新型 スバル フォレスター 概要編!
2018.8.1更新
2018年フルモデルチェンジ A型
今回のフォレスターはSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)採用の第3弾ということでインプレッサ、XVに継いでフルモデルチェンジがされました。
スバルの車をレビューするのは今回が初なのでこのSGPにも少し触れていこうと思っています。
ではフォレスターの概要を確認します。
スバル フォレスターってどんなクルマ?
スバル・フォレスターは初代が1997年に発売になり、先代の4代目から先日フルモデルチェンジを受けて現行で5代目になります。
現行インプレッサから採用の始まったSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)シリーズの第3弾です。
もともとスバルの乗用車はベースとなるインプレッサのプラットフォームを使用して作られていました。
今回そのプラットフォームを全面刷新してインプレッサから採用し、XV、そして今回のフォレスターのフルモデルチェンジとなっています。
このSGPの効果により車体剛性、静粛性が改善され、動的質感が大きく改良されています。
このSGPが採用されたインプレッサスポーツに試乗したとき、ステアリングの切れに対する追従性や車体剛性アップによる乗り心地の良さに驚きました。
正直、現在所有しているスバル・レヴォーグより剛性感・静粛性に関しては明らかに優れていると感じました。
そのSGP採用のフォレスターなので期待は高まりますね!
まずはスバル・フォレスターのスペックを見ていきます。
スバル フォレスター スペック一覧
ガソリンとハイブリッドで分けます
2.5ℓ直噴NAエンジン ガソリン(WLTCモードの燃費値は代表値で記入)
ガソリンのエンジンスペックは一般的な2.5ℓエンジンのものですね。
試乗で確認しましたが、このエンジンとリニアトロニックの相性は結構良かったですよ。
2.0ℓ直噴NAエンジン+モーター ハイブリッド(WLTCモードの燃費値は代表値で記入)
ハイブリッドのモーターは出力控えめですね。
それなのに、車重がガソリン車よりも約100㎏重くなります。
これは発進加速とか大丈夫でしょうか?
試乗して確認したいですね!
ではスバル・フォレスターのグレードを確認します
スバル フォレスター グレード 一覧 と 良いなと思う標準装備を紹介
2.5ℓNAエンジンモデルと2.0ℓハイブリッドモデルがあります。
2.5ℓ直噴NAエンジン モデル
トランスミッション:リニアトロニック(ステップ制御付きCVT)
2.5ℓ直噴NAエンジン | ||
グレード | 駆動方式 | 価格(税込表示) |
Touring | 4WD | ¥2,808,000 |
X-BREAK | 4WD | ¥2,916,000 |
Premium | 4WD | ¥3,024,000 |
2.0ℓ直噴NAエンジン+モーター ハイブリッドモデル(e-BOXER)
トランスミッション:リニアトロニック(ステップ制御付きCVT)
2.0ℓ直噴NAエンジン+モーター | ||
グレード | 駆動方式 | 価格(税込表示) |
Advance | 4WD | ¥3,099,600 |
気になる標準装備関連ですが、安全装備としては、アイサイトはレヴォーグやS4に採用されたツーリングアシスト機能が標準です。
先日、もうすぐ発売のホンダ・CR-Vも豊富な標準装備がありますというお話をしましたが、このフォレスターはさらにすごいことになっていますww
CR-Vの記事がこちら※別ウィンドウで開きます
フォレスターのコストパフォーマンスすごいですよ!
その中で私が気になる標準装備を一覧にしてみました。
※その前にここで意外なのがTouringとX-BREAKはキーレスアクセス&プッシュスタートが標準ではない!ということです。
これは頂けません。
他の機能を標準にする前にまずこの機能を標準にするべきでは?と思います。
冒頭でも言いましたが、これがPremiumがお奨めな理由の1つです。
フォレスター 全タイプに 標準の良いなと思う装備 | |
ウェルカムライティング | 以前はメーカーオプション |
シートヒーター運転席+助手席 | PremiumとAdvanceは3段階温度調整機能付 通常はHIかLOWのみ |
シートヒーター後席左右 | 2段階温度調整、これが標準とは・・・ |
ステアリングヒーター | 冬に嬉しい、これが標準もなかなかすごい |
X-BREAKのみの装備 | |
LEDリヤゲートランプ | これは他のグレードでも欲しい |
撥水カーゴフロアボード(ラゲッジスムーザー機能付) | アクティブなユーザー向け |
Premium以上で標準になる 良いなと思う装備 | |
運転席、助手席8ウェイパワーシート | ありがたい |
アクセスキー対応運転席シートポジションメモリー機能 /ドアミラーメモリー&オート格納機能 | シートメモリー機能がファブリックシートでも付いてくるのは嬉しい |
アイサイトセイフティプラス(運転支援)として、 ・スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム) ・アダプティブドライビングビーム | CR-Vでもこれと類似機能は標準です。 |
Advanceのみの装備 | |
運転席シート自動後退機能 | 運転席に乗り込みやすくなります。着座すると記憶させたポジションに移動します。 |
ドライバーモニタリングシステム | ※1 後で詳しく紹介します |
フロントベンチレーテッドディスクブレーキ 17インチ | 車重がガソリンと比べて約100㎏重くなりますから、制動力上げないとダメなんでしょう。 |
以上の内容から、お得なグレードはAdvanceなのかなぁという印象ですね。
その理由としては装備充実のPremiumにはない機能がついていて、燃費も向上し金額は約7万円の上昇で抑えられています。
Advanceはまだ店頭で見ることは出来ませんが、注文は受付しています。
しかし、スバル買う人なら実際乗ってから買いたい人が多いと思います。
2018/9月中旬からだったと思いますが、各ディーラーでも見ることが出来るそうです。
これはAdvanceに注文が集中しないためのメーカーの作戦でしょうか?
今回試乗した際の営業さんの情報では、モーターのトルクを発進時の加速に振ってあるので、とても力強い加速になっている。
エンジンと、モーターの切り替え等も以前とは比較にならないほど良くなっているので、街乗りメインの方にはお奨めできるということでした。
上の装備表で※1をつけた ドライバーモニタリングシステム が新しい機能のようなので紹介したいと思います。
ドライバーモニタリングシステム
メーカーHPより
ドライバーがクルマに乗り込むと、インパネセンターバイザーに内蔵されたカメラがドライバーの顔を認識。
安全運転を支援するだけでなく、おもてなしも提供する先進機能です。
・警報機能
走行中、一定時間以上目を閉じていたり、顔の向きを前方から大きく外したりするなど、ドライバーに眠気や不注意があるとシステムが判断した場合、警報音や警告表示で注意を喚起。
クルマがドライバーを常に見守り、安全運転をサポートします。
・おもてなし機能
ドライバーが乗車すると、あらかじめ設定しておいたシートポジションやドアミラー角度を自動的に再現。
加えて、前回イグニッションOFFした際のマルチファンクションディスプレイ表示や、メーターディスプレイ表示、エアコン設定を再現するほか、登録したドライバーごとの平均燃費も表示します。
登録は最大5人まで行うことが可能。一人一人に合わせたおもてなしも提供します。
この機能があると夜間に一人で走行している時の万が一の時に助かりそうな機能ですよね。
もちろん、ドライバーが自己判断で休憩するのは前提ですが。
ではスバル・フォレスターのボディーカラーを見てみましょう
スバル フォレスター ボディーカラーラインナップ
ボディーカラーも少し変則的になっていまして、
Touring、Premium、Advanceは全9色展開になっています。
今回Premiumで多く撮影したのがこのアイスシルバー・メタリックです。
X-BREAKですが、ボディーカラーは4色展開です。
スバル・フォレスターで気になるのは新色のホライゾンブルー・パールですね。
ハイブリッドモデルのAdvanceのエクステリアとの見た目がとてもマッチングしているように見えるので、実車を見てみたいカラーです。
では続いてインテリアのカラーラインナップを確認します。
スバル・フォレスター インテリア カラーラインナップ
グレード: Touring
マテリアル: Touring用ファブリック + 合成皮革
カラー: ブラック
グレード: X-BREAK
マテリアル: 撥水ファブリック + 合成皮革(レッドオレンジステッチ)
カラー: ブラック + レッドオレンジ
グレード: Premium + Advance
マテリアル: ファブリック/トリコット + 合成皮革(シルバーステッチ)
カラー: ブラック
グレード: Premium + Advance
マテリアル: ブラックレザー + 合成皮革(シルバーステッチ)
カラー: ブラック
グレード: Advance
マテリアル: ブラウンレザー + 合成皮革(シルバーステッチ)
カラー: ブラウン
Advanceのみブラウンレザーがセレクトできます。
良いブラウンだと思います。
これはPremiumでも選べると良いんですけどね。
こうやってみるとAdvanceがやはり充実してるような気がします。
メーカーはAdvanceを1番売りたいんですかね?
スバル車の燃費が良くないイメージを、ハイブリッド車にお得感をつけて台数売って、変えたい狙いもあるかもしれませんね。
以上で概要編をおわります。
本編の方もチェックしてもらえると嬉しいです。