新型【カローラツーリング画像大量】エクステリアを徹底チェック!スポーツと比較も

グレード別エクステリアの装備差 カローラスポーツと比較

2022.9.2更新

 

新型のカローラとカローラツーリングを見てきました!

ステーションワゴンが好きという事もありデビュー前から見積もりして頂いたり、注目してましたが遂にデビューしましたね!

仕事行く前にちょっと寄り道して配車される新型カローラをチェックしてまして、最初に見たのがカローラセダン。

 

欧州仕様と違い国内専用のナローボディーという事でデビュー直前までその姿が公開されていませんでした。

見た目どうなるのかめちゃくちゃ気になってて、初めてセダンを見たときはカローラスポーツのような抑揚が薄い?という感想。

全幅が約50㎜削られているので仕方ないかな、とツーリングの仕上がりが心配に。

 

また別日にチェックしたらセダン増えてて、なかなかツーリングが来ない!w

そして3日後遂にカローラツーリングと対面!(リヤビューですが)

 

これは結構良いぞ!が最初に見た率直な印象です。

もともとカローラスポーツのリヤコンビネーションランプが好きだった事もあり今までのカローラとは全く違う感じで商用感の無い佇まいに感じました。

前置き長くなりました(^^;

 

 

さすがトヨタを代表するモデルだけのことはあり、各販社でも力の入れ方がすごいですね。

カローラを見るために2店舗伺ったんですが、合計で8台のカローラ、カローラツーリングが!

そのおかげでG-X、S、W×Bと全てのグレードを拝見することが出来ました。

今回は新型カローラツーリングのエクステリアをメインにレポートしていきます。

ナローボディーデザインがカローラスポーツ(カロスポ)とどう違うのか個人的な見解も記載します。

カローラ検討中の方の参考になれば幸いです。

 

 

新型カローラ価格

 

グレード構成価格

 

新型カローラのグレード構成と価格を一覧にします。

セダンとツーリングで分けます。

グレード構成はどちらも同じです。

カローラセダン、グレード構成・価格

価格は消費税10%込み

グレード/

パワートレーン

G-XSW×B
1,800ガソリン¥1,936,000¥2,139,500¥2,315,500
1,200ターボ××¥2,409,000 
1,800HV

2WD・FF/4WD

¥2,403,500

/ ¥2,601,500

¥2,574,000

/ ¥2,772,000

¥2,750,000

/ ¥2,948,000

 

カローラツーリング、グレード構成・価格

価格は消費税10%込み

グレード/

パワートレーン

G-XSW×B
1,800ガソリン¥2,013,000¥2,216,500¥2,365,000
1,200ターボ××¥2,458,500
1,800HV

2WD・FF/4WD

¥2,480,500

/ ¥2,678,500

¥2,651,000

/ ¥2,849,000

¥2,799,500

/ ¥2,997,500

 

このようになっています。

1.2ターボは最上級W×BのFF・MTのみというなかなか強気な設定。

4WDが欲しい方は必然的にハイブリッドを選択する必要がありますね。

 

 

カローラスポーツや同社のC-HRではハイブリッド4WDが無かったですが、カローラでは採用してきました。

この4WDはフルタイム4駆ではなく基本的にFF走行するオンデマンドタイプの4WDシステムとなっています。

また4WDになるとハイブリッドのバッテリーがリチウムイオンからニッケル水素に変更されます。

気候的な特性に対応するためでしょうか。

 

では今回取材した車両の紹介です。

 

今回撮影した車両の紹介

ボディータイプグレードカラー
セダンG-Xスカーレットメタリック ¥33,000
セダンSシルバーメタリック
ツーリングSスカーレットメタリック ¥33,000
ツーリングSセレスタイトグレーメタリック
セダンW×Bスパークリングブラッククリスタルシャイン ¥33,000
セダンW×Bホワイトパールクリスタルシャイン ¥33,000
ツーリングW×Bホワイトパールクリスタルシャイン ¥33,000
ツーリングW×Bスパークリングブラッククリスタルシャイン ¥33,000

以上8台の撮影をしてきましたが、ステーションワゴンが好きなので基本的にツーリングのレポートです。

では国内専用のナローボディーとなったカローラがカローラスポーツとどう違うか見て行きます。

以後、

カローラツーリング = ツーリング

カローラスポーツ = スポーツ

カローラ = セダン

と呼びます。

 

海外仕様やカローラスポーツと比較

ナローボディーってどこが違うのか?

取材したときにスポーツとツーリングが並んでいましたので、違いを確認してみました。

個人的主観部分でもあるので参考までにお願いします。

ツーリング、スポーツ共に新世代アーキテクチャーTNGAのGA-Cプラットフォームを採用して開発されています。

プリウス、C-HRでも採用されているCセグサイズ用のプラットフォームですね。

 

ボディーサイズを比較してみます。

全長全幅全高ホイールベース
ツーリング4,4951,7451,4602,640
スポーツ4,3751,7901,4602,640

全長は約100㎜ツーリングが長くて、全高とホイールベースは同じ数値になっています。

先行資料では車重がスポーツの方が重たいという記載がありましたが、ハイブリッドの中間グレード2WD同士ならツーリング、スポーツ共に1,370㎏と同じ値。

グレードによってはスポーツの方が少し重たい程度ですね。

ではツーリングとスポーツのデザインの違いを見てみます。

カローラツーリング、カローラスポーツ、デザイン比較

スポーツハイブリッドG

 

スポーツの全幅が1,790㎜ ツーリングの全幅1,745㎜でマイナス45㎜です。

片側にすると22.5㎜の誤差がデザインに与える影響は小さくはありません。

しかし、新型カローラはデザインを少し変えることでそのネガを巧く潰しこんできました。

 

左がツーリングのハイブリッドS、右がスポーツのハイブリッドGです。

どちらも中間グレードでノーマルのLEDヘッドライトタイプ。

フロントグリルがより開口の大きいのがツーリングやセダンのデザインですね。

 

ツーリングやセダンの黄色矢印部がかなり全幅のイメージに効いてますね!

 

ヘッドライト下の棚になってる部分の幅がツーリングの方が狭いですが、その下の部分を隆起させることでボリューム感を演出して違和感無くナローボディーにしてきました。

実際目にするとスタイリングに関して大きく気になるポイントは感じません。

 

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海外仕様と比べると、豊かな寸法(全幅1,790㎜、全長85~95mmプラスされる)なので国内向けは小さい印象になるかもしれませんね。

海外仕様はフロントフェイスのデザインもスポーツと共通です。

ホイールベースが2,700㎜ですのでCセグメントワゴンのど真ん中的なボディーサイズ。

 

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全長、全幅が縮小された国内向けのツーリングは完全に別物であると考えて良いと思います。

全幅を縮小するためにドアパネルは内部のビーム(ドア内部の補強)構造まで国内向けに変更されているそうですよ!

5ナンバーであった先代とのミラーtoミラーのサイズもほとんど同じにしてあるという記事もあり、国内のユーザーへの配慮・トヨタの開発力を感じます。

実際、ドアの開閉フィールも比べてみたんですが、確かに違いました。

スポーツの方がドアの厚みがある分、重厚感と密度感が高い感じ。

 

新型ツーリング、ハイブリッドSのサイドビュー、ウィンドウ上部のメッキモールやBピラーのピアノブラックパネルも設定がありません。

あと違うのはルーフレールですね。

欧州使用は標準みたいですが、国内仕様はメーカーオプション¥32,400(W×Bはブラックメッキ、以外はシルバーメッキ)として設定があります。

個人的にメッキモールはどっちでも良いですが、Bピラーのピアノブラックは欲しかったなと思いますね。

 

ちょっと寂しさあります。

リヤも見ておきます。

 

ハイブリッドW×Bのリヤ、リヤのデザインも上手くまとまってます!

このリヤビュー見て良いやん!って思ったんですよね、

リヤで特に良いなと思うのがコンビネーションランプのデザイン。

 

スタイリッシュなリヤビューを強く印象付ける要素になっていると感じます。

こうやって見るとサイドのロアの抑揚も結構あって引き締まってますね。

 

https://www.netcarshow.com/

 

海外使用はちなみにこんな感じです。

マフラーの処理の違いくらいでフロントほど大きな違いは無さそうです。

 

せっかくなんでスポーツとも比較してみます。

スポーツのバックドアは相変わらずスゴイ形してますね!

メーカーでもこの形状を実現するのに相当拘ったデザインだったみたいです。

 

ツーリングもスポーツに負けない良さがあります。

 

バックドアの傾斜もしっかり付いていて全長短いながらもスポーツワゴンらしいフォルム造りが意識され、表現できているのではないでしょうか。

国内専用ナローボディーと海外仕様やスポーツとの違いでした。

 

エクステリア、グレード別装備紹介

 

続いて、グレード別のエクステリアの違いについて見ていきます。

質感や機能で差別化されていますので、価格と装備をじっくり吟味する材料にしていただければと思います。

G-Xはセダンの画像です。

ではフロントから順番に見て行きます。

フロント

 

ハイブリッドW×Bのフロントフェイス。

末広がりのグリル効果で全幅1,745㎜ですがドッシリしてます。

 

Bi-Beam(ハイビーム) LEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ&LEDデイライトが標準装備。

1灯の光源でロービームとハイビームの切り替えができるLEDを採用しており、W×B専用の装備で下位グレードへのオプション設定もありません。

眼力も強くて良い感じですよね!

 

S、G-Xは3灯式LEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ

3連パラボラレフユニットを採用したヘッドライト。

個人的にヘッドライトはどっちも良いと思います。

アダプティブLEDヘッドライトでは無いですが、オートハイビームの機能はどちらも備えているので充分ではありますね。

 

W×Bはフロントロアグリル(フレーム部:メッキ+ブラック艶有り塗装、メッシュ部艶有り塗装)で質感高い仕上がり。

 

Sはメッシュグリルがブラックとなっていますが無塗装、フレームも無塗装でW×Bでメッキになっているパーツはグレーメタリックの塗装処理

LEDのフォグランプはメーカーオプションとなっていて¥22,000のオプション装備です。

 

こちらはガソリンのセダンになりますが、Sグレードでフォグランプ無だとこの状態です。

スポーツのメッシュグリルは最初開口凄いなと思ってましたが、慣れちゃうものですね。

 

G-Xのフロントフェイス、Sではグレーメタリックのパーツがピアノブラック塗装になっています。

G-Xにフォグランプのオプションを付けるとSと同じグレーメタリックのベゼルが付きます

 

W×Bはフロントだけでもエクステリアで差別化が大きいですね。

やはりヘッドライトの目力はインパクトが強い。

ではサイドを見て行きます。

 

サイド

 

W×Bのサイドビュー、全長は4,500㎜を切ってるのでホンダ・シビックハッチバックより全長が短いんですが、ちゃんとワゴンらしさが出てます!

スタイリッシュなショートワゴンという雰囲気で、見るからに取り回しのよさが光るサイジングですね。

ワゴンの伸びやかさも上手く表現できているのでステーションワゴンが好きな層にもはまってきそう。

 

W×Bは215/45R17のタイヤとアルミホイール

ダークグレーメタリック塗装が施されたシンプルでカッコいいアルミホイール

 

サイドミラーのダークグレーメタリック塗装もW×Bの専用装備

個人的にはサイドミラーの色変えないほうが好きなんですが、今回はホイールも同じカラーでの塗装なので統一感ありました。

 

Sになると205/55R16のアルミホイールとタイヤ

このデザインもシンプルですが、しっかりエレガントな感じも出ていますし、ボディーカラーのセレスタイトグレーメタリックと相性が良い!

スバル・レヴォーグでも採用されてたスティールブルーグレーメタリックと似てますね!

 

スカーレットメタリック¥33,000も良い色でルーフレールのオプションを付けた姿が見たかったですね。

似合いそうです。

 

G-Xですと195/65R15のスチールホイール(樹脂フルキャップ)となります。

 

廉価バージョンって感じですね。

 

G-Xはリヤのプライバシーガラスも無くなるので、簡易グレード感強くて商用目的のグレードなのかなと言う印象です。

購入するなら内装質感も含めてSからがお奨めです。

 

気になるポイント

 

この画像はフロントとリヤドアをMAX開いた状態なんですが、リヤドアの開口幅が小さいです。

実際後ろに乗り込もうとしてドアを開くと「えっ、こんだけ」って感じ。

 

セダンも同じでした。

使い勝手として気になる方は、ご確認下さい。

 

リヤビュー

 

W×Bはリヤロアバンパーにメッキの加飾が施されています。

ダミーのマフラーって感じはしなくてあくまで加飾という印象。

 

フロントの様にピアノブラックではありませんが、質感は悪くなかったです。

 

Sですと単純にメッキ加飾が無くなります。

LEDのリヤコンビネーションランプは全グレード共通ですね。

 

バックドアがちゃんと閉まらない様になっていますが、こちらもハイブリッドSのリヤビューです。

かなり売れているそうなので新潟でもすぐにこのリヤビューをたくさん見れるでしょうか。

グレード別エクステリアの違いは以上です。

 

まとめ

 

新型カローラのエクステリアのレポートでした。

フルモデルレンジして3ナンバー化しましたが、5ナンバーの専用プラットフォームを用意はしないけど国内ユーザーへの配慮でナローボディーを用意してきました。

 

短い距離を試乗させて頂きましたが、そつのない出来栄えと言う印象。

運転が楽しいとかではありませんが、特に大きく気になる点も無く、上手くまとめてあるなという感想でした。

 

スポーツに比べると少しロードノイズが気になる点ではありましたので、近日再度試乗して報告できればと思います。

内装の違い編もレポート予定ですので、またチェックして貰えると嬉しいです。

 

カローラツーリングの公式HPです。

 

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