新型Tクロスの現状(2019.10月時点)判明している内容まとめ
※2020.1.31更新・・・正確な価格を追記
先日フォルクスワーゲンのT-Crossが正式に発表されました!
T-Crossは同社POLOをベースとしたコンパクトSUV。
現在フォルクスワーゲンのSUVはミドルサイズのティグアン1択となっており、現在大人気のカテゴリーであるコンパクトSUVにとうとうVWが本格参入という事になります。
ディーラーさんで頂ける簡易カタログとパンフレットも頂いて来まして、HPだけでは分からない情報もあったので紹介しつつまとめます。
簡易カタログ
小さいけど力強いSUVらしさも表現されてて良いデザインですよね。
私が購入するには少し小さすぎるのですが、こういうコンパクトSUVも凄く気になる存在です。
パンフレット
フォルクスワーゲンにはT-Crossの他にT-ROCというゴルフをベースとしたコンパクトSUVも存在しますが、そのモデルは2020年導入が決定されています。
個人的にはT-ROCも凄く楽しみ!
ではT-Crossの発売時期です。
フォルクスワーゲンT-Cross発売はいつ?
営業さんに聞いたところ暫定として初期モデルが2020年の頭に発売の予定だそうです。
あくまで予定なので多少前後するかもしれません、ご了承ください。
先行ページではT-Crossが全国をキャラバンするという情報もあるので、ゆっくり訴求していくのかなと思っています。
フォルクワーゲンT-Crossラインナップ・価格
T-Crossのラインナップは公式でも発表がありましたが、個性的なカラーコーデが選択できる「TSI 1st Plus」とベーシックだけどお洒落なホイール等が設定された「TSI 1st」となっています。
https://sp.volkswagen.co.jp/t-cross/
暫定ではありますが、価格も教えて頂きまして
価格は発表されまして、
TSI 1st Plus ¥3,359,000
TSI 1st ¥2,999,000
となっています。
一応2店舗で価格は確認したのですが、1st Plusの価格はまだハッキリと分かっていないみたいです。
高いのか?安いのか?それは実車を感じてみないと分からないところ。
動画とか見てる限りは絶妙に良さそうなんです。
期待は大きい。
フォルクワーゲンT-Cross スペック
ボディーサイズ
T-Crossは同社POLOをベースとしているのでかなりコンパクトなサイズに収まっています。
POLO自体はフルモデルチェンジで「MQB」プラットフォームを採用して大きくなりましたが、コンパクトSUVとしては丁度良いサイズ。
https://sp.volkswagen.co.jp/t-cross/
公式先行情報HPの画像ですが、分かり易い画像ありましたので紹介します。
一覧にもしてみました。
POLO | T-Cross | GOLF |
全幅 1,750㎜ | 全幅 1,760㎜ | 全幅 1,800㎜ |
全長 4,060㎜ | 全長 4,115㎜ | 全長 4,265㎜ |
全高 1,450㎜ | 全高 1,580㎜ | 全高 1,480㎜ |
荷室 351ℓ | 荷室 455ℓ | 荷室 380ℓ |
同社ポロより全体的に大きく、ゴルフよりは全高以外は小さい。
しかし、荷室容量は455ℓとかなりの積載量ですね!
フォルクスワーゲンって空間の使い方上手い。
先日レポートしたゴルフも全長4,265㎜で後ろもしっかり座れて、380ℓなのもかなり優秀だと思います。
他社ライバルとサイズも比較
他社ライバルとボディーサイズ、ラゲッジ容量も比較してみました。
車種/寸法項目 | 全長 | 全幅 | 全高 | 荷室ℓ |
VW・T-Cross | 4,115 | 1,760 | 1,580 | 455 |
シトロエン・C3エアクロス | 4,160 | 1,765 | 1,630 | 410 |
マツダ・CX-3 | 4,275 | 1,765 | 1,550 | 350 |
プジョー・2008 | 4,135 | 1,765 | 1,565 | 360 |
スズキ・エスクード | 4,175 | 1,775 | 1,610 | 375 |
こうやって見るとT-Crossのラゲッジの広さが分かりますね。
455ℓはDセグのセダンにも迫るラゲッジ容量。
しかし、CX-3って350ℓもあるのか??w
パンフレットの一部です。リヤシートのスライド機構もあるそうです。
下画像見ると分かるんですが、残念な事に後席のアームレストは装備がありません。
https://www.netcarshow.com/ https://www.netcarshow.com/
シトロエンC3エアクロスと似たパッケージングみたいですね。
C3エアクロスの試乗レポートです。良かったら合わせて読んでみて下さい。
CITROEN C3 AIRCROSS 試乗レポート シトロエンからデビューした新型C3 エアクロスに試乗させて…
エンジンのスペック
T-Crossに採用されるエンジンは1ℓ3気筒ターボエンジンのみ。
最高出力は116PS、最大トルク200N・mとなっています。
トランスミッションは7速DSG(DCT)を採用。
この情報いる?ww パンフレットからも遊び心が演出されてます。
アウディのQ2に搭載されているエンジンと同じですね。
1ℓターボ搭載のQ2も試乗させて頂きましたが、1ℓとは思えない走りをするのでパワー等に関しては心配ないと思います。
惜しいのは本国には1.6ℓディーゼルターボエンジンも設定があるんですよね。
後々追加される可能性もゼロではないですが、T-ROCに採用されそうなので可能性は低いと予想。
フォルクワーゲンT-Cross カラーバリエーション
エクステリアカラー
ツイートもしましたが、T-Crossのカラーバリエーションの紹介です。
フォルクスワーゲン新型T-crossのカラーバリエーション。
ボディーカラー全8色。
ここにオレンジ、グリーン、ブラックのアクセントを選択出来るのが、TSI 1stPlusです😄
分かってること簡単にまとめてブログでも報告します。 pic.twitter.com/kR6E7B4OsT
— UU (@WCLBlogAuthor) October 13, 2019
1st Plusのアクセントカラーとの組み合わせも制限があります。
現状簡易パンフレットでしか分からない内容ですね。
ボディーカラーは全8色展開。
■ピュアホワイト
■ディープブラックパールエフェクト
■エナジェティックオレンジメタリック
■ライムストーングレーメタリック
■マケナ ターコイズ メタリック
■フラッシュレッド
■リーフブルーメタリック
■ダークぺトロール
となっています。
今までのフォルクスワーゲンでは見たことのないボディーカラーが多めに出て来ていて気になりますね。
緑系が最近好きなので、マケナターコイズメタリック、ダークぺトロール辺り気になります。
https://sp.volkswagen.co.jp/t-cross/ マケナ ターコイズメタリック
先行情報の公式HPでもイメージカラーに使われているマケナターコイズメタリックは明るいライムグリーンカラーで魅力的。
1st Plusのアクセントカラーバリエーション
初期導入グレードとしての2つのうち、1st Plusは「デザインパッケージ」としてアクセントカラーを付けることができます。
定かではありませんが、強制的に付いてくると思うのでボディーカラーによっては何色か選択する必要が出てくると思います。
アクセントカラーはオレンジ、グリーン、ブラックとありますが、カラー変更部位としては
■サイドミラー
■アルミホイール
■ダッシュパッド
■シート
の4つです。
オレンジに関しては海外画像にもありました。
https://www.netcarshow.com/ https://www.netcarshow.com/
こういう感じになるみたいです。
色変化としてはオレンジアクセントが一番目立ちますね。
簡易カタログ
ブラックとグリーンではダッシュパッド(インパネのパネル)は同じ色に見えます。
シートはグリーンだとグリーンの柄とオレンジステッチになっているみたいですね。
では組み合わせを簡単に一覧にします。
ボディーカラー / アクセントカラー | オレンジ | グリーン | ブラック |
ピュアホワイト | ● | ● | |
ディープブラック パールエフェクト | ● | ● | |
エナジェティックオレンジ メタリック | ● | ● | |
ライム ストーングレー メタリック | ● | ● | |
マケナ ターコイズ メタリック | ● | ● | |
フラッシュレッド | ● | ||
リーフブルー メタリック | ● | ||
ダークぺトロール | ● |
オレンジアクセントは4ボディーカラー、グリーンが選択できるのはマケナ ターコイズ メタリックだけ。
ブラックは全色対応です。
一番目立つのはオレンジですよねー
1st Plus外装は完全にこれと同じだと思います。小さいけど存在感抜群。
サイドのプレスラインがPOLOを想起させますね!
最後にT-Crossの装備関連を紹介します。
フォルクワーゲンT-Cross 装備
簡易カタログの内容と、パンフレットの内容から書き出します。
T-Cross 標準装備
注意点
細かい内容を紹介する前に残念なポイントとして、POLOベースなので「T-Cross」は電子パーキングブレーキ+オートホールドの機能はありません。
これがゴルフベースの「T-ROC」になると装備されてくるのでフォルクスワーゲンのコンパクトSUVをご検討で先進装備が気になる方には注意して貰いたい点です。
T-ROCの国内価格予想や簡単な紹介記事もありますので、こちらも良かったら読んでみて下さい。
フォルクスワーゲン”T-Roc”紹介・国内販売価格予想 https://www.netcarshow.com/ 先日…
■ナビゲーション関連機能
・フォルクスワーゲン純正インフォティメントシステム”Discover Pro”
・スマートフォン ワイヤレスチャージング
・スマートエントリー&スタートシステム
ゴルフのナビ画面9.2インチ液晶
純正多機能ナビゲーションシステム”ディスカバープロ”の標準装備は嬉しいですね。
ポロ同等の物が搭載されるとすると、画面は8インチになりそうです。
機能としては
・SSDナビゲーションシステム
・VICSワイド対応
・DVD/CDプレーヤー4
・MP3/WMA5再生6
・AM/FM
・ワイドFM対応
・地デジTV受信7
・Bluetooth®8オーディオ/ハンズフリーフォン、
・”Volkswagen Media Control”アプリケーション対応
このようになっており、AppleCarplayやAndroidAutoのミラーリング機能は無さそうですね。
もともと他のモデルでも採用が無いのでしょうがない部分でしょうか。
続いて安全装備です。
■安全装備関連
・デイタイムランニングライト
・アダプティブクルーズコントロール”ACC”(全車速追従機能付)
・スタティックコーナリングライト
・リヤビューカメラ
・駐車支援システム
・ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)
・ドライバー疲労検知システム
・パークディスタンスコントロール(フロント/リヤ、前進/後退時衝突軽減ブレーキ機能付)
・※1 オプティカルパーキングシステム
・リヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)
・プリクラッシュブレーキシステム(歩行者検知対応シティエマージェンシーブレーキ機能付)
・※2 プロアクティブ・オキュパント・プロテクション
・ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)
・6エアバック
・※3 ポストコリジョンブレーキシステム
フォルクワーゲンも安全装備は充実してますね。
ブラインドスポットディテクションが標準装備も有り難い。
他メーカーだとちょこちょことオプション扱いとなっています。
あと、名前で見ても理解できなかった機能を※つけて調べました。
※1 オプティカルパーキングシステム
ゴルフの画面
駐車時の障害物を検知し、ディスプレイでお知らせする機能でした。
障害物があった場合、画像左側の車両のアニメーションの周りに警告表示されます。
名前難しい。
※2 プロアクティブ・オキュパント・プロテクション
事故を予測して、万が一の時に備える機能。
急制動や極端なオーバーステア/アンダーステアによって発生しうる事故の可能性を検出すると、即座にシートベルトのテンションを高め、同時にウインドーを閉じます。
それによって万が一の事故が起きた際に、各エアバッグが最大限の効力を発揮できるよう備えます。
この機能は他メーカーではあったかな?
あまり聞かないですね。
※3 ポストコリジョンブレーキシステム
衝突の危険を最大限回避する機能を搭載するとともに、起こってしまった事故の被害を最小限にとどめる。
そのための備えが、ポストコリジョンブレーキシステムです。
これは、衝突や追突時の衝撃をエアバッグのセンサーが検知することで作動。
自動でブレーキをかけて車両を10km/h以下になるまで減速*させて、対向車線へのはみ出しによって起こる多重事故の危険を低減させるシステムです。
もちろんドライバーの操作でブレーキを解除することも可能です。
こうやって見るとフォルクスワーゲンの安全装備も細かい機能が搭載されていますね。
ここからはグレード毎の装備紹介です。
TSI 1st
■16インチアルミホイール(本国ではオプション扱いなので初期の簡素グレードとは言え良い装備にされてるみたい)
■ブラックルーフレール
■サイドミラーがボディーカラーと同色
TSI 1st Plus
■デザインパッケージ:18インチアルミホイール、ドアミラー、専用シートファブリック、専用ダッシュパッド
■シルバールーフレール
■フォグライト周りのクロームメッキ仕上げ
■ウィンドウモール下部のクロムメッキ
■パドルシフト
■インテリアアンビエントライト
■レーンキープアシスト
■ハイビームアシスト
Plusは内外装だけでなく安全装備でも少し差別化されてますね
あと、標準かどうか分からないですが、後席の充電装備も用意されてそうです。
エアコンの吹き出し口は無いみたい。
以上です。
まとめ
フォルクスワーゲン待望のコンパクトSUV「T-Cross」の簡易カタログ、パンフレットから分かったことをまとめました。
プラスアルファの情報も入れましたが、参考にして頂ければ幸いです。
エントリーモデルのSUVですが、初期導入ロットという事もあり、装備も充実してますね!
この情報いる?
カタログモデルは初期モデルより、価格が上がるのか下がるのか明確ではないのでブログでの記載は避けておきます。
今後も情報は追いかけていくので気になる方はツイッターでフォローして頂けると嬉しいです。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました!
T-Crossの公式先行HPです。
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