【マツダ CX-8 試乗 レビュー】 Part3 インテリア前席編 国産SUV最高峰の質感!!ボリューム感は輸入車にひけをとらない!?

マツダ CX-8 インテリア 前席のレビュー!

 

今回は マツダ CX-8  の インテリア 前席のレビューをしていきたいと思います!

インテリアのデザインや質感のレベルはどうでしょうか?マツダのフラッグシップSUVの内装の出来栄えはいかに!?

写真は細かく、たくさん撮ってきたので、多めに掲載していきますね。

 

今回までにエクステリアと動的質感のレビューをしました。

エクステリアのCX-5との差別化は課題です。

しかし、それでもかっこいいエクステリアと、優れた静粛性がもたらす懐の深い走りは特筆物です。

 

前回までの記事がこちらです。別ウィンドウで開きます。

 

 

よろしければ合わせてご覧ください。

 

 

 

では次に マツダ CX-8 のスペックを確認します

 

マツダ CX-8 スペック表

 

ではインテリアのレビューをしていきましょう

 

マツダ CX-8 インテリア 前席 レビュー

 

フロントドア

 

いつもの通りフロントドアのトリムから見て行きましょう。

 

 

上部のトリムはステッチ付の合皮でここが少し内側にせり出しボリューム感が演出されていて、良い車感がすでにありますww

その下には本杢のオーナメントパネルが設定されていますね。こちらはLパケ専用です。

この本杢は最近は他社でも採用例が少なく貴重な感じになっていますよね。

普通に採用しているのはレクサス位ではないでしょうか。

 

この本杢パネルがなぜ車のパーツとして採用され辛いか皆さんもご存じかもしれませんが少し説明させていただきます。

今回のマツダCX-8での本杢パネルの加工を例にすると

 

 

 

この本杢は1枚の板ではありません。いわゆる合板のようなもので、一般の合板より密度を上げて形成されています。

しかしそれだけでは反りがどうしても出てくるので、最初に大き目に成型してそこから職人が表面を仕上げながら削り出していくそうです。

なので一般的なパネルと違い量産性が低いので車のパーツとして使われにくくなったということです。

 

そういうものをここに来て使用し始めたマツダの心意気とクラフトマンシップに敬意を持ちます。

 

 

 

では内装レビューに戻りますが、本杢パネルの下はサテンメッキのパーツで加飾。

アテンザのようにドアノブとつながるというデザイン性の高さまでは行ってませんが充分ですね。

その下はブラウンのステッチ付合皮がウィンドウスイッチや、ドアアームレストまで広い範囲で設定されています。

この色の配分はアクセラのLパケと同じカラーデザインですね。良い色だと思います。

 

 

 

 

ウィンドウスイッチはピアノブラックパネルで処理されていて質感良いです。

スイッチにもサテンメッキのパーツで端が処理されています。抜かりなしですね。

 

 

 

こちらドアアームレストですがこのボリュームも良くて着座してから肘置いてみるととても感触が良かったです。

地味に嬉しい細かい配慮です。

ではフロントシートを見ていきます。

 

フロントシート

 

 

こちらはすでに動的質感のレビューでも見ていただいてますが、

 動的質感のレビュー記事です。別ウィンドウで開きます。

 

ナパレザーを使用した質感高いフロントシートになっています。

SUVらしくおおらかな着座感ですが、体を面で受け止め良い感じでフィットしてくるのでとても座り心地が良いですね。

このフィット感は現行のアクセラから表現され始めたんではないかと思っています。

メイン部分はパンチングレザーになっていて、 このパンチングの穴の配分で表皮の伸びやフィッテングが変わるらしくここもメーカーが拘っている と営業さん情報です。

 

 

運転席は10wayのメモリー機能付、助手席は6wayのパワーシートですがこのスイッチもサテンメッキで加飾されていて、質感高いです。

マツダの車コスパ高いぞ!!ってもっと大きい声で言いたいでしょうけど、そういうアピールもしづらいでしょうねw

なので私がちっさい声で言っときますww

いやーコスパ良いなーマツダ車!

 

ではシートに座ってみます。

 

コクピット関連

 

 

 

まずはステアリングから。

私はこのCX-8を見る前にマイナーチェンジしたアテンザを見ていたので、アテンザから質感アップしていたのかと思いましたが違いました。

CX-8からだったんですね。

レザーの質感はさらっとしていて、握りもちょうど良いです。

ステッチの幅が広いので手が乾燥しがちなアラフォー男でも引っ掛かりがよく問題ないですね。

6時方向のベゼル部のメッキパーツとその周りは本革で処理されています。

 

 

細かい所ですが、素晴らしい配慮です。

マツダはドライバーが触れる各パーツ、機器の質感が高いですね。

ペダルレイアウトから、各パーツの質感、色々言いたくなる車造りです。

ありがたいメーカーです。

 

ここで少し残念なのはパドルシフトの設定がありません。

せめてLパケには標準にするなどして欲しかったですね。

これはCX-5からこの形が取られていますね。

次世代商品群に類別されるCX-5・8ですが、CX-3にあるものがこちらに無いのは少し違和感はありますね。

 

 

どうしてもつけたければディーラーオプションで設定がありますので、そちらで選択するしかないです。

 

ステアリングの右側も見ておきます。

 

 

各種操作スイッチが設定されていますね。

ドアトリムとの繋がり部分も考慮されたデザインですね。とても好感がもてます。

 

ではメーターを見ていきましょう

 

 

メーターもCX-5や、アテンザのLパケ以外のグレードと同じですね。

デザインは良いと思いますが、インフォメーションパネルはセンターにあった方が見やすいと思います。

CX-8もアテンザのメーター(Lパケ)のものが採用されると良いですね。

 

では運転席の前席全景をみます。

 

全席全景

 

 

内装の基本的デザインパーツもCX-5と同じですね。水平基調のデザインです。

本杢のデコレーションパネル上部はステッチ付きの合皮でその上はソフトパッドです。

デコレーションパネルのしたはサテンメッキのパーツで処理され質感はとても良いですね!!

CX-5との差別化としては、センターコンソールの形状・質感や、本杢パネル採用で図られていますね。

 

やっぱり7インチのナビ画面はちっさいですね。車のサイズはもちろんですが、内装の質感、ボリューム感に対しても完全に見劣りしていると感じますね。

マツコネのユニットではアテンザで採用された8インチでいっぱいかもしれないと思ってましたが、8.8インチワイドくらいまではいけるかもしれません。

ここは早く最大画面にしちゃってください!

 

ではセンターコンソール見ていきます。

 

センターコンソール周り

 

 

立派なセンターコンソールです。

CX-8のフロントシートに座ると、ドアトリムやセンターコンソール、メーターバイザーなどの盛り上がり方でぎゅっと内に向かって主張してくるので空間的に程よいホールド感というか包まれ感のようなものを感じました。

以前から気になっていたマツダ車全般に言えるセンターコンソールの取り付け強度問題ですが、アテンザ同様CX-8でも改善済みのようです。

 

アテンザの内装記事も貼っておきます。別ウィンドウで開きます。

 

 

足でグッと押してみても、以前のような軋み音はほぼないですね。他社のものと同等です。

シフトレバー周りのパネルはピアノブラックパネルで処理されています。

シフトレバーにはシフトブーツも装着。

ピアノブラックパネルの周りをぐるっとサテンメッキのパーツが施され、さらにステッチつきの合皮でトリムされていますね。

素晴らしいですね。質感の鬼のような仕上がりですww

 

 

 

シフトレバー奥にちょっとしたトレーが設定されていますが、これは使えるのかどうか微妙な大きさでした。

(ここの問題は提案があるので最後まで読んでくださいww)

エアコンユニットもCX-5と同じものですね。

質感的には問題ないですし、操作感も良いですがスイッチのパターンは単調な方が使いやすいかな。

途中で円になってる部分は押しづらい印象を受けました。

 

次にドリンクホルダーですが

 

 

リッドが付いていて、横並びにおけるのが良いですね。

スペース効率もよくなる上に、使い勝手もいいのでドリンクホルダーはこの形態が理想かなと思います。

メッキで縁取られていて質感もいいですね。

 

 

アームレストコンソールですが観音開きタイプになっていて、ここでもCX-5と差別化が出来ていますね。

ステッチつきの合皮で処理されていて質感も良いです。

 

 

あけると結構広いですね。

各メディアスロットが設定されています。ここから充電コード出してスマホ充電ですね。

側面まで起毛ではないですが充分ですね。

ここで確認し忘れたのですがHP見ると、底の側面が引き出しみたいになっている?とか書いてあるので、この画像では確認できませんがドリンクホルダー下まで収納になっているのかもしれません。

ここは是非実車で確認お願いします。

あと一つ良かったのが蓋の開閉のフィーリングですね。

これはアテンザより少し重さもあり、しまる時の感じも安っぽくなかったです。

 

最後に助手席側を見てみます。

 

助手席周り

 

 

 

グローブボックスのノブもメッキのパーツで加飾され質感に気を使われています。

あけるとこんな感じ

 

 

 

びっちり起毛処理されて、素晴らしいです。あとヨレがないです。広さも充分確保してあります。

 

以上で内装・前席の確認を終わります。

 

マツダ CX-8 インテリア 前席 レビューまとめ

 

マツダ CX-8の前席のインテリアを細かくチェックしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

Lパケなのもありますが、国産のSUVでは最高の質感(レクサス除く)ではないかと思います。

エクステリア同様CX-5と共用パーツは多く使われていますが、この質感と使い勝手の良さそうな収納がありますので問題はないかなという印象です。

マツダ車はドライバーが触れる各パーツの質感が良い上に今回のCX-8は目に入る質感ほぼ高いので満足感、所有良くを満たしてくれる大人の乗り物になっていますね!

 

では、最後に魅力・残念ポイントを箇条書きにして終わります。

 

 

CX-8 インテリア前席・魅力ポイント

 

・ボリューム感と、質感の高いインテリアにより程よい包まれ感のある運転席。

・大きなセンターコンソール・本杢パネルでCX-5と差別化され収納も広めの設定になっている。

 

CX-8 インテリア前席・残念ポイント

 

・大きなセンターコンソール・シフトレバー土台のパネルでシフト周りに何も置けない。

(途中で書いた内容です)

 

しかし!!この残念ポイントの改善案は私から提案ありますので参考がてら読んでくださいね。

 

残念ポイント改善案

 

この収納問題ですが、少し工夫が必要ですよね。

シフトレバー奥のトレーが使いづらそうでしたのでスマホの充電する時どこ置く?というのが1番の問題になりそうです。

夫婦とかカップルで充電したい時は特に問題になるところですよね。

コンソール内部にUSBのスロットが2口ありますから、そこから充電コード出してシフトレバーのとこまで伸ばすのも不細工です。

ここでお奨めは、知ってる方も多いと思いますが、シートとコンソールの隙間にはめるポケットです。

 

これを隙間に入れておけばスマホはそこに入れておけば良いのでこの問題は解決できます。

私も使っていますがこれは本当に良いです。内装に合うカラーを選んで設置してもらえれば使い勝手が一気に向上しますよ。

こんな感じです。

アマゾンとかで スキマ 埋め ポケット で検索してもらえれば出てきます。

安いので気になった方は使ってみてください。色も4色くらいはあるので、お好みで選んでください。

 

では最後まで読んで頂きありがとうございました。

次回も読んでもらえると嬉しいです。

 

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