CX-8 XD Lパッケージのエクステリアレビュー!
以前から乗りたかったマツダCX-8。
やっと試乗できたのでレビューしていきます!
今回はマツダのフラッグシップSUVのCX-8のエクステリアのレビューをしていきます。
このCX-8、CX-5と見た目似ていますが、独自の魅力が色々詰まったモデルとなっていますので、ご紹介させてもらいます。
まずはスペックからどうぞ。
マツダ CX-8 スペック表
今回の試乗車はディーゼルエンジンモデルのAWDです。
2.2ℓディーゼル
このCX-8から2.2ℓディーゼルエンジンの出力や最大トルクが、改良により数値アップしています!
マツダ CX-8 のエクステリア レビューをしていきましょう
マツダ CX-8 エクステリア レビュー
まずはフロントから見ていきましょう。
フロント
CX-5とパーツを共有しているため基本的に見た目はCX-5と同じですが、グリルで変化を付けてあります。
CX-5はメッシュのスポーティーなグリルですが、CX-8はオーソドックスなルーバータイプのグリルが採用されていますね。
オーソドックスなルーバータイプ採用はCX-5との差別化はもちろん、落ち着いた雰囲気の演出によりファミリー層をターゲットにしていることを表していると思います。
正直SUVのフラッグシップなのでCX-5とは違うアピールがもっと欲しい所です。CX-9のシャシーを採用しているのに、
CX-5のストレッチだと勘違いされるのはメーカーとしてもユーザーとしてもメリットが少ないように感じます。
とはいいつつですが、いざ目の前にすると まぁかっこいいっすwww
CX-5のメッシュグリルですと少し穴が大きく見えすぎるので、ルーバータイプとすることでグリル内部が埋まり横広効果も出てとても似合っていると思います。
かっこいいですね。これは良いですよ。
LEDフォグライトはLパケで標準装備です。
斜めのセクションです。CX-5から次世代のデザイン文法が採用されています。
シグネチャーウィングと呼ばれるグリル下部を囲うメッキパーツが以前よりもさらに力強いデザインになりました。
ヘッドライト下部に回り込むことで、ヘッドライトユニットが薄くなりましたね。
これにより目が鋭くなり、シャープなイメージが強くなりました。
それまでは少し丸っこいヘッドライトでしたがさらに野性味を帯びた雰囲気を湛えています。
ヘッドライトは全車でLEDです。
この辺りもグレードで変に差をつけないところにメーカーの良心と割り切りを感じます。
好印象な部分ですよね。
ではサイドのセクションを見ていきます。
サイド
このサイドビューがCX-5と大きく変わっている点ですね。
長いです!!ww
全長で4,900㎜あります。
この全長はホンダのLサイズミニバン・オデッセイよりも70㎜長いです。大きいですね。
フロントドアパネルまではCX-5と共有で、リアドアパネルから完全にCX-8専用です。
ホイールベースがCX-5・2,700㎜に対して、CX-8が2,930㎜と約300㎜長いですね。
これにより3列目の居住性が確保されています。
それにしても、CX-5よりデザインとしてバランスよく感じるのは私だけでしょうか??
CX-5ももちろんかっこいいのですが、フロントノーズが長く見えるデザインを採用しているので若干ですがキャビンの長さとのバランスが悪く見えていました。
そして今回このCX-8が登場した時に、CX-5開発段階ですでにCX-8の計画があって(計画があったのはおそらく間違いないです)、デザインバランスはどちらかというと、このCX-8をメインにしてデザインされたのではないかと思ってしまうほどにフロントノーズとキャビンのバランスが良いです。
これはあくまで私の妄想ですのでご了承お願いします。
フェンダーのプレスラインがしっかりしていて、4輪の踏ん張り感も抜かりなく表現されていますね。
CX-5とデザイン文法は同じでも全長が違うとまた印象が変わりますよね。
面白いです。
CX-5と違うポイントとしてウィンドウのメッキモールが全周を囲うデザインになっています。
CX-5はウィンドウ下部のみのタイプでスピード感が表現されている印象です。
メッキモールが全周になる事で品のある感じになりますね。
サイドロアのメッキモールはLパケ専用の装備です。
ルーフレールはLパケは標準で、PROACTIVEにパワーリフトゲートとリアドアのサンシェードと抱き合わせでメーカーオプション(¥118,800)です。
このルーフレールはCX-8のデザインとしても、キャラクターとしても似合っているので付けたいなと思うパーツですね。
ルーフレール・・完全に飾りになりますがww
フロントサイドを見てみます。
19インチのホイールとタイヤが設定されています。
こちらはPROACTIVEから標準で付いていますがLパケのホイールは高輝度塗装が施してあり、さらに質感高くなっています。
ホイールのデザインは力強い10スポークのものでかっこいいですね。
マツダのデザインを見ていつも思いますが、トータルバランスが追求してありますよね。
見た目の統一感がほんとに良いです。
CX-5では19インチから17インチへのサイズダウンのメーカーオプションがあったと思いますが、CX-8では無いようです。
サイドロアのメッキモールですがこれが付くとさらに質感上がります。ボディーサイズがあるのでメッキメッキしませんね。
リアサイドを見ていきます。
ルーフのラインのリアにかけての処理と、リアガラスの傾斜などは3列目が設定されていると乗員スペース確保のためによりスクエアな形状になってしまい、スタイリッシュとはかけ離れていく傾向ですが、CX-8はそれとは無関係ですね。
ルーフのラインは割と水平に伸びていき3列目の頭上空間を意識していることを感じますが、リアハッチのガラスに傾斜が付いているおかげでスタイリッシュでのびやかなサイドビューを実現しています。
4,900㎜という長めの全長のおかげですね。
デザインにこだわるマツダならでは、ではないでしょうか。
ではリアセクションを見ていきましょう。
リア
リアの正面から見るとCX-5と共通の見た目ですね。
大きな違いとしてはリアのコンビネーションランプユニットをつなぐメッキパーツの採用です。
このメッキパーツはランプユニットにかぶるように取り付けされていて見た目も秀逸ですよね。
質感高いメッキパーツの採用でCX-5との最低限の差別化はされているのかなと思いますね。
こちらの試乗車はLパケですので、パワーバックドアが採用されています。
高級車の装備が付いていて良いですね。
かっこいいパパを演出してくれる車ではないかと思います。
惜しいのはマフラーフィニッシャーですね。
これもCX-5や他の車種と共通ですが、先日レビューしたアテンザと同じマフラーフィニッシャーを早く採用して欲しいです。
これを採用するだけでCX-5との差別化もさらに表現できると思います。
こちらがアテンザワゴンのエクステリアをレビューした記事です。
よろしければ合わせてご覧ください
こちらはアテンザの写真ですが、このフィニッシャーサイズもさることながら質感も高い物になっているので
SUVのフラッグシップであるCX-8にもいち早く採用して欲しいエクステリアアイテムの一つです。
マツダさん!!是非お願いします!
あと良いなと思ったのがリアのルーフスポイラーとボディーとのつながりのパーツです。
BMW X2 のエクステリアのレビューでも言いましたが、マツダもデザインに力を入れているだけあってここの形状こだわっていますね。
さすがにX2のようにグロス塗装はされていませんが、良いなと思えるポイントですね。
以上でエクステリアのレビューを終わります。
マツダ CX-8 エクステリア レビュー まとめ
CX-8のエクステリアをじっくりと見てきましたがいかかでしたか?
コスト的なことや、日本の道路事情にあわせてのCX-5とのパーツの共有のためだとは思いますが、SUVのフラッグシップとしてもう少し特別感のあるデザインの演出や提案が欲しいと思うのが正直なところです。
しかしCX-9のシャシーを使って全長を伸ばすことにより、CX-5よりも伸びやかでバランスの良い美しいサイドビューを手に入れています。
フロントはCX-5に対してグリルでのデザイン変更ですが、これも個人的には良いと感じる部分で、横広な視覚効果と塊感が強調されている様に感じています。
実際、目にするCX-8は堂々としていて存在感があり、とてもかっこよかったです。
気になっている方は是非一度じっくりとCX-5と見比べてみてもらいたいですね。
近いうちにCX-5もレビューするようにしたいと思います。
2.2ℓディーゼルエンジンの改良を受けてからのCX-5には乗れていないので、今回乗ったCX-8と比較もしてみたいです。
では今回から各まとめで
魅力に感じるポイントと、残念なポイントを箇条書きにしたいと思います。
魅力ポイント
・CX-5と比較して品のあるエクステリア
・全長が長いことにより、フロントノーズとキャビンとのデザインバランスがとても良い車に仕上がっている。
残念ポイント
・CX-5との差別化としてはやはり弱い。
・差別化が弱いことでCX-5の全長を伸ばしていると思われがち。実際はCX-9のシャシーを小さくしている。←この差は結構大きいと思います。
では最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
次回はいつもと構成変えまして先に動的質感をレビューしていこうと思います。
次も読んでもらえると嬉しいです。