【レクサスLC500コンバーチブル展示車】を拝見!【クーペとの違い】は?

レクサスLC500コンバーチブルの展示車を拝見、クーペと比較

2022.2.20更新

 

レクサスのLCにコンバーチブルが追加されました!

新潟の店舗にも展示車が入りまして、拝見してきたのでレポートしたいと思います。

新型のISの展示も始まったそうでまた近いうちに見に行きたいなぁ。

展示されていたLCですが、ホワイトノーヴァガラスフレークにタンカラーのオーカー内装が組合わせられ、その姿は「美しい」の一言。

色々なクルマを拝見していますが、ここまで美しいと感じた経験は初めてでした。

 

 

蔵に入れるには勿体ないので見てきた感想を記録したいと思います。

 

 

車両本体価格は1500万円でございます。

ここにメーカーオプション¥253,000の装備が付いた車両でした。

事前に撮影のお願いしていたので「ごゆっくりどうぞ」と親切に対応して頂きました。

しかし、レクサスはいつも緊張しますな・・・(^_^;)

 

 

 

コンバーチブル追加後のLCラインナップ

 

LC500h 3.5ℓマルチステージハイブリッド+電気式無段変速機

LC500h ”L package” 1,400万円

LC500h 1,400万円

LC500h ”S package” 1,500万円

LC500 5.0ℓV8NA+10AT

LC500 ”L package” 1,350万円

LC500 1,350万円

LC500 ”S package” 1,450万円

LC500 Convertible 1,500万円

 

感覚がおかしくなりそうw

コンバーチブルはガソリンモデルにのみ設定されています。あとのグレードは全てクーペです。

では展示車を見て行きましょう。

 

こんなに優しい雰囲気のクルマがあるのか

 

 

LC自体を見たのは今回が初めてではありません。

以前クーペのLC500には試乗させて貰った事がありました。

その時もホワイトの外装で内装は赤色という組み合わせ。

今回コンバーチブルを見た時の衝撃と言うか胸の高鳴りはその時の感動を超えたような印象です。

 

 

ルーフがオープンになる事でオーカー内装とホワイトノーヴァのコーディネートが鮮明になり、トータルで色味の柔らかさが際立つ感じ。

レクサスらしいエッジの効いたディテールを持つデザインでありながら、柔らかい優しい美しさをたたえたクルマになっていました。

 

 

クーペのAピラー形状が最高にエロいのですが、コンバーチブルでは無しですね。

途中でピラーを切らないといけませんから、デザイン的に中途半端になるのと強度の関係でやめたんだと思います。

 

 

しかし、これは惚れちゃいますね・・・素敵だな。

テールライトの延長上にあるプレスがゆったりとしたラインを描いてフロントのフェンダーラインに繋がっていきます。

 

 

ドアパネルとフェンダーの艶めかしいライン伝わりますでしょうか。

最高に贅沢な空間の使い方。

国産メーカーでここまでのデザインとそれを造り上げたことが素晴らしいなと感じます。

 

 

乗り込む時にこのオーカー内装の空間が待ってるとか、夢の世界の入り口みたいですねー。

もし私が購入出来るとしたら、必ずオーカー内装は選びたいです。

 

 

心に余裕のある、素敵な人になれそうなクルマ。

 

LCコンバーチブルの細かい部分を見て行く・エクステリア

 

LCコンバーチブルを細かく紹介しつつ、LCのクーペ(2019年撮影)と違う部分もクローズアップします。

 

フロントビュー

 

 

全幅は1,920㎜、全高1,350㎜。

LCコンバーチブルのデザインもクーペ同様に「LF-LC」のデザイン思想を元にデザインされています。

涙目のヘッドライトが印象的ですね。

 

 

小型のLEDユニットが収まっています。

この写真すごく気に入ってますw

パーツ点数割と多いのに全然ごちゃごちゃした感じしません。

このまとまりが未来感もあるというか、不思議な魅力も感じる部分です。

 

 

上から見るとパターンが施されたプレートになっていました。

このプレートも細かい線で模様が刻まれています。

どのような加工になっているのか気になるところ。

 

 

サイドから見るとこんな感じ。

ほんと世界観ありますね。

ヘッドライトはオートハイビームまでの機能となっています。マイナーチェンジでもALH(アダプティブLEDヘッドライト)は付いていません。

設計年次的に厳しいのかもしれませんが、高級ブランドなので機能拡張に対応する余白は検討してあっても良いのかな?と感じてます。

 

 

こういう対応力というかハード的な設計変更の改良がレクサスは弱いと言われていますね。

 

 

ちなみにクーペのフロントフェイス。

違いは無い感じですね。

グリルもそのまま、というか完成されたデザインなのでむやみに弄る必要はないと思います。

レクサス入るの緊張すると思うんですけど(私も未だに緊張しますけど)一度このクルマは見て置いて損はないです。

オープンカーが欲しくなりますw

 

 

LCのボンネットフードには4点式ポップアップフードの機能が搭載。

万が一の歩行者との衝突に備えた機能が付いてます。

 

 

沢山撮影させて貰ったので多めに掲載していきます。

動画メインの世の中ですが、画像でじっくり見るのも良いですよね♪

グリルの放射線状に網目が広がっていくデザインもさることながら、この立体感を実現した製造の技術も素晴らしい。

ミリ波レーダーのユニットはレクサスエンブレムに搭載されています。

 

 

この搭載方法ですと、雪や汚れの付着で機能が停止しそうな予感ですね。

かと言って他の場所に移すとデザインが崩れるのでしょうがない部分かもしれません。

 

 

サイドのセクションを見て行きましょう。

 

サイド

 

 

全長は4,770㎜。

FRらしい伸びやかなスタイリングとなっています。

「GA-L」プラットフォームというLCの為に開発されたプラットフォームでボンネットが非常に薄く、その延長線上をキープしてリアに繋がります。

ホイールベースが2,870㎜のロングで前後オーバーハングも短い。

 

 

クーペはこう。

サイドビューが一番好き。

やはりクルマはサイドビューカッコいいのに乗りたいですね。

 

 

タイヤの上、この薄さがたまらんですな。

 

 

タイヤホイールはオプション(¥165,000)の245/40RF21を履いてました。

鍛造ホイールのポリッシュ仕上げ+ブラック塗装です。

ポリッシュ(アルミを切削・削りだし)されたシルバーの部分が鈍い光を放っています。

ランフラットでブリジストンのポテンザでした。

通常は245/45RF20のランフラットタイヤでダークプレミアムメタリック塗装となります。

 

 

以前、クーペ試乗した時に、このランフラットタイヤがパンクしてまして(^_^;)

ドキドキしながらディーラー戻ったんですが、全然走りは普通でした。

パンク後も時速80㌔以下なら160kmは走行可能という性能は間違いなさそうですw

 

 

パッと目を上に向けると、オープン状態で見えるシートの美しさが特徴的ですね。

魅せる為のシートと言う感じで、細かい縫製パターンが遠くからでも品質の高さを感じさせてくれます。

 

 

指で軽く押すとポップアップするアウタードアハンドル。

スマートキーを押してポップアップすることも出来るそうです。

キラッと出てくるレクサスエンブレムが抜かりない演出。

 

 

サイドミラーのデザイン性の高さも素晴らしいですね。

レクサスのモデル全般に言えることではありますが、オブジェのような曲線美ですな。

あと、ドアの上端のピアノブラック仕上げもgood。

 

 

オーナーになったらこういうポイントにキュンキュンしてしまいますよね。

何回でも書けます!素敵です!

ヘッドレストの裏にレクサスのエンボスが入っているのはクーペ見た時は気付いてなかった。

クーペにもあるのかな?

 

このまま乗り込みたいところですが、リアも少し紹介しますね。

 

 

リアも特徴的なテールランプが目を引きます。

3方向に割れたようなデザインはこのクルマのアイデンティティーのようです。

サイドのロアスカートも綺麗に湾曲していて、キャラクターラインよりもボディーの抑揚で構成されています。

美しいデザインに目立つラインは必要ないという事でしょうね。

 

 

クーペに対して、トランクスポイラーの跳ね上がりがコンバーチブルの方が強いです。

クーペよりも伸びやかさとダイナミックさを狙っているとのこと。

 

 

クーペのスポイラー形状は大人しい感じ。

クーペのルーフラインとサイドのガラスエリアの狭さと下弦ラインが、Rからストレートになっていくところが特徴的ですね。

ルーフピラーもメッキパーツとボディ色外板とのコンビでお洒落。

 

 

スポイラー形状の幅もコンバーチブルの方が広いです。

クーペと見比べてみると違いは明らかですね。

 

 

ハイマウントストップランプがスポイラーに設定されているのもコンバーチブルの特徴。

クーペの方がフェンダー感はより強く、スタイリッシュでしょうか。

コンバーチブルは巧く優雅さを演出。

細かく見ると意外と違いがありますよね。

 

 

マフラーは片側に2本だしの左右4本です。

 

 

走行中のエンジン音がキレイな音質だった記憶があります。

高音タイプのクーーンと良い音で回る見た目を裏切らない、爽快感のある走りでした♪

 

 

クーペか!コンバーチブルか!

悩みだしたらキリがないやつでしょうか?

 

 

撮影後、ツイッターでコンバーチブル見てきたーって言ったらルーフの開閉の事を言われてハッとしましたww

コンバーチブル見に行って開閉動作見ずに帰るとは何事か。

次の日また撮影させて貰いに行きまして、撮った動画がこれ。

 

 

この動画から切り取った画像で少しポイントを紹介しますね。

 

LCコンバーチブル全自動ソフトトップルーフの開閉方法

 

 

ルーフを作動させるスイッチはパームレスト内に設定されています。

これが開け辛い感じがしたんですが、前方のスイッチが蓋開閉用なのかな?違うよなぁ。

 

 

この部分を爪に引っ掛けて開けるような操作になる感じでした。

メッキのキズとか気になるかも?

上の動画にもありますが、操作は営業さんにして貰いました。

 

スクショした画像で見て行きます。

 

 

スイッチを前に押すと閉じ始めます。

作動中スイッチはずっと押したままです。

これはロードスターRFやコペンでもそうでしたので、安全の観点からそうなんだと思います。

 

 

カバーが上に展開してからリアに一旦逃げます。

上の黄色〇で囲んだ部品が内側に展開!

ここがまずテンション上がりポイント1!

 

 

おお、閉じていく。

開閉操作は時速50㌔以下であれば可能となっています。

 

 

美しいオーカーのルーフが閉じていきます。

このルーフカラーはオーカーの内装を選ばないと選択出来ません。

基本はブラックです。

 

 

ルーフが前方に繋がると後方に逃げていたカバー部分が前にせり出してきます。

 

 

リアも完全に閉じると最後に黄色〇とドアのウィンドウが上がってくるー

テンション上がりポイント2!

この小さいウィンドウの上がり方も斜めに上がってくる様に見えて、その動作まで美しく見えるように考えられているようです。

 

 

いやーカッコいい。

ルーフ閉じた全体の写真が無くて申し訳ないです。

この一連の作動で約15秒というスムースな開閉スピードでした。

 

 

ルーフを開ける時は先ほどの逆の動きになりますね。

スイッチを押し始めてから約0.2秒のタメを作って動きの優雅さを出しているそうです。

 

 

油圧のポンプユニットでルーフの開閉をしていますが、2重構造で遮音して静粛性に配慮しているとのこと。

確かに静かでしたし、あとパワーシートもそうですよね。

プレミアムの中でもレクサスのパワーシート作動音は特に静か。

モーターの取り付け部分に厚いブッシュを付けて制振している事が大きいみたいです。

音の質感まで拘る快適への追及。

 

横転時の機能

 

 

この画像の黄色〇の部分に見えてるのが「アクティブロールバー」と呼ばれる装備

横転時にボディーの一部として荷重を受けボディーへの負担を分散する役目があります。

これが作動するときは美しいホロが貫通されてしまうのでしょうか。

安全運転で走りたいですね。

 

ルーフの作動や機能に関してでした。

 

内装は基本的にクーペと同等に見えるんですが、意外と細かい違いがありました!

その辺りを中心にご紹介していきます。

 

レクサスLCコンバーチブルの細かい部分を見て行く・インテリア

 

ではいつも通りドアから見て行きます。

まずはドアの開閉度です。

 

ドアの開閉度

 

 

これが1段階目の開度。

ドアの長いクルマなのでこういう所も気になりますよね。

長さを測らないととなーと思いつつメジャーを忘れます。

 

 

これでもう第2段階目です。

普通のクルマよりこの段階で幅方向は確実に広い。

ドアの端に3つあるリベットと言うか専用ボルト?がめっちゃかっこいい。

 

 

これが全開状態です。

ガッパリと開きますが、この状態にするにはかなり広い場所でないと厳しいですね。

 

ドアトリムに注意

 

内装の大きく違うポイントの一つとしてドアトリム中央のマテリアルがあります。

 

 

こちらがコンバーチブル。

 

 

そしてクーペ。

私もツイッターで教えて貰うまで気づきませんでしたが、コンバーチブルは合成皮革、クーペはアルカンターラです。

なぜこの違いが出たのか?ですが、私個人の感想としては耐久性や日焼けの問題でこのようにしたのではないか?と思っています。

 

 

カタログでも合成皮革と書いてあるんですが、皮革?とちょっとハテナになる感じ。

パリッとした感じと言うか、撥水処理がしてあるのか不思議な触感でした。

メッシュ状のパターンが見えますでしょうか。普通のレザーっぽい合皮とは明らかに違います。

 

 

しかし、クーペの撮影したのが2019年1月です。

そこから間もなく2年位経ちますすが、撮影アングルが変わってないのはちょっと悲しいw

成長できてないかな (^_^;)

パッと見の質感はアルカンターラの方が良いですね。

 

 

オーカー内装に限るのかもしれませんが、色味が少し薄くなることでドレープ感というかグラデーションな感じがありまして。

質感悪い感じはしませんし、これはこれで良いと思いました。

 

 

ドアポケットまで合皮でしっかりと包み込まれてます。

素晴らしい。

 

 

LCといえばこのインナードアハンドルですよね。

アートのように美しい形です。

操作性とコクッとした手応えが上質。

 

 

ドアの先端部分の樹脂パーツがマーブルになっていましたが、これはカーボン入りなのかな?

 

 

フロントシートにもコンバーチブル専用の設えがありました。

カタログしっかり見てると専用質感が出てくる出てくる。

 

LCコンバーチブルのフロントシートは特別感高い

 

 

さすがコンバーチブルのシート。

ほんと魅せるシートになっていました。

まず縫製の細かい感じ。まさに「ステッチ買い?」したくなりそうな位。

 

 

コンバーチブル専用のセミアニリン本革シート。

かなり縫製されているんですが、派手過ぎなくて嫌味が無いんです。

 

 

魅せるのは縫製パターンだけでなくパーツも専用。

このベルトガイドもコンバーチブル専用となっています。

クーペは通常のベルトがリベットで固定されています。

 

 

コンバーチブルはレバーにメッキ加飾が施されます。

この足元空間は身長175センチの私のドラポジに合わせてあります。

正直後席は使い物にならないので、飾りになってしまいますねw

 

 

タメ息が出る位キレイです。

中も外もとにかくラグジュアリー。

徹底した世界観で造りこみがされています。

 

 

クーペのシート、ベルトガイドや縫製パターンの違いが確認出来ます。

このシートも素晴らしいのに、コンバーチブルの見ると寂しさ感じる・・・人間の感覚怖いわー

 

コンバーチブルはルーフ・サンバイザーが合皮

 

 

クーペではアルカンターラが使用されていましたが、コンバーチブルでは合成皮革となります。

 

 

ちょっと暗くて伝わり辛いかもですが、合成皮革になっています。

ここも外気にさらされやすい事への配慮だと思います。

 

 

あと良いなーと思ったのがポケットやアームレストの作動感がしっかり統一されている部分ですね。

ニューンと動く感じです。

ここにもステッチありますね♪

 

 

ETCが内臓されていました。

 

 

アームレストのスイッチも押すとニューンという感じで開きます。

さらにここからサイドにパカッと開きます。

 

 

収納は多くは有りませんが2人乗りと考えれば後席もありますし、問題はない印象でした。

 

長くなりましたが、コンバーチブルの特徴は大方抑えたと思います。

 

最後に荷室を見て終わります。

 

LCコンバーチブルのトランクルームをチェック

 

 

トランクを開けるのはここと、ステアリング右側のスイッチです。

 

 

開けた感じ。

LCシリーズではコンバーチブルが容量は一番小さい149ℓです。

こういうクルマなので仕方ないですね。

 

 

2人分ならちょっとした旅行行く位の荷物は余裕で乗りそうではあります。

スーツケースはサイズ選びそう。

クーペのLC500hが172ℓ、LC500で197ℓとなっています。

 

 

深さは私の肘まで無い位ですね。

床下はバッテリーや工具関係が収まっていました。

 

以上です!

 

最後にギャラリーをお楽しみ下さい。

 

ギャラリー・レクサスLC500コンバーチブル

 

 

 

LC500クーペの試乗レポートです。

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