新型プジョー508SWの装備・見積もり内容報告
2022.2.14更新
プジョーのフラッグシップ508にワゴンタイプのSWが追加されました!
プジョー508セダンのエクステリアも良くて、スタイリッシュワゴン登場に合わせて早速見積もりを頂いてきました!
先にデビューしているファストバックセダンの508には試乗させてもらっていて、素晴らしい出来であることを確認済み。
今回は508SW全グレードの見積もりと各グレード毎での装備内容等ご紹介していきます。
新型508SWはシューティングブレークスタイルとのふれ込みの通り、流線型の素晴らしいスタイリングを持つステーションワゴン。
何よりこのリヤビューが良い!
ステーションワゴン好きとしては見逃すことの出来ない一台です。
こちらは1.6ガソリンターボの508セダン、セダンもファストバックスタイルで素晴らしいスタイリングなので期待は膨らみます。
気になるのは画像と同じセレベス・ブルーのSWはどんな感じになるのか?
7月中旬には試乗車も入るそうなので、楽しみに待ちます )^o^(
気になる方はお近くのプジョーディーラーまで!
またガソリンターボの508ファストバックセダンの試乗レポートも近々アップ予定なのでチェックお願いします。
#プジョー508SW
遂に来ましたねー!
ファストバックセダンも良かったけど、ワゴンもめちゃくちゃかっこいいなぁ! https://t.co/Se1HtE5WNI— UU (@WCLBlogAuthor) 2019年6月28日
見積り紹介の前にグレードと車両価格です。
新型プジョー508SWグレード構成・価格
※消費税10%
Allure(アリュール)
1.6ℓガソリンターボ 180PS 250N・m
2WD/FF・・・¥4,502,000
GT Line
1.6ℓガソリンターボ 180PS 250N・m
2WD/FF・・・¥4,930,000
GT
2.0ℓディーゼルターボ 177PS 400N・m
2WD/FF・・・¥5,266,000
508はセダン・SW共に同じグレード構成でワゴンはセダンよりも25万円各グレードで金額アップしています。
ガソリンターボが2グレード。
2.0ℓのディーゼルターボは最上級ですね。
出来れば308や3008の様にディーゼルでも廉価グレードを設定して貰えるともう少し裾野が広がるんではないかと思います。
人気SUVの3008には途中でディーゼルの廉価グレードが追加になったので若干の期待はしたいところです )^o^(
ベースグレードのアリュールですが、このグレードは内外装で差別化が大きいので注意したいグレード。
新型508SWサイズ
ボディーサイズ・・・全長4,790㎜×全幅1,860㎜×全高1,420㎜
ホイールベース・・・2,800㎜
Dセグメントワゴンサイズですね。国産ではアテンザワゴン、輸入車はVW・アルテオン、MB・Cクラス、AD・A4、BM・3シリーズと強力ライバルが多いカテゴリー。
では見積もりを見ていきましょう。
新型プジョー508SW 見積もり紹介
※消費税は8%計算になっています。
注※見積りにはフルパッケージとボディーカラーの価格は参考金額として掲載されており、金額には反映されていません。
ではAllureから見ていきます。
アリュール(Allure)の見積もり
車両本体価格¥4,420,000のアリュールの総額
¥4,813,480!!
さすがフラッグシップ、ベースグレードと言えどこれくらいの価格にはなってきますね。
プジョーというと大衆イメージがありますが、本国ではアウディ等をベンチマークとして質感の向上、プレミアム化を進めているそうです。
今後、価格としては上がっていく傾向なのでフラッグシップがこの価格で購入できるのも後数年程度でしょうか。
508セダン、フルパッケージオプション内装
内容ですが、AllureはGTLineやGTで選択できるメーカーオプションのフルパッケージ¥650,000(■ナイトビジョン■フルパークアシスト■フロントカメラ(360°ビジョン)■パノラミックサンルーフ■ブラックナッパレザーシート*( 運転席メモリー付))はセレクト出来ません。
508は8インチナビ、ETC2.0が標準装備!
508の特徴としては8インチナビやETC、フロアマットまで標準装備されているので追加になる金額が最低限で済むのが大きな魅力。
ボディーカラーで無償なのは受注生産のハリケーングレーのみなので大体の方が総額プラス約7~9万円ということになります。
Allureの特徴
Allureのみエクステリアで違いが大きいです。
■ルーフレールがクロームメッキ
■ウィンドウモールがクロームメッキ
■グリルがAllureグリル
■サイドミラーがボディー同色
■アルミホイール17インチ
等の違いがあります )^o^(
内装はファブリックの質感が変更され、アリュールはファブリック+テップレザー(合皮)のシートと内装トリム。
このようなイメージになります。
シフトレバーがMTのものですね。実際は8ATのみです。
GTLineとGTは見た目に大きな違いは無く、マフラーの処理が左右2本だしか片側2本だしかの違い。
続いてガソリンの上級グレードGT Lineです。
GT Lineの見積もり
車両本体価格¥4,840,000のGT Lineの総額
¥5,243,980!!
500万円を突破してきました。
アリュールとの総額誤差は43万円。
先ほど紹介したフルパッケージオプション¥650,000がこのGTLineから追加できます。
508は安全装備はグレードでの差別化は無く、ここ最近での欲しい安全装備やACC機能は揃っています。
電子パーキングブレーキあれど、オートホールドなし。
ブレーキのオートホールド機能が無いのは残念ですが、グレード間で装備の差別化が少ないのは良い(後ほど紹介)ですね。
個人的にはクルマが気に入れば無くても良いのですが、坂道での信号待ちの時などは特に恩恵を感じます。
安心感も違うので有り難い機能だけに無いのはイタイところです。
この機能が無いために選択肢に入らない方も多そう!
今後採用されると良いですが )^o^(
結構見やすい360°ビューだけに惜しい!
360°ビューはノーマル(フルパケ無)のGTLine試乗時についているのを確認しましたので標準装備になっています。
見積りのオプション内容は基本Allureと同じなので割愛します。
続いて最上級GTの見積もりです。
GT(2.0ディーゼル)の見積もり
車両本体価格¥5,170,000のGT の総額
¥5,403,780!!
GT Lineとは車両価格で33万円の誤差があるのですが、実総額の誤差になってくると16万円になります。
1.6ガソリンのGT Lineと2.0ディーゼルのGTですと、ランニングコストが結構違ってくるので、年間10000キロを3年位乗れば16万円は回収できてしまいそう。
508セダンをガソリン・ディーゼル両方乗った個人的な感想ではドライブフィールはディーゼルが良いかなと思っています。
ここは乗り比べて頂きたいです。
見積もりから分かったこと
同じ条件で見積もりして頂いた結果として、各グレードの総額を記載します。
Allure・・・¥4,813,480
↓約43万円プラス
GT Line・・・¥5,243,980
↓約16万円プラス
GT・・・¥5,403,780
このような結果になりました。
ということはアリュールとGTとの価格差は約60万円ということになりますね。
アリュールってお買い得??
ではアリュールからGTでの装備の違いはどんな感じでしょうか?
新型508SWグレード毎の装備内容の違いは?
508SWの装備関係はどうなっているのか?
めぼしい装備を抜き出し各項目で一覧にしました。
エクステリア
グレード間での差は赤色で記載。
また項目は抜粋しています。
項目 | 補足 |
フルLEDヘッドライト/スタティックコーナーリングランプ | 全グレードで オートマチックハイビーム |
インテリジェントハイビーム | |
スーパーティンテッドガラス(リアサイド/リア) | |
ドアミラー | アリュールのみボディカラー同色 |
スポーティフロントグリル GT、GTLine | アリュールは専用グリル |
サイドウィンドウモールブラック GT、GTLine | アリュールはクロムメッキ |
ハンズフリー電動テールゲート | アリュールは無し |
ルーフレール・ブラック GT、GTLine | アリュールはクロムメッキ |
18インチアルミホイール GT、GTLine | アリュールは17インチ |
先ほどアリュールのエクステリアでの違いは紹介しましたが、外観での違いが大きいので注意が必要です。
セダンのアリュールはマフラーがロアバンパー一体型でしたが、SWでは左右2本だしになります。
これは嬉しい♪個人的に一番好みな仕様で、フィニッシャーの質感や存在感も良さそう。
見た目の違いはありますが、デイタイムライトやフルLEDのヘッドライトも機能変更が無いのが良いですね。
ボディーカラーのラインナップも紹介します。
セダンには無いSW専用色も設定されています。
ボディーカラー
画像グレードはアリュールです。
ハリケーン・グレー・・・全グレード受注生産 無償カラー
アマゾナイト・グレー・・・SW専用カラー ¥70,200
ペルラ・ネラ・ブラック・・・アリュールのみ受注生産 ¥70,200
セレベス・ブルー・・・¥70,200
ダーク・ブルー・・・¥70,200
アルティメット・レッド・・・¥91,800
パール・ホワイト・・・¥91,800
SW専用色として、アマゾナイトグレーが設定されています。
アリュールでは何故か、ペルラネラブラックが受注生産になっていますのでご注意ください。
どの色も魅力的ですねー。ダークブルーも良いなぁー・・・
続いてインテリアの装備を一覧にしました。
インテリア
主だったものを抜粋しています。
項目 | 補足 |
左右独立調整式オートエアコン(リアエアアウトレット付) | |
12.3インチ、デジタルヘッドアップインストルメントパネル | |
スマートキー/エンジンスタートボタン | |
革巻小径スポーツステアリングホイール/パドルシフト | パドルシフトの質感も同じ |
自動防眩ルームミラー/照明付バニティーミラー | |
ドライブモードセレクター(スポーツ/コンフォート/ノーマル/エコ) | アクティブサスペンションの機能 |
ファブリック/テップレザーシート GT以外 | ・GT Lineは12Wayパワーシート ・GTのみアルカンタラ/レザーシート表皮 メモリー機能付
|
パワーシート(フロントリクライニング2Way) | |
フロントシートヒーター | |
フロントシートマッサージ機能 | アリュールは無し |
LEDシーリングランプ/マップランプ/フロントフットウェルランプ | |
アルミペダル、フロントドアステップガード | アリュールは無し |
ラゲッジセパレーションネット | アリュールは無し |
ワイヤレススマートフォンチャージャー | これも標準はすごい |
フロアマット | これもか! |
8インチSDナビゲーションシステム | ※Peugeot ミラースクリーン Apple Carplay Android Auto対応 |
ETC2.0/TVチューナー | |
FOCALプレミアムHiFiシステム | アリュールは無しで6スピーカー |
スペースセーバースペアホイール | スペアタイヤ?? |
インテリアの装備も充実していて、主な違いとしてはシートの表皮とパワーシートの調整範囲ですね。
FOCALプレミアムHiFiシステムはアリュールには装備がありません。
シート表皮の違い
アリュール
ファブリック×テップレザー
アリュールの内装、質感的には結構割り切りもありそうです。
画像見る限りインパネ・ドアアームレスト・コンソールサイドのステッチがアリュールには無いみたいです。
※アンビエントライトですが、上画像には設定が無さそうで、カタログ画像には有りそうな画像になっています。どちらか怪しいのでディーラーでご確認ください。
セダンの内装画像を参考にどうぞ。
この辺りのステッチが無さそうですね。
HP等確認しても文言では出てきてないので検討中の方はご注意下さい。
あと心配なのはルーフライニングの質感。
プジョーのクルマはベースグレードのルーフライニングがライトグレーのような色になりますが、これが質感的にあまり宜しくありません。
GT Line
ファブリック×テップレザー
GT Lineになると合皮の面積やステッチ色も違ってきますね。
インテリアにメリハリが出てくる印象です。
ルーフライニングはブラックに変更。
こちらはセダンですが、ブラックのルーフライニングは質感GOODです。
GT
アルカンタラ×レザー
アルカンタラとレザーのシートは良さそうですね!
ステッチパターンもオシャレなものになっていて充実した内装の質感を堪能できそう。
シートの材質もテップレザー(合皮)からレザーに変わるので総額での価格差考えるとやはり、GT LineよりGTがお奨めかな?という感じ。
こちらは3008GTのシートですが、マテリアルは同じ仕様になると思います。
実際触れた感じは質感、着座感が素晴らしいシートです。
参考にして下さい。
FOCALのプレミアムサウンド
アリュール以外のグレードにはフランスの老舗オーディオメーカーの「FOCAL」のプレミアムFiHiシステムが標準で装備されます。
ミッドレンジウーハー5、ツィーター4、サブウーハー1の合計10スピーカーから構成。
先日のセダンの試乗でラジオですが、しばらく聞いていましたが音質良かったです )^o^(
試乗に行かれる方は是非こちらの音も確認してみて下さい。
安全装備
最後に安全装備です。フルパッケージに付いてくる安全装備以外全グレード同じです。
主だったものを抜粋しています。
項目 | ※補足 |
エレクトリックパーキングブレーキ/ヒルスタートアシスタンス | |
フロント&バックソナー | ブレーキはなし |
ワイドバックアイカメラ | |
アクティブセーフティブレーキ(被害軽減ブレーキ)/ディスタンスアラート | 時速約5~140㌔ |
レーンポジショニングアシスト/レーンキープアシスト | |
アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付) | |
アクティブブラインドスポットモニターシステム | ステアリングアシスト付 |
トラフィックサインインフォメーション | 道路標識認識・メーター内表示 |
タイヤ空気圧警告灯 | これは地味にスゴイ |
安全装備もかなり充実しているので新型のクルマとして欲しい機能は押さえてある印象です。
アクティブブラインドスポットモニターシステムにステアリングのアシストが付いているのは先進的な内容だと思います)^o^(
装備紹介以上です。
まとめ
新型508SWの見積もりと装備関連の紹介をしてきました。
508SW魅力的です。
見積りから分かったには、ガソリンのGTLineとディーゼルのGTで総額での違いが約16万円だったことです。
内装の質感、走りやランニングコストを考えるとディーゼルのGTがお奨めかと思いました。
内装の質感に注意は必要ですが、そこをクリア出来ればAllureの選択肢も大いにありだと思います。
個人的にもし購入するとなると迷うのは、AllureかGTの2択になりそう。
アリュールはエクステリア・インテリアで違いも多かったです。
また、私のように子育てしているとパワーバックドアとか要らない(子どもが遊ぶ危険)って方もいらっしゃると思います。
走り・装備・質感、上手く自分にあったグレードをセレクトして欲しいなと思っています。
しかし、Allueの実車が見れると嬉しいですけど、店舗には入らなそうだなぁ^_^;
以上で508SWの見積もり・装備の紹介でした。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
プジョー508の公式HPです。
そして私がいつも対応して頂いているプジョー新潟さんの情報です。