【VOLVO ボルボ XC40 試乗してきました!】 インテリア 前席編  優れたユーティリティーと高質感でGOOD!!

ボルボ VOLVO XC40 試乗レビュー インテリア 前席編

 

ボルボの XC40に試乗してきました。

今回はインテリアの前席編です。

エクステリアはプレーンでシンプルながらボルボとしての個性を放ち、プレミアムコンパクトとして動的質感も高かったですが内装はどうでしょうか?

細かく見ていきますね。

実際見たXC40は想像以上に使い勝手が良さそうで、国産車にも劣らない細かな配慮がされていました!

ボルボ XC40は質感の良さだけではありません!

 

 

今回、撮影させて頂いたのは、T5 R-Design 1st Editionという特別仕様車でした。

特別仕様車なのでLavaオレンジの内装カラー¥25,000が標準装備です。

 

ではインテリアカラーのラインナップから見て行きましょう。

 

 

VOLVO ボルボ XC40 インテリアカラーラインナップ

 

グレード:XC40 T4

カラー:チャコール

マテリアル:テキスタイル

デコラティブパネル:City Map チャコールパネル

 

このCITY MAPのチャコールパネルが面白いですね。樹脂ですが、MAPが型押しで形状化されているので安っぽく見え無さそう。

是非実車で質感を確認してみたいパネルです。

 

 

グレード:Momentum

カラー:ブロンド 、 チャコール

マテリアル:テキスタイル・コンビネーション

デコラティブパネル:アーバングリッド・アルミニウムパネル

 

 

 

グレード:R-Design

カラー:チャコール 、チャコール・カーペットカラー”Lava オレンジ”オプション価格¥25,000

マテリアル:専用Nubuck(バックスキン仕上げの人工皮革) / ファインナッパレザ

デコラティブパネル:カッティングエッジ・アルミニウム・パネル

 

↓今回の試乗車の内装です。

 

 

グレード:Inscription

カラー:アンバー・ブロンド・チャコール・オキサイドレッド

マテリアル:本革

デコラティブパネル:ドリフト・ウッド・パネル

 

 

Inscriptionになると内装カラーが4色の中から選べますね。

ボルボの本革はしっかりとして厚みを感じる皮質、なめしも良い感じで質感の高いテカりがあります

ドリフトウッド・パネルの本杢も質感高いでしょうね。

 

R-DesignのLavaオレンジ内装¥25000は是非選びたいですね!実際見た感じもすごく良い色でおしゃれでした。

 

では試乗車の内装を見ていきましょう!

 

ボルボ XC40 インテリア 前席レビュー

 

フロントドア

 

フロントドアの内側から見ていきます。

 

 

上部からドアアームレストまで広い範囲で合成皮革というか、ソフトパッドというか、不思議な柔らかい素材で処理されています。

この素材のボリュームが良くて、肘を置いても痛くない柔らかい反力で良いですね。

通常ではオプション¥25,000のLavaオレンジの内装がビビッドな雰囲気を演出しています。

このオレンジの部分は硬い感じではなく起毛っぽいファブリックで触感も良いです。

 

 

ドアスイッチパネルは無塗装プラですね。

ここの質感は最低限の確保はされていますが、上級車種のV90でもここは樹脂感が強いのでボルボのデザインとしてこういうコンセプトなのだと思います。

ドアスイッチパネルの上部にシートメモリーのスイッチもあります。

 

 

開口が大きく起毛したファブリックで使い勝手が良さそうなドアポケット。

入れる物を考えないと黒ずみが付く恐れがあるので注意が必要そうですね。

 

 

V90と共通デザインのインナードアハンドルですが、これが握りやすいです。

触感も柔らかい感じですし、気持ちの良い形状をしています。

 

カッティングエッジ・アルミニウム・パネルというフィルムコーティングされたパネルがフロントドアにも使用されています。

こちらはモダンな印象を受けますね。

 

 

こちらの試乗車の特別装備としてharman/kardon¥100,000が設定されています。

今回の試乗ではエンジン音や、ロードノイズを確認するために消してもらいましたが、V40を試乗させてもらった時にノーマルのオーディオでも相当良い音でした。

ノーマルのオーディオなのに今までのクルマで一番音が良く聞こえましたねww

となるとharman/kardonの音はどうなっちゃうでしょう。興味あるぁ。聞いとけばよかったw

 

ドアを開けた時に触れる部分

 

 

 

このドアエッジの部分が少しざらっとした素材で触感に気を使われています。

以前試乗した、プジョーの3008のドアエッジはほんとにエッジっぽくなっていて、指を切るんじゃないかと思った記憶があります。

こうした細かい配慮は良いですよね。

 

乗り込む前に足元もチェックします。

サイドシルプレートの設定はありましたが、スカッフプレートはないですね。

写真はちゃんと撮れてるものがなかったです。

 

フロントシート

 

 

ボルボで秀逸なのがシートの造りではないでしょうか。

専用Nubuck(バックスキン仕上げの人工皮革) / ファインナッパレザーの表皮も質感が高いです。

 

XC40はエントリーモデルでもあるのと、SUVなので少しおおらか目の造りです。

V90程手の込んだ造り込みではないですが、着座感は良いですね。

サポートして欲しい所をしっかりサポートしてくれます。

座面の長さも確保されており、長距離運転も問題なく耐えられると感じます。

 

こちらはV40Inscriptionのシートですがこちらの着座感も秀逸ですよ!

 

 

運転席は8WAYパワーシート+4WAYランバーサポートです。

細かい調整で理想の着座姿勢が可能です。

 

ペダルレイアウト

 

 

ここは動的質感編でも書きましたが、残念なのがオルガン式アクセルペダルではない点。

V90ではオルガン式だっただけに少し残念なポイントでした。

やはりオルガン式のアクセルペダルの方が着座姿勢は良いと思います。

 

ステアリング周辺

 

 

ステアリングも質感高いですね。

3スポークステアリングでR-Design専用のパンチングレザー、Rの刻印、ステアリングスイッチを縁取るサテンメッキのパーツなどデザイン的にも素晴らしいのではないでしょうか。

プレミアムコンパクトとして細かい点まで抜かりないですね。

 

 

メーターはフル液晶で12.3インチ、V90のように地図表示が出来るかどうかは確認できていません。

カタログ見てもわからなので、詳しい方教えてもらえると嬉しいです。(多分地図表示はできると思います)

液晶メーターの文字盤は意外に平面感は無くて見やすいですね。

表示内容も多くて、Audiのバーチャルコックピットのような詳細な地図表示は出来ないと思いますが充分ですね。

 

前席全景

 

 

上級車種のデザインを踏襲した、デザインですね。

縦型のナビ画面、縦に長いエアコンの吹き出し口など、以前みたV90とほぼ同じような印象です。

 

V90 Inscriptionの内装です。

細かく見ると結構違いますが、デザインコンセプトは同じですね。

エアコンの吹き出し口も微妙に違いますね!これは同じだと思ってたww

 

では細かく見ていきます。

 

 

9インチの縦に大きな画面がドンっと配置されていますが、ここでナビや、エアコン、各種設定を行いますが、個人的にエアコンの操作だけはアナログを残して欲しいです。

ブラインドタッチが出来る自信が無いですね。

質感はピアノブラックで処理されており良いですね。頻繁に触れる部分ですので指紋は気になりそうです。

その他はあまり細かく機能は試せていませんが、ナビの表示が少し見づらい印象はありました。

表示が少し薄いかな。これも設定で変更できそうですが。

 

 

ピンボケしてしまいましたが、この送風口の調整つまみの質感は上級車種と同様で質感高い物が使用されています。

 

 

こちらはステアリング右側の物ですが、こちらの方が分かりやすいでしょうか。

削り出しのつまみは、きらびやかな表情で素晴らしいです。

 

 

ナビ画面の下のボタンユニット、ハザードランプスイッチが小さいですね。

この中央の調整ボタンの周りも削り出しパーツで質感良いですね。

この辺りは少しプラスチック感もありますが、プレミアムコンパクトとしては充分な出来栄えだと思います。

 

 

更にその下はアクセサリーソケットと、USBの差し込みが2口、そしてワイヤレススマートフォンチャージはT4 AWD、T5 AWD Inscriptionに標準でメーカーオプション価格¥28,000で設定可能です。

 

 

シフトレバーは電気式ですが、握りが太めで、操作感も安っぽくないので良いなと思いました。

シフトレバー後方に見えづらいですが、EPB(電子式パーキングブレーキ)とブレーキのオートホールドのボタンが配置されています。

ブレーキホールド機能はコンパクトプレミアムクラスでも他のメーカーでは付いていない車もあるので嬉しいですね。

その隣にはリッド付のドリンクホルダーが2口あります。

 

その後方に

 

 

ちっさいですがゴミ箱的な物があります!

これは国産車でもついていない装備ですね。ユーティリティーでも相当考えられていますね!

 

 

アームレストはステッチ付の合成皮革で処理れていて質感もOKです。

 

開けるとこんな感じです。

 

 

アームレストの開閉フィールも悪くなかったと思います。

中は特にメディア関係のものはありませんが割と広めの収納になっています。起毛仕上げではないですね。

 

最後に助手席側を見ます。

 

助手席側

 

 

インパネ上部はソフトパッド、R-Design専用のカッティングエッジ・アルミニウム・パネルがモダンな雰囲気でLavaオレンジのビビッドな感じとマッチングが良いですね。

 

ダッシュボードを開けると充分な広さの収納になっていました。

 

 

起毛処理はないですが、このクラスでは致し方ないところか。

しかし、決定的に残念なポイントがありませんね!XC40!

 

ボルボ XC40 インテリア 前席レビュー まとめ

 

ボルボ初のプレミアムコンパクトSUV、XC40の前席の内装を見てきました。

 

シート、内装のマテリアル、手に触れる細かいパーツ、装備、残念な箇所が全くないですね。

あえて言うならアクセルペダルが吊り下げ式?位でしょうか。

輸入車でここまでユーティリティーに配慮されたクルマも少ないです。

うーーーん、さすが欧州カーオブザイヤー。

 

 

唯一本当に惜しいのが納期問題です。

好調な受注状況にボルボの生産能力が追い付いておらず、発売後半年経っていますが未だに納期は半年以上待ち状態です。

営業さんも、この状況が原因でお客様がXC40を断念されてしまうと言っていました。

勿体ないですよね。

でもここはメーカーも難しい舵取りでしょう。生産ラインの増設はとてつもない金額の投資が必要ですし、サプライヤーの生産能力等も関係してきますからね。

早く良い形でこの問題が解決すると良いですね。

 

以上で ボルボ XC40 のインテリア前席レビュー を終わります。

次回も読んで貰えると嬉しいです。

 

XC40の今までの記事です。

良ければ合わせてご覧ください。

 

 

 

 

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