マツダ CX-8 25S プロアクティブ 試乗レビュー!
インテリア・動的質感編 見積もりもアリ!
ついにマツダCX-8の2018年の年次改良 がきましたね!
先だってCX-5の年次改良があり当ブログでも特別仕様車のレビューをしました。
今回は2018年の年次改良を受け細かい改良と、2.5ℓNAガソリンエンジンと2.5ℓガソリンターボエンジンが追加発売されたマツダCX-8の試乗レビューをお届けします!
試乗させて頂いたのは2.5S PROACTIVE というグレードの6人乗りモデルです。
追加になった、2,500CCのNAエンジンのモデルでCX-8の今回の改良で1番気になっていたモデルです!
価格は6人乗り・7人乗りともに¥3,256,200となっています。
そーいえば、CX-8の2.5ガソリンはプロアクティブでした。
街乗りでは充分な加速感です😁
あと静粛性抜群です。これで完全にミニバンにとって変わるクルマになりましたねー。
ディーゼルだけだとユーザー選びますが、ガソリン追加は大きい。このクルマもすごく魅力的です。
— UU (@WCLBlogAuthor) 2018年12月8日
試乗車の CX-8 25S プロアクティブ ですが、メーカーオプションとして
・CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー¥32,400
・360°ビューモニター+フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)¥43,200
・ルーフレール+パワーリフトゲート¥108,000
が装備されたモデルになります。
ここでお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、CX-5ではPROACTIVEから標準装備のパワーリフトゲートはCX-8の場合Lパケから標準装備となります。
CX-8は私もかなり気になっているクルマなので、もちろん見積もりも頂いてきました!
CX-8の場合、エンジンの種類で装備も変わってくるのでそこも紹介していきます。
ではご覧頂きましょう。
マツダ CX-8 25S プロアクティブとL Packageの見積もり貰ってきた
25S PROACTIVE(プロアクティブ)
ではまず 25S PROACTIVE 6人乗り FFモデル の見積もりです。
総額で¥4,080,328!!
本格的3列シートSUVがこの価格はお値打ちではないでしょうか?
では選択したオプションを紹介していきます。
メーカーオプション
・マシングレープレミアムメタリック(特別塗装色)¥54,000
・CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー¥32,400
・360°ビューモニター+フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)¥43,200
ディーラーオプション
・アルパインリアシートモニター¥98,582←私のような子育て世帯の方は必須?ではないでしょうか。
・フロアマット(プレミアム)¥54,648
・ナビゲーション用SDカードPLUS¥48,600
・ETC車載器¥24,543
・ETCセットアップ¥2,700
・ボディーコーティング 3年保障タイプ¥54,515←1年に1回メンテナンスをしてくれます。
・防錆アンダーコーティング¥43,200←これは正直高いです(^_^;)
こんな感じで選択しました。
注意点
ディーゼルエンジンのXD PROACTIVE以上では
・CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー¥32,400
・360°ビューモニター+フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)¥43,200
は標準装備となっています。
ガソリンモデルの方が廉価盤として価格を下げる狙いが見て取れますね!
コーティング関係は営業さんのお奨めですww
実際コーティングやリアシートモニターはもっと安いものにするとか、そもそもしないなどの選択もあるので余裕で400万円を切れます!
最近のマツダはあまり値引きをしてくれないようですが、営業さんは頑張りますとおっしゃっていたので、少し期待したいところw
このグレードは価格的に他社ミニバンに近い価格帯なので、ミニバンユーザーにも響くクルマになってると思うんですよね!
また安全装備や快適装備なども、プロアクティブでも充実していますので全く問題ありません。
25S L Package (Lパケ)
続いて同じ 2.5ℓNAエンジンの 25S L Package 6人乗りモデル の見積もりです!
総額¥4,583,072!!
メーカーオプションはさらに
・BOSEサウンドシステム¥81,000を追加しています。
ディーラーオプションの内容は先ほどと同じです。
ボディーカラーがディープクリスタルブルーマイカなので、追加料金は無しです。
CX-8 25S PROACTIVE の装備から、
①本杢パネル、②シートベンチレーション付ナッパレザーシート、③7インチマルチスピードメーター、④ルーフレール、⑤自動防眩ルームミラー(フレームレス)、⑥パワーシート操作スイッチ部&グローブボックスレバー、⑦フォグランプ フロント(LED)、⑧バニティミラーLED照明付(運転席/助手席)、⑨LEDマップランプ、⑩LED間接照明(足元:フロント/セカンドシート)、⑪LEDリアルームランプ(セカンド/サードシート)
と11項目もの上質装備を与えられています。
これでおよそ40万円アップですので妥当・もしくはお得感のある価格ではないかと思います。
CX-5の特別仕様車でこれらの装備は確認していますが、とても商品力高いので満足感はあると思いますよ!
ここでまた注意点
XDのLパケでは標準装備のBOSEサウンドシステムですが、25S・25TのLパケではメーカーオプション¥81,000扱いとなります!
このポイントを把握しておかないとLパケだからBOSE付いていると思って、納車されたら6スピーカーだったなんて大変ですからね。
予算や用途によってパワートレーンや、グレード展開が豊富になった今回の年次改良は大きなテコ入れになっていますよね。
個人的にガソリンモデルの追加で大きく良くなったと思うのが、メンテナンス関係の自由度です。
年次改良前のCX-8はディーゼルエンジンのみのラインナップでした。
このエンジンはエンジンオイルはメーカー指定であったり、メンテナンスの技術的にもディーラーに任せた方が安心という点で、高めの費用がかかります。
しかし、ガソリンモデルはこの辺りの自由度が高いです。
ユーザーの好みのメンテナンス方法が選択できるので、こういう点も大きい改良点になっているなぁと思う次第です。
見積もりと装備関連の紹介は以上です。
マツダの残価設定型クレジット マツダスカイプラン を紹介
営業さんにブログ書いてると言うと、マツダスカイプランについて紹介して欲しいと言われましたので軽く紹介させてもらいます。
お世話になっていますから、私のブログで良ければ宣伝させてもらいますww
どのメーカーでも残価設定型の支払い方法は取扱いがあります。
残価設定型とは3・5年後のクルマの価値をある程度決めておいて車両価格からその価値分を差し引いた金額を分割払いする方法です。
3年か5年後(これは自分で決める)に残りの支払いを次の新車の購入の頭金に充てたり、再クレジットで分割払いしたり、1括払いしたり、もしくは車両を返却するという手段もあります。
今回の場合で説明すると、
総額の¥45,803,072から頭金の¥1,000,000、残価金額の¥1,971,000を引いた¥1,612,072を分割で支払うということです。
この残価設定のメリットは3年後のクルマの価値が¥1,971,000より低くてもこの設定した金額が保障されます。
通常であれば、デメリットとしてクルマの価値が残価より高いときにも設定金額での取引になるわけです。
今回マツダがPRしたいのはこのデメリットの一つを改善したこと!
クルマの価値が残価より高い場合はその金額を採用して次の取引に対応する、というものです。
これは嬉しい話ですよね。
例えば、残価金額¥1,971,000でも3年後の査定金額が¥2,200,000であれば約20万円もプラスになるわけです。
この支払いプランは基本的には次の新しいクルマに乗り換えてもらうのが狙いでしょうから、こういう改良がされたのでしょうね。
参考までにお願いします。
それぞれに合った支払方法で無理ないプランを模索してくださいね。
詳細はお近くのマツダディーラーまで!
正直これ書きながら、あれ?乗り換え簡単にできるんじゃないか?ってなってます!コワイコワイww
マツダスカイプランのPR終わりです。
続いてスペックを確認します。
マツダ CX-8 25S プロアクティブ(PROACTIVE) 6人乗り スペック
今回の試乗車のスペックです。
車重はルーフレール付の数値。
※25SグレードはFFのみです
CX-8の車重1,760㎏は、CX-5の25S PROACTIVE 4WDの1,620㎏に対して+140㎏。
アテンザワゴンの25S Lパケ FFの1,560㎏に対して+200㎏とその差は小さくありません。
試乗でこの点を確認してみたかったんです。
これで街乗りでの走りが問題なければ、ミニバンにとって代わるクルマとして訴求力がさらに強くなると思っています。
で、実際乗った感想としては全く問題無かったです!
その辺りの細かい感想を動的質感のレビューで書いて行きますので読んで頂ければと思います!
では動的質感をお送りしながら、PROACTIVE(プロアクティブ)の内装レビューを画像コメントにて紹介していきますのでお付き合いお願いします!
マツダ CX-8 25S PROACTIVE(プロアクティブ) 動的質感レビュー!
ドライビングポジション
25S プロアクティブのシート表皮はクロスブラックというファブリックシートです。
このファブリックは少し光沢のある感じで質感良いですね。
サイドサポートなどはあまり主張がありませんが、大ぶりでたっぷりしたウレタンが施され着座感は悪くないです。
しかし、後からも書きますがウレタンが柔らか過ぎるような気がしました。
運転席は10wayのパワーシートになっています。
前後のランバーサポートが付いていますので、オルガン式アクセルペダルのレイアウトと相まって、国内外通じてもトップクラスの良好なドラポジが可能です。
ここはマツダの強みの一つですよね。
シートメモリーも2人分あり、ADD(アクティブドライビングディスプレイ)の位置とも連動しています。
オルガン式アクセルペダルは人が座って足を前に出した位置に配置され、とても自然な姿勢を可能にしています。
私はこれだけでマツダ車に乗り換えたいと思っているくらいです。
動的質感
ステアリング左側に配置されているエンジンスタートスイッチボタンで2.5ℓNAエンジンを始動します。
カシャドゥゥンと4気筒エンジンが始動しますが、アイドリング音はかなり静かです!
以前XDのCX-8も試乗していますが、その静粛性にも驚きました。
ガソリンエンジンはディーゼルエンジンより元々静かですから、さらに静かです。
遠くの方でアイドリング音が聞こえ、4気筒エンジンの振動にも車体が揺すられることはありません。
アクセルを少しずつ開け、駐車場から一般道へと出ていきます。
左にステアリングを切ると、車体がしっかりと反応してきますよ。
SUVはどうしても重心の高さから、ステアリング操作にクルマの挙動が遅れて付いてきがちですが、CX-8は追従性が高いですね。
すぐ信号につかまり、前方のクルマを避け左の車線に移ります。
路肩とクルマとの間を通る気を使うシーンでも車両の感覚が掴みやすいのでストレスはありません。
信号が青になり、少し加速を試します。
オルガン式アクセルペダルを踏み込んでいきます。
これまた遠くでグァァンとエンジンが静かに聞こえながら、想像よりも遥かに軽く加速が始まります。
もちろん、以前試乗したアテンザに比べれば重さはあります。
1速、2速とのシフトチェンジでは若干タメの時間がありますが、遅い!と感じるモノではないですね。
アテンザワゴン試乗時にはこの1速、2速の加速音のガサツな感じが気になったのですが、CX-8では気になりませんでした!
CX-8はフロントドアまでの大半の外装パーツを共有している関係で、CX-5のストレッチバージョンと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、上級車種のCX-9という海外専売の大型SUVのプラットフォームをダウンサイズしたものが使用されています。
CX-8の上質な乗り心地や、剛性感はこの効果が大きく寄与していると感じています。
実際走行中のボディーの塊感は約30センチ短いCX-5よりも高く感じるほどです。
ロングホイールベースも相まって直進安定性も抜群です。
周りにクルマのいない状態で左右に車体を振っても5m近い全長ですが、車体リア側が後から着いてくるような車体のよじれるような感覚は皆無。
もっと高速走行になれば状況は変わるかもしれませんが、この2.5ℓNAエンジンのモデルでそこまで速度を上げるシーンも少ないでしょう。
乗り心地ですが、地上高の高いSUVにありがちな揺すられる感覚はありません。
地面の凹凸もよく動くサスの恩恵でフラットです。
試乗車はスタッドレスタイヤに換装してあり、タイヤホイールは225/65R17のWINTERMAXXを履いていました。
通常であれば19インチなので乗り心地はもう少し硬くなるでしょうか。
コツコツと凹凸も拾う感覚も感じるようになるかもしれませんね。
大柄な3列シートSUVとしては走りも好感触なCX-8の25S PROACTIVEですが、気になるのは冒頭にも書いたシートのウレタンの柔らかさです。
少し柔らかすぎる事で、ドライビングの質をスポイルしてしまっていますね。
いくらGVC+(G・ベクタリング・コントロール・プラス)が付いて車両の安定性がさらに向上しているとはいえ、SUVである以上少しロールは感じます。
この時に車体剛性やサスペンションなどでカバーできない部分でシートがドライバーをサポートしてフラットライドを感じさせてくれるところですが、このウレタンが柔らかすぎる事で体を支えきれていない印象です。
特に座面ですね。これをもう少し硬めのウレタンにしても良いのでは?と思います。
以前試乗したLパケのレザーシートモデルの時はこのようなことは感じなかったので、少し気になる点でした。
営業さんもクルマ好きな方でとても素敵な方でした、少し長めのコースを取って頂いて、25分ほどの試乗も終了。
新潟マツダ亀田店のWさん、ありがとうございました!
最後にシートの広さなどについて説明
こちらは2列目シートを後ろまで下げた状態です。
フロントシートの下にもかなり隙間があるので足も入りやすく快適です。
3列目の広さですが、まず2列目の膝前空間をコブシ一つくらいにします。
これでも充分快適です。
この状態で3列目に175センチの私が座るとこんな感じです。
なかなか広いですよね。
1~2時間位は大人でも耐えられる居住空間になっています。
以上です!
マツダ CX-8 25S PROACTIVE(プロアクティブ)動的質感レビュー まとめ
2017年に登場し、約1年ほどで大きな改良を施してきたマツダCX-8の2.5ℓNAエンジンモデルの動的質感と内装レビューをご覧いただきましたがいかがでしたか。
国内メーカーでも3列シートSUVは存在しますが、しっかりと座れるものはCX-8しかありません。
箱型ミニバンは乗りたくないけど、しっかり3列座れるかっこいいクルマが欲しい方はこのCX-8になると思います。
今回の試乗車である、25S PROACTIVEはXDのプロアクティブと並んで最量販モデルになる予感がしています。
今回走りを体感しましたが、街乗りでは過不足のない加速感を提供してくれました。
また遠出でも高い静粛性で家族での会話もしっかりと聞きとれて、楽しい車中移動が出来そうです。
まさにミニバンの代替えにピタリと来るのが今回の25S PROACTIVE。
今後の販売動向もチェックしておこうと思います。
では長くなりましたが、最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
次回も読んで貰えると嬉しいです。
以前レビューした、CX-5の年次改良の記事です。
良かったら読んでみて下さい。
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