【VOLVO ボルボ XC40 試乗してきました!】 インテリア 後席・ラゲッジルーム編 すべてが高次元でバランスされてる。さすが2017欧州№1!

ボルボ XC40 試乗レビュー 後席・ラゲッジルーム編

 

リアスタイルかっこいい!

 

ボルボ初のコンパクトSUV XC40 に試乗してきました。

今回は後席とラゲッジルームの使い勝手をレビューします!

 

XC40はバランスの取れたプロダクトです!このバランスの良さはすごいですよー。

今回の試乗車は T5 R-Designの1st Edition という特別試乗車でした!

内装には通常¥25,000で装備可能な”Lava オレンジ”という内装カラーが設定されています。

 

足元空間も広い!

 

XC40のレビューは今回で最後ですね。

今回までのボルボ XC40の記事です。

良ければ合わせてご覧ください。

 

ここまでレビューしてきましたが、XC40はこれといった弱点が本当にありませんね。

 

あえて言うなら1,875㎜ある全幅は都心の方は厳しいサイズかなぁいうところでしょうか。

では今回の試乗車のスペックを見ていきます。

 

 

VOLVO ボルボ XC40 スペック

 

試乗車のスペックを載せておきます。

今回の試乗車は特別仕様車なのでタイヤホイールは245/45R20という立派なものですが、通常のT5 R-Designですと19インチになります。

それも充分立派ですねww

 

次にXC40のインテリアカラーのグレード毎で選べるカラーバリエーションをどうぞ。

 

VOLVO ボルボ XC40 インテリアカラーラインナップ

 

グレード:XC40 T4

カラー:チャコール

マテリアル:テキスタイル

デコラティブパネル:City Map チャコールパネル

 

このCITY MAPのチャコールパネルが面白いですね。樹脂ですが、MAPが型押しで形状化されているので安っぽく見え無さそう。

是非実車で質感を確認してみたいパネルです。

 

 

グレード:Momentum

カラー:ブロンド 、 チャコール

マテリアル:テキスタイル・コンビネーション

デコラティブパネル:アーバングリッド・アルミニウムパネル

 

 

 

グレード:R-Design

カラー:チャコール 、チャコール・カーペットカラー”Lava オレンジ”オプション価格¥25,000

マテリアル:専用Nubuck(バックスキン仕上げの人工皮革) / ファインナッパレザ

デコラティブパネル:カッティングエッジ・アルミニウム・パネル

 

↓今回の試乗車の内装です。

 

 

グレード:Inscription

カラー:アンバー・ブロンド・チャコール・オキサイドレッド

マテリアル:本革

デコラティブパネル:ドリフト・ウッド・パネル

 

 

Inscriptionになると内装カラーが4色の中から選べますね。

ボルボの本革はしっかりとして厚みを感じる皮質、なめしも良い感じで質感の高いテカりがあります

ドリフトウッド・パネルの本杢も質感高いでしょうね。

 

R-DesignのLavaオレンジ内装¥25000は是非選びたいですね!実際見た感じもすごく良い色でおしゃれでした。

 

ではボルボXC40 T5 R-Designの後席・ラゲッジルームを見ていきましょう。

 

VOLVO ボルボ XC40 後席・ラゲッジルーム レビュー

 

後席

 

 

後席のドアですが、こちらは前席とほぼ質感は同等です。

収納はペットボトルが入る程度のポケットがあります。

リアウィンドウのリアエンドに向かって上がっていくラインの部分は別窓で区切られており独特なドアの形状になっています。

 

 

遮音に効いていそうなドア内装のパーツです。

 

外観からは少し暗いのかなという印象ですが、採光性も考えれているのか実際座ると暗いという印象はなかったです。

 

質感的には前席とほぼ同じですが、前席ではカッティング・エッジ・アルミパネルが、ラバーっぽい素材の形状型押しパネルになっています。

 

前席のドアトリム カッティングエッジアルミニウムパネル
後席ドアパネルは型押しラバー?パネル

 

ここが一番大きな違いですね。細かい事言うと、前席のパターンですと角Rのついた長方形ですが、後席はドットになっているのが少し気になる程度でしょうか。

 

後席に乗り込んでいきます。

ここで足元を確認します。

 

 

スカッフプレートの設定はありませんでした。

 

こういう配慮嬉しいですねー

 

シートのサイドに小さいポケットが設定されていました。

前席でもユーティリティーは細かい配慮がしてありましたが、ここでも発動してきましたね!ww

これは地味にあると嬉しいやつだと思います。

 

 

運転席は身長175センチの私のドライビングポジションに合わせてあります。

座ってみます。

 

握りこぶし3個弱入ります!

 

結構広いです!

ちなみに私は少しタイトなドラポジを取りますので参考までにお願いします。

ここでも少し気になったポイントですが、

 

ちょっと短いかな?

 

後席の座面長が少し短く平板感があるかなという点ですね。

SUVカテゴリーのクルマに割と多い傾向がありますが、コンパクトSUVであるXC40も例に漏れなかったですね。

 

あとシートの背もたれも少し垂直気味です。

 

 

リクライニング出来たか確認し忘れたのですが、出来ても1段か2段でしょうし、リクライニング角度も大きくは無いでしょうから、長距離移動となると後席の乗員の人は少ししんどい場面もあるかもしれません。

 

 

後席のアームレストはドリンクホルダー付の物が設定されていてこれは有り難いですね。

同じプレミアムブランドでもこの後席アームレストが無かったり、あってもドリンクホルダーが無かったりするので嬉しい装備です。

 

 

ドリンクホルダーの固定用のパーツは薄いゴム素材でできています。

これも固定パーツがあるのは嬉しいですね。

ドリンクホルダー部は特に加飾などはありません。

 

 

ラゲッジ側からの画像ですが、アームレスト裏の部分からトランクスルーが出来ますので長尺物にも対応しています。

 

 

XC40には後席のエアベンチレーションも設定されています。

加飾や調整つまみも質感高い!

 

 

このパーツは上位車種のV90と同じものでしょう。

綺麗な切削が施されたものです。

こういう細かい所が質感高いとテンション上がりますね!

 

 

左右ドア上部に照明がありますが、このレンズ部分が綺麗なんです。

V90に対しては質感は落ちますが、光るときらびやかな光を提供してくれると思います。

 

ではXC40のラゲッジの使い勝手を見ていきましょう。

 

ラゲッジルーム

 

 

XC40にはパワーバックドアが設定されています。

こちらは通常は¥58,000のオプションです。

ハンズフリータイプでリアバンパー下に足を入れると開けることが出来ます。便利ですね!

プレミアムコンパクトなので付けたい装備の一つです。

 

パワーリアゲートになると立派なダンパーになります

 

ラゲッジ容量はカタログ記載に見つからず

 

ラゲッジ容量は記載が見つかりませんでしたが、結構広いですね。

400ℓくらいはあると思います。少し残念ですが、ラゲッジ側から後席シートを倒すレバーがありませんでした。

こちらはオプションでも設定が無いようです。

 

後席のシートバックを倒すときは

 

 

シートバックの上部にあるレバーを引きます。

 

 

ウィーンというモーター音とともにまずヘッドレストが倒れます。

その状態になったら手動でシートバックを倒せます。

 

両側のシートバックを倒すとこんな感じです。

 

 

充分広いスペースになりますね。全長が短いので車中泊はギリギリいけるか?どうかです。

ホイールハウスの出っ張りも少ないですしスクエアなフロアは良いですね。

 

ラゲッジにはこのほかにもギミックがあります。

フロアボードの取っ手を持ち上げて起こすと、

 

 

このように間仕切りが出来る工夫がされています。

またプラスチックのフック部分に買い物袋をひっかけたりも出来るようになっていて便利そうです。

こちらの機能は現行V40から採用が始まっているそうです。

やはりユーティリティーのレベルは相当高いですね!

 

質感、使い勝手ともに高レベルであることが確認できました。

 

VOLVO XC40 後席・ラゲッジルームレビュー まとめ

 

ボルボ初コンパクトSUV XC40 の後席・ラゲッジルームのレビューをご覧頂きましたがいかがでしたか?

 

質感に関しては前席とほぼ変わらない内容でした。

また後席では見切られがちな、後席アームレスト、エアベンチレーションの質感、トランクスルーなど手抜き感がありません。

スタート価格はT4の約390万円からですが、このグレードは色々装備が省かれていますので実際購入するならT4 Momentumからになると思います。

このT4Momentum439万円であれば、充分な装備、質感が確保されるのでT5のエンジンスペックが必要な走りに拘る方で無い限りはこのグレードで問題ないように思います。

 

ブラック2トンルーフはR-Design専用です

 

正直このクルマは欲しい、購入したい候補の1台になりました。

とにかくバランスが良いです。

同じプラットフォームCMAを使って生産されるV40の新型が早く出てくれないかなと思いますね。

 

以上で ボルボ XC40 のレビューを終わります。

 

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

次回も読んで貰えると嬉しいです。

 

XC40が気になった方はこちらの記事も読んでみて下さい。

 

今回の試乗車のスペック

サイズ㎜ 全長×全幅×全高4,425×1,875×1,660
重量㎏1690 パノラマサンルーフ付き +20kg
ホイールベース㎜2700
最低地上高㎜210
トランスミッション8速AT

駆動方式AWD
燃費JC08(km/L)T5グレード 12.4
サスペンション 前/後マクファーソンストラット式 / マルチリンク式
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm)T5 グレードのみ (185[252]/5,500)
エンジン最大トルク(N・m[kgf・m]rpm)T5 グレードのみ (350[35.7]/1,800.-4,800)
最小回転半径 m5.7

 

 

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