ボルボ XC60 試乗レビュー エクステリア
最近ノリに乗ってる、ボルボのSUV、XC60に試乗させてもらいましたので、じっくりとレビューしたいと思います!
このXC60、今の所”SUV№1のスタイリング”と言っても過言ではないと思うほど、素晴らしくかっこ良いです!
どういうところがかっこいいのか、細かく見て行きたいと思いますので、お付き合いお願いします。
今回試乗車として用意して頂いたのは
XC60 D4 AWD Inscription 車両価格¥7,240,000 です。
メーカーオプションとして、
チルトアップ機構付電動パノラマ・ガラス・サンルーフ ¥206,000
電子制御式4輪エアサスペンション/ドライビングモード選択式FOUR-Cアクティブパフォーマンスシャシー ¥300,000
が装着されていました。
たけぇーでございます!!
このD4というグレードはディーゼルエンジンモデルとなっていまして、ノーマルのガソリンモデルよりも約30万円程高いです。
この見た目が欲しいんだという方には T5 AWD Momentum というガソリンモデル¥5,990,000から用意があります。
それでもやっぱり高いですけどね・・・
しかし!そうは言っても、このエクステリアは見ていてテンション上がります!
いつかはXC60買えるようになりたい!という希望を持って日々の生活に活力を持つのもアリ、ではないでしょうか?
XC60について軽く紹介
XC60はボルボのSUVラインナップの中間を担う存在です。
先日当ブログでも紹介したXC40とXC60よりさらに大きなXC90というモデルの間に位置づけられています。
同社のV90から始まる新世代プラットフォームSPA(Scalable Product Architecture)を使用して生産されています。
2017-2018の日本カーオブザイヤー、2018.03にワールドカーオブザイヤー、など数々の賞を受賞しているプロダクトです。
これは出来が悪いはずがない!という感じですよね。
こういう賞の選考はノミネートされたクルマにジャーナリストなどの有識者が得点をいれて決まるらしいので、普通に考えればクルマを評価するうえでの各要素で高い次元でバランス取れていないと受賞は難しいですよね。
色んな価値観を持ったたくさんの人が採点するので、たくさんの感性に響くクルマ造りがなされているかがとても重要です。
XC40も欧州のカーオブザイヤーを受賞していますし、新世代ボルボのプロダクトはとても各要素(外装・内装、走行性能やフィーリング、ユーティティー)の部分で高いレベルにあることが証明されていると考えて良いと思います。
XC60はグレード展開も豊富なので一覧にしておきますね。
ボルボ XC60 グレード 一覧
駆動方式:全タイプAWD | ||
グレード | パワートレイン | 価格(税込表示) |
D4 Momentum | 2.0ℓ ディーゼルターボ | ¥6,290,000 |
D4 R-Design | 2.0ℓ ディーゼルターボ | ¥6,790,000 |
D4 Inscription | 2.0ℓ ディーゼルターボ | ¥7,240,000 |
T5 Momentum | 2.0ℓ ガソリンターボ | ¥5,990,000 |
T5 Inscription | 2.0ℓ ガソリンターボ | ¥6,940,000 |
T6 R-Design | 2.0ℓ ガソリンターボ(スーパーチャージャー付) | ¥7,240,000 |
T8 Twin Engine Inscription | ハイブリッド 2.0ℓ ガソリンターボ(スーパーチャージャー付)+モーター | ¥8,990,000 |
私が購入するとなると、欲しいのはD4のMomentumですね。
XC60でMomentumは一番下のグレードですが、装備は充実しています。
ボルボのクルマは安全装備はどのグレードも標準でフルに付いてきまして、グレード毎の差別化は有りません。
Momentumにすると、ランバーサポートが2wayになったり、リアシートヒーターがないなどがありますので気になる方はInscriptionにしておけば間違いないですね。
快適装備や、質感の高いレザーシートに拘らなければ大体の方がMomentumで良いんじゃないかと思うほどです。
ナビもちゃんと付いてきますしね。
モデルによっては、Momentumにするとちょっと装備が、ってこともある様なので注意が必要です。
では今回の試乗車のスペックを載せておきます。
ボルボ XC60 スペック
XC60 D4 AWD Inscription
オプション:サンルーフ、エアサスFOUR-C
ハイスペックなディーゼルエンジンですが、車重1,900㎏となると若干の重さを感じましたね。
全幅の1,900㎜は機械式の駐車場などでは明らかにNGになるので都心部で乗るのは少し躊躇しそうです。
あと最小回転半径も少し大き目の5.7m。取り回しの部分が気になるクルマではありますが、それ以外はパッと見ネガティブな部分はありません。
実際、試乗程度ではこのクルマの欠点を見出すことは難しかったです。
ではボルボXC60のエクステリアを見て行きましょう!
ボルボ XC60 D4 Inscription(インスクリプション) エクステリアレビュー
フロント
まずはフロントからですが、ボンネットの厚みとフロントガラスエリアの割合は黄金比が確保され高いデザインセンスを感じざるを得ません。
ボルボならではの面造形でスッキリしていながら存在感のあるフロントフェイスに仕上がっています。
全高1,660㎜に対して、全幅1,900㎜ですのでSUVでもロー&ワイド感もしっかり表現されています。
トールハンマーと呼ばれるヘッドライトデザイン。
Tを横に倒したデザインでシームレスに発光して、ボルボのクルマであることを一目で印象づけます。
質感の高い縦縞のフロントグリル、こちらは縦の縞がクローム仕上げされたInscription専用のフロントグリルです。グリルはグレードでデザインが異なります。
R-Designというスポーティーグレードはシルクメタルを組み合わせたグロスブラックの専用品になります。
こちらはXC40ですが、パッと見同じように見えますが、ボルボはモデルによってディテールのデザインなどを変えて各キャラクターに沿わせたものにしています。
XC60のトールハンマーはグリルにつながるデザインになっていますね。
XC40はつながっていない分ヘッドライトユニットが外側に配置されて幅広感が強調されていてXC60と同等のサイズに見えます。
全幅も30㎜しか違わないので同等に見えるのが普通かな?
では続いてサイドに移ります。
サイド
FR的なフロントノーズの長さと、オーバーハングの短さでとてもスタイリッシュなサイドビューです。
2,825㎜という長いホイールベースで、4輪がしっかりと4隅に配置されて安定感を演出しています。
XC40・90はどちらかというとボクシーなフォルムですが、XC60はSUVとしてはとても流麗なフォルムを与えられています。
ノーズの長さはありますが、キャビン長も確保されていて、バランスがとても良いですね。
ボルボのクルマはデザイン性も高いですが、実用性もしっかりと考慮されていますのでファミリー使いもしっかりと対応できるクルマ造りになっています。
Aピラーが寝かされており、かっこいいスタイリングを際立てています。
フェンダーのプレスラインが独特ですね。ボルボの他のモデルもここはそれぞれ違っていて面白い表現だなと思います。
Audiのようにピンっとエッジを効かせるのとは真逆なアプローチです。
プレス加工による金属疲労を考えるとこちらの方が強度は高そうな気もします。
10スポークの切削光輝のホイールはInscription専用です。
こちらは新型のV60でも同じデザインが採用されていました。
このデザインもかっこいいですが、R-Designのホイールの方が個人的には好みですね。
XC40R-Designのホイールは冒頭の画像に写ってます。
やっぱりかっこいいクルマはリアが良いんですよねえー。
寝かされたAピラーの傾斜や、のびやかなフロントノーズから描かれたラインはリアに向けてグーーッと弓をひく様なタメを描いているように見えます。
このサイドビューを見た時にマツダのCX-5を少し連想しました。魂動デザインのイメージと少し被る躍動感のあるスタイリングですよね。
Bピラーのピアノブラックパネルや、各パーツの質感、密度感が高く製造の品質の高さをうかがわせます。
唯一気になるのはボディーカラーが黒だと目立たないですが、サイド下部のえぐれたプレス形状ですね。
マッチョな表現には効いていそうですが、ここまで凹ます必要はあったかな?と思う部分です。
そこまでスタイリングをスポイルしている訳ではないので良いんですけどね。
リア
リアは駐車場の広さの関係でひいて撮影できなかったのが残念です。
サイドビューは流麗ですが、リアはしっかりとした存在感があります。
どっしりとしたリアビューでおしりも下がっていて、安定感がありますね。
このランプはハッチゲートを開けた時ボディー側に残る様に設計されています。
夜間、路肩に停めてリアハッチを開けているときもライトの点灯が見えるので、走行中のクルマに自車の存在をアピールします。
ここでも安全に配慮された設計になっています。
少し脱線しますが、この日は秋口にも関わらず暑くて、汗ばみながら撮影しました。
今の時期は天候の変化に体が付いていけず風邪をひいたりしますから、皆さんも気を付けてくださいね。
あと、動画で紹介しますが、ドライブモードで車高が調整でき、その辺りの解説を営業さんがしてくださったので車高が変化する様子も撮影していますので、気になる方は見てみて下さいね。
ではクルマの話に戻りますが、
マフラーは左右2本だしになっています。
マフラーの端末は切りっぱなしではなく楕円の形状になっていて細かい所まで気を使って造られています。
リアのサスペンションはマルチリンクです。走行性能にも期待できますね!
これでエクステリアのレビューを終わります。
ボルボ XC60 D4 Inscription エクステリアレビュー まとめ
XC60のエクステリアをご覧いただきましたが、いかがでしたか。
ボルボのSUVラインナップの中核を担う一番の売れ筋モデルでもあるので、エクステリアは流行の要素も取り入れられたキャッチーなものになっています。
とにかくかっこいいという感じでスタイリッシュですが、しっかりとキャビンの長さも確保されており実用性の高さもうかがわせます。
少し意外だったのが、各パーツの繋ぎ合わせ(チリ合わせ)が想像以上に良いなという印象でした。
営業さんや、仲良くして頂いているブロガーの方からの情報ですが、中国工場で製造されたものは中国でのみ販売で、日本に入ってくる車両は本国で製造されたものだそうです。
少し安心ww
私の仕事上、中国の製造関係の話も耳に入りますが、やはり信頼性という点では他国にはまだ及ばないのでしょう。
最近、国内でもずさんな管理や、品質問題はありますが、気を抜かずに現状からレベルを下げずに頑張って欲しいです。
ちょっと長くなったので、動的質感は次回以降にしたいと思います。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
次回も読んでもらえると嬉しいです。
この記事を読んでXC60をさらに知りたい方はこちらもどうぞ♪
ボルボのXC60のホームページです。XC60の魅力がこちらにも詰まってますよ♪
XC60の各モデルのラインナップ、スペックや装備、価格など詳細な情報をご覧いただけます。…
またボルボ愛全開のaboutVOLVOさんのブログもお奨めさせて頂きます。
このリンクはXC60の記事のものです。
他にもたくさん書かれていますので、購入検討の方は必見ですよ。
動画が出来たので共有しておきます。
良かったら見てください。
エアサスFOUR-C付でドライブモード毎に車高が変化するところも撮影していますので、参考になればと思います。