トヨタ 新型 クラウン インテリア 前席レビュー!
新型、トヨタ クラウン 試乗レビュー Part3でインテリア前席 のレビューです。
前回の動的質感編で少しレビューもしていますが、今回はもう少し細かい所もフォーカスしながら見ていきますね!
前回までの記事がこちらです。合わせてご覧ください。
※別ウィンドウで開きます。
新型【トヨタ クラウン 試乗 レビュー】Part1 2.0ターボ 2.5ハイブリッド エクステリア編 RS Advanceノーマルとモデリスタカスタム!
新型【トヨタ クラウン 試乗 レビュー】Part2 動的質感編 2.0ターボ RS Advance! スポーツエレガントな乗り味、いいなこれ。
新型クラウン、日本を代表する高級車ですから内装もさすがという内容になっています!
今回2.0ℓターボと2.5ハイブリッドのRS Advanceを見てきました。
2.0ℓターボは標準仕様のブラック&テラロッサのカラー内装。
この内装が結構好きでした!ブランノーブと呼ばれる人工皮革なんですが、質感が高かったです!
2.5ハイブリッドのRS Advanceはブラックレザーのメーカーオプション仕様。
それぞれ紹介しながらレビューしていこうと思います。
では続いてクラウンのスペックを一覧にしておきます。
トヨタ クラウン スペック 一覧
2.0ℓ直噴ターボエンジンモデル (FR)
ホイールベースですが前輪を前方に配置するFRらしく長いですね。
ホイールベース、2,920㎜の長さは先代比で70㎜延長されています。
これにより直進安定性や乗り心地の向上、ドライバビリティーのアップにも良い効果がでると思います。
では クラウンの内装を見ていきましょう!
トヨタ クラウン インテリア前席 レビュー
少しですが、レザーインテリアとブランノーブのインテリアを比較しつつレビューします。
フロントドア
フロントドアの質感から見ていきます。
まずパッと見でこの配色がオシャレですね!
その下に広い面積で配されたチャコールグレーのブランノーブが少しグラデーションっぽくなり、ドアアームレストのテラロッサと呼ばれるワインレッドカラーのアームレストの合成皮革の表皮とのマッチングがかなり好みです!
ブランノーブはファブリックで高級レザー素材である、ヌバックを表現したものです。
特に車体がブラックだったこともあり、内装カラーとの相性も抜群でとても好感が持てました。
ウィンドウスイッチ周辺はカーボン調パネルで処理されていますがこちらはRSグレードの装備です。
マツダのアテンザもウルトラスエードヌーの人口皮革を使っていましたが、触感はクラウンのブランノーブの方がキメが細かくて肌触りが良かったですね!
クラウンのドアトリムもブランノーブにステッチが施されているとさらに質感とデザイン性が高いものになるかもしれないと思いましたが、これでも質感は充分ですね。
次にブラックレザーのドアトリムです。
こちらはメーカーオプション¥237,600で本革シート、ドアトリム合成皮革処理、シートベンチレーションとセットです。
先日の動的質感で色味に工夫が欲しいと少し書いていましたが、それはこちらのレザーインテリアについてでした。
ソフトパッド下の合成皮革部分はブランノーブを使用して色と素材感の違いを出してくれると質感がさらに良く感じれそうだと思いました。
テラロッサ内装を見た後ですと、少し寂しく感じますね。
乗り込む前に足元を確認します。
CROWNロゴのオーナメントがついたスカッフプレート仕様になっていますね。
少し小さめなので実用性は弱いです。
アクセルペダルはオルガン式です。
オルガン式ペダルのクルマに慣れると吊り下げ式に戻れなくなるんじゃないかと思ってしまうほど、アクセル操作がしやすく、何より疲れづらいです。
フロントシート
2.0RS Advanceのブラック×テラロッサカラーのインテリアですが、ブランノーブがたっぷり使用されており質感も高いですね。
このブランノーブがとても懐かしい感じの素材感じゃないですか?
20年くらい前の車によく使われていた素材感というか、すごく懐かしく感じましたね。
使い込むうちに風合いが増して愛着がもてる、長く付き合える素材と色合いだと思いました!
とても好感の持てるブランノーブの内装ですが、ここで一つ気になったのがパイピングです。
パイピングはオシャレなんですが、経年劣化で色が剥げたり、破れたりするイメージが強いです。
クラウンなので最高のトヨタ品質で大丈夫なことを願います。
ブラックレザーシートはシートベンチレーション付なので、メイン部はパンチング仕様ですね。
クラウンのシートベンチレーションですが、エアコンの冷風を吸い込んで涼しさの提供と、レザーシートで起こり易い暑さによる蒸れなどを低減してくれます。
マツダのアテンザワゴンを試乗した際に試しましたが、暑い日にはかなり役に立つ装備ですので嬉しいですね。
ステアリング周辺
クラウンで1番質感的に残念なのがこのステアリングかなと思います。
動的質感でも書きましたがステアリングスイッチ周りのプラスチッキー感が気になります。
下位車種のカローラスポーツと同等なのでクラウン用の物が用意があっても良かったのではないでしょうか。
カローラスポーツとはデザインで少し違いがありますが、質感は同じに見えますね。
ステアリングの右側も見ておきます。
ここも質感は高いですね。サイドミラーの調整スイッチがここに配置されています。
細かいですが、ブランノーブも使用されており質感に手抜き感はありません。
次にメーターですが、
二眼メーターになっていて中央は大き目の液晶パネルになっています。
ここの表示はステアリングスイッチで表示の切り替えが可能になっています。
両サイドのメーターが浮いたようなデザインになっていて面白いですね。
ハイブリッドの場合は左のタコメーターがハイブリッドのインジケーターになっています。
動画も↑に掲載しているのでよろしければそちらで確認してみて下さい。
続いて、前席全景を見ていきましょう。
中央の上下に配置された液晶パネルがアイコン的な感じで鎮座していまして、ここからでもしっかり温度表示の数値が見えますww
インパネはステッチ付合成皮革でトリムされインパネ上部もファブリックを使用されているので雰囲気あります。
下の画面が操作用の画面になっており、上の画面は表示のみで操作は出来なくなっています。
↑の動画でも操作しながら思ったのですが、2画面の意味があるのか?少し?ですが先進感はありますね。
パネルサイドのエアコン吹き出し口は自動で風向調整してくれるのでここも良いクルマ感がしっかりあります。
次にセンターコンソール周辺です。
センターコンソール周辺
どっしり幅のあるセンターコンソールでサイドもブランノーブとステッチ付合成皮革で処理されており、かなり質感高いです。
センターコンソール上部はRS専用のカーボンパネルで加飾されています。
シフトレバーはシフトブーツが施され、その後方にオートホールドや電子パーキングブレーキのスイッチが配置されています。
シフトレバー奥はちょっとした収納になっています。
この収納の上にアクセサリーソケットとUSB差し込み口が一口ありますのでスマホの充電環境は整っています。
シフトレバー横にベンツマークっぽい蓋付きドリンクホルダーが縦に2口配置されています。
この蓋をドリンクで押し開けて入れればいいと思うのですが、この蓋がかなり重いですww
女性の方が使うと結構な抵抗を感じると思いますね。
続いてアームレストですがこちらは蓋を両側から開けれるタイプです。
ステッチ付の合皮で処理されており、質感はもちろん高いです。
幅もしっかりあってさすがのボリューム感があります。
開けると、
中は起毛ではなくファブリックでトリムされていて質感も異音対策もOKです!
トレーもあり、割と広いので使い勝手は良さそうですね。
最後に助手席側を確認します。
インパネ上部が段差になっているのもあまりないデザインですね。
テラロッサのステッチ付合皮がふんだんに使用されています。
ピアノブラックのパネルとも相性が良いですね!
グローブボックスの中は起毛処理はされていませんでした。少し残念。
クラウンなら起毛処理していて欲しい所でした。
なかなか広さはあるので、使いやすそうな印象です。
以上でクラウンの内装レビュー終ります。
トヨタ クラウン インテリア前席レビュー まとめ
クラウンのインテリア前席のレビューをご覧いただきましたが、いかがでしたか。
スポーティーなエクステリアに進化した今回のモデルチェンジでしたが、内装デザインは前期タイプの正常進化といった内容でしょうか。
コネクテッド機能等の装備がされているので先進感の向上はありますね。
LINEとの連携や、コンシェルジュなどの快適機能も使いこなせば、なくてはならないものになりそうな予感もあります。
また3年間ナビの地図が無料で自動更新されるマップオンデマンドの機能も見逃せません。
※3年後からは年約¥12,000でサービスを受けることができます。
インテリアの質感はさすがのクオリティーとカラーリングです。
特に今回見させていただいたブラック×テラロッサ内装はとても好みでした!
ブランノーブの触感も良かったので是非見に行って感じてもらいたいと思いました。
では新型 トヨタ クラウンのインテリア前席レビューを終わります。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
次回も読んで貰えると嬉しいです!