アウディ 新型 A7 Sportback 概要編
先日デビューしたアウディ A7 Sportback を試乗は出来ていませんが見てきました!
新型のA7は先進感と、このモデルが持つ抜群のスタイリングでめちゃくちゃかっこよかったです!
その時のレビューがこちら↓です。
エクステリアとインテリア前席でレビューしています。
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今回はそのA7の概要編ということで、A7の過去モデル、スペック、ライバル等紹介しながら私自身もA7について理解を深めたいと思います。
では、A7の内容を見て行きましょう。
アウディ A7 過去モデルと現行のスペック比較
現行のアウディ A7 Sportbackは2代目になります。
前期タイプの初代は2010年に本国で、日本では2011年から発売されました。
初代A7
ドイツ本国ではディーゼルエンジンや、FFのモデルもありましたが、日本ではスーパーチャージャー付DOHCガソリンモデルのみの発売でした。
2.0ℓターボのモデルもありましたが、現行が3ℓモデルのみなので初代スペック表も3ℓモデルのみで記載します。
初代スペック表
このようになっています。
V6でスーパーチャージャーが付いていますので発進加速は相当良かったのではないでしょうか。
1・2速あたりのパワー補充をスーパーチャージャーで行い、豊かな加速感を実現していたと推測します。
私は残念ながら乗ったことがないので、レビューすることはできませんが。
では次に現行のスペックを確認します。
現行 Audi アウディ A7 sportback スペック表
初代と2代目でホイールベースが同じですね。
車体サイズは全長は少し(15㎜)短くなり、全高も15㎜低くなっています。ほとんど変更ないです。
初代はMLBプラットフォームを採用していました。
今回の新型では特に新プラットフォームの採用ですとか、うたい文句がありませんので、MLBプラットフォームを引き続き採用して改良を加えたりしていると思います。
エンジンはブラッシュアップされスーパーチャージャーから、ツインスクロールターボが採用されました。
ターボの採用で最大出力はかなりアップしていますが、0発進加速の出力で一瞬不安な部分を、48Vマイルドハイブリッド(MHEV)の採用で補った形にしているのでしょうか?
このあたりはモーターのスペックを調べても分からないので何とも言えないですね。
最小回転半径が初代5.7mから現行はダイナミックオールホイールステアリング付車にかぎり5.2mとなっています。
このダイナミックオールホイールステアリングは今回撮影させてもらった1st editionとS Lineには標準装備です。
この機能はハンドリング性能を向上する先進装備でドライビングパッケージとして¥470,000という高額オプションで装着可能になっています。
このドライビングパッケージにはダンピングコントロールサスペンションという電子制御可変ダンパーも含まれていて、ドライブセレクトでオート、コンフォート、ダイナミック、エフィエンシー(カスタム登録)の各モードを選んで走行特性を変更できます。
このこだわりの装備は試乗して確認できればと思います。
アウディ A7 に採用されている注目装備!
MMIタッチレスポンス付き MMIナビゲーション
やはり今回のA7の注目はこのタッチレスポンス(触感がフィードバックしてくる)高解像度10.1アッパースクリーンと、同じく8.6ローワースクリーンの採用ですね。
充実していくインフォティメントへの対応と先進性のイメージを打ち出した形になっています。
アウディにはバーチャルコックピットも以前から採用されており、その表示精度と情報量の多さはとても素晴らしいです。
アッパースクリーンはインフォティメントや、車両設定等を操作できる画面。
ローワースクリーンは空調や、ドライブセレクト、さらにハザードボタンもタッチスクリーンに組み込まれています。
先進性が凄いですね。
バーチャルコックピットのイメージもあって先進性では世界トップクラスでしょう。
A7の場合では高解像度12.3インチのフルデジタルディスプレイにナビの地図や時計、外気温等必要な情報が上手く配置され画面変更等する必要なく表示されているのが魅力だと思います。
他社のデジタルメーターはステアリングスイッチで表示項目を選定するなどの煩わしさがあったりしますが、バーチャルコックピットにはありません。
私はアナログメーターが好みですが、このアウディのバーチャルコックピットはものすごく魅力に感じますね。
そのアウディA7のインテリアを撮影した動画がありますので、興味ある方は見てみて下さい。
MMIタッチレスポンス付き MMIナビゲーションで出来るコネクト機能
HPから拝借しましたが、トヨタのコネクテッドと出来る内容は同等ですね。
トヨタの場合はLINEやアプリと連携ですが、アウディは専用のアプリですね。
この機能の数々は何処までつかいこなせるかが問題ですねww
LEDダイナミックターンインディケーター
今回の展示車と試乗車のAudi A7 Sportback 55 quattro 1st editionには標準で装備されています。
フロントのライトアニメーションは撮れませんでしたが、リアと試乗車のエクステリアを撮影したものがありますので、どうぞご覧ください。
このように、内・外装で先進装備が惜しげもなく採用されています。
燃費や軽量化の流れで馬力などの最高出力の向上でアピールしづらい時代になっているので、バーチャルな方へ車も進んで行くのは自然な流れなんでしょうね。
アウディ A7 グレードと価格 ライバルは?
アウディ A7 Sportbackの価格一覧
グレード | 価格 |
Audi A7 Sportback 55 quattro debut package | ¥9,980,000 |
Audi A7 Sportback 55 quattro 1st edition | ¥10,580,000 |
Audi A7 Sportback 55 quattro S Line | ¥10,660,000 |
Audi A7 Sportback 55 quattro S Line 1st edition | ¥11,610,000 |
この車格、パワートレイン、先進装備の数々が盛り込まれていますし、文句無く高級車ですので納得?の価格でしょうか。
?マークがつくのは同時期に発売されたA8の内装との差別化と、その価格差が釣り合っていないとのレビューなどもあるためです。
実際自分の目で確認できていないので、展示車や試乗車が出ましたら確認して報告できると良いなと思います。
ライバルはメルセデスベンツ CLS
A7のライバルと言えばこちらも先日モデルチェンジしたばかりのメルセデスベンツ CLSでしょう。
メルセデスの新しいデザイン文法を採用していますね。
これを見るとAudi A7の内装が寂しく見えてしまいます。
ISGについても少し理解出来た。https://t.co/lNOMt9Gzjt
— UU (@UU36668923) 2018年9月10日
こちらも近いうちに試乗してレビューしたいと思います。
Audi アウディ A7 Sportback 概要編 まとめ
先日デビューしたアウディ A7の概要編として過去モデルやスペック、注目の装備等ご覧いただきましたがいかがでしたか。
このモデルは先代A7からエンジン、先進装備、内外装をすべて大幅にブラッシュアップさせて登場しました。
特にエクステリアのダイナミックターンインディケーター、インテリアのタッチレスポンス高解像度ディスプレイなどはデジタル感満載で先進性のアピールが強く出ています。
今後のクルマが向かう方向性がリアルに打ち出された近未来感はとても感じるものがあります。
またコネクト機能も充実していて、専用アプリ等で色々な機能が使用出来たり、オペレーターによる各種設定、サポートの機能もあるのでこういうサービスも活用すれば他のクルマには戻れなくなるかもしれませんね。
ライバルはメルセデスベンツのCLSです。
メルセデスは内装の質感が相当高いので比較すると寂しく感じますが、アウディ A7のコンサバな内装デザインとデジタルな機器、落ち着きあるカラーリングとのマッチングは個人的に好みですね、
CLSは試乗車がまだ出ていないとの事なので、出ましたらレビューしたいと思います。
以上でアウディ A7の概要編を終わります。
次回も読んで貰えると嬉しいです。