改良後カローラスポーツ ハイブリッドG Z FF(1.8ℓ HEV)試乗ブログ

カローラスポーツハイブリッドG Z FF(1.8ℓ HEV)試乗ブログ

どうもUUです!

 

昨年改良を受けたカローラシリーズの中でも一番走りに期待できるスポーツに試乗させて頂きました。

なかなか試乗車が配備されませんでしたし、試乗車も極端に少ない(-_-;)

試乗させて頂いたのは最上グレードHEV G Z ¥2,890,000ですね。改良前からの価格上昇は約5万円です。正直安いと感じる設定です。

実際見ると分かりますが、ほんとにコスパが高い。

ボディーカラーはグレーメタリックで無償カラーですね。

ウィンドウスイッチの照明が全ドアについてました

2022年でトヨタ車の人気モデル(ハリアー、RAV4、カローラシリーズ等)が改良を受けましたが、その中でもカローラシリーズの内容は特に良かったです。

今回の試乗で、その期待は裏切られることなく素晴らしいものだと確信しました。

本当におススメです!と言いたかったのに「ハイブリッドに関しては受注停止中で再開の目途もない」とのことです。Why!

「ガソリンモデルは今注文すると7月頃納車可能」とのことでこれは2.0NAの試乗車も乗ってみたいなと思っているところです。

 

カローラツーリングの試乗記もあります。

関連記事

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では試乗した感想を良い・気になる部分でまとめます。

今後の試乗記含め記事全般の書き方を悩んでまして、今回からしばらくこの感じで続けてみようかなと思います。

カローラスポーツハイブリッドの良いところ、気になるところ

良い

走り、動的質感
・接地感高く、硬さ、コンフォートのバランスが良い(18インチが個人的に好みっぽい)
・ハンドリングに対する素直な回答性
・モータ―感アップした加速性能(初期加速性能文句なし)

外装
・取り回しのしやすいサイズ(全幅1800、全長4400以下)
・塊感あるエクステリア

内装
・質感高いマテリアル(GZは特に良い、最上グレード買わせるトヨタらしい手法)
・GZのスポーツシートが見た目、座り心地かなり好み
・シートとペダル類のレイアウトが良くドラポジを決めやすい
・12.3インチ液晶メーターの情報量多く、デザインも良い感じ

安全装備(あまり試せてませんが)
・TSS3の制御(特にPDAは個人的にも好み、ステアリングスイッチ1発でACC起動もGOOD)

気になる

走り、動的質感
・ハイブリッドGZは気になりポイント特になし(Gの16インチ、2.0NAモデルはCVTと加速フィールがどうか?)

外装
・少しガチャガチャしすぎ感はあるかな?

内装
・センターモニターの取ってつけた感(改良後10.5インチにサイズアップしさらに飛び出しが大きく)
・センターコンソール、アームレストの幅がもう少し広いと嬉しい

安全装備
・360°ビュー、デジタルインナーミラーの設定なし(特に360°ビューは個人的に欲しい、バックミラーの視認性は特に問題ないのでデジタル見ミラーはあれば嬉しい)

試乗した印象はこんな感じです。

以降もう少し細かく(ダラダラ)書いてますので良かったら続きをどうぞ。

カローラスポーツ2022年の改良内容

カローラスポーツの改良内容を簡単にまとめておきます。

●外装の変更
・ヘッドライト
・フロント・リアバンパー

●パワートレーンの刷新
・ハイブリッド:VOXY同等(第5世代システム)
・ガソリン:1.8ℓNA→2.0ℓNA(TNGAユニット)
・MT廃止→FF/CVTのみ

●安全装備がTSS2→TSS3へ

●ボディーカラーラインナップ変更
・オレンジマイカメタリック追加(G、G Z)
・ダークブルーマイカメタリック追加(G、G Z)
・ブラキッシュアゲハガラスフレーク廃止

●12.3インチ液晶メーター(G Zのみ採用、標準)

●10.5インチディスプレイオーディオ採用(G、G ZでMOP)

今回はインフォティメントと安全装備、パワトレの項目でしっかりとした改良が施されました。スポーツに関しては大きく改悪と感じる部分はありません。(ツーリングとセダンの1.5GASはちょっと残念でした。)

詳細は下記記事でご覧ください。

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グレーメタリックのカローラスポーツが良い

今回の試乗車はグレーメタリックで無償カラーだったのですが、これがかなり良い色でした。

マツダのマシーングレー位に金属感が高く見えました。光が当たったときに煌びやかな印象を与えてくれます。

最近ガンメタカラーも増えてます。個人的にも好きな色味なので、グレーメタリックの発色の良さは好印象。

カローラスポーツのデザインとも良い感じでマッチしていて、上質なスポーツハッチ感も出てました。

 

cx-60
マシーングレー

レクサスNX
ソニッククロム

改良後はヘッドライトのデザインとフォグライト周りの意匠が変更されています。

ツーリングですが、改良前はこんな感じ。

ヘッドライトは引き続きオートハイビームまで。フォグ周りは改良前の方がスッキリした印象で、改良後は密度が増した感じ。

 

全幅1,790㎜、全長4,375㎜、全高1,460㎜、ホイールベース2,640㎜

全幅1,745㎜、全長4,495㎜、全高1,460㎜、ホイールベース2,640㎜

カロスポの良いところはBピラー部分がピアノブラックになっている点ですね。このパーツはカローラツーリングと同じなので質感アップしたい方は変えてみるのもありかも。パーツ代で確か6000円位だったと思います。

プリウスの前にカローラツーリング契約していて、このピラーパーツも買おうとしてましたw

 

オーソドックスなハッチバックスタイルで全長も4300㎜台とセグメントでもど真ん中のサイズ感。

 

リアススタイルも良いですね。バックドアに樹脂を用いて鉄板では出来ないデザインを可能にしています。合わせて軽量化も行えますね。その分後ろにバンパーを出すことで強度も保っているのかな?

 

タイヤサイズは225/40R18ですね。ホイールデザインは変わってなさそうです。

 

カッコいいデザインです。タイヤはダンロップのSPORT MAXXを設定。

確か先代レヴォーグもこのタイヤだったと記憶しています。スポーツモデル向けのタイヤですね。個人的には路面タッチはもう少しザラついても良いのでグリップ感は欲しいかなぁ。

そうすると多分ロードノイズうるさいって言い始める可能性もあるんですけどね。ハイブリッドにはこれが合うのかもしれません。

 

ドアトリム上部はソフトパッド、赤ステッチも入って質感は文句なし。プリウスもこんな感じが良かったなw

ウィンドウスイッチパネルは無塗装です。

ここがツーリングのW×Bになるとピアノブラックになります。ミラー調整ダイヤルもシルバーメッキになってますね。

カローラスポーツハイブリッドG Z FF(1.8ℓ HEV)試乗

スポーツのフロントシート

G Zのシートはノーマルでファブリックのスポーツシートが装着されています。今回初めて座らせてもらったのですが、かなり好印象でした。

座面の十分な厚み、サイドサポートの程よいタイト感と包まれ具合に安心感。合わせて満足感が高い仕上がりだと思います。

この感じだと長距離も良さそうですね。MOPでレザーシートにもできますが、個人的にはファブリックの方が暑さや手入れの面で良い気がします。

目玉の12.3インチ液晶メーター

G Zのメーターは12.3インチの液晶メーターを採用。

今回の改良の目玉の1つ。クラウンでもハリアーでもこのメーターが採用されています。

10.5インチのディスプレイオーディオを付けると中央の地図表示も可能。一度に確認できる情報量が多いのは便利です。確認したいときにステアリングスイッチを操作するのが面倒に感じますね。

今回ドライブモードは試せてませんが、モードセレクト画面やデザインパターンも豊富です。

表示変更は運転しながら出来る感じではありません。

全体的に質感、機能性も良い。しかし、気になるところもあります。

センターモニターの出っ張りは頂けない

センターモニターの出方よw

このアングルはまだマシに映ってますが、フロントガラス側へかなり飛び出します。

フォロワーさんが良い表現をされてましたがこういう部分が「情感」を損ねるんですよね。

折角良いクルマで走り良くて、質感もそこそこ良いのに、こういう部分で纏まりが無くなると一気に気持ちがシラケてしまうというか。

 

トヨタ車のこういう部分への配慮がアップするとずっとトヨタ車買いたいと思わせてくれそう。

トータルコーディネートが大事。

 

乗り心地、ロードノイズの抑え込みが良くて上質なスポーティさが乗り味でも表現されています。

以前16インチのGには試乗させて頂いたのですが、18インチの硬さは路面とのタッチ具合で少し感じるも、いやな突き上げは無く、段差や窪み越えた時の衝撃も丸められています。

少し車両は左右に傾きますが、戻る時の動きもしなやかさを感じさせるものなので不快感はありません。

 

駐車場から出る前に車の間をすり抜ける場面がありました。

360°ビュー、デジタルインナーミラーの設定が無いのは残念ポイントだと思います。

駐車場から一般道に出るところが、下り気味の段差大き目なのでゆっくりと気を使いながら出ていきます。

段差を越えた時の感覚からそんなに硬い印象ではないことが感じられるフィーリング。

ストローク量はそんなにないかな?

 

こちらはG

一般道に出て加速していきます。比較的クルマ通りのある道で前走車もいるのでゆったりと走ります。

それでも分かるモーターのトルクが増したフィーリング。プリウスと比べると力感は少し落ちますが、街乗りだと充分に余裕のある走りが出来ます。

この日は暑かったので常時エアコンオン、30~40キロくらいからエンジンが入りますが、そのエンジン音も静かですね。

エアコンも付いてるとプリウスであれば結構な音量が入ってきますが、音量の違いは大きい印象。

この3台めっちゃ迷いません?

ステアリングはセンターはそこまできっちり出てる感じではないですが、それなりに締まりはありますね。初期操作にも程よい反力と重みはあるのでスポーティなイメージをスポイルするような躾にはなっていません。

個人的にはもう少し重くても良いです。MAZDA2のガソリンよりもちょっと軽い位ですね。

 

内装のボリューム感、質感も高くて良い

接地感が高いです。ツーリングよりも全幅・トレッドが広くタイヤの幅も225と10㎜広い事で剛性感も高まります。やはりストローク量は多いダンパーではなさそうで、段差を通過したときにフラットというよりは、車両が少しそちらに傾きます。その時も車体がしっかりしているので不安になる感じは全くありません。

 

センターコンソールはもう少し幅が広いと嬉しい、オートホールド装備ですが、メモリー機能なし
スイッチにメッキパーツも付いて質感配慮アリ

これをベースにGRカローラが作られているのでベースモデルも素性の良さをしっかりと感じさせてくれます。感覚的にはガソリンターボシビックの方がさらに剛体具合を感じますが、その分硬さもありますかね。

カローラスポーツはリアサスがダブルウィッシュボーンなのでそれも良い影響があるかもしれません。(シビックはリアサスマルチリンク)

 

シートとペダルのレイアウトも良好で楽にドラポジが決まりました。

アクセル右側の出っ張りはありますね。GZだとステンレスパッド付けたくなりますね。

あと、ブレーキがちょっと弱く感じました。直前に乗ってたプリウスに慣れてるからなのか、初期制動が物足りない感じです。今までトヨタのハイブリッドでこのような印象を受けたことはなかったので、少し気になりました。

Gも良いです

後席居住性は、ちょっと狭い

175センチの私のドラポジで膝前はこれくらい。

正直広いとは言えませんが、私が後席座るならこれで充分です。

 

最後に

改良を受けたカローラシリーズ、ツーリングに続いてスポーツに試乗させて頂きましたが、走りを重要視したい方にもおススメ出来ます。

走りも犠牲にしたくないけど、燃費も機能性も高い次元で両立しています。しかも300万円を下回る価格設定。

ハイブリッドの受注が停止なのが残念ですね。いつ再開されるのか。

ではまた!

改良後の価格

ガソリンGZはプラス74000円とは言え他社Cセグと比べてもお得感ある内容かと思います。

シビックEX:¥3,539,800、MAZDA3:20MHEV20S Proactive Touring Selection6AT¥2,830,300、価格重視でいくならおススメです。

カローラスポーツガソリンFFハイブリッドFF
G X¥2,200,000
(-2,000)
¥2,460,000
(-28,000)
G¥2,450,000
(+65,000)
¥2,700,000
(+40,000)
G Z¥2,640,000
(+74,000)
¥2,890,000
(+49,000)

 

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