【VOLVO ボルボ XC40 試乗してきました!】 Part3 動的質感編 20インチでも良好な乗り心地!!逆に・・・??

ボルボ VOLVO XC40 試乗レビュー Part3 動的質感編

 

ボルボのXC40に試乗してきました!

今回は動的質感編です。

 

 

XC40は発売されてから人気を博しており、ボルボの生産能力の影響もあり納期が半年以上と伸びてしまっています。

ですので既にオーダーされた方もまだ自分の元に来てないよって方も多いのではないでしょうか??

もしそういう方がいらっしゃいましたら、こちら↓をどうぞ。

クルマが来るまでの寂しさを少しでも紛らわすお手伝いが出来るといいなと思います。

 

前回までのXC40の記事です!

XC40の概要とエクステリアのレビューをしました。

※別ウィンドウで開きます。

 

では ボルボ XC40の動的質感のレビューをしていきます!

 

 

ボルボ XC40 動的質感レビュー

 

今回試乗したグレードはT5 R-Design 1st Editionという特別仕様車でした。

では乗り込んでいきます。

 

ドライビングポジション

 

 

ドアトリムの質感は良いですね!こちらは特別仕様車なのでLavaオレンジの内装カラー¥25,000が標準装備です。

 

ドアの開閉フィールはかなり剛性感が高いです。

閉めるとバフォンという感じの音で、強く締めてもボディー側がビビることも全くありません。

V90のレビュー時も少し書きましたが、他のメーカーが軽量化メインのために使用するハイテン材(高張力鋼板)を、クルマのボディーの強度確保のために使用しているとの営業さんのお話でした。

もちろん割合的に、そうしているという意味だとは思います。

そのこだわりもあって実際ボルボのクルマの剛性感は相当高いです。

 

ボルボの内装で良いのがシートです。

 

 

V90の物とは形状は違いますが、座面も長くてクッションも薄い感じもありません。

サイドサポートが背中から、腰周りまでしっかり包んでくれます。

ボルボのシートは素晴らしいと思います。

ボルボのシートで特徴的なのがヘッドレストは調整できません。しかし不思議と調整は必要ないんですよね。

 

足元に目を向けますが、ここで少し残念なポイントです。

 

 

アクセルペダルがオルガン式ではありませんでした。

最近ではオルガン式の方が珍しいので仕方ない部分かとは思いますが、V90がオルガン式でかなり良いドラポジをとれるだけに残念です。

オルガンペダルではないですが、ペダルの最適化は全く問題なく国産車同等の足元のペダル位置ですね。

これは良い点だと思います。

 

V90のペダル周りです。

 

DセグメントからのSPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)CMA(コンパクト・モデュラー・アーキテクチャー)でこういう部分で差をつけるんですね。

 

 

ステアリングはパンチングレザーのホワイトステッチ仕様になっています。

パンチングレザー以外の部分は高触感レザーになっています。

このステアリングはR-Design専用です。

動的質感

 

ではエンジンをスタートしてディーラー駐車場を出発します。

エンジンスタートスイッチを押すとドウンと静かにエンジンが始動します。

 

この樹脂パーツ、遮音に効いていそうです。

 

エンジン音は良く遮断されており静粛性は高いですね。

プレミアムコンパクトとしての静粛性は確保されています。

 

 

電子式シフトレバーの操作感はBMWの物と似た感じですが、レバー自体の太さで握りが良く好印象でした。

 

ディーラー駐車場をでて少し狭い片側1車線の道を走行していきます。

アクセルを踏み込むとガルウウンという音とともにテンポ良く加速していきますね。

加速音は好みでした。

 

路面が荒れていたのと、245/45R20というタイヤサイズの影響もあるかと思いますが、ロードノイズは少し入ってきますが、全般的に静粛性は高いですね。

 

 

そして乗り心地が良いです!多少の段差も少ないショックでトントンといなしていきます。

右左折の場面や、コーナリングでも姿勢変化は少なくて済みますね。

これはシートの効果も大きそうです。

 

 

ステアリングは軽め。SUV全体的に軽いクルマが多いですね。

ステアリングを切ってから車体が挙動するタイムラグは少しありますが、SUVとしては反応は良い方かと思います。

ステアリングは速度がのってきても重たくなるとかは無かったですが、245幅のタイヤの効果が強いと思いますが、直進安定性も良い方だと感じました。

 

 

幹線道路に出て強めに加速を試せました。

252馬力、350N・mを発生する2.0ℓターボエンジンは加速も申し分ないですね。

8速ATとの相性も良いです。最近多段ATが主流になってきましたね。

ターボと、多段ATとの組み合わせは良いですね。

 

次にブレーキングですが、ストッピングパワーは強く、カックンブレーキの手前くらい良く効きますね。

踏み始めから強く制動が働くので安心感はあります。

欧州車は平均的に走行速度が速いのでこれくらい効かせないと止まれないのでしょうね。

 

 

走りながら思ったのは20インチでも乗り味は薄めに感じたので、これがR-Design以外のグレードだとどう感じるのか?ということです。

20インチのタイヤホイールは特別仕様車の装備なので通常は17~19インチにダウンします。

インチが下がれば乗り心地は良くなり、運転している感覚や、道路との接地感は薄くなるのでこの辺りがどう捉えられるか興味ありますね。

 

 

ディーラーにも通常のカタログモデルの試乗車が配備されているところは少ないようですので、乗ってから買いたい人にはつらい現実ですよね。

ボルボは受注状況は良いですが、生産が間に合っていないという現状もあるので、その辺りも考慮するとXC40になかなか手が出しづらくなってしまいます。

今は順調かもしれませんが、今後のボルボの状況がどうなるかも見ると、同規模であろうマツダ、スバル等のメーカーも参考になる事がありそうです。

 

以上でボルボ XC40の動的質感のレビュー終わります。

 

ボルボ VOLVO XC40 動的質感レビューまとめ

 

XC40の動的質感のレビューを見ていただきましたが、いかがでしたか。

 

SUVで気になるハンドリングなども上手く味付けされており好印象でした。

静粛性も高く、シートのホールド感もあって快適なドライブが出来るバランスの良さが光るクルマである印象です。

さすが2017年欧州カーオブザイヤー取っていませんね。

ここで気になるのはその走行性能や乗り味は20インチという立派なタイヤホイールで実現しているという点です。

 

 

これが17~19インチのカタログモデルなった時どうなるでしょうか。

乗り味や、ステアリングの動きに対するクルマの挙動をスポイルしているかもしれない懸念はあります。

でも走行性能で満足できずともこのクルマは他にも魅力があるので問題は無さそうに思いますが。

 

以上でボルボXC40の動的質感のレビューを終わります。

 

次回も読んで貰えると嬉しいです。

 

国産ライバルになりそうなフォレスターの記事貼っとくのでよければ合わせてご覧ください。

 

 

 

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