プジョー308 GT ブルーナッパエディション展示車レビュー GT・アリュールと比較付

プジョー308 GT ブルーナッパエディション展示車レビュー GT・Allureと比較付

2024.12.20公開

どうもUUです

 

先日408と2008の試乗をさせてもらいにプジョーにお邪魔したんですが、その時に308の特別仕様車「308 GT BlueHDi Blue Nappa Edition」が置いてあったので簡単にレポートしたいと思います。(408・2008の試乗レポートもします)

合わせてGT・アリュールの取材もさせて貰っているので合わせて紹介しますので、新車・中古含めて検討中の方の参考になれば幸いです。

 

先代から現行にモデルチェンジして一気に高級車感が上がった308ですが、このブルーナッパエディションは際立ってますね。

ドイツ御三家のCセグメントよりも質感・デザイン性としては高い位の印象で、208・308でB・Cセグメントを取りに来ているなと感じます。

プジョー308 概要

308のハッチバックには3つのパワートレーンが設定されています。

●1.6ターボ+モーター+8AT PHEV

●1.5ℓディーゼルターボ+8AT

●1.2ℓガソリンターボ+8AT

私は1.5D、1.2Gに試乗させて貰いましたが、現行は1.2Gの走りが好みです。

Cセグらしい走りの軽快感、良いクルマらしい重厚感のバランス、乗り味の濃さがあると感じています。

細かい装備差等については以前書いた記事がありますのでこちらも良かったら。

デビュー当時のなので若干違う部分もあるかもしれません。

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2023.12月段階でのグレード構成・価格

308 GT HYBRID
プラグインハイブリッド e-EAT8 ¥5,331,000

308 GT BlueHDi Blue Nappa Edition
1.5L BlueHDiディーゼルターボエンジン EAT8 ¥4,721,500

308 GT BlueHDi
1.5L BlueHDiディーゼルターボエンジン EAT8 ¥4,271,000

308 GT PureTech Edition
1.2L PureTechガソリンターボエンジン EAT8 ¥4,180,000

308 Allure
1.2L PureTechガソリンターボエンジン EAT8 ¥3,398,000

しかし、高くなりましたね…

 

今回のブルーナッパですと500万円位からの乗り出し。先代からは大体100万円位アップしてます。

クルマの機能や質感もかなり上がったので仕方ないと言えば、そうかもしれません。

これでリセールも付いて来れば良いかなとも思うんですが、この豪華な内装分はあと2・3年して買い取り検討してもノーカンでしょう?

今のプジョー中古車価格を見ると、多分アリュールの買い取り価格と2~30万円プラス位にしかならないんじゃないかと思っちゃいます。(あくまで個人的見解です)

 

プジョー308ボディーサイズ・パワートレーン

ハッチバック
(先代)
ワゴン
(先代)
全長4,420
(4,275)
4,655
(4,600)
全幅1,850
(1,805)
1,850
(1,805)
全高1,475
(1,470)
1,485
(1,475)
馬力PSトルクNm
1.2ℓ3気筒ガソリンターボ130230
1.5ℓ4気筒ディーゼルターボ130300
1.6ガソリンターボ+
1モーター
プラグインハイブリッド
システム:225
エンジン:180
モーター:110
システム:360
エンジン:250
モーター:320

308のブルーナッパを見ていく

308は現行モデルになって全幅が1805㎜→1855㎜と50ミリも拡大しました。

それにより車格が大きく上がった印象が強くなりました。というかそれをメーカーも狙っていると思います。

その中でこのブルーナッパエディションはその権化と言いますか、実物見るとトータルで物凄く雰囲気のあるクルマに仕上がっているんです。

 

もともと外装の質感は素晴らしいですが、さらにパノラマルーフが設定され、2トンの見た目になります。

Cセグメントでパノラマルーフも珍しく、さすが仏車という感じですね。

これもラグジュアリーさの演出にかってます。

 

パノラマルーフはもともとハッチバックには設定がなかったので特別感もあります。

 

それに加えて大きな特別感とラグジュアリー感を演出するブルーナッパレザーを採用したシート。

ブルー・グリーン・グレーの3色が混じったような独特な色味のナッパレザーに密度感のあるステッチが施されます。

そのステッチもブルー・イエローの2色が使用されて、洗練されたオシャレ感と先進感を感じさせるものになっています。まじでお洒落だわぁ。

 

このグレードにはもう1色、アルタンスグレーの設定があるんですが、本当はそっちの方が一応特別感があります。

アルタンスグレー自体は以前から採用のあるシルバーカラーなので国内向けの現行308には初めて採用されたというだけですが。

 

アルタンスグレーの3008

個人的にはアルタンスグレーよりも今回のホワイトカラーがよりお洒落な気がしました。

内外装の色味の組み合わせも含めて拘りたいのが仏車かなと思っています。

 

あとはハッチバックにSW専用のアバタ―ブルーでも良かったかなぁと思います。

 

ブルーナッパ(ナッパレザー)

GT(合皮・スエード調ファブリック・メッシュファブリック)

Allure(合皮・ファブリック)

唐突に比較してますが、

個人的にはファブリックシートが好きなのでアリュールが良いなと思いますね。

今のブランドの流れですと今後レザー系?(合皮)が増えそうです。

シートの着座感としてはブルーナッパシートが硬めです。どれ位で馴染んでくるんでしょうね。

508のナッパレザーシートは座面のサイドサポートに早い段階からシワがよる傾向でしたので、ブルーナッパも気を付けた方が良いかもしれません。

 

しかし良い色味です。エイジングでどんな変化があるのか。

運転席にはマッサージ機能も付いている優れものです。

マッサージ機能はセンターモニターで起動できたと思います。3008や508ではシートサイドに起動ボタンがあって、そのあと画面で動きのパターンが選べた記憶です。

 

新しいプジョーのエンブレムがエンボス加工してあります。いちいちお洒落w

 

ブルーナッパレザーからのパノラマルーフ。

ブルーナッパ仕様はこの308で国内初採用かもしれません。

408のファーストエディションはブラックレザーでした。

 

座面先端は体格に合わせて伸ばすことができます。

私も3008乗ってる時に一度使いましたが、ちょっと振動を拾いやすくなるのですぐ使うの止めました。

 

乗り込むたびにこの景色が待っているのはテンション上がります。

ほんとパッと見の雰囲気は508を凌ぐものがあるなと感じました。

 

勿論508もすごく良いのですが、ブルーナッパのエモさが相当強い印象。

しかし、508や3008の少し前の世代の内装の方が樹脂パーツの黒さが濃いので独特な高級感があるのも確かなんです。

 

308でもコンソールサイドにステッチ付き合皮が設定されるなど、個人的にはこういう配慮だよなっていうポイントが巧すぎる。

 

ドアの質感についてはブルーナッパもベースとなるGTと同じです。

ドアの開閉フィールがまた良いんです。全幅増やした分をドアの厚みに持っていってるんじゃないかと思う位に閉めた時の密度感が高いです。

ドン・バフと閉まった後、シンとした車内の静粛性はDセグに迫る世界観があります。

 

こちらはAllure。柔らかいファブリックが目を引きます。

グリップは合皮処理がありませんが、アームレスト部にはしっかりとステッチが施されています。

インナードアハンドルは何時から使ってるんだよ?という位にずっと一緒(笑)

 

プジョー308ハッチバックは後席 狭い!?

後席も勿論ブルーナッパ。

308のハッチバックは175の私だと後席が狭いんですよね…

子供たちが独立したらこの狭さでも良いかなと思うんですが、

 

理由としては立派なフロントシートによる圧迫感かもしれません。

膝前空間はそれなりにあるんです。175センチの私のドラポジでこれ位。

308の場合は妙に狭く感じます。ここは唯一惜しいポイントかなと思います。

 

アリュールで膝前チェックした画像はもっと狭いですね(笑)多分シート合わせてないんだと思いますが、これ位になる可能性もあるか?
取材時期がかなり前なので私も少し記憶が怪しいです。オーナーの方、Xで広さ加減教えて頂けると嬉しいです。

 

こちらがステーションワゴンのSW。これだと許容範囲です。

これで他社ライバルのCセグハッチと同等の広さかなという感じ。

MAZDA3がこれ位という印象で、ホンダ・シビックであればもう少し広いです。

 

後席のアームレストはしっかりと装備されています。

後席のシートステッチも全く手抜き感はありません。

このブルーグレーの色味は日産のアリアと近いかもしれません。

 

日産・アリア

 

 

しかし立派なフロントシートです。

3008の大きな満足ポイントとしてこのフロントシートがありました。

とにかく疲れ辛いです。長距離運転してお尻がだるくならないのには感動しました。

あとは後席の乗り心地の良さですね。交差点等やコーナリングでも左右への頭の振られ感、体制が横Gで崩れにくいという特徴があります。

 

308をファミリーで検討されている方は是非後席の居住性もじっくりチェックしてみて下さい。

国産車とはまた違った世界観や、クルマ自体の造り込みの高さが垣間見えるかもしれません。

 

 

個人的にはやっぱりSWが気になります。

リアのウェストスポイラーが刃物のようにエッジが効いていますね。手が切れそうだぜ!(すみません)

 

今回はこれ位にします。

308のグレード選びで悩んでいる方の参考になる事を願って。

 

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先代SWディーゼルの試乗記です。

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