トヨタ【新型ヤリス 内外装詳細レポート】ハイブリッドZ E-Four先行展示車!

新型ヤリス先行展示車1.5HYBRID Z E-Four の内外装レポート

2020.2.5更新
2020年フルモデルチェンジモデル

 

新型ヤリスの先行展示車を見てきたので報告します!

 

 

パっと見た感じ、エクステリアは良かったんですけど、インテリアは「んー?」と微妙に感じるところもありました。

クラス相当と言えばそうなのかもしれませんが・・

ヤリスの発売は2020年2月10(1.5ガソリン4WDは4月)となっていて間もなく登場。

 

 

今回見てきたのは新開発1.5ℓダイナミックフォースエンジン+1モーターのハイブリッドにE-Four(オンデマンド4WD)が組み合わされたモデル。

新型ヤリスとしては最上級ですね。

色はイメージカラーにもなっているコーラルクリスタルシャイン¥33,000の有償。

内装カラーはブラックで上級ファブリック、メーカーオプションの設定はありませんでした。

 

 

新型ヤリスグレード・価格

 

簡単にグレードと価格を記載しておきます。

ヤリスは3つのパワートレーンから構成されています。

 

1.0ℓNAエンジン

 

グレード価格
X”B”パッケージ¥1,395,000
X¥1,455,000
G¥1,613,000

1.5ℓNAエンジン

 

グレード駆動方式・トランスミッション・価格
X2WD・CVT・¥1,598,000

4WD・CVT・¥1,831,000

2WD・6MT・¥1,543,000

G2WD・CVT・¥1,756,000

4WD・CVT・¥1,954,000

2WD・6MT・¥1,701,000

Z2WD・CVT・¥1,926,000

4WD・CVT・¥2,124,000

2WD・6MT・¥1,871,000

1.5ℓハイブリッド

 

グレード駆動方式・トランスミッション・価格
HYBRID X2WD・CVT・¥1,998,000

E-Four・CVT・¥2,241,000

HYBRID G2WD・CVT・¥2,130,000

E-Four・CVT・¥2,338,000

HYBRID Z2WD・CVT・¥2,295,000

E-Four・CVT・¥2,493,000

 

このようなラインナップ。

新開発のプラットフォーム「GA-B」の採用や、1.5ℓNAダイナミックフォースエンジン、1.5NAガソリン車にDirect Shift-CVT等の新しい技術が惜しみなく搭載されているのも注目。

走りの部分に非常に期待の大きいモデルだと感じています。

 

 

あと、1.5ℓNAとハイブリッドには4WDも設定されていますが、FFですとリアサスがトーションビームのところ、4WDですとダブルウィッシュボーンになるという嬉しいポイントも試乗好きの心をくすぐります(^^♪

今から楽しみです。

 

ではエクステリアを見て行きましょう。

 

新型ヤリス ハイブリッドZ エクステリアレポート

 

フロント

 

 

パっと目に飛び込んできたときに「あー、かっこかわいい!」というのが第一印象。

スポーティ感とBセグというクラスの持つコンパクトだから出来るフォルムを上手く使ったデザイン。

イメージに使われているボディーカラーだけあって赤に良いバランスでピンクが混ぜ込まれたような発色のよい赤色という印象でした。

コンパクトながらスタンスの効いたデザインで安定感を感じます。

 

 

フォグライトはZでも装備無しです。

LEDフォグランプがDOP¥47,520で設定があります。

 

ヘッドライトがカッコいい

 

 

Zグレードは「3灯式フルLEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ(デイライト機能&おむかえ機能付)」の機能が標準装備。

オートハイビームまでになり、ALH(アダプティブ・LED・ヘッドライト)は設定ナシです。

点灯状態は撮影出来ていませんが、ポジションランプがウィンカーも兼ねていて夜間もかっこよさそう。

 

 

ヘッドライト上部のパネルはパターン柄になっていてお洒落!

拘り感じます。

 

 

ちょっと横からも、ヘッドライトの質感はかなーり良いですよ。

これだけでZにしたい感じありますねw

 

 

フロントグリルのパネルにも同じパターンが施されていました。

こういう風になってると汚れが目立たない効果がありそう。

 

エンジンルームもチェック

 

 

1.5ℓNAダイナミックフォースエンジン+1モーターの新開発ハイブリッドユニットです。

エンジンは1.5ℓNAガソリンも新開発で3気筒が特徴ですね。

 

まぁまぁ汚れておる

 

営業さんのお話ですと、今後トヨタのエンジンは3気筒を推していくとの事で今回のヤリスはそのトップバッター。

確かに1ℓや1.2ℓなら3気筒も普通でしたが、1.5ℓで3気筒はBMWで採用されている位だったでしょうか。

 

https://toyotagazooracing.com/jp/gr/yaris/

 

話題の「GRヤリス」に搭載の1.6ターボも3気筒ですもんね。

これが乗ってみたいんだぁ。

 

 

ボンネットステーはフード側に付いてました。

ちょっと固定し辛い感じはしましたが、大きな問題ではありませんね。

 

 

ボンネット裏はこんな感じです。

 

サイド

 

 

この日は2日間の展示期間の初日だったので常に5,6人の方がヤリスをご覧になっていました。

注目度の高さを感じる中でこの誰もいないショット撮るのはなかなかw

リアのウィンドウラインが切れ上がっているのが特徴的。

C-HRと似た印象。

全長は3,940㎜、4m切っていると取り回しも楽ですね。

 

 

クロームメッキのウィンドウモールはZの装備、以下のグレードはブラックになります。

Bピラーは無塗装の樹脂ですね。

Zグレードはピアノブラックにして欲しい感じはしますね。

新型フィットは殆どのグレードでピアノブラックなので・・

 

 

展示車は※ブラインドスポットモニター¥100,100が装備されていました。

※リアクロスオートブレーキ、インテリジェントクリアランスソナーとセット

 

アルミホイールはオプション・・

 

 

ヤリスは最上グレードのZでもスチールホイールです。

サイズは185/60R15

ここ残念なポイントで、フィットなら中間のネス(NESS)というグレードから16インチアルミになります。

 

 

タイヤはブリジストンのECOPIA、その名の通り燃費に貢献するタイプのタイヤ。

アルミホイールはメーカーオプションで設定があり、185/55R16で¥82,500で変更可能です。

Zのアルミ採用はマイナーチェンジへ残しておくんでしょうか?

 

 

タイヤとホイールハウスの隙間が気になりました。

FFだと最低地上高は145㎜なんですが、E-Fourになると160㎜と15㎜上がるので見た目の差は大きいかもしれません。

 

 

特にリアの隙間はかなり。

隙間問題はありますが、ルーフからテールランプにかけてのデザインはかなり拘ってる感じします。

テールランプの造形がサイドから見ても良いのがよく分かる。

 

 

こういうライン最近トヨタさんのデザインで多いですね。

カッコいいと思います。

 

 

スポイラーの質感も高かったです。

空力拘ってるあたり、TNGAを採用してからのトヨタ車は採用が増えている気がしますね。

 

リア

 

 

このリアビューはかなりイケてるんじゃないでしょうか!

リアのコンビネーションランプがブラックアウトして左右がつながったデザインが流行を掴んでいてポップな印象を与えてきます。

 

 

最近のトヨタは樹脂を積極的に外板にも使用していてドンドン使い方が上手になってる印象です。

このテールランプ空力にもしっかり配慮されてますね。

 

 

サイドから見た時のエッジの効き方は全体的に丸っこいフォルムに、締まった印象を与えるのに重要な役割を担ってる感じします。

 

 

ブレーキランプの点灯状態です。

ポジションランプも光らせてみれば良かった。

 

 

マフラーは右側に出ていて、フィニッシャーの処理はありません。

4WDなのでリアサスがダブルウィッシュボーンになっています。

FFとダブルウィッシュボーンの差を確認してみたいですね。

 

 

この角度カッコいいです♪

ラゲッジルームも確認します。

 

ラゲッジルーム

 

 

ラゲッジルームは270ℓという容量。

さすがに広々とはいきません。

 

 

ハイブリッド専用のメーカーオプション、アクセサリーコンセント¥44,000です。

災害時等、生活家電の使用なら約2日程使えるとの事。

ハイブリッドをセレクトするならお奨めしたいオプションだそうです。

 

 

ラゲッジ床下は発泡スチロールでした。

白いのむき出しはちょっと質感的にはイマイチですね。

ラゲッジは以上です。

内装移ります。

 

新型ヤリス ハイブリッドZインテリア

 

 

ヤリスの外装は質感全般高かったのですが、インテリアは気になる部分が何箇所かありました。

では前席から見て行きます。

 

フロントドア

 

 

助手席から見た感じ、パッと見で樹脂感が強いなぁと感じます。

 

 

かなり攻めたデザインのドアデザイン。

ドアグリップにボリュームを持たせてその上にウィンドウスイッチパネル、グリップ奥にインナードアハンドルという構造。

車内空間を広く見せたいこのクラスでドアにここまでボリュームあるのも珍しい。

 

 

ウィンドウスイッチ単体のイルミが運転席のみですね。

Cセグメントでも省かれるので仕方ないところでしょうか。

ここってメーカーで結構わかれますよね。

 

 

インナードアハンドル部にブルーのランプが設定されてます。

加飾パネルのローズメタリックはZ専用の色で、他のグレードではブラック。

 

 

中央には広い面積でファブリックが設定。

このファブリックの触感は少しザラっとした感じでした。

色味が樹脂と変わらないので、もう少しファブリックと分かる色合いでも良かったんじゃないかな?と思います。

 

 

ドアポケットはペットボトル、プラスアルファ位ですね。

そこまで広い感じではありません。

 

運転席

 

 

運転席はこんな感じです。

Zになるとヘッドレストがセパレートタイプになりますが、その他のグレードでは一体タイプです。

1体型シートはヤリス専用に開発されていて「プレミアムスポーティ」が表現されています。

 

 

シートの質感も普通な感じで特段びっくりすような事もなく。

このシートのこのスイッチというかレバーというかの使い方がよく分かりませんでしたが、「運転席イージーリターン機能」というZにのみ装備される装備。

カタログに解説あったので載せときます。

https://toyota.jp/yaris/#global-header

運転席の足元スライドレバーでお好みのシートポジションを記憶しておき、
乗車の際、シート横のメモリーレバーを操作することで記憶させたポジ
ションに簡単に復帰することができる機能です。乗車するたびにシートを
前後スライドさせて調節するストレスを軽減し、いつでも自分に合った
ドライビングポジションを維持できます。

こういう事みたいです。これは便利なんじゃなかろうか?

 

運転席周り

 

 

シートに座って、ドライバー空間をチェックしていきます。

パっと座った時にコックピット感はあってカッコいいな、という印象でした。

こうやって見てもドアグリップの主張が大きいですね。

座った感じの違和感は感じませんでした。

 

ステアリング

 

 

ステアリングは樹脂とレザーのコンビになっています。

本革巻きはZの装備で、他のグレードではウレタンです。

本革ステアリングはディーラーオプションで¥18,700で設定があります。

6時方向のスポークにもZ専用ローズメタリックの加飾になっていました。

ステアリングの調整はコラム式でチルト&テレスコの調整は付いてます。

 

メーター

 

 

メーターのデザインも良い感じ。

中央の液晶は4.2インチで、ハイブリッド専用のデジタルメーター

ピアノブラック塗装のメーターリングはZ専用の装備です。

メーターもグレードによって仕様が変わるので注意が必要。

 

 

パワースイッチ(エンジンスタートスイッチ)はステアリング左側に配置。

以前は右側が多かったですが、最近変わってきました。

エアコンダイヤルのメッキリングはZ・Gの装備。

 

ディスプレイオーディオ

 

 

ディスプレイオーディオ画面は大きくて良いんですが、上に飛び出し過ぎな感じはします。

運転中に左側の見るのに邪魔になりそう。

画面サイズですが、Z・Gは8インチが標準となっています。

 

 

シートヒーターはZでは標準装備されています。

オン・オフだけでなく温度調整が欲しかったですねー

Gグレードはコンフォートシートセットというオプション¥51,700で設定可能。

中央に入力対応のUSBスロットが設定されています。

 

シフトレバー

 

 

この辺りは質感的に少し寂しさを感じます。

Zなのでローズメタリックカラーのパネルになっていますね。

シフトレバー奥のトレーには12Vのソケットが標準装備されています。

 

残念、電子パーキングブレーキ+オートホールド無し

 

 

手動式サイドブレーキに少し浅めのドリンクホルダー、この辺りは急に質感が落ちます。

アームレストも無いのでもう一声欲しかったですね・・

 

 

ドライブモードはエコとパワーがあり、回転数の違い程度でしょう。

トヨタチームメイト[アドバンストパーク(パノラミックビューモニター付]¥77,000の装備となっています。

さすが、先行展示車。良い装備てんこ盛り!

 

 

ドリンクホルダー後方にちょっとしたポケットがあります。

 

助手席側

 

 

インパネにホワイトのオーナメントが設定。

Zではソフトパッド、以外は樹脂になるそうです。

どんな感じになるんでしょうか。

助手席前にトレーもあってBセグらしい使い勝手の良さもあります。

 

グローブボックス

 

 

グローブボックスの広さは充分ありそうでした。

車検証プラス何か、入りそうです。

あとZは助手席にシートアンダートレーもあるので収納は充実していますね。

前席は以上です。

 

後席ドア

 

 

後席ドアの質感はかなーり割り切られてます。

ドアアームレストは柔らかい素材だったと思いますが、それ以外はハードプラでブラック一辺倒。

 

 

ドアポケットはドリンクホルダーサイズでした。

 

後席居住性

 

 

運転席から後ろを見たアングルです。

結構暗い、ウィンドウが後方に向けて切り上がってる影響ですね。

 

 

あんまり広そうには見えないんですが、膝前空間は狭い感じは無かったです。

 

 

身長175センチの私のドラポジに合わせて膝前クリアランスはこれ位。

リラックスは出来ないですが「狭くてダメだー」って程でもないです。

 

 

シート下に足はこれ位入ります。

奥の方まで入る感じではなかったです。

 

 

しっかり腰を奥に入れてこれ位なので座面長ありますよね。

 

 

背もたれの高さもしっかりあって良かったんですが、少し角度が起きていてかなり垂直な姿勢になります。

長時間はキツイかなと感じました。

リクライニング機能はナシ。

 

 

後席用のドリンクホルダー付アームレストが無いのも残念。

フィットはベースグレード以外付いてくるので、ユーティリティー・使い勝手的な部分はフィットにかなり分がありそう。

ヤリスの売りである走りでどこまで差別化できるか?が持続的販売の鍵になりそう。

トヨタさんなので初期販売台数はエゲツナイと思いますがw

 

以上です!

 

最後に

 

 

ヤリスの先行展示車の内外装紹介でした。

エクステリアはデザイン性・質感も高くて好印象です。

スポーティなイメージもありましたが、内装は少し寂しさが目に付きます。

 

 

とは言え、かなり新技術が詰め込まれているので「走りの部分」がかなり期待できます。

走りを体感して新型ヤリスの魅力をまた発信できればと思います!

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

 

細かいヤリスの質感・装備差や見積もりの紹介記事です。

表にして分かり易くなってると思いますのでご覧になってみてください!

 

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