トヨタ カローラスポーツ エクステリア レビュー!
2018.7.16更新
2018年デビューモデル
先日発売になったカローラ・スポーツに試乗出来ましたので、レビューしたいと思います。
今回はPart1 ということでエクステリアのレビューをしていきます。
かなりかっこ良くて色々写真撮ってきたので気になっている人に実物の良さが少しでも伝わると嬉しいですね。
このカローラ・スポーツは名前なども発売直前まで明らかにならず、スポーツなのかハッチバックなのか分かりませんでした。
その名残か試乗時にもらった見積もりもカローラ・ハッチバックになってたww
名前はカローラ・スポーツに決定したわけですが、そのハイブリッドのGというグレードに乗せて頂けましたのでレビューして行きたいと思います。
試乗車の他に、ボディーカラーが黒の展示車、こちらはガソリンのGかな?も写真撮らせてもらいましたので、合わせて紹介していきます。
今回も画像多めでレビューしていきますね。
カローラスポーツのスペックです。
トヨタ カローラ・スポーツ スペック一覧
1.8ℓNAエンジン+モーター ハイブリッド(WLTCモードの燃費値は代表値で記入)
パワーユニットに関してはC-HRと同じです。
約40㎏ほどカローラ・スポーツの方が車重が軽いので走りも軽くなりますね。
では、エクステリアのレビューに行きましょう。
トヨタ カローラ・スポーツ エクステリアレビュー
※今回の試乗車と展示車はどちらもGグレードです。ホワイトはハイブリッド、ブラックはターボ車です。
フロント
初めて実物を見ましたが、想像以上のかっこよさにびっくりですww
現行プリウスの少し前辺りからデザイン文法のキーンルックとして様々な車種が展開されていましたが正直まとまりに欠けるものがあるなぁという印象でした。
このカローラ・スポーツで1stステージクリアしたのではないでしょうか?(1stステージは勝手にいってるだけww)
少しグリルの開口は気になりますが、すごく塊感もあっていいデザインですね。
切れ長で切り欠いたようなヘッドライトはプリウスのPHEVとも少し似ているような。
このヘッドライトの形状を実現させるために樹脂のパネルをうまく取り入れて鉄板では実現不可能なデザインを形にしています。
こういうデザインアプローチのために素材の良さを活用する考え方は好感が持てます。
ホイールハウスの出っ張りもフロントから見てもしっかり主張していますね。
グリルの縁取りがピアノブラックのグロスパーツになっていますが、こちらはGグレードの装備になります。
G“Z”のグレードだとメッキになります。見た目はピアノブラックの方が好みです。
ヘッドライトはLED、ここもG“Z”ですとBi-Beam LED ヘッドライトとLEDデイタイムライトもつきます。
これはG“Z”を買うしかないんじゃないか?
シートもG“Z”にするとスポーツシートになりサイドサポートも強いものになるそうです。
正面から見たときのフロントガラスエリアも少なめでボンネットの厚みとバランスも良く、かっこよさの黄金比が図られていますね。
この正面から見たときのかっこよさの黄金比 ボンネットの厚み:フロントガラス面積=2:1 は本当にあるようで、先日試乗したボルボディーラーの営業さんも言っておられたので間違いないんだと思います。
ホワイトとブラックどちらがお好みですか?
黄金比ですが大体、カローラ・スポーツもそうなっていますね。
端正な顔立ちで残念な部分がほぼ無いフロントフェイスです。
キーンルック・・次のトヨタ車の新型デザインが楽しみになってきました。
そういえば少しどうかな?ってところがエンブレムですね。
このエンブレムが近くで見ると少し安っぽい、ペラペラした感じに見えました。
ここは改良してもらうか、Cマークじゃなくても良くないかな?って思います。
ではサイドビューに移ります
サイド
サイドもかなりかっこいいです。実物見た時軽く興奮しましたww
4輪の踏ん張り感が演出されて塊感も相当ありますよね。寝かされたAピラーの角度とフロント前端の角度などグイグイと前に進もうとする躍動感が伝わってきます。
目立つキャラクターラインは2本あります。
1つはHYBRIDロゴの上あたりから発生してリアウィンドウ後端の下部につながるもの。
もう一つはリアドアのドアノブ上部から発生してリアコンビネーションランプまでつながるものです。
フロントは前傾に構えたスピード感を、リアは2本のキャラクターラインが近くに配置されることで凝縮感と踏ん張る時のタメがイメージ出来ます。
いかがでしょうか。なかなか躍動的な車になっていると思います。
フロントサイド
ホイールハウス周りのプレスラインですが、前側のパネルは樹脂なので1番下の方までくっきりとラインが出せていますね。ここも成形しやすい素材の良さが活かされています。
試乗車のカローラ・スポーツはGグレードなので、16インチのアルミホイールです。205/55R16というサイズでダンロップのエナセーブ名前の通りエコに振ったタイヤですね。
最上グレードのG“Z”にすると225/40R18というかなり攻めたタイヤ・ホイールになります。
そしてこのホイールのデザインが良い!ww
最近見たホイールの中でも特にその車のキャラクターとシンクロ率が高いと感じました。
この車のデザインの良さを引き立たせてくれて、相乗効果がすごいです。
今回写真撮れなかったのでHPから拝借
今回の試乗車もホワイトなので比較がしやすいかな?と思いました。
似た角度はこれかな?
ホイールはもちろんヘッドライトの違いも分かりやすいですよね。グリルの縁取りがピアノブラックとメッキの違いもお見逃しなく。
リアサイド
今回特に秀逸なのがこのセクションかなと思っています。
先ほども言いましたが、メインのキャラクターラインが集まることで凝縮感があります。
そして寝かされたリアウィンドウの傾斜、荷室の容量と引き換えになりますがその分かなり素敵な造形を手に入れています。
リアのオーバーハングも短く、デザインと相まって走りの良さが滲み出ちゃってますねw
いやーこの角度とか、かなり良いですよ。レビューしながら少し欲しくなってきていますww
ボディーサイドの下部もふくよかなプレスラインが施されており、筋肉質な表現もありますね。
カローラ・スポーツは白似合いますね。
最初は濃い色の方がかっこいいかなと思ってましたが、レビューしながら改めて見るとホワイトパールクリスタルシャインは良い色ですね。
サイドミラーはボディー側から生えていて、ピラーの部分も三角窓があるので視界も良さそうですね。
リア
少し斜めってますがご勘弁下さい。
リアのコンビネーションランプもフロント同様切れ長でサイドにもまわりこんでいて、主張もあり良いデザインだなぁと思いました。
メーカーとしてはこのバックドアも凝っている部分ということで、バックドアパネルもフロント同様樹脂パネルでこのラウンドした形状を出すのに苦労したそうです。
その苦労のおかげでかっこいいカローラ・スポーツは生まれたわけです。
リアのエンブレムはトヨタマークなんですね。フロントもこれに変えて欲しいですw。
マフラーは隠されたデザインで、最上グレードのG“Z”にするとメッキパーツのダミーマフラーになります。
ここは試乗車の見た目の方が好みですね。
リアコンビネーションランプは基本赤色ですが、カバーはクリアパーツになっているので、ホワイトと合わさると洗練された感じが強調されて良いですね。
このリアビューは最近見たクルマたちの中でもかなり好みです。
この角度で見るとリアのホイールハウス周りがパネル全体の凹凸で強調されるようになっているのが分かりやすいですね。
リアルーフスポイラーとボディーをつなぐパーツにグロス塗装が施されて質感も良いです。
試乗車のGではBピラーのドアパネルは無塗装プラですが、G“Z”グレードではピアノブラックパネルになり質感も統一されてさらに洗練されますね。
ということで、かなり印象の良かった カローラ・スポーツ のエクステリアでした。
トヨタ カローラ・スポーツ エクステリアレビュー まとめ
2018年6月末に発売されたカローラ・スポーツのエクステリアをぐるっと見てきましたが、いかがでしたか。
トヨタのデザイン文法 キーンルックがこのカローラ・スポーツで一つの集大成を見たかなと感じるデザインでした。
クルマ全体で前へ走り出そうとする躍動感と、樹脂パネルを効果的に使ったボディーの造形は各部の凝縮感の表現に効果的に使用されており、素材の使い方も上手でとても好感の持てるものでした。
次のトヨタのキーンルックデザインがとても楽しみになる。カローラ・スポーツのエクステリアでした。
以上でトヨタ カローラ・スポーツのエクステリアレビューを終わります。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
次回は動的質感をレビューします。読んでもらえると嬉しいです。