マツダ CX-8 インテリア 後席・ラゲッジルーム レビュー!
今回は マツダ CX-8 の インテリア 後席・ラゲッジルームのレビューをしていきたいと思います!
マツダ渾身の多人数乗車SUVですので一番の見所はこの後席の居住性と使い勝手といっても過言ではありません。
細かく検証してきましたのでぜひご覧ください。
写真はたくさん撮ってきたので、多めに掲載していきますね。
今回までにエクステリアと動的質感、インテリア前席のレビューをしました。
エクステリアのCX-5との差別化は課題です。
しかし、それでもかっこいいと思えるエクステリアと、優れた静粛性がもたらす懐の深い走りは特筆物です。
今回までの記事がこちらです。別ウィンドウで開きます。
【マツダ CX-8 試乗 レビュー】 Part1 エクステリア編 かっこいい!本格的な7人乗りSUV!!
【マツダ CX-8 試乗 レビュー】 Part2 動的質感編 ダウンサイズシャシーの恩恵か?静粛性とボディー剛性のレベルが高い!
【マツダ CX-8 試乗 レビュー】 Part3 インテリア前席編 国産SUV最高峰の質感!!ボリューム感は輸入車にひけをとらない!?
よろしければ合わせてご覧ください。
では次に マツダ CX-8 のスペックを確認します
マツダ CX-8 スペック表
ではインテリアのレビューです。後席ドアから見て行きましょう
マツダ CX-8 後席・ラゲッジルーム レビュー
後席ドア
後席ドアも前席同様の質感が確保されています。内装のアイコンである本杢のパネルもしっかりと鎮座されておりますww
ウィンドウスイッチのグロスパネルそれを囲むメッキパーツ全く文句のつけようがありません。このブラウンが光があたるとまた良い色になりますね。
この車で夕日を見に行ったりすると色々と素敵な感じになりそうですね。
上部のトリムは前席程張り出してはいませんが、ここでファミリーを意識したアイテムが装備されていました。
後席用サンシェードです。
これは最近ミニバンで取り入れられている装備ですが、CX-8にも設定されていました。
これは便利ですよね。
私はこのタイプのサンシェードがついた車を所有したことはありませんが、市販の吸盤タイプですといつの間にか落ちてたりしますし、たまに吸盤の跡がガラスにつくのが嫌なので羨ましく思います。
あと、Part2の動的質感編でも言いましたが、
ドアシール三層構造は後席ドアでもしっかりと施されています。
これにより、ロードノイズ・風切音を低減し高次元の静粛性を実現していますね。
少し気になったのは 1 の箇所は汚れがたまりそうですね・・
Part2の記事です。別ウィンドウで開きます。
では後席のシートを見ていきましょう
後席シート
試乗車はLパケの6人乗りですので2列目もキャプテンシート仕様になります。
ミニバンの2列目のようにシート据え付けのアームレストはありませんが、
前席と同様の立派なアームレストコンソールが設定されています。
これもなかなかの見栄えですよね。凄いな・・
座ってみます。さすがにパワーシートではありませんが、前席同様の質感で座り心地の良いシートです。
前席のコンソール後端にはエアベンチレーションが設定されています。
温度調整も可能です。トリプルゾーンコントロールになっています。
送風口の周りもメッキパーツで処理され、液晶の表示パネルもあるので質感も高いですね。
リッド付のドリンクホルダーにシートヒータースイッチ。2列目もシートヒーターありです。これは至れり尽くせりのSUVになっていますね。
これ見ちゃうとLパケ欲しくなっちゃいますよねww
前席と全く一緒のアームレストコンソールが二列目にあるのは凄いですよね。
アームレストも観音開きになっていて豪華です。開けると
中のメディアスロットは少し違いますね。フロントはSDカードのスロットがありましたがそれが無く。
USBの差し込み口が2.1Aのタイプになっています!!フロントは通常のUSB差し込み口が2つでしたので後席の方が充電環境はよいですね。
しかし高速充電対応のUSB差し込み口が設定されているのはありがたいですね!
そう言えばCX-8の前席はアクセサリーソケットの設定が無いかもしれません。気になる方はここもご確認下さいね。
この状態が、3列目に私が座れる状況を作った2列目の状態です。運転席は身長175センチの私のドライビングポジションです。いつもなら座って膝前の写真撮るんですが忘れてしましました。申し訳ありません。
では3列目を確認していきます。
3列目シート
乗り込むときですが、2列目を前に倒します。
この状態から、3列目を見てみると
こんな感じです。SUVの3列目としてはとても立派なシートバックですね。これは座り心地に期待できますね。
ちなみにリクライニングはできません。
座面から床の高さはこのような高さになっています。少し膝が立つ感じにはなりそうですね。
3列目のシートに座ってみます。
こんな感じで乗り込んで、
こちらがCX-8の3列目に座った時の膝前空間です。これくらいはないと、きつく感じるのでこの状態にしています。
座り心地は悪くないです。シートのボリュームも適度にあり、シートバックも比較的高さを確保してあります。
そしてこの状態を横から撮ると
こんな感じですね。膝を抱えるまでは行きませんが、どうでしょうか?
3列目は170センチまでを想定してあるとのこと、なので175センチですと少し窮屈に見えてしまいますね。
この状態でドライブですと、1時間弱は耐えられると思いました。
3列目にもドリンクホルダーと小物を置いておくスペースが設定されています。
この台座がアームレストも兼ねるのでやはり3列目は長距離・長時間は厳しそうな印象ですね。
では次にラゲッジルームですが、3列目シート倒して2列目を後端まで後ろに下げたリラックス仕様も紹介します。
マツダ CX-8 ラゲッジルーム・2列目キャプテンシート・リラックスモード(勝手に命名ww)
まずはラゲッジルームから見ていきます。
CX-8のLパケはパワーリフトゲートが標準装備になっています。
XD PROACTIVEにメーカーセットオプション(ルーフレール・リアドアサンシェードとセット¥118,800)です。
このパワーリフトゲートはエンジン切ってある状態だと重いか、確認を忘れてしまいました。
6人乗りの通常状態でラゲッジの広さがこのようになっています。
さすがに広々とは行かないですね。
普段の買い物程度であれば問題はないかと思いますが、荷物が沢山となると3列目は倒さないといけないですね。
3列目を倒すときはシートバック後ろのレバーを引くと、
まずこのようにヘッドレストが倒れます。
更にレバーを引くと
ヘッドレストが内側に入り込んで完全に倒れます。ほぼフラットですね。両方倒すと
うん、なかなか広いのではないでしょうか?
そしてこの状態で2列目を1番後ろまで下げて着座すると・・
かなり広い膝前空間が出現します!!これはかなり快適な広さで軽く足も組めてしまいますよ。
良いですねー!!私は4人家族なので、もしCX-8を購入したら常にこの状態にしていると思いますww
これは快適でかっこいい、素敵な移動空間になりますね!
これが マツダ CX-8 のリラックスモードや!ww
テンション上がります。
フロントシートバックにはシートバックポケットも設定されており、使い勝手も良さそうです。
確認してないですがポケットが2重になってそうですね。
以上でマツダ CX-8の後席・ラゲッジルームのレビュー終わりです。
マツダ CX-8 インテリア 後席・ラゲッジルーム レビューまとめ
CX-8のLパケ6人乗り仕様の豪華な後席とラゲッジルームを、質感と、使い勝手の面から見ていきましたが、いかがでしたか?
質感は前席同様高次元で確保されていて、他社のLクラスミニバンと比較しても見劣りするどころか勝っているところもある位です。
しかし、3列目の居住空間はミニバンに対してアドバンテージを許しているのが現状なのかなと思いました。
2列目は合計4~5人までの乗車であれば快適なシートレイアウトも可能ですから、普段は4~5人乗車でたまーに大人数で近くに遊びにいく。
そういう方には特にお奨めできる1台になっています。
箱型ミニバンが苦手な方は積極的に選択して欲しいですが、ディーゼルエンジンのみなのでチョイ乗りメインですと、ユーザーにも車にも良くないのでそこがネックと言えそうです。
ではマツダ CX-8の後席・ラゲッジルームの魅力ポイントと残念ポイントを箇条書きにします。
CX-8 後席・ラゲッジルームの魅力ポイント
・前席同様社内の空間が上質に演出されている。
・2列目は3列目に人が乗っても十分な広さが確保されており、3列目を格納・2列目を1番後ろにすると、とてもリラックスできる空間になる。
CX-8 後席・ラゲッジルームの残念ポイント
・3列目の居住性はLサイズミニバンと比較すると明らかに劣る。でも1時間位の走行には耐えられそう。
最後に マツダ CX-8 を試乗した総まとめをしたいと思います。
マツダ CX-8 試乗レビュー 総まとめ
Part1~4までかけて マツダ CX-8 を細かく見てきましたが、いかがでしたか。
エクステリアのCX-5との差別化は人それぞれ感じるところは違うかもしれませんが、個人的にはこの価格を実現するためのメーカーの手段としてポジティブに捉えています。
走りに関しては加速も過不足なく2.2ℓディーゼルエンジンは重い車体をグイッと引っ張ってくれます。
優れた車体剛性と良く動くサスペンションで乗り心地も相当良いです。
数々の努力によって実現された静粛性により、快適な移動空間になっていますし、シートのレイアウトも多彩ですので様々なライフスタイルに対応できる車になっていると思います。
個人的に感じる若干のネガといえば、7インチのナビ画面(これは若干じゃないかもww)と、運転の楽しさは少し物足りないぐらいですね。
では以上で マツダ 渾身の多人数乗車SUV CX-8 のレビューを終わります。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
次回も読んでもらえると嬉しいです。