【ホンダ シビック ハッチバック(CIVIC HATCHBACK) 試乗 レビュー】 Part1 エクステリア編 目を奪われるかっこよさ!!その低さが良い!

ホンダ シビックハッチバック エクステリアレビュー!

2018.7.8更新
2017年モデル

 

今回からホンダ シビック ハッチバックの試乗レビューをしていこうと思います。

現行のシビックは2017年9月に発売されています。

いまさら感はありますが、大好きな車の一つですのでレビューさせていただきます。

 

 

ではホンダシビックのスペックを確認します。

 

ホンダ シビック スペック一覧

シビック ハッチバック 1.5ℓ ハイオク ガソリンターボ

全高が他社のハッチバックと比較しても低いですね。セダンはもう少し低いですが、やっぱり車はロー&ワイドがかっこいいですww

 

ではシビックハッチバックのエクステリアのレビューをしていきましょう。

 

ホンダ シビック ハッチバック エクステリアレビュー

 

まずはフロントから見ていきます

 

フロント

 

 

まず言えるのは文句なくかっこいいということですww

ボディーカラーもありますが、標準でここまで黒い車があるのか!と言うくらい黒いですね!!そしてめちゃくちゃ似合ってます。

ホンダ車のアイコンであるソリッドウィングですが、他の車種と違ってピアノブラックに塗装されているのが特徴的な部分かと思います。

ジュエルアイのヘッドライトユニットも最新のホンダのデザインですね。

このジュエルアイが少し羽のようにも見えると感じています。

ヘッドライトのヘアライン調に光る部分はデイタイムライトになっていますね。

 

 

 

分かり易く撮れてる写真が少なくて申し訳ないです。

フォグライトもLEDになっています。こちらのサイドはダミーのエアインテーク

 

 

こちらには少し穴が開いていますので実用のエアインテークになっています。

そしてフロントスポイラーは標準装備

この普通ならディーラーオプションであろう装備が標準で付いてくるのも、このハッチバックの魅力かと思います。

お得感がありますよね。

 

 

しかしメカメカしいデザインです。黒いグリルの効果もあり眼光鋭く、ボンネットフードのプレスラインの視覚効果と実際に1,800㎜の全幅でかなり立派な車に見えます。

これは所有欲も満たしてくれますね。

私、速いです!!って言ってますねw

やはりホンダのフロントデザインは秀逸で、ボンネットとフロントガラスの面積比もかっこよく見えるバランスでデザインされていますね。

前からシビックハッチバックが来るとスポーツカーみたいに見えます。

 

 

少し斜めから撮ってみましたが、いかがですか?

ほんと素直にかっこいいと思えるデザインで、かっこよさの剛速球という感じですww

彫が深くてインテークやグリルの形状で凝縮感を感じますね。

 

 

同じアングルで少し下から撮ってみましたが、いかがでしょうか。

 

 

似たような絵面が続いていますが、ご容赦下さい。

私はこのシビックハッチバックは発売されてすぐに1回、そのあともう1回、そして今回3回目の試乗になります。

なんでこんなに乗るのかというと、この車の走りと、エクステリアが大好きだからですww

 

では次にサイドに移ります。

 

サイド

 

 

サイドもかっこいいデザインですが、少し普通のハッチバックとは違うイメージを持たれる方も多いと思います。

その違和感の原因はおそらく後端の処理だと思いますが、どのように感じておられますか?

 

このCセグメントは世界的に見ても良く売れているサイズになり各メーカーともにハッチバックとセダンをラインナップしています。

その時にどちらかをデザインベースにして後端の部分を繋げたり、切ったりして自然な見た目に仕上げていくのですが、大体のメーカーはハッチバックをデザインベースにします。

 

例として、スバル インプレッサやマツダ・アクセラなどを挙げてみます。

 

まずスバル・インプレッサのハッチバックタイプである インプレッサスポーツ です。

 

 

次に セダンタイプの インプレッサ・G4 です。

 

 

いかがでしょうか?このセダンのデザインが好きな方には少し申し訳ないですが、取って付けた感をどうしても感じてしまいます。

実際見るとG4はかっこいいんですが、こうやって画面だと違和感あるように感じます。

 

次にマツダ・アクセラです。

アクセラもまずはハッチバックタイプの アクセラスポーツ から

 

 

素晴らしいフォルムですね。Cセグのハッチバックでは世界的に見ても最高レベルの美しさだと思っています。

そのセダンタイプの アクセラセダン がこちらです。

 

 

ここはデザイン力の高いマツダだけのことはあり、かなり秀逸な形状でまとめています。

それでもやはりベースはハッチバックタイプの方であるのは分かりますね。

 

 

 

しかしこのシビックに関しては、セダンがデザインベースになっているんです。

アナウンスされている理由の1つとしては、基本であるセダンをまずしっかり作るということですが、これはホンダのメインの仕向け地が北米だからです。

北米ではシビックはセダンの方が売れているのでその理由からセダンベースになったようですね。

 

こちらがそのシビックセダンです

。同じ黒にしてみました。方向が逆ですが。

 

 

ルーフからトランクエンドにかけてなだらかなラインで繋がっていますね。このラインを表現することも目的だったのかも知れません。

AudiのA7を意識したファストバックデザインになっていると感じました。ファストバックという言葉はご存知ですか?

知らない方のために説明を軽くさせてください。近々Audiも試乗行くのでその予習ということでww

 

ファストバックって?

 

ファストバック(fastback)とはルーフラインがリアエンドにむけて一気に傾斜していくデザインのことを指します。

ファストバックには先程のシビックセダンのようにトランクのみ開く(普通のセダンみたいに)タイプと、Audi A7のようにリアのガラスも一緒に付いてくる(ハッチバックに近い)タイプとあります。

ちなみにトヨタ クラウンなどの普通のセダンタイプを ノッチバック と言います。

 

簡単ですが ファストバックの説明を終わります。

 

 

シビックハッチバックのレビューに戻りますが、このようにセダンをデザインベースとしてハッチバックが作られているので少し違和感のある後端になっています。

違和感とは言いつつも、サイドから見るリアエンドはコンビネーションランプをせり出した形状にすることでセダンを途中で切った感じを薄めていますね。

リアのコンビネーションランプの形状等の工夫でむしろハッチバックのリアスタイルのほうが良いとまで思わされるところまで持ってきていることがすごいです。

 

 

ではフロントサイドを見てみます。

 

 

このセクションも良いですね。フロントのオーバーハングも短く設定されていて、走りのよさを予感させます。

サイドから見るとヘッドライトユニットが奥に設定されていて、彫りの深さの表現になっているようです。

サイドマーカーも良いアクセントになっていますね。

最近あんまり付いてませんよね。

フロントサイドパネルと、ボンネットフードのプレスラインが同じような円弧を描いてフロントセクションを躍動的に見せています。

フロントはメカメカしく、直線的な印象もありますがサイドは曲線的なイメージが強いですね。

 

 

 

そして目に入るのは235/40R18というサイズのタイヤとホイールです。

235は幅が広いタイヤなのでパフォーマンス重視でグリップ力も高そうです。

ドライビングへの期待が高まりますね!

 

 

ハッチバック専用の18インチホイールもガンメタリック塗装が施されデザイン・色ともにかっこいいホイールですね。

最近の手裏剣より少し弱い手裏剣デザインかな?

タイヤはGOOD YEAR の EAGLE11というハイパフォーマンスタイヤです。

しかし最近の車はホイールが大きくなりましたね。

かっこいいのは良いんですが、維持費がね・・・ww

 

次にリアサイドに移ります。

 

 

しかし見事にリアを処理しましたよねww

ウィンドウのリアエンド部分の形状もセダンとは変えてあったりして、工夫を感じます。

フロントと同様リアとサイドにもスポイラーが標準で装備されています。

 

リアのライトはクリアカバーになっていて黒い車体とのマッチングも良いです。

若干気になるのはフロントもそうですが、タイヤとホイールハウスの隙間でしょうか。少し広いかなと思いますね。

 

ではリアに移ります。

 

リア

 

 

サイドから見ると、クリアに見えるリアコンビネーションランプもリア正面から見ると赤くなります。これも面白いと思いました。

ルーフスポイラーは穴の開いた拘りの形状ですね。ルーフの形状からスポイラーの形状へのつながりが良い感じです。

 

ボディー上屋に向かって絞り込まれた形状で空力にも相当考慮されているのが分かりますね。

 

フロント同様ダミーのエアインテークにロアスポイラー、そしてセンター2本出しのマフラー!

このマフラーはシビックハッチバックのエクステリアでも目玉の1つかなと思いますが、太いマフラーフィニッシャーが標準で設定されかなりかっこいいです。

 

 

なかなかの迫力ですよね。

フィニッシャーの逃がしも切りっぱなしではなく別パーツでトリムされしっかりと処理されていて良いと思います。

シビックハッチバックはエクステリア全周で走りの良さを予感させるアイテムでてんこ盛りですww

 

 

ハッチのスポイラーとコンビネーションランプが繋がり独特なリアビューを演出して、デザインベースがセダンだと思わせないほどに、個性のあるスタイルになっています。

素晴らしい。

 

この角度から見るとロアのスポイラーの主張がすごくてランプユニットの形状もあり、エッジィなイメージですね。

フロントとリア正面パキパキとした線で描かれてメカチックですが、サイドは曲線的で流動的なプレスラインになっていてそれが上手く調和されているなと感じました。

 

以上でエクステリアのレビューを終わります。

 

ホンダ シビック ハッチバック エクステリアレビュー まとめ

 

2017年9月に久しぶりに日本で発売された ホンダシビックの ハッチバック のエクステリアをぐるっとみてきましたが、いかがでしたか?

 

フロント・リアともにスポーティーに仕上げられかっこいい表現が直球でされており素直に、「あーかっこいいな」 と思わされます。

サイドセクションのリアサイドですが、デザインベースがセダンであることを感じさせない後端処理が上手くされています。

サイドビュー全体としては曲線的でスピード感のあるデザインですが、ウィンドウ下部のしっかりした直線基調のプレスラインでフロントとリアを上手く繋いで全体のイメージをまとめてあるなと思いました。

 

色々言ってますが、単純にこの車はかっこいいです!ww

 

 

では最後にエクステリアの魅力ポイントと残念ポイントを箇条書きにして終わります。

 

ホンダ シビック ハッチバック エクステリア魅力ポイント

 

・素直にかっこいいと思えるスポーティーなデザイン。

・低めの全高1435㎜。

 

ホンダ シビック ハッチバック エクステリア残念ポイント

 

・ダミーのエアインテーク、好き嫌いが別れそうです。

・しいて言うならホイールハウスと、タイヤの隙間。あと10㎜狭くして欲しかった!

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

次回は動的質感をレビューします。

読んでもらえると嬉しいです。

 

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