランドクルーザー300の先行情報を入手したのでご報告します。ランド[…]

この記事の情報からいくつか変更もありました。

21年6月現在では当記事の内容が最新となります。

メーカーオプションに関する解説記事もアップしています。

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新型ランクル300のメーカーオプションの詳細解説※21.6.27車両本体価格・見積もり記事リンク追記https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/35323401.html?padid=ag4[…]

※最新
見積り記事もアップしました。ランクル300の8パターンの見積もりです。参考になる物があると思いますので良かったら。

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トヨタ・ランクル300の価格・ZXモデリスタ仕様含む8パターンの見積もり紹介!  どうもUUです!先日からランクルの記事を連投していますが、見積もりを作成して頂いたのでご紹介します![…]

リンクは記事後半にも貼っておきますので後で読んでみて下さい。当記事とMOP記事でランクル300の予習は完璧なはず?

また当記事はかなりの文字数(1万文字超え)となりますので、長い文章が苦手な方は覚悟の上、読んで頂ければと思います。

 

 

では早速見ていきましょう。

新型ランクル300価格・ラインナップ・概要

新型ランクル300は5つのグレードから構成されます。価格情報も入手したので反映します。

ベースグレードから

GX 510万円

AX 550万円

VX 630万円

ZX ガソリン730万円 ディーゼル760万円

GR SPORT ガソリン770万円 ディーゼル800万円

となります。

事前情報よりかなり抑えられた印象です!ランクル200のZXグレードが約700万円なので30万円程度の値上げと言う事で良いでしょうか。

進化具合を考慮すると良心的な値上がり幅と考えて良いかも?

その内容は続きでご確認下さい。

 

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価格はまだ確定的な情報はありませんが、524~980万円位となるようです。(見積もり記事も作成予定なのでまた情報が更新され次第アップします)

GR SPORTが一番高額となる予定ですが、ZXとGR SPORTがトップグレードとして存在。

棲み分けとして街乗り快適・ラグジュアリー仕様がZX超本格的なオフローダーとして特化させたのがGR SPORTとなります。

中間のVXから安全装備や快適装備はほぼ全部付となりますが、3.3ℓディーゼルエンジンが設定されるのはZXとGR SPORTとなるので悩ましい方も多いかも?

「VXにディーゼル設定してくれー」と言う声が今から聞こえてきそうです。

ちなみにグレードとパワートレーン、乗車人数の設定ですが、

ガソリン:G
ディーゼル:D

グレード名パワートレーン/乗員数
GXG/5人
AXG/7人
VXG/7人
ZXG/7人
D/5人
GR SPORTG/7人
D/5人

このようになります。

 

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新型のランクル300にはガソリンとディーゼルエンジンモデルが設定されているのですが、エンジンスペックの詳細も少し分かりましたのでご紹介します。

注目ポイントは青文字

ガソリンディーゼル
型式V35A-FTSF33A-FTV
種類V型6気筒インタークーラ
付ツインターボ
V型6気筒インタークーラ
付ツインターボ
油種ハイオク軽油
総排気量3,444ℓ3,345ℓ
タンク容量80ℓ80ℓ
最高出力415PS
/5,200rpm
309PS
/4000rpm
最大トルク650Nm
/2,000-3,000
700Nm
/1,600-2,600
トランスミッション10AT10AT
燃費WLTC7.9ℓ/km9.7ℓ/km

参考までにプラドに採用されている直4の2,754ℓディーゼルエンジンが204PS 500Nm。

ランクル200のV8ガソリンエンジンが排気量4,608ℓで318PS 460Nmですから物凄いパワーアップしてきましたね!

ガソリンエンジンはハイオク仕様なので、80ℓも入るとなると一回の給油で1万円を超える事もありそうで怖い(^_^;)

 

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新型ランクル300のトランスミッションはDirectShift-10AT

 

組合わせられるトランスミッションはDirectShift-10AT、ランクル200の6ATから一気に4速も追加されました。

特性としては

・発進時を除くほぼ全域でロックアップを作動させ、ダイレクトなフィーリングを実現。

・ギヤステップのクロス化と、変速応答性を大幅に向上させたことにより、リズミカルで心地よい走りのリズムを創出。

・V6ガソリン:高回転まで伸びやかなトルク特性を引きだし、気持ちの良い加速感。

・V6ディーゼル:低回転から盛り上がるトルク特性を活かす力強い加速。

このようになっているそうです。

これはどちらも乗ってみたいですね!

レクサスでも8ATなのにランクルで一気に10ATの採用、これはLXの次期型も相当良さそうですね。

概要に関してはさらに情報がありますが、先に本題のグレード別装備差をご紹介します。

記事の後半に残りの技術内容についてご紹介しますので是非最後まで読んで頂けると嬉しいです。

GXの装備(ガソリン5人乗り)

ではベースグレードのGXに装備される内容をご紹介していきます。

エクステリア→インテリア→先進・安全・走行機能関連の順番に類別して記載します。

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この画像を見ると左がZX、中央がAX・VX相当、右がGR SPORTでしょう。

国内の場合ルーフレールは全グレードでメーカ―オプション設定となります。

エクステリア

265/65R18タイヤ・アルミホイール
スペアタイヤ(車両装着タイヤ・床下付け)
ドアベルト・ドアウィンドウフレームモール(ブラック)
フロントグリル(シルバー塗装+メッキ)
ホイールアーチモール(ボディ同色)
ロッカーモール(ボディ同色)
マッドガード
リヤスポイラー
プロジェクター式LEDヘッドライト+LEDデイタイムランニングランプ+LEDクリアランスランプ+LEDターンランプ
ヘッドランプクリーナー
LEDサイドターンランプ付オート電動格納式ドアミラー(自動防眩・リバース連動機能・足元照明)
LEDテールストップランプ
LEDバックアップランプ
LEDライセンスプレートランプ
ウォッシャー連動間欠リアワイパー
緊急ブレーキシグナル

エクステリアの装備はこのようになります。

 

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ヘッドライトはフルLEDとなり、リアに関してはフルではありません。

ナンバープレートのランプも標準でLEDですね。

ウィンドウモールがブラックになるのはこのGXとGR SPORTになります。

インテリア

ファブリックシート
オプティトロンメーター(4眼)
4.2インチTFTマルチインフォメーションディスプレイ
本革巻きステアリング
本革巻きシフトレバー
チルト&テレスコピック(手動
ステアリングスイッチ
スマートエントリー&スタートシステム
自動防眩インナーミラー
ドライブモードセレクトスイッチ(SPORT/NORMAL/ECO)
LEDルームランプ(フロントシート)
LEDパーソナルランプ(フロントシート)
イルミネーテッドエントリーシステム(スタートスイッチ照明・ルームランプ)
前席左右独立温度コントロールオートエアコン
ナノイーX
クリーンエアフィルター(花粉脱臭タイプ)
クーラーリアダクト(センターコンソール)
セカンドシート(6:4分割)
9インチディスプレイオーディオ6スピーカー
DCM(専用車載器)
充電用USB端子(フロント1個)
アクセサリーコンセント(AC100V ラゲッジ左側1個) 12Vソケット(インパネ下部1個・コンソールボックス各1個)
盗難防止システム(オートアラーム+侵入センサー+傾斜センサー 等)

新型ランクル300ではフル液晶メーターは採用されていません。

ベースのGXと、AXでは4眼のアナログメーターに4.2インチ液晶モニターが設定されています。

4眼の見た目は分かりませんが、速度計、タコメーター、タンク容量、油温計がアナログとなっているのでしょう。クロカンモデルとしては4眼アナログメーターも雰囲気に合ってるなぁと思います♪

ディスプレイオーディオは9インチが標準装備、スピーカー数は6つです。

オプションで12.3インチのモニターがセレクト出来るのはAX~となります。(オプションの細かい設定は別記事でアップ予定です)

 

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こちらはVX以上のレザーシートになりますが、GXではファブリックシートになります。

内装色とマテリアルの組み合わせを一覧にしました。

内装カラーマテリアル一覧

グレードシートマテリアル内装カラー/
加飾
GXファブリックブラック/
ブラックメタリック
AXスウェード調
ファブリック
ブラック/
ブラックメタリック
VX本革ブラック/
ゼブラウッド杢目調
ZX本革・ブラック
・ニュートラルベージュ
/ウォールナット杢目調
GR SPORT本革・GRブラック
・GRブラック×
ダークレッド
/切削カーボン調

ZX、GR SPORTでは内装色が2種類存在、ブラックが基本となり他のカラーは契約時に指定が必要です。

安全・先進・走行機能

電動パーキングブレーキ+オートホールド
トヨタセーフティセンス
・プリクラッシュセーフティー(歩行者・昼夜)自転車運転者検知(昼)機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式
・レーダークルーズコントロール(全車速対応)
・レーンデパーチャーアラート(ヨーアシスト機能付)
・オートマチックハイビーム
・ロードサインアシスト
先行車発進告知機能
ブラインドスポットモニター(後方車両への接近警鐘/停車時警報機能)
インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ 静止物)
リアクロストラフィックオートブレーキ(パーキングサポートブレーキ 後方接近車両)
パーキングサポートブレーキ(後方歩行者)
パノラミックビューモニター
VDIM
ばね上制振制御
アクティブノイズコントロール(ガソリン車)
トルセンLSD(センターデフ)付トランスファー
アクティブトラクションコントロール
クロールコントロール(ターンアシスト機能付)
ダウンヒルアシストコントロール
ヒルスタートアシストコントロール
トレーラースウェイコントロール
マルチテレインセレクト(オートモード付)

おぉ、ベースグレードから物凄い充実ぶり。

安全装備やクロカンとしての必要な装備もほぼ網羅されている印象です。(あまりオフローダーの知識はありません)

ブラインドスポットモニターは個人的にかなり重要視しているので、この機能が標準装備なのはとても良いですね。

パノラミックビューモニターも標準装備。大きなボディー(全長4,950㎜、全幅1,980㎜、全高G1,870㎜、D1,920㎜、ホイールベース2,850㎜)なので、必須でしょうか。

 

しかし、要注意点があります。ツイートもしましたが、車線中央維持のレーントレーシングアシストはGX・AXには装備出来ません。

新型ランクル300は油圧ステアリングになっていますが、GXとAXには「電動操舵アクチュエータ」が付かない為です。

オプション設定も無いので、車線中央維持機能が欲しい方はVX以上をセレクトする必要があります。

 

AXの装備(ガソリン7人乗り)

グレードシートマテリアル内装カラー/
加飾
AXスウェード調
ファブリック
ブラック/
ブラックメタリック

続いてAXの装備です。

このグレードはGXから質感や快適装備、盗難防止機能も充実されます。

 

GXから追加・変更される装備として、

エクステリア

サイドステップ(アルマイト)
ドアベルト&ドアウィンドウフレームモール(ステンレス製)
おむかえ照明機能付LEDクリアランスランプ
LEDフロントフォグランプ
雨滴検知付フロントオートワイパー
フロントドア撥水機能付遮音性ガラス

エクステリアでの大きな違いとしてはウィンドウモールがステンレス製になる事。

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ここが金属になる事で見た目の質感・オンロード感がグッとアップしますね。

個人的にはブラックのままでも良いかなぁという感じもしますが、国内だけで考えると街乗りがメインの方が殆どでしょうからメッキ仕様の方が需要はありそう。

フロントドアに遮音機能付ガラスも付くので風切音も低減され静粛性も高まりそうです。

 

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このAX・VX相当の見た目もシンプルでかなり好きです。ちょっとボルボのクルマに近いシンプルさと言うか、デザインテイストを感じますね。

サイドステップ(アルマイト)もAXからとなります。

GXは(アルミタイプ)がMOP設定ですね。

インテリア

スエード調ファブリックシート表皮
運転席8ウェイパワーシート
電動ランバーサポート(運転席
リアアームレスト(セカンドシート)
セカンドシート(シートバック4:2:4分割+リクライニング機能付/タンブル6:4分割)
5:5分割フロア格納サードシート(手動)
インサイドドアハンドル(サテンメッキ)
ドアカーテシランプ(バルブ/フロント・リア)
ピラーガーニッシュ(ファブリック巻)
前後左右独立温度コントロールオートエアコン
フロント・リアヒーターコントロールパネル(サテンメッキ加飾付)
クーラーリアダクト(センターコンソール後端+ルーフ)
指紋認証スタートスイッチ
充電用USB端子(インパネ下部1個・コンソールボックス各1個、コンソールボックス後部1ケ、サードシート2ケ)

インテリアの質感、機能がGXからかなり充実しますね。

シートマテリアルがスエード調になり、運転席にパワーシートが追加。

リアアームレストがGXに無いのでAXから設定されます。

前後左右独立温度コントロールオートエアコンになるのはAXからなのでリア席のエアコンも左右独立になります。

 

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この画像はZX相当なのでリアシートのヒーター等も付いていますが、AXではヒーター装備はありません。

エアコンパネルの下に設置されているHDMI端子等はMOPのリアシートエンターテインメントシステムをセレクトすると付くようです。

しかし、質感は良いですね。AXでも液晶のエアコンパネルにはなるので満足度は高そう。

AXからガソリンモデルは7人乗りになりますので、3列目シートが設定されます。

 

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3列目の格納はAXでは手動となります。

ランクル200の跳ね上げ式から、床下格納タイプになったので荷室の容量が大きくなりますが、居住性や座り心地は引き換えになっているかもしれません。

この辺りは実車で着座感を確認したいですね。

VX(ガソリン7人乗り)

グレードシートマテリアル内装カラー/
加飾
VX本革ブラック/
ゼブラウッド杢目調
(ステアリングホイール・
ドアアームレスト・
フロントコンソールアッパー)

さぁ個人的に一番おススメなグレードとなるVXです。

このグレードから車線中央維持機能のレーントレーシングアシストも付いてきますので高速での移動も楽チン度が大幅にアップ。

 

AXから追加・変更される装備として、

エクステリア

265/65R18タイヤ アルミホイール(高輝度シルバーメタリック塗装
ドアミラーメッキ加飾
LEDコーナリングランプ
LEDリアコンビネーションランプ(テール・ストップ・ターン・バックアップランプ)

 

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この画像もZXの20インチ仕様ですが、このグレードからホイールが同じ高輝度メタリック塗装となります。

リアのコンビネーションランプがVXからフルLEDとなります。

 

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しかし、塊感あるエクステリアですよね。これは実物見るとかなりカッコいい予感。

インテリア

本革シート表皮
助手席8ウェイパワーシート
快適温熱シート+シートベンチレーション(運転席・助手席)
シートバックポケット(運転席・助手席)
5:5分割フロア格納サードシート(電動)
マイコンプリセットドライビングポジションシステム(ステアリング・シート・ドアミラー/3メモリー付)
パワーイージーアクセスシステム(運転席)
マイセッティング
オプティトロンメーター(2眼)
7インチTFTマルチインフォメーションディスプレイ
電動チルト&テレスコピックステアリング
ステアリングヒーター
ゼブラウッド杢目調パネル(ステアリングホイール・ドアアームレスト・フロントコンソールアッパー)
フロントドアスイッチベース(ピアノブラック+サテンメッキ加飾)
ステンレス製ドアスカッフプレート(フロント・リア)
エアコンレジスター(メッキノブ+シルバーフィン)
カップホルダーサテンメッキリング
リアコンソールボックス(合成皮革巻+サテンメッキ加飾ノブ)
センタークラスター・ステアリングスイッチベース(シルバー塗装→サテンメッキ加飾)
LEDルームランプ(セカンドシート・サードシート)
LEDパーソナルランプ(フロント→フロント・リア
ラゲッジランプ(バルブ→LED
フロント・リアドアカーテシランプ(バルブ→LED
バニティーミラー天井照明(バルブ→LED
イルミネーテッドエントリーシステム(インサイドドアハンドル・フロント&リア足元照明)

インテリアの質感・快適機能が更にパワーアップ。

フロントのシートヒーター+シートベンチレーションが設定されますね

 

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メーターが7インチ液晶モニター付き2眼に、このメーターはハリアーやクラウン等で採用されているタイプと同等でランクル専用デザインみたいですね。

この7インチ液晶になると各種情報の表示も整理され見易くなります。

ステアリングのデザインやスイッチのメッキ加飾が良い感じですね。クラウン・ハリアー等のデザインと差別してきましたね。これは嬉しい。

そして、3列目シートの格納が手動から電動にパワーアップ。

細かいライト関係が全部LEDに変更されて、このグレードになると何もしなくて良い、という状態ではないでしょうか。

安全・先進・走行機能

カラーヘッドアップディスプレイ
ドライバー異常時対応システム
レーントレーシングアシスト
電動操舵アクチュエータ付油圧パワーステアリング

 

 

この画像はヤリスのものですが、安全装備で注目はVXからカラーヘッドアップディスプレイが設定されることです。

フロントガラスに速度計やナビの案内表示等が投影されるので視線移動が少なくなります。

この機能は下位グレードにMOP設定が無いのが残念ですね。

冒頭でも書きましたが、レーントレーシングアシストはこのVXから、となります。

電動操舵アクチュエータ付油圧パワーステアリングという機能が付いていないと車線中央維持機能が設定出来ないそうです。

ZXの装備(ガソリン7人/ディーゼル5人)

グレードシートマテリアル内装カラー/
加飾
ZX本革ブラック/ニュートラルベージュ
ウォールナット杢目調
(ステアリングホイール・
ドアアームレスト・
フロントコンソールアッパー)

 

もっともラグジュアリーなグレードのZX。

昔シグナスというグレードがありましたが、それの後継的な位置づけになるでしょうか。

 

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まさに王者感の溢れたエクステリアですね。

ホイールが20インチはラインナップ中最大。

エアロ形状の専用フロント・リアバンパーが設定され、よりボリュームのあるエクステリアに仕上がっています。

エクステリア

265/55R20タイヤ・アルミホイール(高輝度シルバーメタリック塗装)
フロント&リアバンパー(エアロタイプ・メッキモール付
サイドステップ(エアロタイプ・LED照明付
マッドガード(フロント・ボディ一体タイプ・リア:エアロタイプ)
メッキフォグランプベゼル
ロッカーモール(ステップ一体)
アウトサイドドアハンドル(メッキ+カラード)
ハンズフリーパワーバックドア

 

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フォグランプのメッキやグリルのフィン形状、ナンバープレート横のメッキ等もZXの専用装備。

 

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LED付のエアロタイプのサイドステップもZX専用となっており、塊感のあるエクステリアに磨きがかかっている感じ。

ハンズフリーパワーバックドアはZXで標準装備、VXにはMOP設定ですね。

スマートキーを携帯した状態で予約操作をして閉めて、クルマから離れると全ドアの施錠が自動で作動する「ウォークアウェイ予約ロック機能」を搭載しています。

GR SPORTはハンズフリー機能がレスされるので注意です。

インテリア

ウォールナット杢目調パネル(ステアリングホイール・ドアアームレスト・フロントコンソールアッパー)等

 

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立派なセンターコンソール、画像では12.3インチのモニターになっています。

ハリアーと同じものであれば、地図の全画面表示が出来ないのでちょっと残念、それかランクルでは変わってくるでしょうか。

ZXは内装の加飾がウォールナット(クルミ)杢目調に、ZXでも本杢ではなく調なのは少し残念なポイント。

シフトレバーのデザインはRAV4と似ていて、メッキ加飾がプラスされ質感にも配慮。

コンソール横のステッチ使いも良いなぁ。VXから付くドリンクホルダーのメッキ加飾もかなり印象を変えてきそうですよね。

ちなみにZX・GR SPORTでは12.3インチモニターを付けるとJBLのサウンドシステムで14スピーカーとなります。

AX・VXはパイオニアで10スピーカーですね。

安全・先進・走行機能

トルセンLSD(リア)

モーターファンより

トルセン(TORSEN)とは、自動車の旋回時に左右輪もしくは前後輪のトルクを最適配分する駆動装置であるLSD(リミテッドスリップデフ)の一種。ヘリカルギヤを用いて差動制限を行うLSDとして、高いトルク配分性能と高耐久性を誇る、ジェイテクトのNo.1&Only One製品の1つである。

 

続いてGR SPORTですが、その前にZXと追加機能が被っているのでその内容です。

ZX/GR SPORTの共通装備(VXに追加して)

ZXとGR SPORT共通でVXに追加となる装備です。

エクステリア

チルト&スライド電動ムーンルーフ
LEDシーケンシャルターンランプ(フロント・リア)
リアワイパーリバース連動機能

 

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サンルーフがこの2グレードからは標準装備となります。

GR SPORTのみMOPでレスオプションの設定ありで、幾らマイナスされるのかはまだ不明です。

ボディー強度を考慮してなのか、サイズの割にガラスエリアは狭いので見た目は寂しさを感じますね。

 

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ZXとGR SPORTのみ前後の流れるウィンカーが採用されます。

ツイッターで教えて貰いましたが、ウィンカーとポジションランプが反転するタイプになっているようです。

インテリア

快適温熱シート+シートベンチレーション(運転席・助手席・セカンドシート
ステンレス製ドアスカッフプレート(フロント車名ロゴ入り/リア)
トノカバー(5人乗り・7人乗りにはMOP設定)

上級グレードは凄いですね。

2列目のシートベンチレーションが標準で装備されます。

トノカバーも5人乗りには標準で、7人乗り仕様とGX(5人乗り)にはMOPとなります。

 

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GR SPORTの場合リアシートエンターテインメントシステムのMOPをセレクトしてもサンルーフがオフされるようです。どういう縛り??

リアシートも広々していて居住性が高そうですね。

安全・先進・走行機能

電子制御サスペンションAVS
アダプティブハイビームシステム(AHS)
ドライブモードセレクト(SPORT S+/SPORT S/NORMAL/COMFORT/ECO)
アクティブノイズコントロール(ディーゼル車)

ヘッドライトはVXまではオートハイビームですが、ZXとGR SPORTではアダプティブハイビームシステム(AHS)が装備されます。

 

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電子制御サスペンションのAVSが設定され、乗り心地もGX~VXまでとで大きく変わってくるかもしれません。

この辺りも乗り比べて確認してみたい。レクサスESで、VersionL(無)とF SPORT(有)で乗り比べた事ありますが、結構印象変わります。

AVS付の方がフラット感が強い乗り心地に感じましたが、ランクルではどのような違いを見せてくれるのか。そもそも乗り比べ出来る程に試乗車無さそうですが(^_^;)

ドライブモード数が大幅に増えるのも上位2グレードの特徴です。

面白いのが、12.3インチのモニターを付けると更に「CUSTOMモード」まで付くのです。モードと変化する項目も後で紹介します。

GR SPORTの装備(ガソリン7人/ディーゼル5人)

グレードシートマテリアル内装カラー/
加飾
GR SPORT本革・GRブラック
・GRブラック×
ダークレッド
/切削カーボン調

専用装備と超本格的オフローダーとしての立ち位置が与えれたGR SPORT。

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見た目もアグレッシブになっています。

インパクトのある「トヨタロゴ」が配されたブラックメッシュ仕様のグリル。

ホイールアーチモールもGR SPORTのみブラック仕上げでSUV色が強いですね。

見た目的にはGRが一番かっこいいかなぁ。  でも・・・お高いんでしょう?

エクステリア

265/65R18タイヤ・アルミホイール(マットグレー塗装)
専用フロントグリル
専用フロントバンパー
専用リアバンパー
専用ホイールアーチモール(ブラック)
専用エンブレム(フロント・サイド・リア)&リアトヨタエンブレム(アクリル+ブラック)
専用車名エンブレム(ブラック塗装)
専用リアマッドガード
ロッカーモール(ブラック)
ドアベルト&ドアウィンドウフレームモール(ブラック)
バックドア下部デカール
アウトサイドドアハンドル(ブラック)
パワーバックドア(非ハンズフリータイプ)
ドアミラーブラック塗装(▲メッキ加飾)

エクステリアは専用デザインが本当に盛り沢山。

ドアミラーにメッキ加飾のディーラーオプションがある?ようですが、定かではないです。気になる方は営業さんに聞いてみて下さい。

トヨタロゴのグリルのラインとポジションランプが繋がったデザインになっていますよね。この辺りがボディ色で相当印象が変わる気がしています。

色で印象がどう変わるのか一番気になるグレード。

全カラーを生で見てみたい。

 

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インテリア

GRロゴ(ステアリングホイール・スマートキー)
切削カーボン調パネル(ステアリングホイール・ドアアームレスト・フロントコンソールアッパー)等

GR SPORTは先行情報でも内装が全然出ていないんですよね。

ZXとの違いとしては

●専用本革巻きステアリングホイール(切削カーボン調パネル)

●専用のオープニング画面

●専用フロントシート(GRエンブレム付)

●インテリア加飾:切削カーボン調パネル

専用オープニングは9インチのままと、12.3インチで一緒なのか?と言う所も気になりますねー。

 

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安全・先進・走行機能

E-KDSS(Electronic Kinetic Dynamic Suspension System)
電動デフロック(フロント・リア)
専用チューニングサスペンション

 

E-KDSSは(Electronic Kinetic Dynamic Suspension System)の略で世界初採用(2021年6月時点トヨタ調べ)。

KDSSは前後のスタビライザーを連携させ、オフロード走行時やカーブ時等の路面状況や運転状況に応じてその効力を自動的にコントロール。従来の油圧制御に対して、新型ランクル300では電子制御に進化。

これにより、前後独立した制御が可能となり、より細かくスタビライザーの効果を変化させるそうです。

ここにタイヤが空転する時に効果的なデフロックやトルセンLSDと言った機能が統合的に組合わせられ、悪路でも安定した走りを実現しているそうです。

GR SPORTはこのグレードをベースとして、ダカールラリーのクルマを造るようなので超本気仕様という事ですよね。

 

以上です。

最後に

 

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新型ランクル300の各グレード別装備を詳しく紹介しました。

装備内容を見ていると個人的にはVXで充分な印象です。

車格に応じた質感・安全装備が一通り揃いますが、より悪路走破性を高めたい、質感やリセールを考慮したいとなるとZX・GR SPORTになるでしょうか。

あと、ディーゼルエンジンの設定も選択する中で大きく悩みそうかな?という印象もあります。

しかし、悪路走破性能の数々は半端じゃないですね。さすが世界のランクル。新型がトヨタの躍進をさらに伸ばして欲しい。そして良いクルマを沢山出して欲しいと思います。

カローラシリーズのGRモデルも凄く楽しみ。

 

では残りのランクル300の概要項目を記載します。

新型ランクルのプラットフォームはGA-F

 

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新型ランクル300は200に引き続きクロカンの代名詞でもあるラダーフレームを採用。

ランドローバーのディフェンダーがラダーからモノコックに変更しましたが、ランクル300ではトヨタ車のラダーフレームとして初めてTNGAの思想を盛り込んで開発されています。

高強度・高剛性化とともに世界初の溶接技術を使用してランクル200から約-200kgという大幅な軽量を実現。

-200kgにはボディのボンネット、ルーフ、ドアパネルにアルミニウムを採用した事も効いているようです。

車重は

GX 2,360kg

AX 2,430kg

VX 2,440kg

ZX・G 2,500kg D・2,550kg

GR SPORT G・2,570kg D・2,570kg

水に浸かれる数値の、最大渡河深度は700㎜となっています。

新型ランクル300のアプローチアングル等について

 

 

オフローダーの性能として気になるアプローチアングルやデパーチャーアングルですが、

ランクル300の場合

1、アプローチアングル 32°(ZX:24°)

2、デパーチャーアングル 25°

3、ランプブレークオーバーアングル 25°

となっています。

 

https://www.suzuki.co.jp/car/jimny/

 

ちなみに同じラダーフレームのスズキ・ジムニーで

1、アプローチアングル 41°

2、デパーチャーアングル 51°

3、ランプブレークオーバーアングル 28°

ですね。

新型ランクル300ドライブモードでの変化内容

ZX・GR SPORT

 

パワートレーンステアリングサスペンション(AVS)エアコン
ECO穏やか標準燃費優先
COMFORT標準滑らかな乗り心地標準
NORMAL標準
SPORT S鋭い標準
SPORT S+鋭いスポーツ制御標準
CUSTOM自分好みに設定可能
MOPの12.3インチ設定が必要

AVSが追加されると乗り心地も変化出来るのでより楽しみが増える感じですね。

GX・AX・VX

 

パワートレーンステアリングエアコン
ECO穏やか標準燃費優先
NORMAL標準
SPORT鋭いスポーツ制御標準

以上です。

長い記事でしたが、最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

 

ランクル300のメーカーオプションに関する解説記事

関連記事

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公式のランクル300情報です。

トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト

TOYOTAは、新型ランドクルーザーを、世界初公開(中東地域を中心にオンライン公開)しました。…

 

 

 

 

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