新型【トヨタ クラウン 試乗 レビュー】Part1 エクステリアレビュー編 

クラウン エクステリア レビュー RS Advanceのノーマルとモデリスタカスタムを比較!!

 

以前レビューしたカローラ・スポーツと同日に発売された

トヨタ・クラウンに試乗してきたのでレビューしたいと思います!

 

今回はPart1でエクステリアのレビューです。

少し長い記事になってしまっていますがどうぞお付き合いお願いします。

 

試乗したのは

2.0ℓターボエンジンと2.5ℓ+モーターのハイブリッドモデルのRS Advanceです。

 

価格は

2.0ℓターボエンジン RS Advance¥5,594,400。

2.5ℓダイナミックフォースエンジン+モーターハイブリッドRS Advance ¥5,799,600 です。

 

クラウンはパワートレインやグレード展開がかなり豊富なのと、近い内比較レビューをしたいと考えているので

3.5ℓマルチステージハイブリッドモデルは省略して話を進めていこうと思います。

 

2.0ℓターボモデルはボディーカラーはブラックのRS Advanceのノーマルエクステリア。

 

新型 クラウン

 

2.5ℓ+モーターのハイブリッドモデルはボディーカラーホワイトパールクリスタルシャイン、RS Advanceのモデリスタ仕様のエクステリア。

 

新型クラウン モデリスタ

 

それぞれ試乗してきたので違いなど見ながらレビューしていきますね。

新しいクラウンかっこよくなりましたよね。

FR専用のTNGAプラットフォームの恩恵で、欧州セダンにも負けないスタイリングを手に入れています。

 

 

クラウンのスペックを一覧にしておきます。

トヨタ クラウン スペック 一覧

2.0ℓ直噴ターボエンジンモデル (FR)

 

2.0ℓターボエンジンのスペックは2.0ℓターボとしては一般的ですね。

他社ライバルと比較しても見劣りする感じはありませんが、国産プレミアムセダンでスポーティーラインであればもう少しモアパワーでも良いかもしれませんね。

実際乗った感じは充分なパワーがある良いエンジンで通常仕様する分には不満がでるものではないと感じました。

 

ではクラウンのエクステリアを見ていきましょう。

トヨタ クラウン エクステリア レビュー

 

では RS Advance エクステリアのレビューをノーマルとモデリスタカスタムの比較も交えながら進めていきたいと思います。

 

フロント

 

まずノーマルのRS Advance ブラックのフロントビューです。

先代のクラウン・アスリートはレクサスのスピンドルグリルをかなり意識されたものでしたが、新型は個性を出してきましたね。

クラウンは全幅が日本の道路事情を考慮されて1,800㎜に抑えてあるのでライバルより迫力を出すのに苦労すると思いますが、充分インパクト出せていますね。

カッコいいと思います。

 

 

RSグレードの装備としてグリルがブラック塗装されたメッシュタイプになっています。

バンパーのメッキモールとRSのバッジもRSの専用装備ですね。

標準グレードはまた少し違うグリルパターンです。

 

 

こちらも質感の高いグリルとなっていますが、メッシュよりも反射される面積が多いのでエレガントな雰囲気がありますね。

バンパーもメッキではなくボディーと同色になっています。

 

続いてモデリスタ装着車のフロント。

ウィングスポイラー¥64,800が付いているタイプ

 

 

スポイラーもメッキが施されていますし、スポイラーを装着しているぶんボリューム感も出てより迫力が増しますね。

ノーマルと結構雰囲気変わりますね!さらにスポーティーになります。

これもかっこいいなぁ。

 

モデリスタオプション装着車の動画

 

このモデリスタのオプションが装着されたモデルは動画を撮影してきましたので、YouTubeで公開しています。

 

 

よろしければ合わせてご覧ください。

特別編集もしていませんし、ただグルッと撮ってるだけですのでクオリティーは求めないでくださいねw

 

クラウン モデリスタ

 

ヘッドライトはRS Advanceなので3眼LEDのデイライト機能付きになっています。

TSS(トヨタ・セーフティー・センス)の機能としてアダプティブハイビームシステム・オートマチックハイビームの機能も備わっています。

ウィンカーは流れるタイプでRSからの装備

 

 

シームレスに光るデイライトでとても綺麗な発光ですね。

フォグライトにもメッキリングが施され質感高いです。

 

 

ADAPTIVE HIGH BEAM SYSTEM のロゴ入り、この辺りはライバルの欧州車でも少し前から取り入れられていますね。

好きな演出なのである程度の車格のクルマには取り入れてもらいたいですね。

 

続いてサイドに移ります。

 

サイド

 

クラウンのエクステリアでカッコいいなと思うのがこのサイドビューです。

FRスポーツセダンとしてのびやかなプロポーションでありながら、引き締まった筋肉質なプレスラインの表現がとても良いと思います。

フロントドアの前方からリアのコンビネーションランプの手前まで伸びているプレスラインが印象的ですね。

 

 

モデリスタ装着車ですが、サイドスカート¥86,400とリアスタイリングキット¥237,600が施されており最低地上高が下がるぶん地面に張りつく様なスタイリングになっています。

さらに

 

 

モデリスタの19インチホイールとミシュランのパイロットスポーツ¥399,600も装着!!

このホイールのデザインは切削光輝になっていて立体感もありとてもかっこいいです。

しかし、かなり豪華装備の試乗車ですね。

 

 

フロントドアからフロントタイヤのホイールハウスまでの間が長く、FRセダンのスタイリングとしての良さが出ています。

 

 

新型クラウンから6ライトウィンドウが採用されています。

これも新しいクラウンの提案の一つでしょうか。

RSグレードではウィンドウはピアノブラックモールです。

個人的にはメッキモールより、今回のクラウンのスポーティーなイメージに合っていると思います。

 

 

RS Advanceの標準装備の18インチホイールとタイヤです。

最近多い手裏剣デザインで割とシンプルな感じですが、実際見るとかっこよかったですね。

色もスパッタリング塗装されているので、ダークグレーっぽくなっていてブラックのボディーカラーとマッチングも良かったです。

 

 

サイドスカートのメッキモールもRS専用装備です。

長いフロントノーズが前端に向けてRを描きながら傾斜していて、躍動感を感じられますね。

続いてリアに移ります。

リア

 

 

今回のモデルチェンジで攻めたなーと思うのがこのマフラー4本出しですね。

こちらもRSグレード専用の装備ですが、スポーティーなイメージを打ち出し、ライバル各社のプレミアムセダンに真っ向勝負を挑むのでしょうか。

トランクスポイラーとメッシュパターンのリアバンパーもRS専用装備です。

 

 

営業さんのクラウンの勉強会でも、メルセデス、BMWなどのセダンと比較試乗して今回のクラウンのハンドリングや旋回性能などを強くアピールする内容になっていたそうです。

スポーティー路線で顧客の若返りを狙うのでしょうが、そもそも高級車なのでこの戦略が上手くいくかは??ですね。

 

 

こちらは先ほどサイドのセクションでも書きましたが、リアスタイリングキット¥237,600が装備されています。

スクエアなマフラーフィニッシャーが特徴的ですね。

フロントウィングスポイラー+サイドスカート+リアスタイリングキットをモデリスタエアロキット¥357,480として装備可能です。

 

 

これに19インチホイール・タイヤのセット¥399,600も装備されていますので、約80万円の部品代でこれに工賃がプラスされるので約90万円のオプション価格になりますね。

こりゃ豪華だわww

 

 

リアのマフラーは4本出しもかっこ良くて好きですが、左右1本出しの方が個人的には好みです。

ノーマルのメッシュパターンのスポイラーの出来が良いので個人的にオプションは必要ないかなと思いましたね。

 

 

RSではフロント同様RS-Bより上のグレードではリアのウィンカーも流れます。

トランクスポイラー下部にもRSバッジが付いています。

 

 

トヨタ車は標準でエアロスタビライジングフィンが付いてきますがクラウンにもリアのコンビネーションランプサイドに付いていました。

実際どれほどの効果があるか未知数のパーツですが、静音効果に効くということですのでありがたいですね。

 

これで新型クラウンのエクステリアのレビューを終わります。

 

トヨタ クラウン エクステリアレビュー まとめ

 

新型クラウンのRS Advanceのエクステリアをモデリスタバージョンと合わせてご覧頂きましたがいかがでしたか。

 

スポーティーセダンとしてTNGAのFR専用プラットフォームGA-Nを採用され、かっこよく生まれ変わりました。

いままではノッチバックセダンとして正統派セダンのフォルムでしたが、少しファストバック気味なリアの処理になり欧州プレミアムのライバルに負けないスタイリングを手に入れていると思います。

個人的には新型のスタイリングはかなりかっこよく映りました。

特にサイドビューは本当に秀逸に感じ、セダンで欲しくなったクルマは久しぶりでしたね。

 


ノッチバックからファストバックと同じように歴代からの変更点として6ライトウィンドウの採用もあり、新しいクラウンとしてのインパクトはありますが、日本の高級車としてのイメージとして個性は薄れているのかもしれません。

この辺りで初期受注が落ちついてからどのようになっていくかも楽しみですね。

 

オプション関係ですが、スポーティー路線の打ち出しの割に足回り関連の物が少ないので今後に期待したいですね。

またスポーツタイプのGRクラウンなどの計画もあるようなのでそちらも楽しみに待ちたいと思います。

 

以上で新型クラウンのエクステリアレビューを終わります。

 

約11000字の長い記事でしたが、最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

次回はクラウンの動的質感編です。

読んで貰えると嬉しいです。

 

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