プジョー508SW GT Line 1日試乗Part2
プジョーのフラッグシップステーションワゴン508SWに1日試乗させて頂きました!
508SWをお借りして新潟の個人的なお奨めスポットをご紹介しながら、508のインプレもしています。
プジョー508SW GT Line
今回はPart2という事で新潟でも結構有名なカーブドッチワイナリーにお邪魔しました。
この日は本当暑かったです、ここのところ全国的にも暑い日が続いていますので熱中症には充分気を付けてお過ごし下さい。
Part1は新潟西蒲区の上堰潟公園(うわせきがた)とカフェ「Taibow!」に行ってきました。
前回の記事はこちらです。訪れた場所の紹介だけでなく508SWの画像も色々載せていますので良かったら見てみて下さい。
プジョー508SW GT Line 1日試乗Part1 プジョー508SWのGT Lineに1日試乗させて頂きま…
カーブドッチワイナリー訪問
508SWでカーブドッチに向かう
営業時間は10:00~17:00
カーブドッチワイナリーは広いブドウ畑の中に5つのワインコースト、レストラン、ホテルもある複合的な施設。
レストランではガーデンウェディングも出来るとのこと。
葡萄畑が沢山あったり日本離れした建物で、日本じゃないような錯覚も起こす魅力的な場所になっています。
先回のPart1で訪れたカフェ「Taibow!」から割と近いです。
508標準装備のちょっと問題のあるナビ画面でのルートがこちら。
カロツェリアのナビが標準装備
約2.8㎞となっていました。
Taibow!からカーブドッチまで508SWを走らせます。
「Taibow!」と508SW
1.6ターボと8ATの組み合わせは加速のレスポンスが素晴らしいですね。
ピュアテックと呼ばれるこのガソリンエンジンはダウンサイズターボとして、フォルクスワーゲンの1.4ターボと同等もしくはそれ以上の完成度を感じさせます。
GT Line専用アルミホイール
乗り心地は大きな入力も素早い収束で不快感なし。
508はアクティブサスペンションというセンサーで路面状況を判断し、減衰力を調整して適正な乗り心地を提供する電子制御サスペンションがプジョーのモデルとして初めて採用されています。
これがかなり良い仕事をしています!
アクティブサスペンションのセンサーはタイヤ周辺に設置され常時路面状況をチェックしています。
特にフロントのダンパーが良く動いているような感覚があって優秀なシステムだなという印象です。
快適な乗り心地ですが、ロードインフォメーションはしっかりと感じられて接地感もあるので運転の楽しさもちゃんと持っているクルマ!
気になる点がないわけでは無くて、コーナリングの時の回頭がもう少し軽いと嬉しいと思いました。
FFっぽさが強い回頭感というか、508のステアリングの操舵フィールによるものかもしれません。
508のステアリングは軽い操作フィーリングですから、切ると少しタメがありながらクルマが追従して回頭していきます。
同社の308の様にステアリングの味付けが重ければ操舵と同時にクルマが動いて行く感覚を得られるので、もう少し好感的に受け取れるような気もしますね。
マツダのGベクタリングコントロールの様な機能があるとさらに楽しいコーナリングになるかも。
画像は違う場所で撮影
508は全高1,420㎜と低いクルマですが、視界が開けていて運転しやすいです。
全幅1,860㎜も気にならずに運転出来るので嬉しいですね!
小径・異形ステアリングが特徴的ですが、非常に操作しやすく感じます。
質感も良いですよねー。
カーブドッチを散策
「Taibow!」から来た場合カーブドッチワイナリーの入り口はこの看板が目印です。
入り口はクルマ2台がちょうどすれ違える程度の細い道なので通り過ぎないように気を付けて下さいね。
敷地に入ってすぐの少し広いところで撮影させてもらいました。
いきなり広い葡萄畑がお出迎えしてくれます。
合うなぁ!葡萄畑とプジョー508SW!
この写真だけ見たら日本じゃないみたい。
カーブドッチの駐車場について
この真っ直ぐ行った先にカーブドッチの敷地があります。
駐車場もこの道をまっすぐ行くとありますので分かりやすいです。
駐車場は敷地内合計で200台くらいは停めれるか?という位の広さ。
すごく混むときはたまに停められない時もありますので早めに行かれた方が良いかもしれません。
「カーブドッチ」のMAPをご紹介します。
http://www.docci.com/movement/access/
敷地へ一般道からの入り口としてはMAP上・右側の大きく2つあります。
各レストラン、ワイン醸造所毎に駐車場が確保されていますが、画像左の「カーブドッチワインショップ」近くの駐車場に停めるのがメジャーな感じ。
全長4790㎜
全幅が1860㎜と大きい508ですが、問題なく駐車できる1台分のスペースがあります。
平日ですが、クルマは結構停まってますね。
カーブドッチを散策
イギリスのガーデン文化とも通じるような雰囲気を醸している施設内です。
様々な植物が絶妙なバランスで植えられています。
こういうのもセンスとか必要ですよね。
葡萄畑同様に非日常感が味わえる雰囲気が造られている印象です。
この庭園の維持管理も大変だろうな。
奥に進むとレストランや、ショップの建屋が見えてきます。
右手の建物でもランチや、ジェラートの販売がされています。
庭のテーブル席でも購入したものを食べることは可能ですが、この日は暑いので無理。
この庭の奥側も葡萄畑になっています。
以前はここまで大きい畑は無かったので、すごく広い芝生の庭になっていて、絵本に出てきそうな少し背の低い木陰を提供してくれる木があったんです。
時期が良いとそこで昼寝も出来ちゃう位でしたが、ワイナリーとして大きくなるに連れて葡萄畑も大きくなっていました。
こちらが「ガーデンレストラン」ですが、前は12歳以下のお子さんは入店不可でした。
今回訪問時確認し忘れたのですが、HP見ると特に記載がありません。
もちろんベーカリーや他のレストラン、ワインコースはお子様も可となっているところもありますので、お子様連れの方は少し細かく確認してから訪問された方が良いかも。
地下ワイン醸成庫もあり、ここで見学やワインの試飲できるコースもあります
ワイナリーや醸造庫の見学試飲で一人1500円、そこにランチコースの料理が付くと一人5000円というコースの2つが用意されています。
こんな感じです。
あとは葡萄栽培の体験等もできるみたいですよ!
子供も参加して良いなら私もしてみたいです。
ワインやパン・雑貨の販売店舗、ワイナリー内で生産されたワインが並びます。
色々な種類がありますよ。
その他珍しい加工食品も並んでおり、見るだけでも楽しい。
すごく年取ってる感じの猫がいてちょっとテンションアップw
猫好きなんですよね。
奥さんの実家でも2匹飼っていてたまに癒されてます。
フェルミエでランチを頂く
そろそろお腹が空いてきたのでお昼をどのお店で食べるか?物色します。
こちらはベーカリー&カフェのランチメニュー。
ソーセージ・サラダランチか。(ここでは前も食べたしなぁ)
この建屋でジェラートも購入できます。
「薪小屋」ここも気になる。
薪小屋外観
雰囲気良いなー。
ドイツのローテンベルクという街の伝統的な木組み建築を意識してあるとのこと。
実物はもう少し細かい造りになっていますが、近しい雰囲気はあるように思います。
奥さんと「どうする?」と相談しながら歩いていきますが、暑くてそろそろ思考停止状態w
フェルミエ外観
薪小屋をスルーして続いて足を向けた「フェルミエ」でランチを頂くことにしました。
このお店までの小道も贅沢な感じですよね。
田舎ならではの豪快な土地の使用方法w
時間の流れがゆっくりしているような。
素敵な空間が演出されていて、すごく幸せな気持ちになれます。
店内はこんな感じ。
テーブルは10有るか無いか?位。
店内も静かでゆったりとしています。
こちらもお子様がまだ小さいうちは入店しない方がよさそうですね。
ご夫婦やカップルか、お子様も大きくなっていれば問題はないと思います。
実際私が来店した時も小学校高学年くらいのお子さんもいらっしゃいました。
年齢制限的なものを意識はしますが、そんなかしこまった感じでもないので気軽に食事できる雰囲気。
席に案内されてメニューを拝見、ランチコースは一人¥2200位~。
メイン含めて3品プラスソフトドリンク。
デザートやアラカルトは必要に応じてプラスできます。
私たちはピザをメインとした¥4000~の二人セットのコースを選択。
天井の梁を見上げたり、話したりしながら涼んで待っていると一品目が運ばれてきました。
一品目はタコのカルパッチョ、少し酸味のきいたドレッシングと冷やしてシャーベット状になったバジルソースで味付けされています。
これとても美味しかったです。
タコの火の通し方も良く、バジルソールのヒンヤリ感、最後に上に乗った香草の香りが口に広がってさっぱりと頂けました。
「ワインともめちゃ合う!」と思いますw
2品目はアスパラガスのポタージュ・トリュフオイル添え。
正直トリュフ食べたこと無いのでどの香りがトリュフか分かりませんでしたが、これも冷たいスープで美味しかったです。
スープなんですが飲み応えのある感じ。
メインのピザはスモークサーモンと玉ねぎ、半熟卵のビスマルクでした。
ビスマルクは半熟卵を載せたピザの総称です。
これもさっぱりしながら食べ応えのあるものでした。
ピザ生地はパン生地まで行かない厚みで、モチモチした触感。
スモークサーモンとチーズの塩味で頂くシンプルで自然な味わい。
奥さんは「トマト系の方が好きだなぁ」と言っていました。
インサート的なの撮ってみたりw
かなり食べ応えあってお腹いっぱいになりました。
ご馳走様でした。
普段子供と過ごしていると食事もせわしなくなってしまいます。
贅沢な時間が過ごせました。
カーブドッチワイナリーのホテル・ヴィネスパ
食事して駐車場に戻ります。
駐車場の向かいにあるホテルも軽く紹介します。
こちらは宿泊もできますが、日帰りプランも用意されています。
宿泊は一泊50,000~位なのでかなり高額。
日帰りプランもあるのでご興味ある方は宿泊したりして感想教えて下さいw
エントランスは開けた雰囲気で中庭が良い感じですね。
カーブドッチワイナリーは観光バスのバス停にもなっていますので、遠方の方はバスもありだと思います。
新潟はJRしか電車が無いので、その分バスが充実しています。
カーブドッチで508SWを撮影
うーん。
カッコ良すぎる!
やはりかなり低く見えますね。
クルマ全体が湾曲したように地面に貼り付いてるようなイメージ。黒もめちゃくちゃカッコよさそう😆 pic.twitter.com/ITLB2kusAu
— UU (@WCLBlogAuthor) 2019年8月1日
508に戻ると暑くて車内が灼熱になっていました。
エンジンかけて冷やす間に軽くまた508SWを撮影します。
何度もサイドビューばかりで申し訳ないですが、やはり素敵なサイドビュー。
ツイートもしましたが、地面に張り付くようなスタンスの効いたサイドの造形です。
実物を見るとボディーが薄く見えるので、その張り付き感も分かって頂けると思います。
508はスマートキー携帯状態でバンパー下に足をかざすと開閉できるパワーバックドアが標準装備です。
この作動感も確認してみました。
これくらいのかざしかたで少しゆっくりと足を動かすと、少し間があってからピーと音がなりゆっくりバックドアが開きます。
この反応はなかなか良さそうですね。
何回も足かざすのをやり直したりする必要は無いかなという印象です。
閉めるときもハンズフリーで閉めれるみたいなんですが、それは試すの忘れました。
最後にカーブドッチと記念撮影。
スタイリッシュなクルマですが、こういう長閑な風景でも絵になるモデル。
新しいカメラの撮れ方も確認しつつ撮影していきます。
こういう写真は今まで使ってたコンパクトデジカメでは撮影できなかったですね。
ディーラーへ車両返却
ディーラーへ508SWを返却しに行きます。
途中バイパスも少し走って擬似高速も体感してみましたが、高速になるとステアリングがどっしりする車速感応型なので直進性の高さと相まって運転もしやすいです。
街のりでは車格を忘れさせるキビキビ感、高速域ではグランドツーリングとしての使い方もできる美味しいモデルだと思いました。
途中のガソリンスタンドでハイオクガソリン給油して満タンにします。
一日で約70キロほど走行しました。
まとめ
508SWの一日試乗の報告でした。
508SW GT line非常に魅力的です。クルマの完成度は高いと感じます。
エクステリアは個人的に大好き。
特に走行性能に関しては普段使いでは全く不満は無いんじゃないかなと思います。
コーナリング等で気になる箇所は少しありますが、大きな問題ではないですし。
乗り心地もフラット感あって、接地感とのバランスが良い乗り味でした。
車内の静粛性の良さも印象的でした。
とても高い包まれ感と剛性感を感じる車内でワゴンボディーの弱点でもあるビビリ感は皆無。
エンジン音・ロードノイズ共に調整された音質が気持ちよいインフォメーションとして車内に届きます。
Part1でも報告しましたが、ナビは要改善ですね。
ここはアップデートで対応があると思いますが。
ディーラー戻るまでもナビしてみましたが、やはり自車位置を見失ってました。
ナビの音声案内中は音楽等も途切れてしまうのも気になります。
今回奥さんを連れて行ってましたが、このナビの状況を見て「これはないわー」って言ってましたので女性の方に受け入れてもらうにはソフト面も抜かりなくお願いしたいところです。
追記
ブログで書き忘れてたんですが、 プジョー508SWの1日試乗したときの話。
奥さんが助手席のエアコンの風向き調整の幅が狭くて、どうやっても直接風が当たって顔や目が乾くのを文句言ってました。
助手席の使用頻度多い方は、要確認ポイントかもしれません。
あとはカッコいい508を見てくれって感じですw pic.twitter.com/Hy1zcgcm2c— UU (@WCLBlogAuthor) August 20, 2019
あとこれもちょっと気になる内容です。
助手席の使用頻度高い方は確認してみて下さい(^^)
以上です。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
カーブドッチの公式HPです。
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