マツダ CX-5 25T LPackage 試乗レビュー
2018.11.21更新
2018年マイナーチェンジモデル
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私はブログで体調に気を付けて下さいとか言っておきながら、自分が風邪ひいてしまいました(*_*)
気温差が大きかったり、乾燥してきてますので本当に体調に気を付けてお過ごしください。
先日久しぶりに試乗に行けまして(3週間ぶり)、試乗車おろしたての
マツダ CX-5 2.5ℓターボモデルに乗ってきたのでレビューしたいと思います。
CX5のターボのりにきました! pic.twitter.com/A9shqSpLZx
— UU (@WCLBlogAuthor) 2018年11月17日
初めて新型店舗きました!
最初の試乗車がLパケだったので特別仕様車のある店舗まできました😃商品力高いわぁ!
なるべく早めにブログでアップします😄 pic.twitter.com/lauuHqd4fy
— UU (@WCLBlogAuthor) 2018年11月17日
最初に行った堀之内店では乗りたい2.5ℓターボでしたが、見たかった特別仕様車Exclusive Modeの内装が確認できませんでした。
なので特別仕様車の置いてある店舗を探してつぎに有明台店に足を運んだわけですww
有明台店の試乗車はディーゼルでしたので、この2店舗合わせてやっと確認したかった内容が大体確認できました。
しかし!この有明台店の試乗車はすでにスタッドレスタイヤになっていて特別仕様の高輝度ダーク塗装のホイールが撮影できなかったので、次の日にまた違う店舗に行ってそのホイールとプラスアルファで撮影してきましたww
一体何をやっているのかw
かなり足を使って情報を集めてきましたので、まだ見れてなくて気になっている方の参考になれば良いなと思います。
今回見てきた感想としては、マツダのクルマは質感高い(特に内装)ですし、何よりデザインが良いです!
写真たくさん撮ってきましたので、画像たくさんで今回もお送りしたいと思います
CX-5のレビューに移る前に、題名にも書きましたが新型アクセラに向けた今後の動きについても少し書いて行きますね。
新型アクセラの発売予定時期は??
新型アクセラのスパイショットが公開され、にわかに盛り上がっているアクセラの情報関係ですが、試乗のついでに聞いてきました。
営業さんは現行車の生産終了時期からニューモデルの発売時期を大体予想できるとのこと。
現行のアクセラの生産中止情報が入ってきたそうで、2019年2/22に現行の生産が終了、その後在庫販売。
生産終了後の3~4ヶ月後が新型の発売になるということで、新型アクセラ発売は2019年5~6月の間だろうと営業さんのお話でした。
この営業さんかなり色々知っている方で、今回のターボ追加情報についても細かく正確な情報を教えて下さいましたので信用できる情報ではないかと思います。
CX-5 25T Exclusive Mode 2WD ジェットブラックマイカ見積もり
今回試乗する前に2.5ターボの特別仕様車の見積もりをして頂いていたものです。
車両価格は¥3,650,400でモロモロ込で¥4,172,132という内容です。
こちらがその時の見積もり書です。参考になればと思います。
特別仕様車は、メーカーオプションでよく選ばれるであろう、DVDプレイヤー・TVチューナー¥32,400、BOSEサウンドシステム¥81,000、360°ビュー・モニター¥43,200は標準装備になっています。
なのでディーラーオプションのみでフロアマット¥31,104、ナビのSDカード¥48,600、ETC¥37,878、ETCセットアップ¥2,700を選択しています。
シートベンチレーションや、パワーバックドア、リアシートのシートヒーター、安全装備など全て入ってこの価格は相当商品力高いです!
ユーザーの事を考えた装備内容をどうか、他社も見習ってもらいたいです。
また、このコミコミ価格はアテンザワゴンの25SLパケの価格とほぼ同額です。
マツダを検討されている方でこの2台で迷う方もいそうですね!
では試乗車のスペック一覧です。
マツダ CX-5 2.5T Lパッケージ 4WD スペック
今回の試乗車はAWDモデルでした。
マツダの4WDは iーACTIV AWD と呼ばれたくさんのセンサーでタイヤのスリップなどをリアルタイムにモニターし路面状況に応じて積極的に自動制御するいわゆるスタンバイ式です。
基本的に前輪で走行するタイプですね。
今回の目玉2.5ℓターボのエンジンですが、嬉しいレギュラーガソリン仕様です。
230馬力420Nmというパワーですので、このクラスのSUVとしてはかなりハイパワーな部類になります。
試乗でこのパワーをどのように感じたかもレビューしていこうと思います!
ブログスタートしてから、CX-5のレビューをするのは初めてなので特別仕様の内容など確認(といっても外装はホイールくらいかなw)しながらレビューしていきますのでお付き合いお願いします。
以前取材した色々なカラーのCX-5の画像がありますので、そちらも入れながら見ていきます。
比較してお好みの色を確認されても良いかと思います。
ではエクステリアから見ていきましょう。
マツダ CX-5 エクステリアレビュー
フロント
2012年にマツダ起死回生の立役者として発売されたCX-5ですが、新世代デザインもこのCX-5から始まっていますね。
続いて発売になったCX-8や、2018年6月にマイナーチェンジしたアテンザもこのデザインを踏襲しています。
初代に比べてヘッドライトが薄くなりシグネチャーウィングというグリル周りのメッキパーツがヘッドライト上もしくは中に抜けていたものが、下に入り込むデザインになりました。
特徴的だなと感じていたのが大開口のメッシュグリルですが、これは好みが別れそうな部分かと思いました。
個人的にはCX-8の横バータイプのグリルの方が好みです。
CX-5はCX-8よりもコンパクトですからスポーティ感を表現できていると思います。
CX-5特別仕様車のヘッドライトはアダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)です。
・グレアフリー(防眩)ハイビーム:約30㌔以上で走行中、対向車両にまぶしい思いをさせない
・ワイド配光ロービーム:約40㌔以下で走行中左右方向をワイドに照らして交差点などでの視認性アップ
・ハイウェイモード:約95㌔以上の高速走行中に、ヘッドライトの光軸を自動で上げ、より遠方の視認性を向上
の機能が付いたハイテクヘッドライトです。
このALHはPROACTIVE以上のグレードに標準装備です。←ほとんどのグレードでALHです。
以下のグレードにはハイ・ビーム・コントロールシステム(HBC)です。
輸入車でもアダプティブLEDヘッドライトは採用されていないとか、グレードで差別化されたりしているのでマツダのこの採用の仕方は太っ腹だと思いますね。
LEDのフォグライトはLパケからの装備。
サイド
こちらはLパッケージのサイドビューです。
CX-5はグレードでの見た目の違いはほとんどなくて、フォグライトの有無やホイールの違い位だと思います。
新型店舗の有明台店の試乗車はすでにスタッドレスタイヤになっていました。
サイズは 225/65R17 DUNLOPのWINTERMAXX でした。
三店舗目でやっと、やっと!撮影できた特別仕様車の高輝度ダーク塗装ホイールがこちらです!!←そんなおおげさなもんじゃないww
試乗車はディープクリスタルブルーマイカでマツダのボディーカラーの中でも個人的に好きな色でした。
このディープクリスタルブルーマイカとの相性も良い感じで足元が引き締まって、とても良いですね!
街中でもかなり見かけるようになったCX-5。
デザイン性の高さは各部に見られます。
短く見えるフロントオーバーハング、Aピラーを後方に配置しさらに寝かせて、ノーズを長く見せる効果を狙うことでクーペのようなイメージを与えています。
兄貴分のCX-8と大きく違うのがこのリアサイドですよね。
フロントドアパネルまでがCX-5と共通で、リアドアからはCX-8とパーツを別ちます。
CX-5はリアが短いので軽快な印象があり、スポーティな性格があることがここでも表現されています。
こちらはCX-8ですが、このホイールが高輝度ダーク塗装になったものが特別仕様車に採用されています。
CX-8はリアドアがストレッチされていてリアのオーバーハングも長いですね。
個人的にはCX-8のサイドビューの方がしっくりくる感じがしています。
CX-8のレビューは過去記事でもしていますので気になる方はカテゴリーのマツダから見て頂けると嬉しいです。
リア
リアのコンビネーションランプも薄く小型化されて車幅を広く見せています。
ランプカバーも少しスモークがかっていて、ノーマルでここまで黒いのは珍しいかも。
カッコいいですよね!メーカーの良心を感じる??
今回のマイナーチェンジで淡く期待していたのが、マフラーカッターの変更でした。
アテンザのマイナーチェンジで採用されていたオーバルタイプのものになってくれないかな?って思ってたんですけどね、なりませんでしたw
私以外にも期待してた方、いたんじゃないでしょうか??
営業さんは全く共感してくれなかったですがww
以上でエクステリアのレビューを終わります。
マツダ CX-5 エクステリア レビュー まとめ
CX-5の特別仕様車や、様々な色の個体のエクステリアを見て頂きましたがいかがでしたか?
今回初めてCX-5をレビューするので一通りレビューさせていただきました。
以前レビューしたCX-8とデザイン的には基本同じですが、全長が短いのでスポーティーで軽快な印象が強いですね。
大きなメッシュのフロントグリルは好き嫌いありそうですが、かっこいいです。
CX-8のグリルの方が好みではありますが、CX-5が正面から走ってくるのを見ると良いなぁって思っちゃいますから。
初代のCX-5と比較するとプレスラインもスッキリしてボディーパネルの緩い傾斜でとても雰囲気のあるデザインになりました。
動きの大きなデザインから、静の中の生命感のような表現に変わったようなイメージを持っています。
ユーザーに色々な印象を与えてくれるマツダのプロダクトは素晴らしいですね。
特別仕様車としてエクステリアで違うのがホイール位なのは少し寂しかったですね。
先ほども書きましたが、マフラーカッターをアテンザのものにしてくれたりすると2.5ターボのスポーティー感がより強調されて良いかなと思いました。
以上でCX-5のエクステリアのレビューを終わります。
続いて動的質感に移りましょう。
マツダ CX-5 25T LPackage 動的質感レビュー
ドライブポジション
試乗車はLパケでしたのでフロントシートはパーフォレーションレザーシートでした。
こちらは10wayのパワーシートになっていて、細かいポジション調整が可能になっています。
SUVなのでホールド感はそこまで強くはないですが、体を面で受け止めてくれる良いシートになっています。
国産車にありがちな座面の薄さもありませんね。
良く出来ているなと思います。
アクセルペダルはマツダ車全般で採用されているオルガン式のアクセルペダルです。
オルガン式のアクセルペダルは足に負担が少ないと思います。
吊り下げ式ですと長距離運転の時など土踏まずに疲れが出やすいですが、オルガン式は足の裏の広い面積を預ける事が出来るのでこの差は大きいのではないかと思いますね。
残念なのがフットレストが標準ではないこと!
ここを削るのかぁーという感じですが、その他の機能で嬉しいものがたくさん標準装備されているから、大目にみちゃおうかな!
フットレストはディーラーオプションでありまして、単体では¥4,212、アルミペダルセット(AT用)¥21,055として用意がありますので、フットレストが欲しい方はどちらかを選択されると良いかと思います。
動的質感
ステアリング横にあるエンジンスタートスイッチを押して2.5ℓターボエンジンを始動します。
スイッチを押すと、ドッウゥンとエンジンがスタートします。
アイドリングの音はうるさくはないですが、そこそこに聞こえます。
気のせいかもしれませんが何か力強い振動があります。
ディーラー駐車場を出るために、場内を低速で走ります。
低速から結構良いエンジン音がする印象です。
CX-5も静粛性は高いのですが、CX-8と比べるとスポーティーな性格ですし少し音が聞こえるようにされているのかなと思います。
駐車場を出てすぐに信号につかまります。
一旦停止してアイドリングしますが、やはりそこそこエンジン音は聞こえます。
でも、気になる感じではないです。
左折の交差点を抜けて少し加速を試しました。
グォォンという力強い音でグイグイ加速します!
6速ATは1速と2速とシフトショックは軽く感じますが、不快な感じも無くテンポよく加速していきます!
最近では当たり前になってきた、とても良く躾されたターボで低速からしっかりとトルクを出してきてスムーズにトルクフルに加速しますね。
ドカンっとくるターボではないので圧倒的加速!という感じではありませんが、気持ち良く走る事のできるエンジンになっています。
アクセルに対する付も良くて、踏むとどの速度域からでも伸びのある加速をしてくれますよ。
アウディ等のドイツ社のシフトフィールを知っていると少しタメの時間を感じはしますが、金額を考慮すれば充分に良く出来ていると思いますね!
一般道からバイパスに移ってさらに加速を試しますが、やはり加速感は素晴らしいです。
420Nmのトルクを2000回転から発生しますが、1500回転辺りから豊かなトルクを出してきます。
4ℓV8エンジン並みのパワーとカタログで記載があるのは伊達ではないですね。
街乗り、高速ともに快適なクルーズを楽しむことが出来そうです。
毎回マツダ車に乗って驚くのが乗り心地です。
225/55R19という大きなタイヤホイールを履いていますが、乗り心地がとにかく良いです。
コツンコツンとロードインフォメーションを伝えてはきますが、サスペンションがショックを吸収してすぐ収束するのがよく分かります。
タイヤとの関係もありそうですが、試乗車はまだおろしたてで83㎞しか走行していないことを考えるととても良いと思います。
ロードノイズは少し入ってきますが、これもタイヤが馴染んでくればさらに静粛性は高まるのではないでしょうか。
そんな好印象な中で気になったのが、ブレーキングです。
これはマツダ車に以前から感じていることですが、ブレーキの初期制動の部分が少し弱いなぁと感じます。
以前試乗したアテンザワゴンではそれが少し良くなっていると感じましたが、今回のCX-5ではまたブレーキの弱さを感じました。
踏み始めてすぐに効きはじめるのですが、その時の制動をもう少し強くして欲しいですね。
これは感じ方は人それぞれかと思いますので、試乗で少し注意深く確認して欲しいポイントです。
今回のマイナーチェンジからGVC(Gベクタリングコントロール)が機能追加されGベクタリングコントロールプラスになりました。
以前までのGVCはドライバーのハンドル操作に合わせてエンジンの駆動トルクも制御して4輪の設置荷重を最適化するものでした。
今回のGVCプラスからはブレーキによる車両姿勢安定制御も追加されたそうです。
しかしこのGVC、交差点や大きなカーブで若干その恩恵を感じることは出来ますが、普段走っている程度では、言われてみればロールする感じが弱いかな?って位です。
営業さん曰くドライバーよりも同乗者に恩恵が大きい機能ととして捉えた方が良いと思います、とおっしゃっていてその通りかなと思いました。
ドライバーは経験でカーブや交差点で減速やカーブするとき体が準備できてしまいますが、同乗者は出来ていませんよね。
こういうときの姿勢変化量を低減してくれる機能として理解しました。
ステアリングですが操作感は軽めです。
ステアリングの動きに対するクルマの挙動のツキも早めで運転の楽しさもあります。
個人的にはもう少しドカンターボ寄りの方が運転が楽しく感じそうですが、これは完全に主観が強いかなと思いますww
2500CCのNAモデルの時は軽快な印象でしたが、このターボモデルは車重もアップしていて重厚感のある乗り味です。
高速域でステアリングが安定して直進安定性も良くなりそうですね。
バイパスを走った限りでは直進安定性は良かったです。
最低地上高の関係もあるかもですが、アテンザ程の直進性は感じませんでした。
営業さんにボルボとマツダとの関係性の話も聞きながら、楽しい試乗の時間も終わりです。
営業のMさんいつもありがとうございます。
次はマイナーチェンジしたロードスターRF乗りたいですww
以上で動的質感のレビューを終わります。
マツダ CX-5 2.5ターボ Lパケ 動的質感レビュー まとめ
CX-5に新たに追加された2.5ℓターボ車の動的質感レビューをご覧頂きましたがいかがでしたか。
マツダには2.2ディーゼルという素晴らしいスペックを誇るエンジンがありますが、年間走行距離が短いユーザーには不向きなエンジンです。
ガソリンエンジンも2.0・2.5ℓNAのものが用意がありますが、これではパワー的にもう一声!という方も多かったはず。
この部分を埋めるように登場したのがこの2.5ℓターボのガソリンエンジンですが、期待通りのパワーと楽しい走行フィールを提供してくれる良いクルマになっていると思います。
ディーゼルのパワーと燃費の両立を求めると少し違ってきてしまいそうです。
しかしレギュラーガソリン仕様ですし、この低速トルクと高速域でもよどみない加速感が手に入るのでとてもお買い得ではないかと思いますね。
弱冠ブレーキングでは初期制動の物足りなさを感じますが、それを営業さんに伝えても他のユーザーの方からは声は無いようですし、営業さんも感じてはいないみたいでした。
私だけがそう思っているだけかもしれませんので、参考までにお願いします。
とても重厚感のある走行フィールでディーゼルエンジンモデルがガソリンになった、そんな印象を受けますね。
軽快感を求めると少し違うと思うので、その部分でユーザーの方の反応がどう変わるかも興味あります。
試乗された方でコメント頂けると嬉しいですね。
以上で CX-5のエクステリア・動的質感のレビュー を終わります。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
次回も読んで貰えると嬉しいです。