新型 フォレスター 後席・ラゲッジルームの使い勝手をレビュー!
2018.8.23更新
2018年フルモデルチェンジ A型
新型のスバル・フォレスターに試乗してきましたという話で、今回はPart4、インテリア後席・ラゲッジルームのレビューをしていきます。
ここでも前回から引き続きPremiumとX-BREAKで比較しつつレビューを進めていきます。
後席の質感、使い勝手はどうでしょうか?
前回までの記事がこちらです。※別ウィンドウで開きます。
新型【スバル フォレスター(FORESTER) 試乗 レビュー】Part1 エクステリア編 PremiumとX-BREAKを比較!どっちの見た目が好み?
新型【スバル フォレスター(FORESTER) 試乗 レビュー】Part2 動的質感編 リニアトロニックと新開発2.5ℓNA直噴エンジンの相性はいかに?
新型【スバル フォレスター(FORESTER) 試乗 レビュー】Part3 インテリア・前席編 インテリアの質感イイね!細かい所まで差別化されてる。
ここでも少し違いがありまして、紹介していきますので参考にしていただければ幸いです。
まずはスバル・フォレスターのスペックを見ていきます。
スバル フォレスター スペック一覧
2.5ℓ直噴NAエンジン ガソリン(WLTCモードの燃費値は代表値で記入)
では後席・ラゲッジルームのレビューをしていきましょう。
スバル フォレスター インテリア 後席・ラゲッジルーム レビュー
後席ドア
では後席ドアトリムから見ていきましょう。
まずはPremiumですが、デザインは前席と同じでフォレスターオリジナルのものですね。
質感は前席とほぼ同様ですが前席では上部ソフトパッドの部分がハードプラになっています。
アームレストはステッチ付の合皮で処理されていますし、ウィンドウスイッチには照明やメッキ処理も施されいて寂しい感じはありません。
次にX-BREAKです。
こちらも前席・Premium同等の質感を確保されています。
ファブリック部分はシートと同じ撥水仕様、X-BREAKのタグが付いていますね。
良いと思います。
乗り込む前に足元をみると広い面積にわたってステッププレートが設定されています。
これは使い勝手に配慮されたとても良い装備ですね!
子供達の乗り降りの際にも、傷つけられることに対して気を使う必要がないですね。
後席シート周辺
では後席に乗り込んでいきます。
広い後席足元空間ですね!
ビニール被っていたのが残念ですが、シートの表皮はフロントシート同様です。
少し滑る感じの材質なので気になる方もいらっしゃるかもしれません。
フロントシートは身長175センチの私のドライビングポジションに合わせてあります。
私はタイトめなドラポジが好みなので通常より後席が広くなりますが、参考にしてください。
それにしても広いですね。
特にフロントシートの下部がかなりスペースがありますのでここにスニーカーなども置いておけるくらいの高さ方向のスペースがあります。
フロントシートの下を覗くとこんな感じです。
これは展示車だからこうだという事ではないと思いますが、なかなかなスペースがあります。
着座した時も足先をもぐりこませるのが簡単なので、自然でリラックスできる姿勢が取りやすかったです。
こちらはX-BREAKのシートバックですがPremiumと同様ですね。
シートバックポケットが大きい物と2重になって小さいポケットが2つ用意されていますので使い勝手良さそうですね。
センターコンソール後端には、エアコンのベンチレーションが設定されており、後席シートヒーター、2.1AのUSBスロットと快適装備が充実しています。
ユーティリティーのレベル高いですね!
これは良いですよね。
エアベンチレーションもメッキで処理されていて質感にも配慮されています。
後席のシートバックはビニール被っていたのでこれしかありませんが、フロントシートと同様の質感ですね。
シートバックは1段リクライニングになっていました。
上画像の背もたれ左上にあるレバーを引くと、これくらいの段差でリクライニングできます。
参考にして頂ければと思います。
あとスバル車全般に言えることですが、シートバックが少し低いですね。
これは視界確保の面も考慮されていると思いますが、後席の快適さは少しスポイルされている印象ですね。
後席のドリンクホルダー付アームレストもばっちり装備されていました。
ミドルクラスのSUVには必須のアイテムではないかと思っています。
シートバックはX-BREAKの展示車もビニール被っていたので割愛します。
ではラゲッジルームに移ります。
ラゲッジルーム
パワーリヤゲートはメーカーオプションで装着可能です。
Premiumの場合は¥54,000。
X-BREAKはスマートキー・エンジンスタートスイッチ装備と他のオプション(運転席、助手席8ウェイパワーシート、アクセスキー対応運転席シートポジションメモリー機能 / ドアミラーメモリー&オート格納機能)と抱き合わせでメーカーオプション¥162,000で装備できます。
こちらは足を車の下に入れたら開錠出来るハンズフリーものではありません。
こちらはPremiumのラゲッジルームです。
ラゲッジ容量ですがこの通常状態で520ℓです。
ハイブリッドのAdvanceになりますと509ℓになります。
この容量差はバッテリーの関係でカーゴフロア下の収納の容量が違ってきます。
左がガソリン車、右がハイブリッド車です。
520ℓ容量自体はこのサイズのSUVであれば一般的な広さですね。
ホイールハウスの張り出しはありますが使い勝手は悪く無さそうです。
続いてX-BREAKです。
ここでの他のグレードとの違いは撥水カーゴフロアボード(ラゲッジスムーザー機能付)が装備されていること。
シーズンスポーツを楽しまれる方には重宝される良い装備ではないでしょうか。
撥水カーゴフロアボードをアップで撮ってみました。
通常のボードより耐久性も優れていそうですし、どのグレードにも付けてくれると嬉しいですが。
あとX-BREAK専用の標準装備としてLEDリヤゲートランプがありますがこちらは撮ってませんでした。
リアシートバックは6:4分割可倒式になっています。
倒すとこんな感じです。
相当広いですね!
これが背の高いSUVの魅力の一つですよね。
ユーティリティーの対応力のレベルが高いです。
ミニバンに次ぐファミリーカーとして人気の出ている理由の一つではないでしょうか。
倒したシートバックですが、横から見るとこんな感じです。
ほぼフラットですね。
車中泊2人くらいならいけるのではないでしょうか?
ラゲッジのユーティリティーに定評のあるスバルの業が効いてますね。
スバルの屋台骨であるフォレスターはユーティリティーでも底力ありますね。
スバル フォレスター 後席・ラゲッジルーム レビュー まとめ
フォレスターの後席・ラゲッジルームをPremiumとX-BREAKでの違いなど見ながら見てきましたがいかがでしたか。
後席足元の広さ・シートバックポケットの使い勝手・リアシートヒーター・エアベンチレーション・2.1AのUSB差し込み口。
などの快適装備が標準なのは嬉しい限りです。
それに加えて使い勝手の良さそうなシートレイアウトやフラットに倒れることなど魅力的なポイントが詰まった車であることは間違いないと思いました。
最初の売れ行きとしては大きな台数は出ていないようですが、この商品力であれば今後もコンスタントに推移していくのではないでしょうか。
残念なのは前期にはラインナップにあったXTのようなモアパワータイプが無いことです。
出来の良い2.5ℓNA、燃費と楽しい街乗りドライブを提供してくれそうなハイブリッド。
そこにスバルのターボを積んだモデルが来てくれるとユーザーの選ぶ楽しみと購買層も広がるのではないかと感じます。
9月中旬にはハイブリッドモデルであるAdvanceが見れるようですので、発売されたら乗ってまたブログでレビューしようと思います。
では最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
次回も読んで貰えると嬉しいです。