ティグアン 5人乗りSUV ナンバー1 ユーティリティー!?
~フォルクスワーゲンのミドルサイズSUVはかなりの優等生~
ティグアンのTDIハイラインに試乗させて頂きました!
今回は3回目ということでインテリア・ユーティリティー・レビューの後編です。
ティグアンTDIは走りも良かったんですが、特にユーティリティーが良いですね!
トータルバランスに優れたプロダクトが好きな私としては魅力的なモデルになっています。
ティグアンの収納の多さは奥様の許可を得ないと買えない方にもプレゼンしやすいクルマになっているのではないでしょうか?
試乗車はティグアンTDIハイライン。
車両本体価格は¥4,989,000です。
ボディーカラーは有償色¥64,800オリックスホワイトマザーオブパールエフェクト、レザーシートのチタンブラック内装でした。
見積もり紹介に関しても記事にしていますので↓の記事をご覧いただけると嬉しいです。
ティグアンは今まで2回記事にしてきました。
前回までの記事がこちらです。
別ウィンドウで開きますので良かったら読んでみて下さい。
↓見積もり紹介
毎週試乗に出かけるクルマ好きサラリーマンのブログです。特に乗り味と内装質感重視でレビューしてます。画像も多めに使ってます…
ティグアン トータルバランスに優れたSUV ~収納、細かい使い勝手に配慮が見える~ ティグアンのTDIに試乗させて頂…
では、ティグアンのスペックです。
ティグアン TDI スペック
今回の試乗車のスペックです。
ディーゼルのトルクと燃費は魅力的ですね。
社会的に特に欧州では、ディーゼルを無くしていく動きが出てはいますが、そう簡単に優れた燃費、経済性を誇るディーゼルがパタッと無くなることはないと思います。
個人的にはあと20年くらいは内燃機関メインの時代が続くと考えています。
欧州メーカーのアルファロメオもわざわざ新開発の2.2ℓディーゼルターボエンジン搭載のジュリア・ステルヴィオを4月頃に投入してくることからもそういう視点が見て取れます。
別ウィンドウで開きます。
FCAジャパンは、アルファロメオが開発した新型ディーゼルエンジンを日本市場に初導入。『ジュリア』および『ステルヴィオ』に…
ではフォルクスワーゲン・ティグアン、インテリアのレビューに行きましょう。
ティグアン TDI ハイライン インテリアレビュー 後編!
※前回の続きでセンターコンソール周辺から見ていきます。
センターコンソール周辺
シフトレバーのメッキ加飾、電子パーキングブレーキ、エンジンスタートボタンなど各メッキパーツの質感が揃えてあって好印象です。
シフトパネルもグレーのメタリック塗装を施したパネルで縁取られて質感は悪くありません。
もう少し違う色味でも良いのでは?とは思います。
ティグアンはオートホールドも付いています。
オートホールドはブレーキで停止した状態でブレーキから足を離しても停止状態をキープしてくれるので便利です。
今後クルマを購入するときは出来るだけ付いていて欲しい機能の一つですね。
ティグアンTDIはフルタイム四駆・4MOTIONなのでそのエンブレムがここに付きます。
ダイヤルも4MOTION専用の装備でオンロード・スノー・オフロード・カスタムの4モードが選択可能になっており路面の状況に応じて選択することで力を発揮するそうです。
通常はオンロードがメインになりますね。
ティグアンのカタログ見てたら仕様変更の紙がはさんであった。
ティグアンの内装で質感良く見える大事なパーツが3つもなくなってる。
これは改悪な気がする。
プラスになった面もあるのかもだけど、個人的にはなるべく質感重視なので残念過ぎる。 pic.twitter.com/q61ikkiPbT
— UU (@WCLBlogAuthor) 2019年1月26日
ツイッターや先回の記事でもお伝えしていますが、ティグアンは小改良を受けてメーターや各内装パーツが変更されています。
その改良でこの走行モードセレクトダイヤルの根元のメッキリングが廃止になっています。
これは残念な内容ですね。
その後方にシャッター付のドリンクホルダーがあります。
右に写ってるボタンを押すと、横の壁が爪になって出てきてドリンクを掴んでくれるような感じになります。
こういうギミックも好きです。
左上はちょっとしたスペースになっているので何か入れれます。
このアームレストは3段階の高さ調整が可能になっています。
これは他のフォルクスワーゲンのクルマにも搭載されている機能です。
前後スライドして高さも調整できる、良いですよね。
開けると深さはあるんですが、面積は狭い収納になっています。
ここにアクセサリーソケットが有ると個人的には嬉しいですね。
シフトレバー奥もあって、ここにもあれば最高ですね。なかなかそういうクルマないですが。
オーバーヘッドコンソール周辺
ティグアンの収納で驚いたのが、ここですね。
オーバーヘッドコンソールって言うか天井の収納。
デカいっすww
フロント側とリア側で2箇所開けられるようになっています。
フロント側を開けるとこんな感じで、サングラスが2つ入る様になっています。もちろん別の物でも良いです。
リア側はもうすこしサイズが大きくて小さいティッシュ箱なら入ってしまうほどの大きさに感じました。
こんな収納久しぶりに見ましたね。
昔のミニバンとか、ホンダのアヴァンシアで見たことある位です。
最近のミニバン事情には疎いのですが、まだこんな収納ついてるんでしょうか??
自動防眩ルームミラーはフレームレスまでは行きませんがスッキリした縁取りですね。
このクルマには付いていませんでしたが、最近試乗車にもドライブレコーダーが搭載されていることが増えてきました。
助手席側
助手席側のインパネにもグレーのパネルが設定されています。
グローブボックスの開閉レバーに加飾はありません。
あと、カタログ見てて分かったのですが、ハイラインとR-Lineは通常、運転席と助手席のシートアンダートレーが標準です。
しかし、レザーシートシートパッケージ、ハイライン¥280,800、R-Line¥313,200装着車は運転席のシートアンダートレーが無くなります。
何でなのか?
メディアスロットや、ETCのユニットがここに収まります。
写真右のダイヤルは何かな?と思ってたんですが、ツイッターで教えて頂きまして、エアコンと連動で簡易的な冷蔵保温庫になる機能が付いていることが分かりました!
ツイッターすごく有り難い!!
フォルクスワーゲンのクルマはしっかり最適化されてグローブボックスも収納として使えますね。
他の欧州メーカー、プジョー等ではそうでないクルマもあるのでチェックした方が良いです。
前席は以上です。
では後席に移りましょう。
後席ドア
後席ドアも前席同様の質感が確保されています。
カーテシランプ、ドアポケットの防音処理等細かい部分で質感が落ちていないのは嬉しいですね。
ドアトリム上部もソフトパッドになっており、GOODです。
後席空間
後席の全体像です。
足元空間広いですね。運転席は175センチの私のドラポジに合わせてあります。
若干タイト目なドラポジなので少し通常の方より広くなるかもしれません。
ご参考までにお願いします。
嬉しいのはシートバックにテーブルが備えられています。
テーブルを出して写真撮るのを忘れてしまいました。申し訳ないです。
開くのに少し力が要りますが、しっかりしたテーブルでしたよ。
後部座席の端とドアの間に小さい収納があります。
折り畳み傘とか置いとけそうな感じもしますが、オーナーの方はどのような使い方をされているんでしょう?
確か以前レビューしたボルボのXC40もここに収納がありました。
XC40もレビューしていますので良かったら見てみて下さい。
2019年2月現在で納期が1年になっちゃってるみたいなので、購入するのに勇気がいりそうですね。
ボルボ XC40 試乗レビュー 後席・ラゲッジルーム編 ボルボ初のコンパクトSUV XC40 に試乗してきました…
後席の広さはこれくらいです。
こぶし二つ位は入りますね。シートの下の隙間もありますので、リラックスした体勢はとれますね。
着座感は少し平板感はあります。SUVで座り心地が良かったなぁと思うのはボルボのXC60ですね。
SUVのシートは使い勝手も含めて平板になりがちです。
後席のドリンクホルダー付アームレストも設定されています。
このクラスでは付いていて欲しい装備なので嬉しいですね。
私は子供が2人いましてまだ小さいので、このドリンクホルダー付のアームレストは何かと重宝するんです。
なので購入するクルマにはこれが付いていないと、という必須アイテムにもなっています。
ティグアンはトリプルゾーンオートエアコンディショナーが標準装備です。
ベンチレーターは加飾は無いですが、トリプルゾーンならではの赤青の照明があると良く見えるので不思議ですww
下部にはUSBのスロット、アクセサリーソケットが設定されておりユーティリティーはほぼ完ぺきな仕上がりではないでしょうか!
後席にはハイラインからになりますが、シートヒーターが装備されています。
後席は以上です。
続いてラゲッジルームを見ていきましょう。
ラゲッジルーム
このレビューで何回も言っててなんですが、ティグアンのリアがかっこいいです!
どっしり、ボテッとしたおしりで安定感が表現されていて、たまりませんね。
ティグアンはハイラインから電動テールゲートが採用されます。
一番下のグレード、※コンフォートラインにはアップグレードパッケージ¥248,400を選択すると付いてきます。
※メーカーオプションパッケージの説明も過去記事でしていますので良かったら目を通してみて下さい。
スマートキーを携帯した状態で足をリアバンパー下にかざすと開きます。
また右のボタンをオンにしておくとキーを携帯した人がクルマから離れると、自動で閉まって鍵がかかるオートクローズ機能が付いた賢いテールゲートになっています。
どれくらい離れたら閉まるのか、試せていません。
ラゲッジ容量は通常で615ℓの大容量です。シートバックを倒すと1,655ℓと広大な荷室になります。
この広さは素晴らしいですね。
サイドにホイールハウスの張り出しはありますが、フラット面の面積も充分広いです。
シートバックは6:4分割とHPでは記載されています。4:2:4に見えるんですが、付け根が6:4という事でしょうね。
真ん中の部分も個別で倒せるでしょうから、トランクスルーが可能になっていると見て間違いないです。
今回シートを倒すのを忘れてしまって確認できてはいないので、参考までにお願いします。
ラゲッジルーム側面両側にシートを倒すレバーが付いているのでラゲッジ側から可倒できます。
アクセサリーソケットも設定されていますね。
左側の側面奥には100V電源の差し込みもあります。
前席、後席、ラゲッジの3つのアクセサリーソケット、この100V電源は標準装備です。
すごくないですか?ティグアンのユーティリティーは素晴らしいと思いますね。
ラゲッジアンダーBOXはこんな感じです。
いきなり車体むき出しになっていませんし、フェルト生地で防音処理もされています。
問題ないですね。
以上です。
まとめ
ティグアンTDIハイラインの内装を前回と合わせて2回でお届けしましたがいかがでしたか?
ティグアンのユーティリティーは本当にレベルが高いですね!
後席のシートの着座感や、テーブル、シートバックのアレンジなどを見ると今まで見てきた5人乗りSUVとしては№1と言っても良い使い勝手の良さではないかと感じました。
国産のスバルフォレスター、ホンダCR-V、マツダCX-5もレベル高いです。
後席の使い勝手でいうと4:2:4分割と、後席アームレストにUSBスロットを備えるCX-5がせまるかな?と思いますが、トリプルゾーンのエアコン・テーブルはないです。
車内の質感ではマツダのCX-5の方が良いですけどね。
この辺りは購入するときに乗り味、質感、ユーティリティーを総合的に見て判断するか、ブランドか?と楽しい時間ですね♪
ティグアンの内装はデザイン、質感的に簡素な感じはありますが、剛性感、ユーティリティーは大変優れていました。
ボンネットにもダンパーついてますよ。
今旬で人気のカテゴリーだけあって商品力高いクルマが揃ってます!
気になるSUVがある方は是非ディーラーに足を運んでみて下さいね。
以上でフォルクスワーゲン・ティグアン・ハイラインのレビューを終わります。
最後まで読んで頂きましてありがとうございます!
次回も読んで貰えると嬉しいです。
次はどのクルマの記事にしようかな、まだ決めてないんですよね。
コメントやツイッターからご希望ありましたらご連絡下さい。
優先的に取材、記事にしたいと思います。
フォルクスワーゲンのティグアン公式HPです。
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