レヴォーグと最後の試乗、洗車。買取業者に引き渡してきた
2018年1月からカーライフ、ブログライフを共にしてきたスバル・レヴォーグを買取業者に引き渡してきました。
「大好きなクルマだったんだ」と改めて気付くそんな2日間でした。
今回はレヴォーグとお別れするまでの流れ、所有して改めて思う良い所、残念な所も紹介します。
レヴォーグと行く最後の試乗
2020.3.28、毎週のルーティンにしている試乗も今年の2月末頃から世界中で猛威を振るうウィルスの事もあり試乗台数制限したり、「1人試乗」させてくれるディーラーさんへ。
いつもお世話になっているメルセデスでA250 4MATICセダンの乗り味に感嘆。
でも、なんか少し浮ついた気分が抜けなかったのはレヴォーグの事が頭にずっとあったから。
おはようございます。
新潟は今にも☔になりそうです。
レヴォーグと一緒に行く最後の試乗😢今日も快調です。 pic.twitter.com/5Fl1TUnbMU
— UU (@WCLBlogAuthor) March 27, 2020
このレヴォーグ1.6GT S-Styleを購入してから早2年、購入後すぐにブログもスタート。
今日まで試乗に行くのはほとんどこのクルマと一緒でした。
国産車の中でも抜き出たドライブフィール、優れたAWD制御によるトラクション感が自慢。
お高い輸入車乗った後にコイツに戻ってもガッカリなんて全くしない。
むしろ「レヴォーグやっぱり負けてない!」ってなる相棒でした。
そのレヴォーグと明日でお別れ。
おはようございます!
新潟は何か降ってます❄レヴォーグ引き渡しが今月の29日になりました。
この並びを見れるのもあと僅かなので最後にしっかり手入れと撮影しよう😄 pic.twitter.com/22hL3GKzge
— UU (@WCLBlogAuthor) March 15, 2020
あー寂しい。
レヴォーグを所有してみての感想
良いところ
特にステアリングセンターのドッシリ感、スバルらしい重めでスポーティな躾は私みたいなスポーツライクな走行フィール好きも満足。
ズシッとしたステアリングを切るとタイヤが反応よくグイッと動いてリアがしっかりと踏ん張りながらダイレクト感高く回頭してくれる。
低速でも(若干左寄るけど)高速域でも安定した直進性がもたらす安心感。
ステレオカメラの優れた認識力の制御で安定したパフォーマンスを発揮するアイサイトVer3+ツーリングアシスト。
高速走行メインですが、街乗りでも使用できるレーンキープ。
白線認識能力高いんですよ。(めっちゃ明るいとか、暗い→明るいとかは人間と一緒で苦手だけど。)
安全に、楽しく走る事を徹底的に追求し、見事にそれを体現しているクルマだったと自信を持って言えます。
今年初めてのフルモデルチェンジを控える今でも「良いクルマだよ」ってお奨めできます。
全幅1,780㎜も良かったー。
新潟の街中は狭い道も多いので、たまに裏道使う時のすれ違いの怖さも少なかったです。
あと、新潟から実家のある兵庫までの高速でも一部片側1車線があるんですが、その時も恩恵は感じましたね。
次の3008は今まで所有した中で一番全幅広い1,840㎜。
レヴォーグから60㎜広がった時にどう感じるのか。まぁデカいだろうなw
内装のデザインはザ・オーソドックス。
フォルクスワーゲン・ゴルフ6を完全に意識した内装デザイン。
質感の押さえ処はしっかりしてて、ドアトリムのパーツ展開もgood
柔らかい素材、メッキ、合皮、ピアノブラックパネル、真面目に造り込まれてました。
スバル=真面目。これは間違いない!
エクステリアは「この国を美しく走るための形」?だったかがキャッチフレーズでした。
サイドビューがかなりイケてまして。
ステーションワゴンはサイドビュー!なのでここが良くないとというのもあります。
スバルは0次安全掲げてるからガラスエリアがどのモデルも広い。
そうするとどうしても見た目は野暮ったくなってきます。
でもレヴォーグのサイド見てください。
そんなガラス面広いように見えないでしょう。
実際運転席座って周り見ると視認性はしっかり高いんです。
確かにサイドミラーにBSM(ブラインドスポットモニター)やセンサー、カメラ類付いてるとそこに拘る必要なんてないのかもしれない。
でも真面目だから、昔から掲げてる安全への拘りは曲げない。
デザインと、安全の狭間でどれだけスタイリッシュに仕上げるか。
ただただかっこよく仕上げるのとはまた違った生みの苦しみがありそう。
あーかっこええ
その点、マツダのエクステリアは対照的ですよね。
だからと言ってはなんですが、めちゃくちゃカッコいい。
MAZDA3を初めて見た時トリハダ立ちました。
わざわざ岐阜まで泊まりがけで見に行った。その時の相棒も勿論レヴォーグ。
先行内見会へ行ってきた弾丸旅の報告 マツダの新型MAZDA3の先行内見会に参加してきました)^o^( 先行内見会…
見た目優先のマツダはリアの視界性能ほぼ捨ててるから安全装備も充実させてます。
BSMも標準で付いちゃうモデルが殆ど。
グレード毎の装備差が少ないのはマツダの魅力ですよね。
各メーカー色んな拘りもって切磋琢磨してる。
そういう魅力を少しでも伝えて、私の発信に反応してくれる方が居ればこんな嬉しい事はないです。
話反れましたが。
残念なところ
レヴォーグの残念なところはドライバーとしてはかなり少なかったです。
でも「大人が4人座ると」って考えると、助手席や後席の居住性がイマイチかなと思います。
久しぶりの助手席。
レヴォーグの数少ない不満点がこれ。
後ろ子供乗せて、ある程度の広さ確保すると助手席の膝前空間が狭い。
グローブボックスが中央に向かって傾斜してて右膝が特に窮屈。
グローブボックスの高さ方向の角度も起きてるから、どうもリラックス出来ないです😅 pic.twitter.com/AF0ozo3Vc3
— UU (@WCLBlogAuthor) January 4, 2020
助手席は後席の足元を考えて少し前に出すとツイートした感じ。
175センチの私でこうなるので女性や、お子様なら少しマシかも。
あと後席のすわり心地。
室内にも0次安全の考えは貫かれているので、目視した時の邪魔にならないように背もたれが低いです。
これが私の身長だと肩口がギリギリな感じで、ちょっと包まれ感に乏しい。
もう少し車格感が欲しいなって言う感想です。
それくらいですかね。
収納はちょっと少ないけど、全く致命的じゃなかったし。
他には思いつかない位に良く出来てるクルマだったなぁ。
エンケイ製です。タイヤはダンロップのSPORTMAXX。
あっ、まだあったw
標準の18インチだとロードノイズは気になりますね。
もう少しフィルター通した感じにして欲しかった。
でもSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)じゃないのに頑張ってたかなって思います。
これは個人的な不満ではないけど、乗り心地は人によっては「硬い」ってなるかもしれませんね。
以前レポートもしてますが、レヴォーグはグレード、パワートレーンで印象かなり変わるので色々楽しんで乗り比べて、お気に入りを見つけて欲しいクルマです♪
何か取り留めなくてごめんなさい。
そんな大好きなレヴォーグ、試乗終わって自宅に戻ってから洗車しました。
レヴォーグ感謝を込めて洗車しました😂
N-ONEとのコンビも見納め。しかし寒い🌬 pic.twitter.com/oJWy9ltIE7
— UU (@WCLBlogAuthor) March 28, 2020
最後の洗車
ヘッドライト前の棚は汚れ溜まります
以前所有してた、初期型N-ONEの時もしたんですが、最後に自分で洗車しました。
3月末でもうすぐ4月なのに都心や各地域でも積雪を観測するほど列島が寒い一日。
新潟は幸い降雪はなかったですが、とても寒かったです。
一瞬「洗うのやめよかな」って思ってしまったけど、やっぱり洗車しました。
かっこいいクルマは汚れがたまるポイントも多いですね。
サイドシルの張り出しとエグレ方とか凄いんです。
ここも好きだったなー。
リアのウェストスポイラーと合わせて。
汚れやすいけど、そういう部分も含めて好きなんですよね。
色々試乗してこれだ!って思って購入してるからなのか、物への感情移入が凄いのか、やたら寂しい。
洗車しながら心の中で語りかけます。
「あーマジか、明日からもうお前さん家におらんのか?」
自分で乗り換え決意しといてから、良く言えたもんです。
レヴォーグ感謝を込めて洗車しました😂
N-ONEとのコンビも見納め。しかし寒い🌬 pic.twitter.com/oJWy9ltIE7
— UU (@WCLBlogAuthor) March 28, 2020
寒さと水の冷たさで手の感覚無くなりながら洗車終了。
喜んでくれたかな。
近くで見ると知らないうちに薄いキズ入ってたりしました。
このポーズは何?
洗車後、家に居た下の子と少し記念撮影。
レヴォーグと、N-ONE RSの並びも見納め。
私が「レヴォーグ明日でいなくなるよ」って言うとクルマに無頓着な娘も少し寂しそうな顔。
そして
娘 「○○ね、レヴォーグには感謝してるんだ」
私 「そうなの?なんで?」
娘 「皆を安全に運んでくれたから」
そんな事考えてるんだ、と言うかこんな事言えるんだw
四月から小学生になる娘の成長も感じた瞬間。
寂しさと嬉しさが込み上げる複雑な感情でした。
この後は娘に連れ出され一緒に遊んで終了。
女の子って切り替え早い。
レヴォーグを買取業者まで持ち込み
20.3.29、レヴォーグとお別れの日
近くのガソリンスタンドでノーマルタイヤに交換。
スタッドレスは全然履いてないので、中古パーツ屋にでも売ってみるつもり。
オークション出したいけど、個人でタイヤを発送するのハードルちょっと高いので躊躇してます。
家族でレヴォーグとN-ONEに乗って買取業者さんへ向かいます。
レヴォーグの運転は奥さんに、私はN-ONEで。
走りは興味ないけど、視界性能や運転のし易さは気に入ってくれてました。
買取業者に到着、必要書類を一通り渡して担当さんの代わりに対応してくれた店長さんとレヴォーグを確認。
忘れ物等ないか車検証の場所を伝えて終了。
いよいよお別れ。
最後にスマートキーを渡します。
最後にスタッフさんに記念撮影をお願いしました。
大切にしてくれるオーナーに出会えますように。
いままで本当にありがとう。
N-ONE乗って少しずつ遠ざかる時の寂しさったらなかったです(;_:)
その足でプジョーに向かいます。
店舗には2008、208、5008が展示。
5008は次期愛車の3008と同じGT Line BlueHDi特別仕様車。
アルタンスグレーが良いですね。
美しいシルバーです。
少しマットで塗装の膜厚もありそうな質感。
メッキパーツが溶け込んで、落着きのある仕上がり。
代車はこのクルマでした!
プジョー208の4AT、1.6ℓNAプリンスエンジン搭載モデル!
レヴォーグとお別れして、代車受け取って来ました!
208の1.6NAエンジン!
猫バス君と同じエンジンかな?w4AT引っ張るーw
これは、マニュアルシフト前提なのかな?出足めっちゃ唐突やし😂
面白い! pic.twitter.com/buhZFQHvyT— UU (@WCLBlogAuthor) March 29, 2020
ちょっと癖のある4AT(AL4というそうです)と加速力抜群の1.6NAエンジンで運転楽しいモデルです♪
納車まで暫くお借りしてレポートもさせて貰おうと思います。
以上、レヴォーグと過ごした最後の二日間の記録でした。
読んで頂きましてありがとうございました!
最後に
どうしても書いておきたいことが。
この記事を書き始めた2020.3.30にコメディアンの「志村けん」さんがコロナウィルスの肺炎により亡くなられたと発表がありました。
感染、入院された時から心配で心配で、でも復帰してくれると信じて。
本当に小さいころから見てきて、大人になった今でもバカ殿は録画して何回も子供たちと見てました。
残念で悲しくて。
新潟でもちょっとずつ患者が増えているので充分注意しながら生活しようと思います。
皆様もお気をつけて、出来る範囲の対策でかなり感染率は低減出来ます。
志村けんさんのご冥福をお祈り申し上げます。
バカ殿、ヒトミ婆さん、変なオジサン、ありがとう。
けんさん、ずっと自分と戦ってるかっこいい人でした。
信じたくない。
あー、この喪失感デカい。
コロナが憎い。