【新型 ホンダ CR-V 試乗レビュー】1.5ℓターボ エクステリア編  まとまってはいるけど、気になる部分もちらほら・・

ホンダ 新型 CR-V 試乗レビュー エクステリア編

 

なかなかの存在感!

 

先日動的質感をレビューした新型CR-Vのエクステリアをレビューしていきたいと思います。

今回のエクステリアをレビューする試乗車はEX・Masterpiece 5人乗り 4WDモデル¥3,807,000です。

いままでに動的質感と、概要編をアップしていますのでそちらも合わせてご覧ください。

 

 

新しいCR-Vですが、ユーザー目線ではないパッケージングで少し割高な印象はありますが、装備内容を考えると実際はそこまで高いこともないと思います。

その辺りの関係の話も上記概要編にてしています。

 

私が以前CR-Vを見積もりした時のツイートです。

購入検討されている方の参考になればと思います。

 

実際のCR-Vの価格は?見積もり紹介

 

 

ターボ:EX・Masterpiece ルーフレールレス 5人乗りのタイプでコミコミ¥4,323,502

ハイブリッド:HYBRID・EX・Masterpiece 5人乗りのタイプでコミコミ¥4,750,442

どちらもターボとハイブリッド以外に違いがほぼ無い状態です。差額が約40万円。

 

 

営業さんの話ではハイブリッドの方が事前の問い合わせは多くすでに予約も入っているとか。

日本のハイブリッド人気はすごいですね。

 

前回の動的質感編ではハイブリッドに寄せたセッティングになっているのかなという印象でしたが、そのハイブリッドは2018.11.01に発売ということです。

ハイブリッドが発売されましたら当ブログでも試乗してレビューしたいと思います。

では今回の1.5ℓターボモデルの試乗車のスペックを載せておきます。

 

 

ホンダ CR-V 試乗車のスペック

 

去年登場したシビックと同じエンジンですが、ハッチバック、セダンよりも数値的にはパワーがアップしています。

走行フィーリングはやはりシビックシリーズに軍配が上がる印象です。

 

ではホンダ 新型 CR-Vのエクステリアを見ていきます。

 

ホンダ 新型 CR-V エクステリア レビュー

 

フロント

 

しっかりとしたスタンス

 

どっしりと構えたスタンスは先代から踏襲されている感じですね。

ヘッドライトや、グリルなどのデザイン等ホンダ車の中でも独特な個性を与えられています。

ジュエルアイのヘッドライトは夜間の光り方が綺麗ですよ。その下にアイライン調に光るデイタイムライトの機能も標準装備されています。

 

フォグライトは5灯のLEDが標準装備

 

全幅が1,855㎜と先代から30㎜拡大されていますが、輸入車のこのクラスのSUVも全幅はこれくらいなので大きすぎるとは言えないかもしれません。

 

でも1,850㎜超えは大きいかな?

 

しかし、1,850㎜超えると少し抵抗が出てくるサイズになるのは間違いないと思います。

この全幅でふくよかなフェンダーの膨らみが表現出来ていて、どっしりとしたスタンスに効いていますね。

 

 

黄色四角の部分!

 

シビックからでしょうか?Honda SENSINGのミリ波レーダーの位置がエンブレムの下の黄色四角の部分に設置されていますね。

ステップワゴンはエンブレムの位置だったと思います。

 

 

以前、冬に社用車でセンシング付ステップワゴンを使用した時に雪や泥はねでエンブレムの表面が汚れるとセンシングの機能が使用できなくなることがしばしばありました。

おそらくそういった事の対策、あとエンブレムの位置にレーダーがあるとグリルとかエクステリアを弄れないというのも大きな理由かと思います。

 

ではサイドを見ていきます。

 

サイド

 

全長は4,605㎜

 

全長は4,605㎜と先代比で70㎜延長されています。

この70㎜で3列目の設定を実行したわけです。実際3列仕様のCR-Vも見れましたが、シート自体は悪くない造りなのですが、足元の広さがエマージェンシーでした。

70㎜長くなったとはいえ、スバルフォレスターの全長4,625㎜より20㎜短いので取り回しは問題ないですね。

 

 

サイドのロアにもメッキモールが施されており、リアサイドのエンドまで続いています。

このパーツは同じ太さではなくリアに向けて上に上がる様に少しずつ細くなっていくという拘りも感じられますが、フォグランプ下のメッキ含めて個人的には無くても良いんじゃないかと思いましたね。

 

 

フロントサイドをアップで

 

ホイールベースは2,660㎜です。そこまでロングホイールベースではないですが、フロントのオーバーハングは短めに見えて良い部分かなと思いました。

 

 

タイヤホイールのサイズは235/60R18でタイヤはDUNLOPのSP SPORTS MAXXでした。

このタイヤはレヴォーグでも使用されている少し硬めのタイヤですね。

ホイールのデザインは手裏剣デザインが進化したタイプでしょうか、空力にも配慮されたホイールですね。

ジェイドやシビックセダンで採用されている※ノイズリデューシングホイールではないですね。

※ロードノイズを緩和してくれる機能のついたホイールです

 

リアサイドをアップで

 

ルーフのラインはリアスポイラーにかけて水平気味に伸びていきます。

3列目頭上空間を確保するためにデザイン性とギリギリのラインをついている感じもしますね。

ウィンドウのメッキモールも質感高いです。

Bピラーなどのパネルが無塗装プラなのは少し残念で、ピアノブラックだと良かったですね。

 

この部分でサイドの見切りが相当悪いので注意!

 

サイドのプレスラインはアウタードアハンドル部の物が1番強いでしょうか。

マッチョな造形でキャラクターラインでどう!っていうより全体的な造形とフォルムで表現されているような印象です。

このサイドビューを見るとフロント・リアとデザイン的に少しズレを感じはしますが、無難にまとめてあるかな?

 

続いてリアに移ります。

 

リア

 

 

リア正面ですが、目につくのはコンビネーションランプが張り出している部分ですかね。

最近こういうデザインが流行みたいですが、正直そこまで良いとも思えません。

レクサスのUXもこういうデザインですし、スバルのフォレスターも新型からリアのコンビネーションランプの主張が強くなりましたね。

ボディーラインと延長上にあって主張するのは良いんですが、突拍子もなく突き出てくるのが違和感あります。

これは好みですが。

 

 

マフラーフィニッシャーの質感GOOD

 

マフラーは左右1本ずつ出ていています。こちらはターボモデル専用のデザインでハイブリッドになると、隠されたデザインになります。

マフラーフィニッシャーの質感が良いですね!

動的質感でも書きましたが、エンジン音がよろしくないのでそこが改善されるか、もっと遮音性を高めるかしてもらうとさらに良くなりそうです。

 

以上で 新型 CR-V のエクステリアレビュー終わります。

 

ホンダ 新型 CR-V エクステリア レビューまとめ

 

新型CR-Vのエクステリアをぐるっと見てきましたがいかがでしたか。

 

2年ぶりに日本に復活したCR-Vですが、海外では2年ほど前からこのエクステリアで発売されていて販売も好調なようです。

デザイン自体も最新ではないですが、今のデザインの流行も取り入れられていて古臭さはありません。

しかし個人的にはサイドビューのエレガントな感じと、フロント・リアのアクティブ感とのアンマッチが感じられるエクステリアな印象がありました。

 

 

サイドロアのメッキモールをオプション設定にして、ディーラーオプションで設定されている、ランニングボードを標準とかにしてもらえるとデザインと機能のバランスが取れて良くなるような気がしましたね。

国産メーカーは少しメッキ加飾に頼り過ぎな感じもあるので、輸入車やマツダの上手いメッキの使い方をみて良い所を取り入れて欲しいなと思います。

 

前期タイプを所有していたので、細かい所も気になって若干辛口になりましたが、ご容赦下さい。

 

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

次回も読んで貰えると嬉しいです。

 

CR-Vの動画もあるので載せておきますね。良かったら見てください。

 

 

 

試乗車のスペック

パワートレイン1.5ℓターボ
駆動方式FF4WD
サイズ㎜ 全長×全幅×全高 4,605×1,855×1,680(4WD車は1,690)
車体重量㎏1,590~1,630(7人乗り)1,570~1,610(5人乗り) 
ホイールベース㎜2,660
最低地上高㎜190200
トランスミッション無断変速オートマチック(トルクコンバーター付)+パドルシフト
燃費WLTCモード(km/L)15.4~15.814.6~15.0
サスペンション 前/後マクファーソン式 / マルチリンク式
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm)( 140 [190] / 5,600 )  レギュラー仕様!
エンジン最大トルク(N・m[kgf・m]rpm)( 240 [24.5] 2,000-5,000 ) 
最小回転半径 m5.5

 

 

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