新型プジョー・308の全グレード見積もり紹介!と装備の違い(2022年発売モデル)
2022.4.21更新
どうもUUです!
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プジョーの新型308が国内で発売されました!
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この記事書いてから随分経ちましたが、コロナの影響もありつつ遂に発売です。
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308は世界的にも人気の高いCセグメントモデルとなり、欧州ではVW・ゴルフと肩を並べる存在。
ボディータイプはハッチバックとワゴンが用意されています。
ハッチバック (先代) | ワゴン (先代) | |
全長 | 4,420 (4,275) | 4,655 (4,600) |
全幅 | 1,850 (1,805) | 1,850 (1,805) |
全高 | 1,475 (1,470) | 1,485 (1,475) |
全幅の1,850㎜衝撃的なサイズアップ!w
とても立派なクルマになりました。
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先行情報ではハッチとワゴンは時間差で発売されるという情報もありましたが、同時でしたね。
308SWテックパックエディション 1.5ディーゼル+8AT試乗レポート2020.1.28更新2019マイナーチェンジモデル プジョー308SWに試乗させていただきました!試乗車は1.5ℓデ[…]
308はプジョーの中でも特に動的質感が高いモデルです。個人的には先代の途中から搭載されている1.5ℓのディーゼルエンジンが本当に素晴らしく、小排気量(2.0ℓまで)のディーゼルエンジンではメルセデスの2.0ℓディーゼルと肩を並べるものだと感じています。
今回は
■新型308グレード構成・価格
■新型308グレードやボディータイプでの装備の違い
■新型308全グレード(ハッチバック)の見積もり
という流れでお伝えします。
グレードは主に2つで、Allure(国内ではベース、本国では中間グレード)とGTという構成。
AllureとGTで装備差が大きいのでそこは気になりますね。GTを売りたい感じなんでしょうね。
では、見ていきましょう
■プジョー新型308グレード構成・価格
プジョー308には3つのパワートレーンが用意されています。
それぞれトランスミッションは8ATが搭載(PHEVは専用)
馬力PS | トルクNm | |
1.2ℓ3気筒ガソリンターボ | 130 | 230 |
1.5ℓ4気筒ディーゼルターボ | 130 | 300 |
1.6ガソリンターボ+ 1モーター プラグインハイブリッド | システム:225 エンジン:180 モーター:110 | システム:360 エンジン:250 モーター:320 |
さすがパワーオブチョイスを謳うプジョーならではのラインナップですね。PHEVは508でも採用されているシステムと同じ物が導入されました。
システム出力が1つ低い180PSバージョンが導入されるかな?と思っていましたが、予想はハズレ。
プジョー新型308ハッチバック グレード・価格
今回の見積もりはハッチバックの全グレードで作成
308 Allure
1.2ガソリンターボ+8AT
¥3,053,000
308Allure BlueHDi
1.5ディーゼルターボ+8AT
¥3,277,000
308GT BlueHDi
1.5ディーゼルターボ+8AT
¥3,969,000
308GT HYBRID
1.6ガソリンターボPHEV+8AT(PHEV専用)
¥4,906,000
先代からなかなかの値上がり具合ですね。ハッチで先代のSW(ワゴン)のスタート価格とほぼ同じ。
1.2ℓ3気筒のガソリンターボはAllureのみ、ディーゼルは両方で選べる、PHEVはGTのみでセレクト可能。
プジョー新型308SW(ワゴン) グレード・価格
続いてワゴンです。
308SW Allure
1.2ガソリンターボ+8AT
¥3,253,000
308SW Allure BlueHDi
1.5ディーゼルターボ+8AT
¥3,477,000
308SW GT BlueHDi
1.5ディーゼルターボ+8AT
¥4,369,000
308SW GT HYBRID
1.6ガソリンターボPHEV+8AT(PHEV専用)
¥5,306,000
おぉぉー、スタート価格はある程度抑えられているとはいえ、PHEVの530万円は凄いですね…
価格を一覧にしてみます。
グレード/ ボディータイプ | ハッチバック | SW |
308Allure | ¥3,053,000 | ¥3,253,000 |
308Allure BlueHDi | ¥3,277,000 | ¥3,477,000 |
308 GT BlueHDi | ¥3,969,000 | ¥4,369,000 |
308 GT HYBRID | ¥4,906,000 | ¥5,306,000 |
Allure:ハッチバック→SW 20万円プラス
GT:ハッチバック→SW 40万円プラス
1.2ガソリン→1.5ディーゼル 224,000円プラス
Allureディーゼル→GTディーゼル 692,000円プラス
GTディーゼル→GT PHEV 937,000円プラス
ディーゼルからPHEVになる事で約100万円の値上がりはインパクトありますね(^_^;)
AllureとGTの価格差が約70万円なのもなかなか…
続いてグレード間の装備の違いを確認しましょう。
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■新型308グレードやボディータイプでの装備の違い
HPに記載されている装備内容をまとめました。各項目毎に見ていきます。
GTから採用される装備を青文字
SW専用の装備を赤文字
で表示しています。
新型308セーフティ/セキュリティ(安全)装備
・6エアバッグ(フロント/フロントサイド/カーテン)
・アンチロックブレーキシステム(EBD電子制御制動力分配機能付)
・ブレーキアシスト
・ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)
・フロントシートベルトプリテンショナー/フォースリミッター
・リアシートベルトプリテンショナー/フォースリミッター(後席左右)
・チャイルドシートISOFIXアンカー(後席左右)
・チャイルドセーフティスイッチ
・助手席エアバッグキャンセルスイッチ
・タイヤ空気圧警告灯
・エレクトリックパーキングブレーキ/ヒルスタートアシスタンス
・フロント&バックソナー/ワイドバックアイカメラ
・360°ビジョン(フロント&サイドカメラ付)
・アクティブセーフティブレーキ(被害軽減ブレーキ)/ディスタンスアラート
・ポストコリジョンセーフティブレーキ
・アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)/スピードリミッター
・レーンポジショニングアシスト/レーンキープアシスト
・ブラインドスポットモニターシステム(ロングレンジ)
・リアトラフィックアラート
・トラフィックサインインフォメーション
・ドライバーアテンションアラート
安全装備はAllureから充実していますが、360°ビジョンと車線中央維持機能のレーンキープアシストがGT~となっています。
最近のクルマであればレーンキープアシストは欲しいですね。
続いて外装の装備を見ていきます。
新型308エクステリア(外装)装備
ここからグレード間の差別化がさらに進みます。
・LEDヘッドライト
・LEDデイタイムランニングライト
・インテリジェントハイビーム
・マトリックスLEDヘッドライト
・スポーティフロントグリル
・オートヘッドライト/雨滴感知式オートワイパー
・フロント&サイドスカート
・フロントフェンダーライオンエンブレム
・スーパーティンテッドガラス(リアサイド・リア)/ラミネーテッドフロントサイドウィンド
・リアLED コンビネーションランプ(3D)
・リアアンダークロームデコレーション
・17インチアロイホイール→18インチアロイホイール
・パノラミックサンルーフ(電動メッシュシェード付)※GT
・ハンズフリー電動テールゲート※GT
・ルーフレール※GT
プジョーのクルマとしては初めて・マトリックスLEDヘッドライト(ALH)が初採用されました。20個のLEDを配光制御します。
GT Allure https://www.netcarshow.com/ |
AllureとGTでヘッドライトの意匠も変わってきます。キバポジランプ下の黒い樹脂パーツもGTではピアノブラックでAllureでは無塗装素地ですね。
GTグレードはSWの場合
・パノラミックサンルーフ(電動メッシュシェード付)※GT
・ハンズフリー電動テールゲート※GT
・ルーフレール※GT
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が装備されます。車両価格がSWはAllureからGTになる事で40万円アップしますが、上記装備で20万円という内容になりますね。妥当な価格ではないでしょうか。
新型308インテリア(内装)装備
今回の308で一番大きなトピックは内装にあり、装備の差別化もインフォティメント・質感が中心です。基本的な内装のデザインは同じですね。
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まだ実車を拝見したことが無いので、内外装の質感やデザインがどのように感じるのか本当に楽しみです♪
・左右独立調整式オートエアコン(リアエアアウトレット付)
・10インチデジタルヘッドアップインストルメントパネル
・プロキシミティスマートキー/エンジンスタートボタン
・革巻小径スポーツステアリングホイール(メッキ加飾・GTエンブレム)/パドルシフト
・ステアリングヒーター※プジョー初?
・テップレザー/ファブリックシート→アルカンタラシート
・運転席パワーシート(メモリー付)/フロントマルチポイントランバーサポート
・フロントシートヒーター
・ドライブモードセレクター(スポーツ/ノーマル/エコ)
・HYBRID ドライブモードセレクター(エレクトリック/ハイブリッド/スポーツ)※PHEVのみ
・自動防眩式ルームミラー(フレームレス)
・LEDシーリングランプ/マップランプ/照明付バニティミラー(運転席/助手席)
・インテリアアンビエンスランプ(インパネ・ドア)
・アシストグリップ
・ブラックルーフライニング
・アルミペダル/フロントドアステップガード/フロアマット
・フロントフットウェルランプ
・USBポート(前席2、後席2)/12V電源ソケット
・エアクオリティシステム/クリーンキャビン
・6:4分割可倒式リアシート→4:2:4分割可倒式リアシート
・パンク修理キット
・PEUGEOT i-Connect:10インチタッチスクリーン※プジョー初(FM・AMラジオ、USB、Bluetooth)/i-toggle/コネクテッドナビゲーション/ボイスコントロール
・PEUGEOT ミラースクリーン(Apple CarPlay/Android Auto)
・6スピーカー
・eリモートコントロール/e-Saveファンクション※PHEVのみ
・普通充電ケーブル 3kW 200V 15A/7.4kWオンボードチャージャー※PHEVのみ
内装の装備や装備差はこのようになります。
Allureにはシートヒーターが無い、GTとの差別化が
さすがにAllureとGTの価格差が約70万円あるだけあって内装での装備の差は大きいですね。
Allureはテップレザー×ファブリックのマニュアルシート(シートヒーター付かない)
GTはテップレザー×アルカンターラ、運転席パワーシート(マッサージ機能付)、フロントシートヒーターが付いてきます。さらにステアリングヒーターまで付いてくる。
ステアリングヒーターはおそらくプジョーでは初採用?のはず。
新型プジョー308のGTグレード10インチ液晶メーターは地図表記に対応してるみたいですが、案内の精度やグラフィックが気になりますね😎
GTじゃないとシートヒーターも付かないのはちょっと寂しい。しかしGTにはマッサージまで付いてて、差別化が凄いw
先代からの値上げ感を少なくするためかな🤔 pic.twitter.com/zyYwrACwz9— UU (@WCLBlogAuthor) April 20, 2022
インテリアアンビエンスランプ
アンビエンスランプはAllureでも装備されていますが、HPを見る限りインパネのみが光るようです。
GTになるとドアにも付いてくるみたいですね。ここは実際見てみないと分かりませんが、画像をわざわざそのようにしてあるので間違いないでしょう。
Allure GT https://www.peugeot.co.jp/ |
細かい質感も結構違いそうなので、ここも質感の累積の凄みと、仏車ならではのシンプル加減の良さをどう感じるのか。
早く両グレードを拝見したいですね。
10インチセンターモニター、10インチ液晶メーター採用
今回注目の装備としてはプジョーのモデルで初めて、本国と同様の10インチセンターモニターが採用された事です。
メーターの地図表記はGTから https://www.netcarshow.com/ |
現行508デビュー時に採用があるか?と期待しましたが採用は無く、この308から採用されました。
液晶メーターは先代の末期モデルで採用されていますが、GTのメーターには地図表記も出来るそうです。プジョーにも遂にメーター地図表記が採用ですね。時代は流れてますね
従来なら508から先進装備を採用する流れが多かったですが、ここでも新型308への意欲と力の入れようが分かりますね。
グラフィックは資料を拝見した限りでは本国と同じようなデザインとは行かない?ような印象でした(;^_^A
ここも実際拝見するのが楽しみな部分です。
SW(ワゴン)は4:2:4分割可倒
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ハッチバックは6:4分割可倒ですが、SWになると4:2:4分割可倒に。
4:2:4分割可倒は508SWでも採用されていませんね。これは凄い。
先代からラゲッジ容量はわずかですが減っています。
()内先代容量
内燃 | PHEV | |
ハッチバック | 412(420) | 361 |
SW | 608(610) | 548 |
ボディーサイズもかなり拡大しているのですが、それでも減っているのは拡大分の空間をデザインに振っているからだと思われます。
508もデザインの抑揚が凄い分、室内空間はサイズの割に広くはありません。
装備関係はこれ位にして見積もりを見ていきましょう。
■プジョー新型308 全グレード(ハッチバック)の見積もり
冒頭でも書いていますが、見積もりはハッチバックの全グレードで作成頂いてます。
ボディーカラーはハッチバック専用の「オリビングリーン」ですね。SWではこのオリビングリーンが無い代わりに、「アバタ―ブルー」が選択可能です。
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緑のクルマかなり気になってるんですが、個人的にはちょっと明るすぎたかな?と言うのが動画等拝見していての印象です。実際はどうかなぁ?
グレード/ ボディータイプ | ハッチバック | SW |
308Allure | ¥3,053,000 | ¥3,253,000 |
308Allure BlueHDi | ¥3,277,000 | ¥3,477,000 |
308 GT BlueHDi | ¥3,969,000 | ¥4,369,000 |
308 GT HYBRID | ¥4,906,000 | ¥5,306,000 |
新型308 Allure 見積もり
まずはAllureの見積もりですね。
1.2ガソリンターボモデルで、車両価格は¥3,053,000(SW¥3,253,000)
安全装備等は充実していますが、GTとの差別化か低価格の為か快適装備が少し物足りない感じではあります。
ボディーカラーはパールホワイト¥82,500、エリクサーレッド¥82,500、オリビングリーン(SW:アバタ―ブルー)の3色しか選択肢がありません。
支払総額¥3,592,740!
最安のプジョー308は約360万円位からが実際の支払額となってきそうです。
なかなかのスタートプライスではなかろうか…
税金関係や諸費用で¥249,230
ディーラーオプションは
フロアマット¥14,960(良心的な価格ですね。GTはフロアマット標準)
ETC¥28,270
前後録画ドライブレコーダー¥88,880
となっています。
あと必要なのはボディー・下部コーティングでしょうか。
新潟だとここにスタッドレスも必要になってきますので、プラス20万円位かかりそう。
SWになると更に20万円追加と言う事になりますね。
新型308 Allure BlueHDi 見積もり
車両本体価格は¥3,277,000
ガソリンAllureとの車両価格差は¥224,000です。
支払総額¥3,761,020!
4月納車計算になっていますが、実際の納車は7月位?からになりそうとのこと。
ディーゼルの恩恵は何時まで続くのか。
諸費用は税金関係の免除で¥184,710
約6万円程諸費用が低くなります。
ディーラーオプションは先ほど同じ内容です。
新型308 GT BlueHDi 見積もり
GTになると車両本体価格は一気に約70万円上がって¥3,969,000(SW¥4,369,000)
GTになると選べるボディーカラーにペルラネラブラック¥60,500、ヴァーティゴブルー¥82,500が追加されます。
支払総額¥4,438,060!
結構な価格になってまいりました。
Cセグ?と呼ぶには広すぎる全幅1,850㎜になったので車格レスなクルマはありますが。
新型308は従来の仏車の魅力(柔和なデザイン、コスパの良さ、全体的にどこかクラシカル)な部分から脱却するという強いメッセージを感じます。
ディーラーオプションはGTからフロアマットが標準装備されます。
あとは同じです。
諸費用はAllureのディーゼルと同じく¥184,710
最後の見積もり行きましょう。
新型308 GT HYBRID(PHEV) 見積もり
車両本体価格¥4,906,000(SW¥5,306,000)
GTのディーゼルからさらに約100万円アップします。
完全に上位モデルの508とラップしてきます。
508と308で悩まれる方も出てきそうですね。
あと、ハッチバックでPHEVが搭載されているのは308位?なのでそこは強みかもしれません。
ハッチバックに500万円…っていうのが個人的な感覚ではありますがw
支払総額¥5,361,310!
プジョー308が500万円を突破しました。
ディーラーオプションはGTディーゼルと同じです。
諸費用はディーゼルより低くなっていますが、リサイクル料金が出ておらず反映されていないためです。
実際は同等かもう少し高くなりそうですね。
見積り紹介以上です!
また実車を拝見出来ましたら、レポートしたいと思います。
高くなりましたが、素晴らしいデザインと広くなった全幅で孤高の存在になりそうなモデルじゃないですか?
特にハッチバックで1,850なんて全幅はなかなかないので、プレミアムハッチバックみたいな認知になるかもしれませんね。
私はワゴンが好きですが、新型308はハッチバックが気になります。
皆様はいかがでしょうか?