ルノー【メガーヌ スポーツツアラーインテンス試乗】ソフト且つ濃い乗り味!

メガーヌ スポーツスポーツツアラー試乗レポート
ハッチバックと外装比較付き

2021.9.25更新
2021年マイナーチェンジモデル

隠れ名作の予感!

どうもUUです!

ルノーのメガーヌスポーツツアラーに試乗させて頂きました。

試乗車はインテンス¥3,300,000。ボディーカラーはブランナクレ¥90,000、内装カラーはブラックのみとなっています。

 

今回の改良でGTという上級グレードが無くなり、インテンスだけですね。

1グレードでハッチバックかワゴンかを選択する形になっています。

ハッチバックは¥3,100,000

あと、台数限定車でレザーシート、サンルーフ付車も設定されています。

 

今回はツアラーの方に試乗させて頂いたわけですが、乗り味めっちゃ良いです。(先日のジープ・コンパスと言い隠れ名作になりそう)

見た目、内装、全てが絶妙で個人的な感覚にはなりますが、凄く愛せそうなクルマだという印象を持ちました。

装備的には安全装備や快適装備で、すこーしだけ物足りない所もありますが、この乗り味があるなら「そんなの関係ねぇ」ですな。

ちょっと前置き長くなりましたが、今回は試乗レポートという事で

●マイナーチェンジでの改良点や気になる事
●メガーヌスポーツツアラーとハッチバックのエクステリアレポート

(ブルーコスモスというボディーカラーが良かったので色についても)
●スポーツツアラーのドライブフィールレポート

このような流れで書いていきます。

メガーヌの改良点やサイズ・スペック

店舗に今回の改良についての資料が掲載されていたのでシェアしますね。

メガーヌ2021年の改良項目

こちらが掲示されていた内容です。

外観の変更に加えて、電動パーキングブレーキは改良前から採用されていましたが、そこにオートホールド機能が追加されました。

新型のルーテシアから採用が始まっており、仏車はオートホールド採用しないという勝手なイメージを、ルノーさんによって覆されました。

ウェルカムランプがドアミラーからドアハンドルに変更→ウェルカムランプ付いてるんですね!

 

エンジンは1.3ℓターボの159PS、270Nmに7速DCT(ルノーはEDCと呼ぶ)の組み合わせ。

改良前の1.6ターボは208PS、280Nm1.2ターボは132PS、205Nmというスペックでした。1.2ターボから0.1ℓアップで65Nmもトルクアップするとか凄すぎませんか!

1.3ℓの小排気量ターボでこのスペックは本当に素晴らしい。

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R-Link2→EASY LINKに変更はモニターのミラーリング機能等に違いがあるようです。

後席にUSBポートが追加されており、12V電源も元々あるのでかなり使い勝手良くなりましたね。

安全装備は充実しましたが、ルーテシアには設定のある車線中央維持の機能が、メガーヌに無いのは残念

EASY LINK解説はこの記事をどうぞ

ルノー・ジャポン オフィシャルウェブサイト

セールスアドバイザーの平湯です。 本日は「7インチマルチメディア EASY LINK」のスマートフォン用ミラーリング機能…

台数の限定数が気になる・・・

これ気になりませんか?

赤と、パールのホワイト以外は初期設定色になっているんです。この限定台数が終了すると、次はどうなるんでしょうね?

ハッチバックツアラー
キュイーヴルソラール限定15台設定無
グリバルティック設定無限定15台
ブルーコスモス限定30台限定30台

どういう事なんだってばよ。ブルーコスモスがめちゃくちゃ良い青で、このツアラー凄く気になるのに、無くなっちゃうの?

 

メガーヌスペック一覧

改良後メガーヌのスペックです。

( )の数値はハッチバックです。

項目/モデルメガーヌツアラー
(ハッチバック)
駆動方式2WD/FF
トランスミッション7速AT(7EDC)
車体サイズ㎜
全長・全幅・全高
4,635・1,815・1,495
(4,395・1,815・1,485)
ホイールベース2,710
(2,670)
車体重量kg1,390
(1,320)
トレッド前・後1,575・1,575
タイヤ225/40R18
最低地上高㎜
サスペンション前/後マクファーソン、トーションビーム
エンジン排気量ℓ1,333
エンジン
最高出力PS最大トルクNm
159PS、270Nm
モーター
最高出力PS最大トルクNm
最小回転半径m5.8(5.6)
燃料タンク47
燃費WLTC km/ℓ16.6
(17.5)
燃料ハイオク

ハッチバックから全長が240㎜ホイールベースで40㎜延長されています。

サイドから見た時の前後オーバーハングが短めなので動力性能の高さを感じますね。

しかし気になり過ぎるのがツアラーの5.8mという最小回転半径ですよ。

試乗の時は大きく気になるシーンは無かったですが、立体駐車場とか取り回しがシビアになるシーンでは絶対気になる時が出てきますね。

 

しかし、良いサイズ感のワゴンですよね。

寂しい事に、このセグメントのステーションワゴンは絶滅危惧種となっています。

同等サイズ感のワゴンを一覧にしてみました。

 

モデル全長㎜全幅㎜全高㎜
スバル・レヴォーグ4,7551,7951,500
メルセデス・CLAシューティングブレーク
(ディーゼルあり)
4,6901,8301,435
VW・ゴルフ8ヴァリアント4,6401,7901,485
ルノー・メガーヌツアラー4,6351,8151,495
プジョー・308SW4,6001,8051,475
トヨタ・カローラツーリング4,4951,7451,460

Cセグサイズのステーションワゴン、私が思いつく範囲で6台しかない(^_^;)

しかもディーゼルの設定があるのはCLAと308SWの2モデルのみ・・・

運転楽しくて、一番使い勝手の良いセグメントだけに無くならないで欲しい。

では、エクステリアを見ていきましょう!

ルノーメガーヌツアラーとハッチバックのエクステリア

全体的にエレガントな印象が増したフロントフェイス。

中央に配置された大きめなルノーエンブレムと、大きなヘッドライトが目を引きます。

エンブレムを中心に翼を広げたような印象を持ちましたが、デザインのコンセプトは何なのか気になりますね。

 

カタログによると、「ブラックのフロントグリルバーセンターに配されたエンブレム”ロザンジュ”に繋がる、CシェイプのデイタイムランプとLEDヘッドライト」となっています。

ルノーのエンブレムは”ロザンジュ”と言うそうですね。

由来は調べましたが、特に決め手となるものは見つかりませんでした。

 

各パーツの質感も高い次元で成立しています。

上のグリルは穴が無く、グリルと言うよりはアッパーパネルかな。

ロアグリルの樹脂は無塗装ですが、LEDフロントフォグランプ周りのベゼルはピアノブラックとメッキラインで構成されています。

ヘッドライトとデザインの協調を感じるものになっていますね。

 

ヘッドライトの細かい質感伝わるでしょうか。

ハニカムメッシュのパターンが上下で構成されており、ヘッドライト内部のデザイン性も高いですね!

ホント羽みたい。

 

ヘッドライトはオートハイビームまでの機能となっております。

個人的にはこの機能で充分かな?と思っていますが、ALHを体感すると無いと困る!とか言い始めるんだろうか(^_^;)

 

展示車はハッチバックだったのですが、ボディーカラーの「ブルーコスモス」が素晴らしかった!

艶やかで深みも感じさせる青で、陰影の強い青の奥に黒と紫が混在しているような印象を与えてきます。

 

まさにコスモス(調和の取れた宇宙観)の青という事だろうか。

幾ら店内展示とは言え、このツヤ感、リフレクションが凄いです。塗装のクオリティーが高いと感じます。

 

一度、外でその存在感を確認したくなる青ですね。

輸入車の青色はステキカラーが多いです。

青色カラーの纏め記事も書きたいけど、アラフォーオジサン最近体力低下気味。

 

メガーヌ ライトチェック!

ライトチェック撮影も出来ましたので順番に見ていきましょう。

ポジションランプ点灯状態

ナンバープレート下に付き気味

ここまでヘッドライトが大きいのに嫌味が無いですね。柔らかさと、シャープさの調和が巧く取られていると思います。

ロービーム

LEDフロントフォグランプも付けてみました。

ライトはステアリング左側のレバーで行います。

ハイビーム

ポジションランプとフロントパネルのメッキ加飾が繋がったデザインになっていて、連続性を持たせることでワイド感も強調。

可愛らしさも、かっこよさもある顔つきはフランス車の得意とする所かなと思います。

ウィンカー

ポジションランプ部が全て反転するという、かなり広い範囲でウィンカーが点灯。

存在感が凄い。

勿論相手からの視認性も高くなるので安全性も高いですね。

 

リアフォグランプは右側だけが点灯しています。スバルアルアルみたいw

リアウィンカーはシーケンシャルになっていました。

個人的には有っても無くてもという感じ。(正直無い方が良いw)

このテールランプはかなり質感高いですね!

 

メガーヌの車格考えると、非常に贅沢なLEDの使い方ではないでしょうか。

デザイン性も高くて、とても330万円のクルマとは思えないです。

ワイドに見えるライトデザインですね。

エクステリアや灯火類の仕上がりだけでも、コストパフォーマンスの高さを感じます!

 

リアビューはもう少し薄く見えると嬉しいかも。

少しボクシーな印象でした。このセグメントらしく空間効率もしっかりと考慮されてのパッケージング。

実際荷室も相当広い、580ℓという容量を誇ります。

 

ショルダーラインもあってドッシリ感の演出もあるんですが、テールランプやショルダーの位置を全体的に下げてですね、腰の低い感じになるともっと良いか?と妄想。

 

「MEGANE」のエンブレムがツアラーですとメッキプレート。

 

ハッチバックですと、通常の文字タイプエンブレムに。

個人的には文字タイプの方がすっきりしていて好みです。

リアスタイルはハッチバックの方がエモーショナルな印象がありますね。

 

ハッチバックのバックカメラはエンブレムの中。

 

リアのロアバンパーはマフラーフィニッシャーが廃止され、ピアノブラックとメッキ加飾が施されたパネルになりました。

ほんと全体的に手抜き感のない質感への配慮があります。

 

艶めかしいショルダーラインがコスモスブルーの色味でより魅力的に映ります。

 

濃いブルーと赤いテールランプとのコンビネーションが非常にオシャレですね。

仏車の青は取り分け魅力的に見える。

サイドビューも見ていきましょう。

 

メガーヌスポーツツアラーの実用的かつ美しいサイドビュー

サイドビューは長いホイールベースで動力性能が高い事をアピール!

ホイールのデザインが良いですね。力強さと、繊細さのバランスが取れているんではないでしょうか。

斜め前からちょっとずつずらして連続撮影したので、一気にどうぞ。

 

最後の一枚はちょっと後に撮影したやつw

めちゃくちゃかっこよくないですか!

ワゴンになる事でウィンドウ下部のメッキ加飾の処理もオシャレですし、伸びやかさもプラスされています。

このセグメントのワゴンが陥りそうな商用車感が全然ないですよね!

 

ハッチバックはウィンドウ下部のメッキ処理がプツッと切れちゃう感じですね。

後席は乗り込めませんでしたが、ホイールベース-40㎜の影響で少しタイトになるのは間違いないでしょう。

 

コスモスブルー良すぎるw

これは青色特集したいなぁ。結構青色も沢山撮影させて頂いてるので見応えあると思います。

色特集は当ブログの売りの1つにもしたいので。近々書くはずなので、お楽しみに。

 

タイヤは225/40R18、コンチネンタルのPremiumContact6を履いていました。

乗り味でも書きますが、ロードノイズが程よく低減されていてコンフォートなタイヤでした。

コンチネンタル公式HP

快適性とスポーツ性を融合した、新たなスポーティコンフォートタイヤ。
・快適性、正確なステアリングレスポンス、最高レベルの安全性、優れた環境特性に関して高まり続ける要求を一つの製品で実現。
・欧州のプレミアムブランドをはじめ、多くの車種で純正装着タイヤに採用されている信頼の性能。
・欧州の自動車雑誌や自動車クラブのタイヤテストで最高評価を数多く獲得。

Bピラーのピアノブラック塗装、フェンダーのオーナメントメッキ、ウィンドウ下部のメッキ前端の黄色部分はメーカーにより端折られる事も多いですが、ここも細部に拘りが息づいています。

アウタードアハンドルの上部のみメッキや、物理鍵穴がないスッキリデザイン。

 

メガーヌにはスマートキーを携帯して近づいたり、離れたりすると自動で施錠・開錠される「ハンズフリーカードキー」の機能が付いています。

距離がどれ位に設定されているのかは、分かりませんでした。

 

ウィンドウ面積の広さが開放的なキャビンを印象付けます。

メッキの処理方法がMAZDA3やCX-30と通じますね。

 

ルーフの接合部の美しさは仏車の特徴でもあります。

最近ですと、シビックハッチバックも美しい接合がされていました。

ヒンジの盛り上りもデザインの巧さで無くされています。

 

サイド下部の塗装がザラついているのは、チッピングによる塗装剥げ対策になっています。

ウェルカムランプも装備。

 

フューエルリッドはプッシュ開閉、キャップレスの給油口でこの辺りの使い勝手も良いですね。

 

ボンネットダンパーも付いてるんですよ。

ボンネットアンカーが奥気味に付いてるのが珍しいかも。

サイドに風巻き込み防止のシールも施され静粛性に配慮されています。

 

エクステリアのレポートは以上です!

いやー使い勝手や所有満足度が高くなりそうな快適装備も充実していますね!

ではドライブフィールです!

 

メガーヌスポーツツアラーインテンス動的質感

ドアの開閉フィール

フロントドアの操作感は重くはないですが、重厚感もしっかり感じさせてくれます。

個人的に嬉しいドアグリップがあるので、操作性の良さがありますね。

 

質感としては「めちゃ良いとかではない」んですが、ソフトパッドや樹脂質感の良さからくる高い密度感によって、上質さを感じさせてくれるものになっています。

こういう、道具感と上質感のバランスが良いクルマ好きだなぁ。

全窓オート開閉、車速連動ドアロックも装備されています。

 

ドライビングポジション

運転席はマニュアル調整です。GTの時はバケットタイプのスポーツシートでしたが、インテンスだからなのか、ノーマルタイプのシート形状に変更になりました。

質感は合皮とファブリックのコンビシートで良い感じですが、素材が少しツルツルしていて着衣により滑りそうですね。

今回の私の服ではズレルような感覚があって気になる部分でした。

短距離なら問題ないと思うのですが、長距離走る時は疲労に直結してきそう。

 

エンジンスタートスイッチはステアリングの左側に配置。

質感も悪くないですね。

少し押し辛い位置ではありますが、他メーカーもそうですけど防犯的な観点でこうしてあるのでしょうね。

 

エンジンスタートするとダウンサイジングされた1.3ℓターボエンジンが息をし始めます。

エンジン音はかなり大人しくなりました。

1.6ターボの時はスポーツカーライクな荒々しい音質でしたが、大人しく、しかし決してチープではない力強さも感じる音質です。

音量はかなり抑え込まれています。

 

ステアリングはDシェイプで径は普通の感じですね。

扱い易い重さですが、決してスコスコではなく程よい反力、中立付近での座りも躾されたものになっています。

先日レポートした新型シビックと似ていると思いました。

同じFFでの最速を狙うマシンのDNAが流れているという事で近しいものに仕上がるのでしょうか。

 

フルグレインレザー(表面に自然なレザーの性質を保持する、ナチュラルレザーの事)のステアリングは質感も良く、質感の高まったインパネと合わせて気分の上がるドライビング空間になりましたね。

 

ドアトリムやセンターコンソールに施されたアンビエントライト(8色から選べる)も所有満足度を高めてくれます。

細かい配慮が素晴らしく息づいたクルマ!

 

アクセルペダルは吊り下げ式で、若干左寄りのレイアウトです。

普段プジョー乗ってるので慣れてしまいましたが、普段国産車(特にマツダ車)に乗っている方は違和感あるかもしれません。

 

視界性能

サイドミラーはAピラー根元から生えているので死角は有りますね。

私のプジョー・3008よりはピラー自体と根元が細いのでこのタイプとしてはまだ死角は少ない方かもしれません。

後方視界の直視での視認性は6ライウィンドウの面積も広く取られて良好。

サイドミラー先端のブラインドスポットモニターも標準装備され安全装備は一通り揃っています。個人的には満足なレベル。

 

ディーラー駐車場を出るときのステアリングフィール、場内で少しアクセルを踏んだだけで分かる、ギアチェンジの高いレスポンス・・・

やはりこのクルマはRS・GTじゃなくてもタダ者じゃねぇ。

 

電光石火のシフトフィール

このクルマ絶対的な速さがあるわけではないのですが、7速EDCによるトルクのピックアップの躾が巧く出来ているのでしょう。

ポンポンシフトアップしていきます。しかも一回ずつのグイっと出る感じの力強き事。

グーンのー部分が凄く短い感じ、エンジンのフィーリングを楽しむというよりシフトフィールをしっかりと楽しめる仕上がりですね。

 

エンジンの勇ましさが無い分、よりシフトフィールの良さが顕著に感じられます。

これは輸入車というかルノーだからこそかもしれません。

最近MHEV(マイルドハイブリッド)が主流になりつつある欧州車の中でも純粋なガソリンターボとDCTの組み合わせを楽しめるのも、残り僅かかもしれませんね。

このシフトフィールはアウディのSトロニックと同じ位ダイレクト感と楽しい加速フィールを体感させてくれます。

 

ゴルフ8がMHEVになってしまった今、先ほどの一覧中のモデルの中で純粋な内燃機関+有段トランスミッションの組み合わせを持つのは、メガーヌ、308、CLAのみですね。

 

さらに注目すべきはその乗り心地、路面タッチ、乗り味の絶妙な濃さです。

まず乗り心地の印象は「しなやか」これに尽きるかなと、まだ走行距離が短いのでタイヤの硬さのような感覚は少しありますが、ダンパーの動きは仏車らしくソフトな路面タッチを実現。

かと言ってフニャフニャではないんです。

ダンパーが凹凸を拾って収縮する時に柔らかい事で、車両の安定感が損なわれるようなフィーリングは皆無です。

ストローク量は感じさせてくれるのですが、底付きする感じも無いですし、戻しの動きにシャキッとした安心感があります。

 

そこに路面との絶妙なタッチ感が生まれて、ロードノイズがまろやかなインフォメーションとして耳に届くんです。

ゴルフ8や、308SWだともう少しザラっとした音質なのですが、メガーヌはもっと優しいんですよね。

試乗中にキレイな路面と荒れた路面どちらも試せたのでより顕著に感じることが出来たと思います。

 

あと、交差点曲がりながら大きな段差を越えるシーンでも、トーションビームの横揺れバッタンとなる事もなくキレイにいなす脚になっています。

まるでマルチリンクのリアサスの様に、上質なトーションビーム。

18インチのタイヤを履いているのに不思議な位に角のない乗り味。そして接地感もしっかりと感じさせる。

奥の深い、濃い乗り味に感動でした!

ボディーの剛性の高さと、全長に対して長めのホイールベースの恩恵なのでしょうか?

どのようなセッティングを意識しているのか、素人ながらに不思議で仕方がありません。

 

アイドリングストップからの復帰にタイムラグあり

メガーヌの試乗で唯一気になったのは、ルーテシア、キャプチャーと同様のポイントでした。

オートホールドとアイドリングストップをONした状態で交差点で停止。

再発進する時にエンジンが作動するまでのタイムラグが大きいです(^_^;)

 

体感的に2秒位かかってるような、まずオートホールドが解除→アイドリングストップ解除、という流れで制御がされているのか。

とてもその時間が長く感じました。

気になりそうな方は試乗時に確認お忘れなく!

 

改良後のメガーヌではMySENSEをオリジナルセッティングとして、ドライブモードがSport、Comfort、Ecoの4つ選択可能です。

個人的にSportでステアリングの座りがもっと重くなって欲しかったですが、その部分に変化は薄く、よりクイックになる感じです。

 

逆に電子アシストが強くなるイメージですね。

なので通常のステアリングの設定の方が個人的には好き。

音はSportの方が勇ましくなるのでMySENSEで音だけSportに出来るかといじってみましたが、どうやら出来なそうでした。

もし「出来るよ」という事をご存じの方は教えて頂きたいです。

 

ブレーキタッチも変な癖もありませんし、コントローラブルで停止まで踏力に大きく気を使わずに停止まで出来ます。

ペダルレイアウトの違和感も試乗中は感じませんでした。

もっと乗っていたい、とても楽しいドライブフィール、特にトランスミッションでこんなに楽しいと思わせてくれたクルマは久しぶりでした。

価格も¥3,300,000でほぼ欲しい機能が付いてきますので、高いコスパの良さも感じるプロダクトです。

是非一度体感しに行ってみて下さい♪

 

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました!

 

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