新型ゴルフ8 Style試乗レポート!上質感と乗り味の濃さの好バランスを体感
※21.6.27 R-Lineの画像追加
どうもUUです。
フォルクスワーゲンの代表的モデル「ゴルフ」がフルモデルチェンジを果たし、今回の改良で「ゴルフ8」となりました!
今回の試乗車は中間グレードの「Style」車両本体価格は¥3,705,000!!
ゴルフ8のラインナップ
eTSI Active Basic | ¥2,916,000 |
eTSI Active | ¥3,125,000 |
eTSI Style | ¥3,705,000 ★今回の試乗車 |
eTSI R-Line | ¥3,755,000 |
価格はこんな感じ。
以前見積もり記事もアップしているので良かったら読んでみて下さい。
フォルクスワーゲン新型ゴルフ8 全グレードの価格・見積もり紹介※21.12.21更新https://www.netcarshow.com/ どうもUUです。フォルクスワーゲンのゴルフ8が遂に国内[…]
eTSIというのがマイルドハイブリッドの意味ですね。48Vのリチウムイオンバッテリーを使用しています。
トランスミッションは全てのグレードで7速DSG(DCT)を採用。
排気量に違いがありまして、
eTSI Active Basic・Activeは1.0ℓ3気筒ターボ
eTSI Style・R-Lineは1.5ℓ4気筒ターボ
となっています。
正直先代モデル「ゴルフ7」のデザインが良かったので、ゴルフ8は見た目的に厳しいかな?と感じていたんですが、実車を拝見するとシャープな印象でかっこ良かったです。
デジタルな先進感も感じさせつつ、程よいクセのある味わい深いデザインなのかも?という印象。
何より48Vのマイルドハイブリッドによる加速時の上質感、ステアリングの操作に対する車両の追従性など、個人的にかなり好きな乗り味でした。
今回は試乗レポートとして外装を紹介してから、動的質感と内装レポートを合わせてしていきたいと思います。
新型ゴルフ8はかっこよくなった?外装をチェック
展示車・試乗車ともにStyleでした♪
試乗車はドルフィングレーメタリックにストームグレー内装、展示車はライムイエローメタリックにブラック内装ですね。
試乗車のドルフィングレーメタリックがちゃんと見たかったのですが、あいにくの雨で3枚しか撮影できず(笑)
なので展示車のライムイエローメタリックの車両を中心に他グレード(特にR-Line)との違い等にも触れながら見ていこうと思います。
ズズン!
実車を初めて見た感想としては思ったより全然イケてる!です。
新型ゴルフ8から新世代デザインに移行。
先代から比べるとかなりシャープになりましたね。
R-Lineはさらに精悍な顔つき!
しかも個人的に気になってるアトランティックブルー!
めっちゃかっこいいです♪
画像はブログ仲間のトガリさんから提供して頂きました♪ありがとうございました!
クルマの魅力を伝える試乗ブログ。新型車を中心に国産メーカーから輸入車まで体感した試乗レビューを分かりやすく発信します!…
R-Lineですとヘッドライトの間にも繋がるようにライトが設定されているのが特徴です。
見た目の差別化は多いですね。
フォルクスワーゲンゴルフTDIコンフォートラインマイスター試乗レポート2019.10.13更新GOLF7.5 ゴルフに遂に追加されたディーゼルエンジンモデルのTDIに試乗させて頂きました!試[…]
こちらが先代ゴルフ、マイナー後の7.5です。
先代も同じく水平基調ではあるのですが、グリルの水平とヘッドライトの繋がり感を持たせたのが「ゴルフ8」かなと感じます。
これによりシャープさが一段と際立ちましたね。
ロアバンパーの造形を画像で初めて見た時に違和感アリアリだったのですが、やはりボディーカラー同色パネルは無くても良いかな?という感じ。
Styleだと黒い樹脂部分が無塗装なのですが、R-Lineはピアノブラックで処理されて質感もグッと上がります。
全幅が1,790㎜と先代から10㎜マイナスしてきたのは素晴らしいですね。
ヨーロッパの街中も狭い路地多いですし、これ以上大きくならないように配慮されているのは嬉しいです。
話変わりますが、新型のプジョー308が全幅1,850㎜超えは販売に影響は出るのか、楽しみですね。
今回ヘッドライトの点灯状態は撮れませんでした。
先代ではオートハイビームまでの機能でしたが、改良ティグアン・パサートシリーズ同様に新型ゴルフ8でもIQライト(アダプティブLEDヘッドライト)が装備されています。
片側22個のLEDで対向車や前走車に眩しくないようにハイビームの配光制御が可能になります。
こちらはActiveからテクノロジーパッケージ(Active¥209,000、Style・R-Line¥165,000)でオプション設定ですね。
とは言え初期導入モデルではテクノロジーパッケージは自動で付いてきますので標準装備みたいなもんです(;^_^A
なかなか細かいデザインも拘りが感じられますね。
分かり辛いんですが、ヘッドライトユニットの側面にもIQと加飾が付いています。
質感も高いし、カッコいいんだよなぁ。
ウィンカーはこんな感じできれいに流れるタイプ。
これもIQライトとセットですね。なんか記事書きながらどんどんかっこよく見えてきた。
鋭い眼光なんだけど威圧感無くて、先進感とオシャレな感じが共存してるように見えます。
ボンネットのプレスラインはさすがフォルクスワーゲン。
拝見する限りチリも気になる部分はありませんでした。ドイツのクルマはプレス技術高いですね。
良いじゃないですか。歴史のある車に先進感を強く持たせるのはメーカーとしても勇気が必要だったのではないでしょうか。
しかし「確かにゴルフなんだけど、なんか新しい」と認識させるものに仕上がっていると感じました。
お見事。
サイドビューはザ・ゴルフっていう感じがしますね。全長は4,295㎜と先代よりも30㎜長くなりました。
新型ではノーズになだらかなRを付けることでフロントノーズを長く見せるデザインになっています。
これによりスタリッシュな印象が強いサイドビューとなりました。
先代は塊感があって可愛い感じ。
マイスターのホイールがめっちゃかっこいいな。
このシルバーが新型から無くなりましたよね。
フロントフェンダーにSTYLEとロゴのついたブレード加飾。
R-Lineですと「R」ロゴになります。
リアエンドの傾斜も先代より角度が付いてるかな。
リアスポイラーも大き目サイズでスタリッシュに磨きかけてます。
前後のアウタードアハンドルに「エクステリアアンビエントライト」が装備されていました。カタログ見る限り標準装備のようです。
こういう小さいけど快適な装備が充実しているのも、新型の魅力の1つかと思います。
タイヤはブリジストン「TURANZA」サイズは225/45R17。
R-Lineもサイズは同じで違うホイールデザインになります。
このStyleのホイールも悪くなかったです。
R-Lineのホイールはこんな感じです。
こちらの方がシャープでかっこいいなぁ。R-Lineかなり好きだな。後で紹介するフロントシートも良いんですよね!
ロアバンパーのブラック部分も塗装され質感高いです。
Styleのサイドロアはスッキリしてますが、R-Lineですとサイドロアスカートが付きます。
リアも見ていきましょう。
先日マイナーチェンジしたティグアンと似たイメージのテールライトですね。
相変わらず安定感のあるリアスタイルしとりますね。
先代はルーフから凹凸少な目に下までハの字で落ちていくライン。
新型はテールライトの上にクビレがあり、少しセクシーなニュアンスがプラスされています。
点灯状態は撮影出来てませんが、テールライトにもIQライトが採用。
フルLEDとなります。
先進的だぁ。少しティアドロップ気味なデザインは個人的にかなり好みです♪
リアウィンカーも流れていました。
リアはちょっとツブツブ感ありで、フロント程シームレスではないです。
先代の方がリアウィンカーはシームレスだったかも。
R-Lineになるとロアバンパーが専用デザインになります。
同じダミーマフラーでも左右が繋がっていないのでより自然な感じですよね。
リアもピアノブラックで塗装されています。
いやーカッコいいぞ(連呼)
リアビューもカッコいいんですが、ダミーマフラー兼メッキ加飾は無くても良いなぁ。
フロント同様メッキ周りの樹脂は無塗装ですね。
本当のマフラーは左奥に出てます。
リアサスですが、Style・R-Lineはマルチリンク。Activeはトーションビームになります。
乗り味の違いが気になるー。
ラゲッジもチェック
ついでにラゲッジルームも見ていきましょう。
バックドアの開閉は先代同様エンブレムで行います。
バック運転時ここからカメラが出てきます。
新型ゴルフ8にはパワーバックドアの設定はありません。
そもそもCセグハッチで付いてるの見たことないかも。
ゴルフ8のラゲッジは2重底になっています。
上画像は下げた状態ですね。
通常状態はこちら。
この状態で380ℓの容量を確保しています。
Cセグメントのハッチバックとしては一般的な広さですね。サイドの張り出しも抑えられてスクエアな床面形状で使い勝手が良さそう。
6:4分割可倒で、トランクスルーも可能になっています。
ラゲッジライトは右側に1個設置されています。
12V電源もその下にありますね。
そして嬉しいスペアタイヤ付き!先代に引き続き採用されています。
昨今パンク修理キットが多いのですが、ゴルフ8にはスペアタイヤが鎮座してました!
個人的に重要なアイテム。ゴルフ8ポイント高し!!
後席の背もたれは肩口のレバーで倒します。
ラゲッジ側から倒すレバーの装備は無しですね。
リアシート倒すとこれ位の角度となります。参考までに。
では内装とドライブフィールのレポートに行きましょう。
フォルクスワーゲン新型ゴルフ8 Style 試乗レポート
今回試乗時間が10分程度であまり濃く体感が出来ていないので、あまり細かくはレポート出来ません。
しかし!間違いなく進化している事は感じられました!
展示車がブラック内装、試乗車はストームグレー内装。
Styleのみ内装カラーが選べるようになっています。
ストームグレー内装良かった!ブラックとの違いも画像並べて行きますので違いを確認してみて下さい。
ドアの開閉フィールが良い
フォルクスワーゲンのドアの重さと重厚感溢れる開閉フィールが好きなのですが、新型も良かった。
この剛性感はなかなか他メーカーでは味わえません。
でも先代の方がもっと重厚だったかも。ドアトリムの厚みというかボリュームがそぎ落とされ、車内空間の確保に振られている感じもしました。
トリム上部はソフトパッドが使用されています。
このネジレ具合が面白いですね。
外から見るとこんな感じになる訳です。
オーナメントはマットな木目調フィルム仕上げ。さらっとした質感で、薄っぺらさが無いのでフィルムでも問題ないと思いました。
ストームグレーの内装も明るくて良いです。汚れはかなり気にしないといけませんが。
アンビエントライトはStyleから30色で設定可能。メーターカラーも連動して変わります。
ActiveBasic・Activeは10色となります。個人的には10色で充分。ベースグレードから設定があるのが素晴らしい。
ドアポケット部がグリップタイプになっていました。
先代のように通常のグリップが付いてる方が欧州車っていう感じはします。
全体的に無塗装樹脂なんですが、色味とオーナメントの使い方で質感は悪くない感じなんですよね。
フォルクスワーゲンはマテリアルの統一とバランス感覚が巧いですね。質感が悪く見せないデザインと樹脂のシボの揃え方をしてきます。
スイッチにメッキ加飾も付いてます。全窓オールオート。
ドアポケットは起毛処理されています♪異音対策出来てますね。
しかし!
グローブボックスの起毛処理は無いー。
先代ではコンフォートラインでも装備されていましたが、少し残念。
DVDのスロットも無くなったのでETCカードのユニットのみとなります。
このような質感装備と先進装備のコストをどこに置くか?のバランスなんでしょうね。
ゴルフ8 ドライビングポジション の印象
Styleのフロントシートは「スポーツコンフォートシート」スポーツと言うだけの事はあって、背もたれ・座面サイドの張り出しも大き目です。
R-Lineですと「トップスポーツシート」というバケットタイプ。
このシート見た目最高です♪
メインはマイクロフリースにチェック柄。サイドは合皮でパイピングの仕上げになっています。
こちらもマニュアル調整ですが、個人的にはあまり気になりません。
気になるとすれば後席の乗員が前が見辛い?かな?と言う事ですね。しかし、アトランティックブルーとグレーシートの相性も最高だな・・・
この角度から見ると結構な張り出し具合が分かるでしょうか。
ウレタンは柔らかい表面層の奥にしっかりとした芯が詰まってる感じでコシがある良い着座感です。
サポート関連のおかげで体の収まりも良いですね。
新型ゴルフ8にはパワーシートの設定がありません(^_^;)
これはちょっと残念なポイントですね。
手動ではありますが、ランバーサポートの設定もありますので調整はききます。
前後スライドはこのレバーで行います。
国産のバーに慣れていると少し使い辛いかもです。
アクセルペダルは吊り下げ式。
アクセルペダル横のプレートはACC使用時の右足置き場です。
このフットレストの設定があるのは、今の所フォルクスワーゲンのモデルしか知りません。
ペダル類の剛性感が先代から少しマイルドになったような気がしました。
それでも充分安心感はあります。
めちゃくちゃスッキリしたセンターコンソール。
シフトレバーが極少サイズに変化して存在感がありません。
操作は程よい手応えでコクッと操作可能。オートホールドは先代同様採用されています。
質感は悪くないですが、特段良い感じでもありません。
シフトレバーでドライブ、ニュートラル、バックを操作。
パーキングは前方のPボタンですね。手前は電子パーキングブレーキ。オートホールドも標準装備されています。この辺りは抜け目ないですねー。
コンソール横のパネルは樹脂でステッチ等は無しです。
エンジンスタートスイッチが先代の〇~□スイッチに変化。
ステアリングがちょっとDシェイプですね。
握りは普通の感じです。レザーの質感は普通に良くスムースレザーと言う感じ。
R-Lineになるとパンチングレザーが使用され握りがもっと太く、もう少し明確にDシェイプになるようです。R-Lineは「プログレッシブステアリング」になり、ステアリングスイッチも静電式に。
ステアリングの操作性にも違いがあるのか気になるところですね。
インフォティメントの表示精度が高い
先代の12.3インチからはサイズダウン
エンジンスタートすると遠くでブゥンとエンジンの始動音が静かに聞こえます。
まず感動したのが、10インチ液晶メーターの表示精度が高いこと!
綺麗な液晶に鮮やかな色で映し出される計器類のアニメーションは非常に見易いです♪
メーターは大きく分けて4つの表示モードが設定されていました。
両サイドの表示内容は変更可能。
これを見ただけでかなりテンション上がります。
国内向けにもインフォティメントの手抜き感がないんですよね。
サイドの表示はステアリングスイッチの右側を使って表示を変更できますが、これが個人的には直感的で分かり易いと思いました。
ステアリングヒーターもStyleとR-Lineには標準で装備されております。
新潟のように寒い地域ですとシートヒーターよりステアリングヒーターが欲しい位なので嬉しいですね。
このようにメーターに表示されます。
ボタンを押すたび温度設定が下がり最後は消えます。
死角への配慮もあるが、サイドミラーは小さいぞ
HarmanKardonはオプションでラグジュアリーパッケージ¥231,000の内容
Aピラーがかなり細くなっていて、小さいですが三角窓もついています。
死角低減の工夫もしっかりと配慮を感じます。
しかし、個人的にフォルクスワーゲン・アウディのサイドミラーは小さいのでバックカメラが必須になる点が少し気になりますね。
出来ればサイドミラーもしっかり見れる面積が欲しい。
ミラーの見た目はスタイリッシュなんだよなぁ。どこを取るか問題。
スピーカーの加飾はAピラーの部分だけでした。後席のスピーカーにも加飾あると良かったなぁ。
HarmanKardonのオーディオ調整画面が良い感じでした。
これは所有してみないと分からないことも多そうですが、楽しみの一つですよね。
色々試したくなる設定画面の感じ!
プレミアムサウンドならではの設定の多さだと思います♪
もし購入するなら付けたさもありますが、そこまで音に拘り無いのとサンルーフ要らない派なので冷静になると付けないか。
48V MHEVがもたらす上質な加速感
約15分弱の短い試乗でしたが、感じた事をレポートします。
またこの日は雨がまぁまぁ降っていたので、ロードノイズや静粛性には良いコンディションでしたから、通常より静かに感じたかもです。
機会を頂ければ晴れた日にも試乗してみたいですね。
ディーラー駐車場を出てゆっくりとアクセルを踏んでいきます。
ドライブモードは今回基本的にエコで走りました。
モードはエンジン切っても記憶しているようですね。
StyleとR-Lineには「ドライビングプロファイル機能」が搭載されており、通常の「コンフォート」の他に「エコ」「スポーツ」「カスタム」とセレクトが可能になります。
黄色丸部分に主要な機能表示が出来るショートカットボタンがあります。
各機能がこのように配置。
ドライブモードを押すとこのような画面になります。
一般道に出て流して行きます。アクセルを踏むと初期加速のエンジン音が小さい。
先代の初期モデルで1.4ℓガソリンターボに試乗させて頂きましたが、アクセルを踏んだ時にブーンというガサツ感のあるエンジン音が聞こえてきた記憶があります。(そこまで気になる!というものでもないですが)
このエンジンフィーリングで良いクルマだと感じる度合も大きく変わってきます。
明らかに新型は上質な加速フィールを手に入れました。
エンジンをモーターのトルクでカバーしてくれるので、一踏みで軽くクイっと走り出してくれます。
そこから巡航スピードまでは7速のDSGが滑らかにピックアップしていきます。
決して速いとかではないですが、必要充分プラスアルファと言う感じで街乗り・高速でも不足感は無さそうなパワー感。
10インチナビ画面の表示精度もかなり上がっています。VWのクルマはインフォティメントが良いですね。
エアコン関連画面でシートヒーターの調整も出来ます。
エアコンは画面下のスライダータッチ操作、通常のクリック操作に対応。意外と使いやすいです。
オーディオの音量調整は真ん中で行います
ステアリングフィールが楽しい
少し走っているとステアリングのドッシリ感が増した事を感じ始めました。
先代と言うよりフォルクスワーゲンのモデル全体に対しても重厚感を感じるフィーリング。
ステアリングを操作してから車両が動き始めるまでの一瞬の間、これが先代では個人的に少し長く感じていました。
誰でも運転しやすい操作性はキープしつつ、追従性の高さを少しプラスしてクイック感もあり。
少しクイックになる事で今までよりもステアリングの舵角が少なく済む印象で、個人的にかなり好みの感じなんです。
特に低速域での車線変更等でも操作に対してノーズがスッと向きを変える反応速度が速いのも良かった。
これは運転の楽しさが高まるー。
ドライバー側にインフォティメントが傾斜しています。
この角度ですと分かりやすいでしょうか?インパネ上部はソフトパッドになっています。
おっ、助手席側にメッシュポケット。
イヤー、シンプルで美しい造形ですね!この内装めっちゃ好きです。
とにかく使いやすいと思いました。所有した時のイメージが湧きやすいと言いましょうか。
ロードインフォメーションの濃さと乗り心地が絶妙
川沿いの少し荒れた路面を真っ直ぐ走るシーン。前に車が居たので強めの加速は試せませんでした。
タイヤの設置感はしっかりあり、ロードノイズも少し入ってきますが、丁度良いインフォメーションとして聞こえます。
そしてステアリングから感じる路面のザラツき、タイヤを介して伝わるザラツキの統一感がある印象。
嫌じゃないレベルでしっかりとインフォメーションを伝えてくれます。
このザラツキの拾い具合と路面の凹凸の伝わり方が乗り味の濃さに対する印象を大きく左右してきます。
ゴルフ8のそれは、そのバランスがとても良い感じ。
48V MHEVが感じさせてくれる上質な加速フィールを崩さない程度に、コツコツとした路面凹凸を伝えつつ車両のフラット感をキープした乗り心地。
ただ乗り心地が良いという事ではなく、路面の状況をしっかりと教えてくれる。
ダンパーはボディー下で素早く動いて車両の傾きを抑制。
欧州の石畳でどのような伝え方をしてくれるのか試したくなります。
プジョーのクルマならもう少し車両は傾き、路面タッチも柔らかいと思いますが、ゴルフの少し硬めのタッチも好印象でした。
長く書いてますが、今回のゴルフ8の本領はこの部分じゃないか?と思う程良い塩梅で感動♪
コンソール前端には置くだけ充電とUSB-Cが2口設定されています。
ドリンクホルダーはシャッターが無くなり、ティグアンと同等のものが採用。
12V電源の隣のスイッチを押すとホルダーの調整ができます。
アームレストコンソールは3段階の高さ調整と、スライド機構を有しています。これは先代と同等ですね。
気筒休止機能で燃費もアップ
アクセルから足を離して惰性運転状態になると、メーターに気筒休止の文字が出ます。
積極的に4気筒の内2気筒を休止して燃費向上をしているようです。
表示内容は色々変えられるので試乗時試してみて下さいね。
瞬間燃費も表示されて使いやすく、親切な構成になっていると思いました。
静粛性も上々
先ほども書いた通りインフォメーションはしっかり伝えて来るのでロードノイズは路面状況次第では煩く感じるシーンもありそうです。
風切音や、エンジンの回転が抑えられている分余計にフォーカスするかもしれません。
試乗車が100㌔位しか走っていませんでしたので、タイヤが馴染めば音にまろやかさが出てくるのかな、と思います。
先代のTDI試乗の印象よりも車体の微振動ですとか、風切音の類が小さくなっているように感じました。
TDIはディーゼルでしたからそのエンジンの違いによるものもあると思いますが、アイドリング時にペダルから伝わる振動がかなり低減されていたり、アイドリングストップからの復帰の素早さや振動の少なさなど、MHEVの恩恵は色んな所で発揮されている印象です。
新型にTDIが設定されるのかは微妙なラインですが、日本国内ではまだ需要ありますから後から追加されるのか?淡い期待を持ってお待ちしています(笑)
約10分の試乗が終了。また機会がありましたら、じっくりと体感させて頂きたいです。
ありがとうございました♪
ドライブフィールのレポートはここまでです。
あとは後席とサンルーフをご紹介です。
新型ゴルフ8は後席の居住性も上々
後席のドアトリムは割り切りがそこそこに見られます。
木目調のオーナメントパネルが無く、トリム上部はハードプラに。
ここはオーナメントが設定されていると嬉しかったなぁ。
試乗車は「HarmanKardon」が付いてるので後席ドア中央にスピーカーが付いてます。
「HarmanKardon」が付いて無い車両にはありませんね。
後席ドアにもアンビエントライトが付いてます。
アンビエントライトがある代わりにオーナメントが無くなったのかな?
後席の見え掛かりはこんな感じ。
気兼ねなく使えて上質感も感じさせる雰囲気があります。
身長175センチの私の身長にドラポジを合わせてあります。
膝前空間は拳1個半位ですね。
リラックスした姿勢も可能でした。
背もたれも肩より高い位置までサポートしてくれます。
ドアポケットが上下に備わります。
ドイツ車のクルマですが、まるで国産車のようなポケット使い。
後席の座面長がしっかり確保されているので、後部座席のドライブも快適になりそう♪
シート下にも足がしっかり入り込みます。
センタートンネルちょっと低くなったかな?
Cセグメントハッチバックでトリプルゾーンエアコンですよ。
これはポイント高いですね!
写真撮り忘れましたが、この下にもUSBスロットが設定されています。
個人的に後席で絶対付いていて欲しい、ドリンクホルダー付アームレストも完備。
子どもが2人いるのと、長距離を走る事がたまにあるので飲み物置き場がどうしても欲しいんですよね。
立派なサイズで実用性高そうです。
ルームランプはフロント・リア共にLEDのタッチでON・OFFするタイプ。
ゆっくり消える躾もちゃんとされていて感心しました♪
後席から見たサンルーフ。
こちらは「HarmanKardon」とセットでラグジュアリーパッケージの内容。
シェードは手動で開閉するタイプ。
雨だったので開けることは出来ませんでした。
開閉のタッチスイッチが設定されたオーバーヘッドコンソールの質感が高いです。
LEDライトが煌びやかですね♪
バニティーライトもLED。
画面右の□部分に触るとメニュー画面が出てきた記憶です。(違うかもしれません)
アンビエントライトはエリア毎で設定が出来るようになっていました。
色まで変えれるかは不明です。
アンビエントライトの設定画面です。
4つ四角があるじゃないですか、これを選べるようになってるんですが変更しても違いが分かりませんでした(笑)
分かる方教えて下さい。
メーターの色も変わりましたね。
以上です!
最後に
新型ゴルフ8走りは上質で、先進・快適装備が満載。
今回試せてないですが、安全運転支援関連も大幅にパワーアップしており、非常に見易いインフォティメントとになっています。
「快適なドライブをサポートしてくれる最強のファミリーカー」と言っても過言ではないかもしれません。
とにかくステアリングフィールが個人的に好きな感覚に近く、次期愛車候補にグイッと入ってきた感じします♪
R-Lineに乗ってみたいですねー。
ヴァリアントの試乗車がR-Lineになるのかな?と期待しちゃいます。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
また良かったら次回もチェックお願いします!
フォルクスワーゲン・ゴルフ8 Style スペック一覧
車両本体価格 ¥3,705,000
駆動方式 | 2WD/FF |
トランスミッション | 7速DSG |
車体サイズ㎜ 全長・全幅・全高 | 4,295・1,790・1,475 |
ホイールベース | 2,620 |
車体重量kg | 1,360 サンルーフ付+20 |
タイヤ | 225/45R17 |
最低地上高 | ― |
サスペンション前/後 | マクファーソンストラト/4リンク |
エンジン最高出力 | 150PS |
エンジン最大トルク | 250Nm |
電動機 | 48Vベルト駆動式スタータージェネレーター |
最小回転半径 | 5.1 |
燃料タンク | 51 |
燃費WLTC km/ℓ | 17.3 |