PORSCHE(ポルシェ)911CARERRA(カレラ)試乗レビュー
ポルシェ911カレラに試乗させて頂きました!
人生初ポルシェw
スポーツカーの最高峰なイメージのポルシェの走りが気になって仕方なかったので我慢できずに乗ってきちゃいました。
今週末はいよいよ初ポルシェ行ってみますw
緊張するでーw
一応写真撮影許可ももらったからバシバシ撮らせて貰おうと思います😀あとMAZDA3も見てきます。
今日ディーラーに入ったらしいです。
やはり撮影はNGなのでじっくり見るだけ😆 pic.twitter.com/Ns6CVxgQw9— UU (@WCLBlogAuthor) 2019年5月16日
ポルシェ911乗ってきました😄
スゴイ接地感とハンドリング。
ステアリングの操作の重さと車両のダイレクトでリニアな動きが凄かったです。
ロードノイズもそこそこ入ってきますが、乾いたエンジン音が常にボボって聞こえてきてスポーツカー乗ってるって感じ!
楽しかったあー!— UU (@WCLBlogAuthor) 2019年5月18日
感想としては色々楽しかったです! 単純すぎですね・・・
ディーラーいる時の場違い感含めて楽しんできましたw
今回は試乗レビューとして、エクステリアとドライブフィールのレポートをしながら内装画像にコメントしていきます。
以前、輸入中古車フェアに行った時の911カレラの画像もあるのでそちらも使用します。
試乗車紹介
試乗車はポルシェ911カレラのベースグレード車両本体価格は約1,240万円。
これに合計約260万円のオプションが付いて1,500万円くらいの価格になるそうです。
うへー、高いっすー。
この価格帯は以前試乗させて頂いたレクサスのLC500以来です。
レクサスLC500 5.0ℓNA LC500も素晴らしいクルマでした。ラグジュアリー感の強いスポーツクーペという印象。
ポルシェのコンフィギュレーションをしてみるとわかるのですが、とにかくオプションが多い!そして高い
選べるグレード自体も多いです。
しかし、1年で生産する台数を指定してあるそうで納期が半年以上はざらにあるそうです。
そうやって希少価値を高めてリセールバリューも維持しているというお話でした。
公式HPです。別ウィンドウで開きます。
ここで自分だけの妄想ポルシェがシミュレーションできますw
伝説の名車911。1963年以来、ポルシェを代表する車でありつづけてきたのが911です。ここではポルシェ911の全モデル…
納期問題はありますが、たくさんのモデルからたくさんのオプション・色・素材を選んで自分だけのポルシェを作る。
これは楽しいでしょうね )^o^(
試乗車のオプション
- GTシルバーメタリック 214.000 円
- PDK7速ダブルクラッチトランスミッション 638.000 円
- 20インチ カレラクラシックホイール 454.000 円
- インテリア・ブラック/ボルドーレッド 722.000 円
- アルミルック仕上げ燃料キャップ 24.000 円
- スポーツクロノパッケージ 404.000 円
- ポルシェ エントリー&ドライブシステム 199.000 円
- Carerraロゴレス 0円
オプションの合計で約260万円となります。
教えて頂いたものの記憶と、写真見ながら自分で調べたオプションだけでこれだけです。
まだ増える可能性も充分ありますww
これらもレビューの中でご紹介します。
スペック
911カレラ試乗車のスペックです。
911カレラはRRレイアウト、リヤにエンジンを搭載しリヤ駆動方式のクルマです。
車重は1,470と1,500㎏を切っており車重の軽さも追求されています。
何よりボディーサイズが良いですね。
スーパーカーと呼ばれるクルマは軒並み1,900㎜に近い全幅の中、1,810㎜という国内でも乗りまわしやすいボディーサイズは良いなと思います。
エンジンは3.0ℓ6気筒水平対向エンジンツインターボチャージャー付、スペックは370馬力450N・mと高出力。
2015年のマイナーチェンジで従来の3.8ℓNAエンジンからターボエンジンに移行されています。
この小さ目の車体にこのエンジン、まさにオーバースペック!男のロマン!!w
エクステリアを見ていきます。
ポルシェ911カレラ エクステリア
フロント
丸めのヘッドライトで可愛さも感じるフロントフェイス。
特にこの911のエクステリアはクルマ自体歴史もあるので、過去モデルへのリスペクトが感じられるデザインになっていると思います。
基本的な車両のフォルムも少しずつ形を変えてはいるようですが、必ずクラシカルな雰囲気を残している印象です。
真正面から見るよりも、少し角度が付いた方がよりかっこよく映ります。
リヤにエンジンを搭載しているのでフロントがトランクスペースになっています。
一度開けてもらったんですが、写真は取り損ねましたw
145ℓという容量なので、一泊二日位の荷物は収まるかな?
ポルシェらしい丸いヘッドライトが素敵です。
ヘッドライトはオプションでLEDなども選べるのですが、この車両にオプションが付いていたかは分かりません。ポルシェのオプション難しい。
このエンブレムの細かいデザインも好きです。ドイツ国旗のカラーみたいですが、赤と黒は知性、金色は農作物等の豊穣を願ったものらしいです。
馬をモチーフしたメーカーはあとフェラーリもありますね。
この馬の紋章はドイツのシュトゥットガルト市のものでポルシェもフェラーリも同じ都市の紋章のデザインを取り入れているとか。
ボディーカラーのGTシルバーメタリックは¥214,000の有償カラーです。
このモデルはプレーンでアクのないデザインでとても好感がもてます。
サイド
無駄の無いサイドビューでかっこいい )^o^(
キャラクターラインもないクリーンでプレーンな面構成と全体のフォルムで美しさを表現。
ファストバックスタイルでパッと見全体をみると三角形に見えるくらい前後バランスに優れたデザイン。
リヤ側にエンジンが積んであるのでボリューム感はありますが、走りへの期待も高まります。
オーナーになれば毎日このスタイルを眺められる。最高ですね。
いやー良い。きれいです。
パネル1つ1つも大きくて、つなぎ目のラインも極力廃したデザインはたまらないものがあります。
最低地上高は記載がなく、明確にはなっていませんが100㎜くらいは余裕でありそうです。
普段使いでも気にせず使えそうなのがポルシェの魅力に思えます。
フロントサイド
ドアパネルからトランクスペースに続くふくよかなラインが◎
サイドマーカーはクリアで、フューエルリッドはフロントタイヤの上部にあります。
プッシュ開閉式のリッドを開けるとこんな感じです。
オプションのアルミルック仕上げ燃料キャップ 24.000 円が設定されており質感が高い。
良く見るとロゴは逆さまになってます。
これは左ハンドルになると、ちゃんとした向きになるとか?
フロントは245/35ZR20のアルミホイールとタイヤです。
20インチ カレラクラシックホイールというオプションで¥454,000というプライスが付いてます。
ドリルド処理されたディスクがかっこよくスポーティに足元を引き締めます。
そして似合うw
ブルーブラックのような色で塗装されたキャリパーも良い感じ。
リヤサイド
スタイリングに関しては文句なし!めちゃくちゃきれいなライン構成です。
リヤのコンビネーションランプも切れ長でサイドまで回りこんできていて存在感を出してます。
私的には今回のベストショットですw
911のふくよかさと美しい感じがちゃんと撮れてる気がしてます。
このリヤサイドのパネル1枚ものですよ?製造も大変そう。
リヤは305/30ZR20!きましたー、幅広タイヤ最高値更新ですw
300㎜とか・・いちいち金額考えてしまうのが悲しいわ(-_-;)
ここはスーパーカー的な要素を感じるところですね。
リヤ
新型Z4とコラボ
リヤビューも秀逸です。
センター2本出しのマフラーの太さ・間隔も計算しつくされてます。
実際見てもバランスが良くてスタンスの効きまくったリヤビューとそのディテール見ながらタメ息ついてました。
以前は横バータイプだったグリルは、マイナーチェンジで縦縞になったそうです。
冷却効率を考慮してデザイン変更したのでしょうか。
リヤのコンビネーションランプがつながったデザインのタイプもあるのですが、そちらは4輪駆動のモデルになります。
最近のポルシェのリヤコンビネーションランプはつながったモデルが多くなってるそうです。
新しさはつながったデザインかもしれませんね。
アウディやレクサスなんかも取り入れてます。
911のつながったリヤコンビネーションランプの車両は1回新潟の街でも走ってるの見たんですが、素敵な老夫婦が乗ってらっしゃいました。
年取って夫婦でポルシェとかかっこよすぎー。
クルマとしては「かっこよさに変わりはない」と感じます。
ポルシェのリヤビューは特に好みのデザイン。
ポルシェロゴの下の911の横に通常はCarerraというロゴが付くのですが、試乗車はレスオプション¥0になってました。
こういうのも誰か教えてくれるかな?と思ってツイッターで聞いてみたんですが、有り難く教えて下さる人が)^o^(
シルバーの車体は先日乗った試乗車 #ポルシェ911 カレラです。
ブラックも同じ911カレラ。
でもシルバーの試乗車は911とだけ表示されてます。
何が違うのか?😅carreraのオーナメントもオプション?#車好きと繋がりたい #porsche911 pic.twitter.com/Q1II32NTXQ
— UU (@WCLBlogAuthor) 2019年5月19日
助かりました、ありがとうございました。
通常はこんな感じです。
本当はリヤに積まれたエンジンがどんな感じで納まってるのか見たかったんですが、開けるのも簡単じゃないそうです^_^;
ということでここまでが精一杯でした。
左右にファンが付いてます。
ホンダ・S660等のミッドシップや、今回のリヤエンジンタイプはエンジンの冷却効率が悪いです。
エンジンを車両真ん中や、後方に配置するとフロントが軽くなるのでクルマの旋回・走行性能には有利ですが、熱がこもりやすくオーバーヒートしやすくなります。
この911にもその辺りのノウハウがたくさん詰め込まれているのでしょう。
中央にロゴと排気量のプレート。
この左の方にエンジンオイルの給油口などもありました。
見る物が色々新鮮で、何処を押さえて見て行けば良いのかww
しかし、スゴク楽しかったです。
エクステリアは以上です。
続いてドライブフィールをレポートします。
ポルシェ911カレラ ドライブフィール
ドライブシート
スッキリしてスポーティなバケットタイプのシート。
サポートとかそこまで張り出してないんですが、吸い付くように体を支えてくれます。
太もも裏のサポートの長さもしっかりとあって素晴らしい着座感でした。
乗り心地の部分でも紹介しますが、秀逸なシートだと思います。
座ると低い着座感ですが、シリモチ付くような座りにくさは無かったです。
リクライニングとチルトはパワーシートになっています。
前後スライドはマニュアルタイプ。
パワーシートにするとモーターだけでなくその機構からシートの重量は増します。
特に前後スライドをパワーシートにすると一気に部品が増えるので車重アップを嫌ってマニュアル式になっているそうです。
もちろんパワーシート欲しい方用にオプションで約40万円~選ぶことも可能です。
あとはスポーツカーなので、タイトな着座位置にされる方が多い事もあり、乗り降りのしやすさも考慮してこのシステムにしてあるとの事です。
スポーツカーならではの考え方ですね(゜o゜)
勉強になりました。
ペダル・レイアウト
アクセルペダルはオルガン式、ポルシェの製造はフォルクスワーゲンのパーツも多く使われているそうですが、ここはしっかりとオルガン式ですね。
細かいアクセルワークのしやすさと足の疲労軽減にはオルガン式の方が良いかなと思います。
ペダルレイアウトは良かったですが、ここはマツダのレイアウトの方が好みでした。
最適化はしっかりされていると思いますが、ここはメーカーの考え方の部分もあるかな。
ドライブフィール
この辺りの質感も良いですね。赤内装やレザーシートのオプションで約70万円だそうです。
スカッフプレート横にボンネット、エンジンフードのオープナーが設置
エンジンスタートのシリンダーを回転させると
キュルル、ボオオオン!とエンジンが始動します。
その後ボボボボという、いかにもスポーツカーなアイドリング音が響き渡る。
でも荒々しいだけでなく、水平対向のトルルル的なシルキーで乾いた音も聞こえてきます。
煩いとかではなく心地よく感じる程です。
まぁ、ご近所迷惑は間違いないですね^_^;
Carerraのスカッフプレートがおしゃれ
クーペらしく長いドア、トリムは全て質感高い素材で構成されています。これもブラック・ボルドー内装のオプションに含まれてると思います。
トリムは基本的に合皮で構成されていました。こちらのドアトリム上部はステッチ付。
このタンカラー内装にはトリム上部のステッチはありませんでした。ステッチは別オプションみたいですね。営業さんもそんなこと言ってたような。
一通り説明を受けますが、意外なのはポルシェにもアイドリングストップが付いていました。
スタート時にアイドリングストップはOFFになっていたので振動や音は確認できていません。
説明が終わり恐る恐る試乗に出発です。
この密度感も良い。ドアグリップのメッキ加飾・インナードアハンドルも質感高いです。
良かったのがウィンドウスイッチやサイドミラー調整スイッチの操作感、何とも言えないフレキシブルな操作感と反力がありました。
ステアリングの剛性がめちゃ高い
このステアリングもめちゃかっこいい。オプションの小径ステアリングらしいです。価格は不明。金属パーツのボルトオン。パドルシフトはアルミ製。ステアリングから覗く5連メーターがかっこよすぎます。
こちらは3本スポークの外側がメッキパーツになってますね。どんだけバリエーションが存在するのか。タンカラーのステアリング最高におしゃれ。
ステアリングを握ったときから軽く感じてはいたのですが、剛性感が今まで乗ったクルマの中で一番高いと思いました。
まさにスポーツカー、高速域でもステアリングの細かい操作に対して車体が追従することや、人間の思いに俊敏にダイレクトに反応できるようになっているんでしょうね。
駐車スペースから前に車を出して公道に向かう短い間でそれを感じられます。
私のレヴォーグも結構重めの味付けになっているんですが、911はそれよりもさらに剛性感があって遊びはほとんどないです。
ステアリングは重いは重いんですが、「エイ!」ってしないとダメなほどでは無いです。
気持ち良く操作できるギリギリの重さのハンドリングです。
コーナリングも気持ち良い
ステアリングはグリップ感よく握りも少し太めでちょうど良かったです。ドアトリムとインパネとの連続性も良いですね。
中央にアナログメーターが鎮座。右から2番目のメーターはストップウォッチになっています。サーキット走行用ですね。
遊びがほぼ無いので、ステアリングの操作に間髪入れず反応してクルマが追従します。
RRレイアウトなこともあるのか、フロントがとにかく軽い!でもしっかりとフロントタイヤのトラクションも感じられる。
気持ち良いゴリゴリ感と共に少ないステアリング操作で曲がっていけますね。
気持ち良いです。
私「街乗りでも充分運転を楽しめるんですね」っていうと営業さんが「それがポルシェの良さなんです」とおしゃってました。
乗り心地はハード過ぎない
乗り心地ですが、簡単に言えば「硬い」です。
でも、初めて感じる種類の硬さでサスペンションのストロークは短いんですが、ちょっとゴツッと来て瞬時に収束する印象。
その収束するときの剛性感というか戻る寸前の一瞬でもうワンバンク何かで受け止めて、フラットに戻るような感覚です。
ものすごいブッシュ使ってるんでしょうか??(゜o゜)
インパネはシンプルなデザインですが、質感は良いです。コンソールサイドのファブリックのトリムはなし。
ナビは7インチでした。この手のクルマはナビが大きいと逆に違和感も出てきそう。
アクセル踏むとリヤ側がさらに安定する感じがするのも不思議な感覚でした。
リヤエンジンになっているのでそれも関係しているかもしれません。
スポーツカーなので道がうねったシーンでもしっかり路面に追従して傾くんですが、すぐ車両の姿勢は安定します。
エアコンの調整スイッチは触ってみるの忘れました。スイッチにメッキ加飾はありますが、この辺りは少しプラスチッキーですね。普段よく触るところですから機能的には充分です。
やはりシートが良いですね。それなりの段差乗りこえた時などショックはあるんですが、しっかりと受け止めてくれてお尻に不快になる衝撃は来ないです。
そしてホールド感というかフィットする感じがスゴイです。
細かいアクセルワークに反応してくれる
一般道に出て軽く加速をしていきます。
アクセル踏んだ瞬間にドンと来るのではなくとてもジェントルで細かいアクセルワークにもしっかりと反応してくれます。
ターボ車なのでちょっとしたターボラグ?でそう感じるのかもしれませんが、充分トルクフルで力強い加速です。
加速時のエンジン音もガオオールルルという乾いたエンジン音で加速していきますが、「全く本領発揮していない」感じでクルマがウズウズしてるようなw
水平対向エンジンならではだと思うんですが、シュルルルっていう振動と相まった音が凄く気持ち良いんですよね(^^♪
アクセルペダルはオルガン式ですが、踏む時の反力も結構あって「長時間運転してるとどうなんだろう?」と思いました。
疲れちゃうでしょうか。
スポーツクロノパッケージ¥404,000という人気のオプションを選択すると付いてくるアナログのストップウォッチ。普段は時計としても機能します。
タンカラー内装になるとクラシカルな雰囲気になりますね。時計のクロムメッキとの相性が良い。
接地感が高い
走ってる間にずっと感じられるのが地面との接地感の高さでした。
タイヤの幅が広いですから当然と言えばそうなのでしょうけど。
地面を噛んでるような感覚でクルマが走ります。
トラクションが失われるような抜けた感覚は街乗り程度では感じることは無いだろうと思いますね。
全く一緒ではないですが、アウディA4のクワトロに試乗した時と同じようなトラクション感覚でした。
RRの2WDでフルタイム4駆と同じようなトラクション感覚を味わえるのはさすがのポルシェと言ったところでしょうか。
スポーツクロノパッケージをセレクトするとドライブモードにsport+モードが追加になります。このダイヤルを回してモード切替可能です。
センターコンソールはプラ感強め。アイドリングストップOFFスイッチの上はマフラーのバルブを開いてさらに乾いた排気音にできるスイッチ、よりスポーティな雰囲気を楽しめます。
ブレーキフィールも良い
信号の無い交差点や、信号待ちで停車する極低速で停車まで、とういうシーンもノーズダイブ(カクンブレーキ)になるようなブレーキフィールではないですね。
ここもアクセル同様細かいブレーキワークにちゃんと反応してくれます )^o^(
停車する時に妙にエンジンブレーキが効くとかでもないので非常にストレスなく街乗りでも楽しめるクルマだと思いました。
タンカラー内装のセンターコンソールにはアルミパネル加飾が、これはいくらなのか。助手席のグローブボックス上にも同じトーンのメッキ処理されたオーナメントパネル。
PDKのモデルですと、アームレストはあまり使わない気がしますね。
7速PDKの淀みない加速
途中で川沿いの少し空いた道に出たのでさらに踏み込んだ加速を試してみました。
シルキーで乾いたエンジン音と共に、グイグイ加速していきます。
シフトチェンジのショックは殆どなくて、排気の音でチェンジした事が分かる感じ。
そんなに広い道ではないのですが、911の全幅1,810㎜が効いててすれ違いの怖さもありません。
車両の程よいサイズ感も911のメリットに感じます。
クルマとの一体感を感じる上で重要でしょうね。
メッキ加飾なくても全く問題ないと感じます。
グローブボックスは起毛処理され意外に広い。実用的な広さがありました。
トータルの静粛性が良い
スポーツカーなのであまり期待していなかったのですが、エンジン音が聞こえている事もあってか、ロードノイズはコーと聞こえる程度。
アスファルトのザラツキの違いもあまり関係なく同じような感じで聞こえました。
エンジン音の音域とロードノイズの音域で打ち消し合いとかもありそう。
その辺りまで考えてセッティングしてあるんじゃなかろうかと勝手に妄想して興奮してましたww
今回の試乗でどれだけこのクルマの性能を感じたのか分かりませんが、アクセル開度は街乗りだと10~20%も行けば良いくらいじゃないかと^_^;
そんな感じで約15分位の試乗も終わり。
貴重な体験となりました。
ありがとうございました。
まとめ
ポルシェ911の試乗レビューをしました。
初めてポルシェの試乗をさせて頂いたんですが、当然と言われてしまえばそれまでですが、走る・曲がる・停まるのレベルが非常に高い。
特に加速の余裕感、曲がる時の気持ち良さとステアリング操作に対する車両の応答性の高さには驚きました。
少し舞い上がっていたので正確なドライブフィールのレビューになっているか不安ですが、貴重な経験をさせて頂きました。
ポルシェ新潟のスタッフの方が非常にフレンドリーでとても楽しく試乗させて頂きました。
同社のマカンも気になっていると話すると是非乗ってみて下さいとおっしゃっていただけたので遠慮なくまた伺いたいと思いますw
私の収入では今すぐ購入できる車ではないですが、ポルシェ購入できる位頑張ろうという思いが芽生えてきますね。
また最高峰の走りを経験すると、普段試乗する時から自分の基準も明確になると感じました。
素晴らしい体験でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
公式HPです。別ウィンドウで開きます。
伝説の名車911。1963年以来、ポルシェを代表する車でありつづけてきたのが911です。ここではポルシェ911の全モデル…
曖昧なスポーツカーの定義について書いてありました。
余談
スポーティな走りをメインにクルマ選びをしたい方は特にこういうメーカーの試乗は一度しておくと良いかも知れません。
自分の指標が明確になりますし、購入できる中で一番フィーリングにあったスポーティーなクルマを選ぶ時に迷いがなくなって、後から「やっぱこっちだったかな?」なんてことの確率も減ると思います。気になっているスポーツカーがあれば身の丈にあってなくても試乗されてみても良いのではないでしょうか。
クルマが待ってるかもよ?w