新型レヴォーグSTISport-EX試乗レポート・GT-EXの見積もり
2020.11.25更新
2020年モデル
どうもUUです。
プジョー・208の納車現場に潜入したら読者さんに声かけて貰って嬉しかったUUです。
今回は新型レヴォーグに試乗させて貰いました!
試乗させて貰ったのは最上級グレードのSTISport-EX ¥4,092,000!
ZF製の電子制御ダンパーを搭載したモデルの乗り味を体感して感じた事をまとめたいと思います。
その他操作機器関係で気になる部分もあったのでその辺りも試乗レポートの中でお伝えしたいと思います。
是非最後までお付き合い下さると嬉しいです。
ちょっとレヴォーグへの思い入れが強くてまた長くなってしまいました(^_^;)
新型レヴォーグ、STISportに試乗させて貰いました!
最近いっつも良い言ってますが、これは良いw
個人的にはSPORT+が1番好きなモードでした😍
モードで遊べるのやっぱり面白いなぁ。
音はフォレスターもなんですが、もう少しエンジン音ほしいかもw他のグレードの乗り味が気になりまくる所です! pic.twitter.com/U3rTnDVxic
— UU (@WCLBlogAuthor) November 20, 2020
- 1 新型レヴォーグSTISport-EX試乗レポート・GT-EXの見積もり
- 1.1 新型レヴォーグSTISportとGT-Hのエクステリアを見ていく
- 1.2 新型レヴォーグSTISport公道試乗レポート
- 1.3 新型レヴォーグGT-EXの見積もり紹介
フォレスターに追加された1.8ターボモデルの試乗レポートもしてましたが、同じエンジンですね。
フォレスター1.8ターボ試乗レポート、SPORTの見積もり紹介 2020.11.21更新 2020年マイナーチェンジ C…
雨なのと車両が納車スペースに収まった状態でしたので外装は少ししか撮影できてません。
記事の内容としましては、
●エクステリアをSTISportと中間グレードのGT-Hと比較
●その後試乗レポート、前車1.6ターボレヴォーグと比べてどうか?(内装レポート付)
●最後に気になってたGT-EXの見積もりを作成して貰ったのでご紹介
と言う流れでお送りしたいと思います。
新型レヴォーグ上質な乗り物になりましたね。
先代のゴリゴリした感覚と決別してしまってちょっと寂しい気持ちもありますが、これも時代の流れでしょうか。
新型レヴォーグのラインナップ
基本3つのグレードでアイサイトX付のEXかそうで無いかで細かく6つになる構成です。
グレード | アイサイトX無 | アイサイトX付き EX |
GT | ¥3,102,000 | ¥3,487,000 |
GT-H | ¥3,322,000 | ¥3,707,000 |
STISport | ¥3,707,000 | ¥4,092,000 今回の試乗車 |
試乗車はエアロが付いた車両でかっこ良かったので少しではありますが外観も見ていきましょう。
新型レヴォーグSTISportとGT-Hのエクステリアを見ていく
エアロオプションの付いた新型レヴォーグSTISportチェック
試乗車のSTISportにはオプションのエアロが付いてました!
タイプとしてはDynamic&Stylishのタイプのパーツが抜粋されて付いてる感じですね。
付いてたパーツですが、
黄色四角で囲んでるパーツが設定されてたと思います。
●リヤアンダーディフューザー ¥65,340
●フロントバンパースカート ¥62,480
●サイドアンダースカート ¥37,840
あと画像に無いですが、
●フロントグリル ¥42,460
も付いてますね。
黒のレヴォーグカッコいいなぁ。
先代よりヘッドライトを小さくして全幅を大きく見せる工夫がされているのですが、個人的にはフロントは先代が良いなと思ってました。
でも、ブラックだとそのイメージが軽減して塊感として感じられます。
スカートが付いてるのでイカツサもアップしてますね。
DOPのLEDアクセサリーライナーが付いて無いので、ヘッドライトのコの字はポジションランプになってません。
新型レヴォーグ買うならLEDライナーは付けたいですね。
GT-Hのエアロ無しだとこんな感じ。
アイスシルバーもカッコいい。
通常のグリルはSTISportもGT-Hと同等のデザインです。
試乗車の方はサイドビューが全然撮れませんでしたw
筋肉質なサイドビューは先代のイメージ同様ですが、さらにグラマラスになったというか。
こういうとこ、エロさ感じます。
プレスラインの間にアウタードアハンドルを設定してるのも拘り感じます!
この位置に無いとデザインバランスが崩れるんでしょうね。
デザイナーと製造側での物凄いせめぎ合いしたんじゃないだろうか?と感じるところですw
ショルダーラインもちゃんとあって、そこまで空間を贅沢に使ってはないんですが、巧みに美しさも求めてる工夫が伝わりますね。
ホイールハウスの六角形イメージは隙間広く見えるのでどうかなぁ(^_^;)という感想は変わりません。
見慣れて来れば・・・かな。
ホイールデザインはグレード毎に違います。
STISportとGT-Hは18インチ、225/45R18。
こちらがGT-H。GTですと215/50R17になります。
どちらもタイヤはヨコハマのブルーアースGTを履いてました。
営業さんも不確定な情報と前置きされてましたが、噂程度にキャリパーが先代より大きくなってるのでスタッドレスタイヤとか使い回しが出来ないホイールがあるそうです。
レヴォーグからレヴォーグに乗り換え予定の方は、店舗で確認された方が良いかもしれません。
リアは更にスペースが無くてですねw
ディフューザーがこの角度からも主張してますね。
STISportになるとマフラーも専用になってSTIの刻印が付きます。
STIの方がマフラーが丸い感じですかね?
GT-Hはオーバルタイプです。
ノーマルバンパーの樹脂面積が少し広い様な気がするんですよね。
これがボディーカラーを濃色にしたくなる理由の1つ。
テールランプは新型が好き。
かっこいいわぁ。
先進感あってシャープで良い感じだと思います。
新型からパワーバックドアがグレードにより設定されました。
GT-Hから標準で装備されまして、キーを携帯した状態でエンブレムに触れると開くタイプ。
キックで開閉には対応していません。
作動スピードは適正な速さと言う感じでした。
エクステリアは以上です!
ではSTISportの乗り味の良さ、細かいですが気になるポイントもありましたのでその辺りをご紹介します。
新型レヴォーグSTISport公道試乗レポート
※試乗レポートしながらSTISportの内装に簡易レビューしていきます
まずアイサイトX搭載車のデジタルコクピットを触らせて貰いました。
ブレーキのオートホールドやアイドリングストップを解除するスイッチもこの11.6インチの縦型の大型モニターに集約されています。
今後のクルマの流れとしてもそうなるんでしょうかね。私の3008もそれに近い感じですし。
その使い方や設定に関しては後程。
ドライブポジション
運転席
先日レポートしたフォレスターでもお伝えしましたが、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)になってシートがですね、格段に良くなっております。
特に座面のお尻がはまる部分とそこから上の腰が収まる部分のボリュームがしっかりとありますね。
このおかげで腰のサポート感が格段にアップ。GT-Hからはランバーサポートもありますし。
それでも普段プジョーのシートに座っていると「もう少し腰のサポートがあると嬉しいかな」と思いますが、そのまま座っても大丈夫なシートになりました。
GT-Hのファブリックシート、このグレードだけレザーのオプションがセレクト可能
STISportのシートはレザーだからなのかも知れませんが、GT-Hのファブリックシートよりも全体的にボリュームがあるような感じ。
またフォレスターやインプレッサのシートよりも少しタイト目に造られていて、さらに着座感が良い感じになっています。
運転中も体がずれることなくサポートしてくれて不満無し。
私はいつも「点で受け止める」とか「面で受け止める」とか言ってるんですが、レヴォーグのシートは「面で受け止めるタイプ」だと思います。
ペダルレイアウト
アクセルペダルは従来通りに「吊り下げ式」が採用されています。
ペダルの取り付け剛性とコントロール性が良いー。ペダルレイアウトもGOOD!
先代より足元も少し広くなったかな?
凄く座り易い感じがしましたね。
上の樹脂パーツの主張の感じだろうか。
視界性能
スバルのモデルの中でも、レヴォーグの視界は特に練られて実現出来てると思います。
他のスバルのモデルよりガラスエリアは狭く見えるのに、実際の見え方は遜色ないというか違いが分からない位に視界がクリア。
インパネの高さ、ボンネットの低さ、シートの高さ設定で実現出来ていますね。
特に水平対向エンジンはノーズを低く抑えられるメリットもあるそうなので、前方視界の確保にも効いているようです。
リアハッチ開いてますが、新型からリアウィンドウの後端が斜めに上がっていくデザインになったので、後方視界がどうかな?と思いましたが特段悪くなっている感じも無かったです。
しっかり窓の面積を確保してくるのは流石ですねー。
ウィンカーが微妙
あとウィンカーの躾が変わり、操作感が気になると営業さんの談。
「どれどれ」と確認させてもらうと、「ホンマや、これは操作感微妙(^_^;)」
ダイハツの軽自動車やロッキー、トヨタ・ライズに乗られた事がある方なら分かって頂けると思うのですが。
ウィンカーレバーを上下に操作するじゃないですか、例えば左折する時上に上げてもそこで保持されずにレバーが戻ってきます。
それだけならまだ良いのですが、バイパスの合流とか少し半端なステアリング操作になる時にハンドルが中立に戻ってもウィンカーの作動が切られずにそのまま出たままになるんです。
出っ放しになった状態を戻すには、ワンタッチで軽く触れて消す感じです。
ちなみにワンタッチでウィンカーが点滅するのは3回で、先代同様ですね。
新型レヴォーグが街中走り始めるとウィンカーが出っぱなしになってるモデルが散見される未来が・・・
エンジン始動直後のスタート画面!完全にステアリングにピントが・・・
試乗スタート
それらを確認して試乗出発です。
STISportはドライブモードがセレクト出来る(Comfort、Normal、Sport、Sport+、Individual)んですが、最初はNORMALからスタート。
アクセルを一踏みすると高いペダル剛性を感じるとともに、軽く車体が押し出されます。
先代1.6ターボから格段に良くなったアクセルレスポンス。
ここもフォレスターのSPORTで感じたのと同じですね。
レヴォーグの方が視界が低いですから、体感速度は少し高まる感じ♪
車重はどちらも大差ないので実際の加速はほぼ同等でしょう。
スバルのCVT”リニアトロニック”が年を重ねるごとにCVT感をどんどん払拭しているのを感じます。
特に今年の年次改良からさらに良くなったのかな。インプレッサのSTISportも凄く出足良かったですね。
ドアトリムの質感は良いと思います。ステッチもアームレストとトリム中央に施されています。トリム上部はソフトパッドです。
この内装が待ってます。デザイン的にはボルボのクルマを意識してるなと感じますね。
ステアリングフィール
センターコンソールの高さはセンターモニターのデザイン、操作性に合わせて設定されたそうです。
国産メーカーで11.6インチ、しかも縦長ディスプレイの採用は初ですね。
試乗重ねてると、乗り味とかそのクルマの感じがディーラー駐車場で大方は分かるようになります。
勿論ドライブモードでの性能や性格の差ですとか、インフォティメントの使い勝手ですとかそういったものは別として。
ディーラー駐車場を流す少しの距離で、体が新型レヴォーグが凄く良いクルマである事を察知しました。
コイツは良い!w
特に2ピニオン方式(パワステのモーターアシスト軸と、ドライバーのステアリング操作軸を別軸にしている)のステアリングフィールがめちゃ滑らか!
大雑把に言うと、ドイツの御三家のそれに肩を並べる程のステアリングフィールだと思います。
少し高くなったセンターコンソールに違和感を覚える方もいるでしょうか?私はハイデッキが好きなので問題無しでしたが、少し幅方向が狭いかな?とは思いました。
コンソールBOXは広くはないですが、それなりに物は入りそう。CD/DVDデッキをセレクトするとここが殆ど埋まりますので要注意。
2ピニオン自体はそんなに珍しくは無いんですが、その躾方の巧さですね。
乗り心地とこのステアフィールは先代レヴォーグとかなり変わりました。
操作のしやすさとダイレクト感が高い次元で両立してます。
先代はズンとした重さがあって、ステアリングを切ると路面との高い接地感とゴリゴリと路面と擦れ合ってるインフォメーションと手応えが伝わり、かなりスポーツ感が強かったです。
新型もステアリングの座りはドシッとしていながら、操作は滑らかで扱い易く車両はダイレクトに追従します。
この時のゴリゴリとした感覚が新型では軽減されていて、そこが上質に感じる要因の1つかな?と思いました。
乗り心地
ここは乗り心地にも通じていて、この路面のインフォメーションの伝え方というポイントにおいて上質方向に進化しているという印象です。
Normalで走行している限り先代であった少し大きめの段差を拾ってくる突き上げ感はなし。
特に先代はコーナリングしてる時に少し段差になってると結構衝撃が来てたので。
カヤバとZFの違いではありますが、先代のSTISportに採用されたダンパーから比べても新型は良くなってると思います。
ここはボディーの剛性が効いてそうですね。
先代ではフロントとリアで少し捻じれるようなボディの感覚がありましたが、新型はガチっとしてます。
後程書きますが、この捻じれというかボディの柔い部分があるのは悪いという事でも無い、と思ってます。
エアコンのデザインもオシャレになりましたな。細かいステッチもあって、所有満足度も上がりそう。インパネイルミはGT-Hからの装備。
質感アイテムにもしっかりと配慮された新型レヴォーグです。欧州で売れますでしょうか?
加速フィール
一般道に出て加速をしていきます。
アクセルを踏むとグイッと豊かなトルクも感じながら加速していきます。
速いとかではないですが、必要充分な動力性能が確保されていますね。
フォレスターでも感じたことですが、エンジン音はかなり抑えれています。
新型レヴォーグ乗って少し印象が変わったのが、聞こえてくるエンジン音が良くないかも・・・?
音は抑えこまれてるんですが、音質がイマイチかな?と思いました。
あくまで先代の1.6ターボと比較してと言う範囲ですけども。
ん?なんでメーター真っ暗なんだろう?全体的にはスッキリしてるように感じました。
先代は助手席の足元空間狭かったんですが、座るの忘れてました(^_^;)また機会があれば確認したいと思います。
ファンな部分は薄いか?
バイパスに乗るために合流加速していきます。
低速トルクがしっかりしているので充分良いんです。
ここも充分良いという前提の認識でお願いしたいですが、加速フィーリングにエモーショナルな感じが薄いかなと。
先代の1.6ターボは確かに少しもっさりした初期加速があって、1,600回転過ぎからグンっとターボが効いて加速していくクルマでした。
バイパスや高速でもそうなんですが、その体感スピードと加速フィーリングがドラマチックだったんですよね。
これ先代に乗ってた方だと分かって貰えるんじゃないかと思うんですが、ご参考までに。
ボディー剛性が高くなる・遮音性も上がる・足回りも良くなった結果として、凄く良いクルマが誕生したんですが、ファンな部分からは少し遠ざかってしまったんじゃないか?と感じました。
後席ドアは前席同様の質感です。トリム上部もソフトパッドで手抜き無!先代同様ですね。欲を言うとマテリアルをあと1つ追加して欲しいかな。
新型で良くなったのが後席の居住性、間違いなく足元広くなりました。
電子制御ダンパーでないGT系の乗り味が気になりますね。
GT系は先代と同じくカヤバ製ダンパーが使用されているそうで、私が乗っていた1.6GT S-Styleもカヤバのダンパーだったのでどのようなフィーリングの違いがあるのか感じてみたい。
ロードノイズ
ロードノイズの抑え方も先代よりアップしています。
車高が低い分ドライバーが地面から近いので、フォレスターSPORTよりは聞こえてくる印象ではありますが、角が取れた音質でトゲトゲしさが無いので問題ない感じ。
ゴーと下から聞こえてくる感じで、頭上で共鳴することもなく、試乗した路面状況では好印象でした。
膝前空間は拳1つ半位ですね。少しの違いではありますが、体感的にはかなり広くなったと思います。
座面の長さも申し分なし。シート下に足も入るので居住性アップしてます。
ドライブモードの体感的な変化はどう?
試乗中盤でステアリングが滑らか操作感で少し軽く感じたので、ドライブモードを変更してみることにしました。
ドライブモードはステアリング右側にあるスイッチで操作可能となっています。
MODEボタンでドライブモード切替、★ボタンでIndividualへ直接切り替え可能です。
切り替えると黄色四角のところに表示されます♪
制御できる内容は細かく設定可能。
一覧載せときますね。
C・・・コンフォート
N・・・ノーマル
S・・・スポーツ
D・・・ダイナミック
モード | コンフォート | ノーマル | スポーツ | スポーツ+ | individual |
SIドライブ 非STI Sport | ― | ― | S | S# | ― |
パワステ | C | N | N | S | |
ダンパー | C | N | N | S | |
AWD | N | N | N | S | |
アイサイト | C | S | D | D | |
エアコン | マイルド | N | N | N |
スポーツ+にしてやっとすべてがスポーツな感じになりますね。
で、このModeボタンを押すとセンターモニターに内容も表示されます。
するとSportでもステアリングの制御はNormalであることが分かったので、すぐにSport+に変更しました。
変更すると確かにステアリングの操作に重みが増します。
乗り心地の変化は少し硬くなったかな?とは思いましたが大きく変わりません。
ハンドリングが重みを増し、良い反力を伴って車両が曲がります。これこれーw
このSport+のモードが先代のステアフィールと近くなる気がしました。
AWDの制御も後輪への駆動配分が大きくなるので回頭性はかなり良いですね。
加速感やエンジンの吹け上がりの違いは意識してないのもあって、こちらも良く分かりませんでした。
輸入車並みに変化すると意識してなくても違いを感じるので「レヴォーグの変化量はそこまでではない」という事かもしれません。
個人的にはドライブモードの変化量としてはプジョー・508の制御変化が好きなのでスバルの電子制御の躾ももう少し明確になるように進化していって欲しいなと思います。
ドライブモード付いてるのであれば、変化量とその組み合わせで遊びたい欲が強くなるのは私だけではないはず。
背もたれはもう少し高さ欲しいところですね。これは先代とあまり変化無いかも。視界確保をしてるので、その関係で低くなってます。
後席のアームレストは先代と同じかな?
新世代アイサイトのACCを試す
ドライブモードの変化を少し楽しんでからアイサイトでACC(アダプティブクルーズコントロール)を試します。
ステアリング右側のスイッチで設定するのは先代同様ですね。
慣れてるのもあって、とても分かりやすい。
車線の読み込みは以前から早かったですが、体感的にさらに早いかも?という印象を受けました。
今回から日立製作所ではなくスウェーデンのメーカーのステレオカメラに切り替えしています。
事前にその情報は知っていたので「どんなもんか?」と思ってましたが、レベルアップしてきた感じしますね。
画角や解像度も上がって、コストも下がるとか。
国内メーカーの競争力大丈夫なのか?という気もしなくもない。
スバルはこの秋に発売する新型『レヴォーグ』で「Eyesight(アイサイト)」を一新する。そこでもっとも驚いたのは、中核…
1㌔ほどACCで直線を走行しましたが、安心感高く走行できます。
アイサイトXで追加された機能はほぼ高速道路での使用環境によるものなので、その辺りは確認できませんでした。
信号待ちで停止までやってもらえば良かったんですが、思わずブレーキ踏んで止まってしまうという痛恨のミスw
後席のリクライニング機構も継続されています。シートサイドのレバーで行うタイプ。もしかするとリアシート全体が先代のキャリーオーバーかも。
後席用のエアコン吹き出し口、USBスロット完備。レヴォーグにも送風口つきました♪リアシートヒーターはGT-Hからの装備です。
しかし、ブレーキの制動も文句無しでした!(切り替え大事)
初期制動もしっかりと効いて停止までコントロールしやすいです。
試乗中はカクンブレーキになったり、低速で踏み代に対して制動感覚の違和感は感じませんでした。
先代より初期制動の強さが少し抑えられたかな?
ラゲッジはトータルの容量がアップ。ラゲッジ上部で492ℓ、床下69ℓとなっています。
欧州での販売が視野に入ってるのでスペアタイヤのスペースが確保されました。DOPでも設定あります。¥27,280
レヴォーグのボディーサイズが良い
そして試乗終盤に少し細目の道に入ります。
ここでレヴォーグの最大の美点であるボディ―サイズが光る♪
全長こそ先代から70㎜程延長されましたが、全幅は1,800㎜以内をキープしてきました。
小さいというのはそれだけで大きなメリットだと思っているので、レヴォーグ開発陣の拘りには頭が下がります。
細めの道をスイスイ、気持ち良いハンドリングとストレスフリーなボディーサイズで、運転の楽しさもしっかりと感じられます♪
ラゲッジのライトはやはり側面wしかし、先代よりは位置が高くなったのでヨシ!
4:2:4可倒分割シートを倒すとフラットにパタン。フロントシートとのこの隙間w めっちゃ余裕ありますね。
11.6インチモニターのバックカメラが見辛い
ディーラー駐車場に到着して元々収まっていた納車スペースにバックで駐車させて貰います。
少し狭いスペース。
バックカメラを見ると少し違和感を感じました。
サイドミラーで停める派なのであまり関係ないですが、営業さんも気になっていたようで「見辛いんですよねー」と。
画像を撮影し忘れたのが残念ですが、表示はキレイなんですが歪具合からか距離感が掴みにくく感じました。
試乗される方は是非バック駐車させて貰って見え方の確認をお奨めします。
新型レヴォーグのオートビークルホールドの設定等について
冒頭で書きましたが、今回の試乗車は話題のアイサイトXが搭載された車両でしたので11.6インチのモニターや12.3インチの液晶メーターが搭載されていました。
現在注文が入っているのもかなりの確率でアイサイトX付みたいですね。
この機能関連の簡単な使い方をご紹介します。
オートビークルホールド(オートブレーキホールド)設定
まずオートブレーキホールドです。スバルではオートヴィークルホールド(AVH)ですが。
まずセンターモニターの黄色〇部分クルマのマークを触ります。
するとこの画面になるので「オートビークルホールド」の右の部分触るとオンになります。
厄介なのが毎回エンジンオフする度にAVHもオフされます(^_^;)
これは面倒ですね。
先代も毎回オフされましたが、物理スイッチがあったので1アクションで済みましたが、新型は2アクション必要です。
画像黄色〇のAVHのマークが点滅していたら、ブレーキから足を離しても保持されます、という事になっています。
12.3インチ液晶メーターの地図表示
国内初の12.3インチのフル液晶メーター採用はレヴォーグでしたね!
しかも地図表記にも対応しています。これは良いですよ。
で地図画面への切り替えですが、まずドアが閉まってないと出来ません。
閉まった状態でステアリング左下の黄色〇を引くか押すかするとメーターに地図が表示されます。
あー良いですねー。
地図やで、地図。
国内メーカーでも遂に実現しました。
しかも大好きなスバルがそれを最初にやってくれたのは凄く嬉しさがあります。
プジョーのメーターも本国仕様では地図表示できるんですが(^_^;)
ステアリングスイッチの▲▼マークの付いたスイッチで左側のインフォメーションの表示内容が変わります。
右側の表示は変わらなかった気がしますが、変更可能なのかな?
では最後にGT-EXの見積もりを作成して貰ったのでご紹介します♪
新型レヴォーグGT-EXの見積もり紹介
GTは一番下のグレードですが機能は充実してます。
質感アイテムやリアシートヒーター、パワーバックドア等の装備が省かれますが、個人的にはGTで充分だと感じています。
安全装備やヘッドライトのALH機能も付いてきますので。
以前見積もり紹介の記事出してましたが、GT-EXは作成して貰ってなかったので今回お願いしました。
見ていきましょう。
GT-EXの総支払価格は?
車両本体価格は¥3,487,000となっています。
メーカ―オプションは無しですね。
あれ、電子インナーミラーは付けて欲しいって頼んだ気がするんだけどw
支払総額は値引きも入って¥4,063,490!!
値引きは頼んでないんだけど入ってましたw
結構分割払いなら私にとって現実的な価格になりそうな予感w
ディーラーオプション
ちょいボケててすいません。
項目としては
●メーカーOPナビETC2.0+ドラレコ(リヤ録画、ETC2.0、ドラレコ、カメラECU)¥137,060
●ベースキット(バイザー) ¥112,200
●クリーンエアフィルタープレミアム ¥9,680
●ウルトラグラスコーティング ¥62,590
●スリーラスター(下廻り錆止め) ¥19,250
●NEXメンテナンスキット ¥14,850
●ETCセットアップ ¥3,135
このような内容となりました。
点検パックの¥120,085も入ってます。
結構削れる内容(コーティングやメンテパックの内容)もあるので、GT-EXであれば400万円を余裕で切れますね。
初期受注はSTISportが多いそうですが、最終的な売れ筋グレードはこれになるんじゃないか?と思ってます。
またまた長くなりましたが以上です!
最後に
新型レヴォーグ確実に大幅に進化してきましたね。
クルマ本来の進化もそうですが、先進・安全装備が2段階位アップした感じです。
表示の精度等細かい事を除けばドイツ御三家に肩を並べる機能内容の充実度。
スバルは国内メーカーなのでここにきめ細やかな対応が期待出来ます。
この安心感は大きいですね。
さらにこの価格帯です。
今回見積もりをご紹介したGT-EXであれば300万円台で最先端と言っても良い先進・安全装備のクルマが購入出来てしまうコスパの良さ。
走りは上質になった分、少し「FUNTODRIVE」からは遠くなった感じもしましたが、気にするの私だけかもしれませんしw
見積りの記事ですが、以前GT-HのアイサイトX付とそうで無いパターンの比較記事出してます。
そこにSTISportの見積もりも掲載してますので参考になれば。
スバル新型レヴォーグの見積もり紹介、アイサイトXはお得感強いのか検証 2020.11.25更新 2020年モデル ス…
最後まで読んで頂きましてありがとうございました!
スバル レヴォーグSTISport スペック一覧
車両本体価格¥4,125,000
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | CVT |
車体サイズ㎜ 全長・全幅・全高 | 全長4,755×全幅1,795×全高1,500 |
ホイールベース㎜ | 2,670㎜ |
車体重量kg | 1,580kg |
最低地上高㎜ | 145㎜ |
サスペンション前/後 | ストラト / ダブルウィッシュボーン |
燃費 | 13.6km/ℓ |
排気量 | 1,795cc |
燃料タンク | 63ℓ レギュラー |
エンジン最高出力 | 177PS 5,200~5,600rpm |
エンジン最大トルク | 300N・m 1,600~3,600rpm |
最小回転半径m | 5.5 |
スバル・レヴォーグSTISport 先進・安全装備一覧
●標準装備 △オプション設定 ×設定無
機能名称 / モデル | スバル・レヴォーグSTISport |
電子パーキングブレーキ | ● |
ブレーキオートホールド | ● |
ALH アダプティブLEDヘッドライト | ● |
AHB オートハイビーム | ● |
パノラマビューモニター | × |
ブラインドスポットモニター | ● |
ヘッドアップディスプレイ | × |
先行車発進お知らせ | ● |
渋滞追従機能付 ACC | ● |
衝突被害軽減ブレーキ | ● |
交通標識認識表示機能 | △ |
前方誤発進抑制機能 | ● |
後方誤発進抑制機能 | ● |
路外逸脱機能 | ● |
車線中央維持 | ● |