新型レヴォーグ 2020年8月現在分かっている情報まとめ
2020.8.20更新
2020年モデル
2020年10月15日に発売する新型レヴォーグの情報を報告します!
元レヴォーグオーナーとしても非常に注目しているモデルですが、内容を確認した限りとんでもなく進化するんじゃないか!と感じています。
もうワクワクが止まらないぜ!!
公式やYouTubeでも色々情報が解禁されましたね。
新型は東京モーターショーで標準モデル、東京オートサロンでSTI Sportとそれぞれプロトタイプが発表されました。
現行を踏襲しながらもしっかりとフルモデルチェンジと分かるデザインに仕上がっています。
以前新型のプロトタイプ紹介、現行と比較した記事も書いたのでその内容も織り込みながら進めたいと思います。
見積もり紹介の記事もアップしました。こちらも良かったら。
スバル新型レヴォーグの見積もり紹介、アイサイトXはお得感強いのか検証 2020.11.25更新 2020年モデル ス…
新型レヴォーグ スペック関連
1.8ℓ水平対向ターボ搭載
すでに発表のある通り新型レヴォーグに搭載されるのは1.8ℓ水平対向ターボエンジン。
※希薄燃焼(リーンバーン)で高い熱効率40%強を実現
エンジンスペック・燃費
エンジンスペックも公開されました!
177PS、300N・m!!
低回転トルクに振ったセッティングで街乗り、高速でも充分な動力性能が確保されていると思います。
先代の2.0ターボの300PS、400N・mよりも低いですがこの辺りは試乗で体感するのが楽しみです♪
燃費ですが、WLTCモードで13.6~13.7km/Lとのこと・・・ここは仕方ない?かな。
新型レヴォーグボディーサイズ
新型のボディーサイズですが、全長4,755㎜、全幅1,795㎜、全高1,500、ホイールベース2,670㎜です。
最低地上高は145㎜と少し高くなっています。
車重は1,550~1,580kgと先代とほぼ同じ。
最小回転半径は5.5m。
ボディーサイズは先代からそれぞれ65㎜、15㎜、同等という事で全長が大きく伸びますね。
全幅は1,800㎜以内をギリギリキープしてきました。
国内で取り回ししやすさを感じられるサイズ感ですね。
今回は最初から海外での販売も見越しているので拡大は仕方ないでしょう。
昨今、国内の販売だけでというのは厳しいでしょうし。
トランスミッション
トランスミッションは引き続きCVTが採用。
従来のリニアトロニックから80%の部品が新規設計となっていて、エンジン特性とあわせてより滑らかな発進加速を目指しています。
先代ではマニュアルモードが6速ですが、新型では8速に変更。
先代でも少し強めにアクセルを踏み込むと疑似ステップ変速ショックがありますが、これもさらにリニアなものになっているのかも?と期待します。
新型レヴォーググレードと価格や装備は?
グレード展開
新型レヴォーグのグレード展開は大きく分けて3つ。
GT・・・ベースグレード
GT-H・・・GTに快適・上質装備を追加
STI Sport・・・スポーティで特別な装備が豊富なグレード
このように3つのグレード構成となっています。
そしてここにパッケージオプションとなったアイサイトXを付けるか、付けないか、という細かく言うと6つのグレード展開。
この先進装備のパッケージ内容に関しても書いていきます。
新型レヴォーグ価格判明
では価格は?ということなんですが、判明致しました!
アイサイトXを装着するとEXとつきます。
GT ¥3,102,000
GT EX ¥3,487,000
GT-H ¥3,322,000
GT-H EX ¥3,707,000
STI Sport ¥3,707,000
STI Sport EX ¥4,092,000
価格はこのようになっています。
アイサイトXは単体で385,000円ですね。
ベースグレードは300万円を超えてきましたが、内容をみると良心的な価格設定ではないかと思います。
アイサイトXはナビ機能は付いてるのでオプションとしては最低限で済みそうですし。
GT EXの乗り出しで370万円位でしょうか。
ではアイサイトXに含まれる内容を確認します。
アイサイトXの内容
●アイサイトXテクノロジー先進運転支援システム
・渋滞時ハンズオフアシスト
・渋滞時発進アシスト
・アクティブレーンチェンジアシスト
・カーブ前速度制御
・料金所前速度制御
・ドライバー異常時対応システム
●12.3インチフル液晶メーター
●11.6インチフル液晶パネル(ナビ機能付)
●コネクテッドサービス
●デジタルマルチビューモニター
●ドライバーモニタリング
●アイサイトセイフティプラス(視界拡張テクノジー)
・デジタルマルチビューモニター(フロント/サイド/リヤ)
・前側方警戒アシスト
これらの装備が上記3つのグレードに付いて1つのグレードとして存在する感じです。
このアイサイトXが付くと既に北米で発売されているレガシィやアウトバックのようなインテリアの雰囲気になります。
しかし、この先進装備セット、ボリュームありすぎません?w
新型レヴォーグ価格一覧
車両価格を先代と比較してみます。
先代 | 新型 | 新型+ アイサイトX |
1.6GT 290万円 | GT ¥3,102,000 | GT EX ¥3,487,000 |
1.6GT-S 314万円 | GT-H ¥3,322,000 | GT-H EX ¥3,707,000 |
1.6STI Sport 363万円 | STI Sport ¥3,707,000 | STI Sport EX ¥4,092,000 |
先代と比較すると大体20万円位の上昇となっていますね。
すでに見積もりも作成できるようですので、近日見積もりの紹介もしたいと思います!
共通装備・グレード別装備差
共通装備内容
まず各グレード毎の共通装備です。
アイサイト コアテクノロジー
■プリクラッシュブレーキ
■前側方プリクラッシュブレーキ
■緊急時プリクラッシュステアリング
■後退時ブレーキアシスト
■AT誤発進抑制制御
■AT誤後進抑制制御
■ツーリングアシスト
■全車速追従機能付クルーズコントロール
■定速クルーズコントロール
■車線逸脱抑制
■車線逸脱警報
■ふらつき警報
■先行車発進お知らせ機能
■青信号お知らせ機能
■アイサイトアシストモニター
アイサイトセイフティプラス(運転支援テクノロジー)
■スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)
■エマージェンシーレーンキープアシスト
■アレイ式アダプティブドライビングビーム
基本的に付いてい欲しい安全装備はほぼ揃ってますね!
■スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)は先代ではオプション扱いになったりしてましたが、それも新型では標準装備です♪
これは嬉しい内容ですね。
グレード別の装備差も少し分かりましたので一覧にしておきます。
※グレード別装備の変化点で赤色表記
標準装備● オプション設定▲ 設定無×
装備名 / グレード | GT | GT-H | STI Sport |
エクステリア | |||
タイヤ | 215/50R17 | 225/45R18 | 225/45R18 |
フロントグリル | ダークグレー メタリック | ← | ダークグレー シリカ |
フロントバンパー スカートメッキ加飾 | × | × | ● |
デュアルマフラーカッター | ● | ● | STI刻印 |
STIエンブレム | × | × | ● |
ヘッドライト | ブラックベゼル | ブラックベゼル+ 光輝加飾 | ブラックベゼル+ 光輝加飾 |
アレイ式アダプティブ ドライビングビーム | ● | ● | ● |
ハンズフリー パワーリアゲート | ― | ● | ● |
パフォーマンス | |||
ドライブモード | SIドライブ | SIドライブ | 5ドライブモード |
ダンパー | 機械式 | 機械式 | 電子制御ダンパー |
インテリア | |||
シートマテリアル ・カラー | ファブリック×合皮 シルバーステッチ | ファブリック×合皮 ブルーステッチ | 本革シート 専用ボルドーカラー |
レザーシート | × | ▲ ¥110,000 | ● |
インテリアカラー ステッチカラー | ブラック ソフトパッド シルバーステッチ | ブラック ソフトパッド ブルーステッチ | ボルドー専用加飾 レッドステッチ |
フロントシートヒーター | ● | ● | ● |
パワーシート | 運手席8way | 運転席10Way 助手席8way | 運転席10Way 助手席8way |
シートメモリー | ― | ● | ● |
運転席 自動後退機能 | × | ● アイサイトX装着車 | ● アイサイトX装着車 |
アルミパッド付 スポーツペダル | × | ● | ● |
インパネ加飾パネル | ダークメタリック | ← | ダークキャスト メタリック |
インパネ アンビエントライト | ― | ● | ● |
リアシートヒーター | ― | ● | ● |
メーターバイザーリング | ピアノブラック | ダークメタリック | ダークキャスト メタリック |
グレード別の装備はこのようになっています。
現状分かっているのはGTは加飾や快適装備で差別化されているという事です。
以前からの情報通り、電子制御ダンパーはSTI Sport専用装備です。
注目はSTI Sport専用で5つのモードからセレクト出来るドライブモードが設定されます。
GT、GT-Hで設定されるのは従来のSIドライブに留まります。
公式HPに装備一覧も掲載されていたのでシェアしますね。
内装・シートの違い
内装カラーはGT、GT-Hでブラックです。
合皮とファブリックのコンビネーションになっていて、ステッチカラーで変化が付いてます。
レザーシートのオプションも設定があるようです。
先代のGTとGT-Sとの違いと似てますね。
インパネやシートデザインは北米仕様のレガシィ等と同じ雰囲気。
シート形状はグレード間で違いは無さそうです。
インプレッサやフォレスターとも同じです。
STI Sportはボルドーカラーのレザーシートになっています。
ここも先代モデルとおなじで、コンソールサイドやドアトリムにボルドーカラーのマテリアルが配置され大人でスポーティな雰囲気になっています。
配色は新型ではボルドーとブラックのツートン的な印象が強いですね。
ここも実車見るのが楽しみです♪
ハンズフリーパワーリアゲート
新型レヴォーグから、ハンズフリータイプのパワーリアゲートが採用されます。
このパワーリアゲートが少し変わっていて、よくあるキックタイプ(バンパーに足かざす)ではなく、スマートキー持った状態で体の一部をスバルのエンブレムに触れることで開ける事が出来るタイプです。
因みにラゲッジ容量は約560ℓと現行の550ℓから少し増えています。
特にアンダーボックスの容量を拡大されており、床上の容量は約490ℓになっているそうです。
おそらく海外での販売を前提としているのでスペアタイヤが格納できるサイズにしたものと想像できます。
STI Sport専用ドライブモード
ではSTI Sport専用のドライブモードでどこまで制御してどのようなセッティングになるのかを一覧にします。
モードは表にもありますが、個別設定できるIndividualモード含めて5つ。
COMFORT・・・コンフォート
NORMAL・・・ノーマル
Sport・・・スポーツ
Sport+・・・スポーツ+
Individual・・・インディビデュアル
Individualの設定は5人分メモリー可能になっています。
C・・・コンフォート
N・・・ノーマル
S・・・スポーツ
D・・・ダイナミック
モード | コンフォート | ノーマル | スポーツ | スポーツ+ | individual |
SIドライブ 非STI Sport | ― | ― | S | S# | ― |
パワステ | C | N | N | S | |
ダンパー | C | N | N | S | |
AWD | N | N | N | S | |
アイサイト | C | S | D | D | |
エアコン | マイルド | N | N | N |
これだけの項目で設定が切り替わるんです。
凄くないですか?
ステアリングの重さ、AWDの設定が個別で変更できるのも嬉しい。
国産メーカーのレクサス以外でここまで輸入車に近いドライブモードの切り替えを可能にしてきたのは初めて?
トヨタのスープラはBMW製なので付いてますが。
とにかく、この価格帯でここまでやってきた事が単純に凄い!
マジでスバルのレヴォーグに対するフルコミット具合が半端ないです(^^♪
モンスターが誕生!!
AWDのスポーツ設定の内容
アクティブトルクスプリットAWDという後輪への駆動配分を瞬時に行える設定になり、ドライブモードをSport+にするとより積極的に後輪への駆動配分を可能にしているようです。
色々組み合わせを変更して自分のベストなセッティングを探すのも面白いかもしれません。
これは優れたAWDを持つスバルだから出来るドライブモードの楽しみでもありますよね。
individualの設定は5人分メモリー可能なので切り替えることでその違いもダイレクトに感じられると思います。
これだけ見ると「お奨めはSTI Sport」ってなりますかね。
アイサイトXの内容を掘り下げ
アイサイトXを装着した時に追加される各項目についても少し触れていきます。
●先進運転支援システム
従来のアイサイトツーリングアシストの制御がレベルアップしています。
ACC(アダプティブ・クルーズコントロール)
・カーブ前速度制御
・料金所前速度制御
・渋滞時発進アシスト
・ドライバー異常対応システム
ステアリング制御
・アクティブレーンチェンジアシスト
・渋滞時ハンズオフ
このような機能が追加になっています。
従来の運転支援がより自動運転に近づくために精度アップして採用されている内容ですね。
正直今のアイサイトツーリングアシストも優秀なので付加価値として強いかと言われると個人的にはそこまでグッとくる感じは無いです。
が確実にメーカーが自動運転に向けてノウハウを構築している段階ですね。
●12.3インチフル液晶メーター
遂にスバルにも液晶メーターの波が来ました。
この12.3インチデジタルメーターは大きく3つの表示パターンが存在。
ノーマル・・・スピードメーター・タコメーター・インフォメーション
地図・・・ナビゲーションと連動した詳細な地図表示・スピードメーター・タコメーター
アイサイト画面・・・ACC中の状況表示・スピードメーター・タコメーター
来ましたよ!地図表示!!
結構しっかりとした地図表示みたいです。
これもすごい!
国内メーカーでどこよりも早くフル液晶メーターを実現したのはスバルでした!
画像はフォルクスワーゲンのゴルフ7の物ですがこのような表示が可能になるんです。
さすがにアウディのバーチャルコックピット(写真地図表示可能)までは行かないと思いますが、ゴルフ位の表示が可能なら魅力的だなと思えます。
因みに先進装備を付けないと従来のアナログメーターと4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイになります。
現行のメーターとそこまで大きな違いはなさそうです。
●11.6インチフル液晶パネル(ナビ機能付)
北米仕様アウトバックの画像ですが、レヴォーグもこのような画面になります。
サイズは11.6インチで雰囲気はボルボの最近のモデルと同じような縦長配置。
ナビ機能も付いてるので先ほどのメーターと連動させた表示になるという事ですね。
殆どがタッチ式になってますが、一部アナログ系のスイッチもありますね。
エアコンの一部のスイッチは物理スイッチが残っていますが使い勝手は気になります。
■先進セットを付けない場合
このセットを付けない場合9インチまでの通常のナビゲーションを設定することも可能です。
取りあえずパナソニックはあるみたい。
現行も親和性の高い見た目で対応しているので引き続きですね。
ナビ画面の下に7インチのマルチファンクションディスプレイが設定されます。
現行は5.8インチでインパネ上部に設定
表示内容は詳しく分かりませんが、現行と同じでアイサイト作動系がさらに充実するかもですね。
●コネクテッドサービス
トヨタ等でスタートしているコネクテッドサービスが開始。
値段設定等の細かい事は分かりませんが、車載通信機を使用した車両の状態等もメンテナンスに反映されると思います。
●デジタルマルチビューモニター
アラウンドビューモニターがさらにブラッシュアップされ交差点での衝突回避等での安全装備とも連動するようです。
●ドライバーモニタリング
現行フォレスターと同等の機能です。
https://www.subaru.jp/forester/forester/https://www.subaru.jp/forester/forester/
ドライバーの不自然な動きを検知して危険通知や休憩を促す等の機能。
https://www.subaru.jp/forester/forester/
先進運転支援システムとも連動しています。
この機能は個別に5人分のシート位置もメモリー出来ますので非常に便利。
●ウェルカムライティング
現行でも採用されている機能ですね。
スマートキーを持った状態で近づくとヘッドライト、テールランプ、車内灯、サイドミラーのライトが点灯してドライバーを迎えてくれます。
あると嬉しい♪
因みに現行でもオプション扱いで採用のある電子インナーミラーはオプション扱いです。
このミラーも便利なのでお奨めですね。
荷物を積んだり後席に大人が乗ったりして後方視界が狭い時に時に便利です。
私のレヴォーグも付いてますが、最近は常にカメラで表示しています。
今回の報告は以上です!
あくまで確定情報ではありませんので、参考程度にお願いします!
最後まで読んで頂きましてありがとうございました!
しかし、安全装備関連が複雑になってきました。
分かり易い表みたいなの作ろうかと思った事もあるけど・・・
考えただけで大変なので温めたまんまw
新型レヴォーグの動画色々公開されているので、公式のものをシェアします。
通常モデルの走行関連
STISportの走行関連
公式から他にも色々と動画出てます!
新型レヴォーグ開発者インタビューです。
かなり期待値をアップさせられる内容です!
やっぱりスバルは走り!
SUBARUは東京オートサロン2022に出展します。SUBARU×STIが生み出す走りの愉しさを、ぜひご体感ください。3…