マツダ CX-8 ってどんな車??
マツダがミニバンからの撤退を表明して久しいですが。
ミニバン需要の代替えとして日本専用仕様として設計、開発された多人数乗車のクロスオーバーSUVです。
年々縮小している日本市場向けに開発されていることもあり、外装は同じマツダから発売されているCX-5のパーツを共有されていて兄弟のようです。
正面から見ると車に詳しくない人は5なのか8なのか分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし問題は中身です。シャシー設計は海外専用車CX-9のものをCX-8用に全幅を130㎜、全長を165㎜小さくして日本の道路事情への対応と、
各パーツのCX-5との共有(メインはこっちかな?)を可能にしてCX-8を日本市場に投入しました。
CX-9シャシーの採用がこのCX-8のミソだと考えています。
どういう事かと言うと、キーワードはグローバルモデルだと思います。
グローバルモデル
グローバルモデルはその呼び方の通りですが、日本だけでなく世界での販売も視野に入れた設計になっているため様々な国で販売されるモデルです。
売れることが使命となっているので地域限定的に販売されるモデルよりもコスパが良いモデルが多いです。
また衝突安全的な部分でも欧州や北米の厳しい衝突試験に対応するためボディーの剛性が強く、もともとの車の素性として能力が高い物が多いですね。
マツダが製造している車は基本的にどのモデルもグローバルモデルなので、ほとんどのモデルでコスパが高くなりますよね。
なおかつ独自のスカイアクティブの技術で、ある車種での改良を比較的短い期間で他の車種に反映することが出来ます。
各パーツ強度も上級車種でも使われている物も多いのでコストパフォーマンスに優れた車造りが可能になっています。
先ほど言ったCX-9のシャシー採用ですが元々CⅩ-8よりも大きな車専用に設計されているので、車体強度としてはオーバースペックなのではと予想しています。
オーバースペック、これは男心をくすぶられる車だと思いませんか?ww
グローバルモデルはメリットがあることが多いので、車を検討されるときはその車がグローバルモデルかどうかも考えて検討するとまた違った見方ができて面白いかもしれませんね!
ではマツダ CX-8のグレードを確認します
マツダ CX-8 グレード一覧表
エンジンは2.2ℓ ディーゼルのみ トランスミッションは6ATのみ でMTの設定はありません。
2018年6月現在
2.2ℓディーゼルエンジンモデル | ||
グレード | 駆動方式 | 価格(税込表示) |
XD | FF | ¥3,196,800 |
XD | 4WD | ¥3,429,000 |
XD PROACTIVE | FF | ¥3,537,000 |
XD PROACTIVE | 4WD | ¥3,769,200 |
XD L Package | FF | ¥3,958,200 |
XD L Package | 4WD | ¥4,190,400 |
今回の試乗車は XD L Package AWD なので一番上のグレードですね。コミコミ450万円強ほどになります。この価格は他社のLサイズミニバンの価格帯とかぶってきます。
利便性でのアドバンテージはスライドドアの箱型ミニバンにあるでしょうが、CX-8のストロングポイントはどこにあるのか、このレビューを通して発見していただきたいですね。
では次に マツダ CX-8 のスペックを確認します
マツダ CX-8 スペック表
エンジンは2.2ℓ ディーゼルのみ トランスミッションは6ATのみの設定になっています。
2.2ℓディーゼル
このCX-8から2.2ℓディーゼルエンジンの出力や最大トルクが、改良により数値アップしています!
CX-5と比較すると最大200㎏近く車重がアップしてしまうこともあり、CX-8の発売に合わせて改良されたものと思われます。
今回の試乗でこの辺りも要確認ですね。
※ちなみにこの改良された2.2ℓディーゼルエンジンはCX-5・アテンザのマイナーチェンジでそれぞれ採用済みです。
マツダ CX-8 ボディーカラー ラインナップ
CX-8のボディーカラーは全7色です。
大柄のSUVなので海外っぽい色が良く似合うと思います。
マシングレープレミアムメタリックやチタニウムフラッシュマイカなど渋めのカラーで乗ってると雰囲気良さそうです。
今回の試乗車のジェットブラックマイカももちろん良いと思います。
マツダ CX-8 インテリアカラーラインナップ
インパネデコレーションパネル:ガンメタリック
インテリアカラー:スクエアメッシュクロス・ブラック
対応グレード:XD
インパネデコレーションパネル:ウォームシルバーヘアライン / サテンクロームメッキ
インテリアカラー:スクエアメッシュクロス・ブラック
対応グレード:XD PROACTIVE
インパネデコレーションパネル:本杢 / サテンクロームメッキ
インテリアカラー:ナッパレザー・ディープレッド(エボニーステッチ)
対応グレード:XD L Package
※今回試乗させて頂いたグレードとカラーです。イメージ画像と実際のカラーリングの違いはどうでしょうか?
インパネデコレーションパネル:本杢 / サテンクロームメッキ
インテリアカラー:ナッパレザー・ピュアホワイト(ライトグレーステッチ)
対応グレード:XD L Package
XDとXD PROACTIVEでインパネのデコレーションパネルが違いますね。
いつ見てもピュアホワイトの内装はきれいですね。でも子育て世代の私が選ぶなら、どうしても実用的なカラー選びになりそうです。
街中で見ておしゃれだなと感じるのは、ボディーがディープクリスタルブルーマイカに内装がピュアホワイトの組み合わせかなと思います。
これで概要編を終わります。
CX-8は他の記事で細かくレビューしていますので、よかったら読んで下さいね!