新型 【FORESTER フォレスター Advance(ハイブリッド)試乗レビュー】 動的質感編 ハイブリッドらしい走りに充実装備で魅力満載!

スバル フォレスター ハイブリッド(Advance)試乗レビュー!

2018.9.27更新
2018年フルモデルチェンジ A型

じわじわかっこよく見えてくるデザイン!

 

先日レビューした、2.5ℓNAのガソリンに遅れて2.0ℓ直噴NAエンジン+モーター ハイブリッドモデル(e-BOXER)のフォレスターが発売されました!

早速試乗してきたのでレビューしたいと思います。

 

今回試乗したのはフォレスターのハイブリッドグレード、Advance(アドバンス)です。

予約受注段階で約40%をこのAdvanceが占めているとの事でした。

実際装備も充実していたりするので、これは納得かなと思います。

その辺りは以前の記事で紹介していますので、割愛します。

 

気になる方はこちらをご覧ください。

 

価格は、このようになっています。

トランスミッション:リニアトロニック(ステップ制御付きCVT)

2.0ℓ直噴NAエンジン+モーター 
グレード駆動方式価格(税込表示)
Advance4WD¥3,099,600

 

スバルでは今回のハイブリッドを独自の呼称で”e-BOXER (イーボクサー)”と呼んでいます。

 

 

ハイブリッドにもいくつか種類がありますが、トヨタのハイブリッドのようなモーターのみの走行を積極的にできるタイプのストロングハイブリッドと呼ばれるものではなく、モーターの力を加速などの補助的に使うタイプのマイルドハイブリッドと呼ばれるタイプのものです。

しかしこの”e-BOXER”は少しだけEV走行が可能です。

旧型のXVやインプレッサにもハイブリッドが存在しましたが、その制御よりブラッシュアップされモーターからエンジンにつながる時のフィーリングも良くなっているとのことですので、楽しみですね。

 

 

試乗車のスペック

 

2.0ℓ直噴NAエンジン+モーター ハイブリッド(WLTCモードの燃費値は代表値で記入)

 

車重が2.5ℓガソリン車よりも約100㎏重いので、発進加速などにも注目したいですね。

フルタイム4WDでWLTCモード、18.6(km/L)は立派かと思います。

実燃費はどのようになるでしょうね??

 

試乗車は通常のAdvanceにメーカーオプション¥226,800(パワーリヤゲート、本革シート、アイサイトセイフティプラス視界拡張)が付いていました。

このオプションに含まれる本革シートですが、Advance専用にブラウン内装が選択できます。

今回の試乗車はこのブラウン内装でした。通常はPlemiumと同じ内装です。

 

 

ブラウンレザーは質感も良くてGOOD!!

 

ドライバーモニタリングシステム

 

ここでAdvance専用のドライバーモニタリングシステムを紹介します。

メーカーHPより

 

ドライバーがクルマに乗り込むと、インパネセンターバイザーに内蔵されたカメラがドライバーの顔を認識。

安全運転を支援するだけでなく、おもてなしも提供する先進機能です。

・警報機能

走行中、一定時間以上目を閉じていたり、顔の向きを前方から大きく外したりするなど、ドライバーに眠気や不注意があるとシステムが判断した場合、警報音や警告表示で注意を喚起。

クルマがドライバーを常に見守り、安全運転をサポートします。

 

・おもてなし機能

ドライバーが乗車すると、あらかじめ設定しておいたシートポジションやドアミラー角度を自動的に再現。

加えて、前回イグニッションOFFした際のマルチファンクションディスプレイ表示や、メーターディスプレイ表示、エアコン設定を再現するほか、登録したドライバーごとの平均燃費も表示します。

登録は最大5人まで行うことが可能。一人一人に合わせたおもてなしも提供します。

 

 

このような機能になっていまして、実際のドライバー登録ですが、

 

 

まず左側のステアリングスイッチにある”INFO”ボタンを押してマルチファンクションディスプレイをこの画面まで切り替えます。

 

 

ステアリングスイッチの下にあるi/SETボタンを引いて決定。

すると次はこの画面になります。

 

 

次この画面になるのでここで名前をつけてユーザー名を登録します。

 

 

するとこのように名前が登録できます。

営業さんに見せて頂いたのですが、分かったのはここまででした。

参考までにお願いします。

 

 

では、Advance専用の内外装等もピックアップしながら動的質感のレビューをしていこうと思います。

 

スバル フォレスター ハイブリッド 動的質感レビュー

 

ドライブポジション

 

フォレスター専用のドアトリムデザイン、ブラウンのステッチ付合皮で覆われ質感も良いですね。車内の雰囲気も明るくなります。

 

ドアの開閉フィールは他のグレード同様ですね。

フォレスターのドアは軽い開閉フィールでSUVとしては扱いやすいドアになっています。

閉まると密閉感は高いですね。

 

 

アクセルペダルは吊り下げ式です。これも他のスバル車同様です。

アクセルペダルは”オルガン式”が理想的なドライビングポジションを取れると思っています。

この辺りはマツダ車は優れていますね。

 

次にフロントシートを見ましょう。

 

こちらもAdvance専用ブラウンレザーのフロントシート。

 

フォレスターはシートも良くできていて、インプレッサから採用されているこのシート形状は個人的には劇的に良くなったと思っています。

フロントシートは2メモリー付 8wayパワーシート。さらにドライバーモニタリングシステム5メモリーがあるので、スマートキー登録も数えると9人分のシートメモリーが可能になります。

こんなには必要なさそうですがw

欲を言えばランバーサポートの機能があると、腰周りのサポートが良くなるのでさらに良い着座感が得られると思います。

 

黄色四角のボタンもAdvance専用のエコクルーズコントロールボタン、ACC使用時にエコに振った制御になるそうです。

 

次にステアリング周辺ですが、基本的なデザインは同じです。

また、ハイブリッドモデルになるとパドルシフトが省略されるクルマもありますが、Advanceはしっかりと設定されていました。

ここでAdvance専用装備があるのはメーターですね。

 

ハイブリッドでも左のメーターはタコメーター。

 

メーター内の色が青いメッシュパターンになっているのと、タコメーターに”e-BOXER”のロゴが入っています。

ではパワースイッチかエンジンスタートか確認し忘れましたが、スタートスイッチを押してシステムを起動します。

 

動的質感

 

スイッチを押すと、エンジンは始動しませんでしたのでとても静かです。

 

225/55R18のタイヤホイール。ホイールデザインはAdvance専用の切削光輝。

 

アクセルを少し開けながらディーラー駐車場を出ていきます。

駐車場内はモーターのみで走行できました。

ディーラー駐車場を出て左にステアリングを切りますが、回頭性が少し重たいかな?という印象ですね。

 

前後シルバー加飾バンパー、フォグランプユニットのメッキ・ピアノブラック塗装もAdvance専用装備

 

一般道に出て少しアクセルを開けると、時速15㌔くらいでしょうか、すぐにエンジンが始動しました。

始動時のショックは分かりますが、気になるほどではなかったですね。

 

一般道に出てすぐに登りの坂道に入ります。

ここで加速を試しました。加速感は良いですね!モーターのアシストもあって少し重めの車重ですが軽快に走っていきます

 

フロントドア左右と、リアゲートに”e-BOXER”のバッジ

 

乗り心地もガソリン車と変わらず良いです。SGPになってから車体の剛性感は格段に良くなっています

サスペンションも良く動いているのが分かって、フラットライドな走行フィールが味わえますね。

気になったのは、交差点を曲がって再度加速する時に若干ギクシャク感がありました。

これはガソリン車の時には感じなかったです。原因はCVTなのか、ハイブリッドのシステム的なものかどちらかと思いますが、試乗される方は注意して欲しい点ですね。

 

シルバー加飾付サイドグラッディング、メッキアウタードアハンドルも専用装備

 

ストレートな場面で少し車体を左右に振ってみましたが、ステアリングセンターはガソリン同様少し曖昧です。

しかし、ステアリング操作に対する車体の追従する反応は良くSUVにしては良くできていると感じました。

モーターの重さがプラスされるので、車体の重さは常に感じますね。

 

エンジン、モーター、充電状態などは、マルチファンクションディスプレイのこの画面で確認できます。

 

2.5ℓガソリン車はCVTのネガである加速のもたつき感がなく、トルクフルとは言えないまでもかなりスムースに加速します。

さらに少しスピードを緩めてからの再加速なども結構鋭く加速してくれました。

ここは好みで選ぶ部分でしょうね。

 

マフラーはガソリン同様、片側1本だし。

 

ブレーキングですが、アクセルを緩めると回生ブレーキが働きます。

ハイブリッド車では回生ブレーキとフットブレーキの効果でカックンブレーキになるクルマもありますが、フォレスターのブレーキはとても自然なフィーリングです。

しかも回生ブレーキの分、ガソリン車で少し物足りない制動力が良い方向に感じられました。

 

最初は少し違和感があったリアコンビネーションランプも慣れると良く見えてきます。

 

フォレスター初のハイブリッドもガソリンモデル同様良いクルマに仕上がっていることが確認できました!

 

スバル フォレスター ハイブリッド(Advance)試乗レビュー まとめ

 

フォレスター初のハイブリッド車の試乗レビューをご覧頂きましたが、いかがでしたか?

 

マイルドハイブリッドとは言え、充電状況次第では出だしの少しだけならモーターのみで走行することもできます。

ホンダの1.5ℓハイブリッドI-DCDとにたような感覚ですが、エンジン始動の躾はフォレスターの方が良いように感じました。

 

 

低速での再加速時のギクシャク感は気になりましたが、特に問題になるほどでもないように思います。

しかし、車重の重さは色々な場面で感じてしまうとは思うので、走りを大事にしたい方は2.5ℓガソリンモデルをお奨めしたいですね。

ガソリンモデルの軽くてスムースな走りはとても好印象でした。

 

Plemium

 

走りにこだわりが無く、Advance(ハイブリッド)の充実した装備に魅力を感じれば、コミコミ価格もそこまで変わらないハイブリッドが良いと思いますね!

 

私がフォレスターを購入するならガソリンモデルのPlemiumを選択するかなと思います。

 

 

個人的には今回のブラウン内装はとても好みで是非他のグレードにも採用して欲しいですね!

年次改良か、特別仕様車で他のグレードでもブラウン内装出てきそうですよねww

 

以上で スバル フォレスター Advance の動的質感のレビュー を終わります。

 

次回も読んで貰えると嬉しいです。

 

取材時撮影した動画も良ければどうぞ。

 

 

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よろしければ合わせてどうぞ。

 

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