オーストラリア仕様レガシィ・アウトバック
ブリリアントブロンズ・メタリックの展示車を見てきた
2022.2.14更新
2021年デビューモデル
どうもUUです!
新型スバル・レガシィアウトバックがフルモデルチェンジしてデビューしました!
国内向けとしては「新型で4代目」、ちなみに北米では6代目になります。
日本 | 北米 |
初代 1,994年~ | |
2代目 1,998年~ | |
初代 2,003年~ | 3代目 2,003年~ |
2代目 2,009年~ | 4代目 2,009年~ |
3代目 2,014年~ | 5代目 2,014年~ |
4代目 2,021年~ | 6代目 2019年~ |
先代までデビューの次期は国内外同じでしたが、新型はすでに北米で先行デビュー。
国内モデルは遅れて登場、と言う事になります。
先日見積もりの記事をアップしていますが、その記事でも書いている通り、納車時期は2022年以降になるそうです。
スバルレガシィアウトバックの価格・見積もり紹介!2021.9.28更新2021年フルモデルチェンジどうもUUです!スバルのフラッグシップモデル「レガシィアウトバック」がフルモデルチェンジ秒読みとなりました。[…]
既にご契約されて納車待ちの方の少しでも目の保養になればと思い、内外装レポートをしていきたいと思います。
私が拝見したのは、先行展示されていた「豪州仕様(オーストラリア)向けLimited EX」国内向けの価格が¥4,290,000ですね。
アウトドア色の強いX-BREAK EXは¥41,470,000となり、グレード展開は2つのみです。
個人的にはX-BREAK EXが見たかったのですが、新潟での先行展示スケジュールでは発売してからじゃないと見れなそう。
新色の「ブリリアントブロンズ・メタリック」が渋い色で上質感溢れるLimited EXのエクステリアとのコーディネートが素晴らしかった!
新型のアウトバックを拝見して思ったのは「細かい質感への配慮がされている」という事ですね。
発表まで載せないでって言われていたので、すっかり忘れていた(^_^;)
スバル新型アウトバックを拝見してました!
豪州仕様なのでパワーバックドアが普通の開閉の仕方だったり、メーターがアナログだったり。それよりサイドミラーのメッキ加飾!
こんなに上品に仕上げるなんて・・・どうしたん?w pic.twitter.com/gQQpcGIiXJ— UU (@WCLBlogAuthor) October 11, 2021
今回は豪州仕様を拝見してきましたので、先に国内向けとは違う部分をピックアップしておきます。
スバルは10月7日、新型「レガシィ アウトバック(日本仕様)」を正式発表した。それに先駆けて報道陣向けのオンライン説明…
SUBARUは、新型レガシィ アウトバックの日本仕様を発表した。価格はLimited EXが390万円、X―BREAK …
豪州(オーストラリア)仕様のアウトバックの特徴
2.5ℓNA水平対向ガソリンエンジン
国内向けは新型レヴォーグにも採用されている、1.8ℓターボですが、豪州向けは2.5ℓNAエンジン。
先代のアウトバックで採用されていましたが、部品の90%を新設計して圧縮比を高めたものが採用されているそうです。
現状「1.8ℓターボのエンジンを搭載するのは日本だけ」と言う事で、特別感ありますね。
専用チューニングに時間を要した事も、デビューが遅れた理由の一つでもあります。
サイドミラーサテンメッキ
国内向けはボディー同色になっていますが、豪州仕様はサテンメッキのサイドミラーになっています。
というより、サイドミラーの下側にウィンドウのメッキモールが延長上に続いているというデザインと質感への拘りが「ちょっとスバルっぽくなくて」びっくりしました(笑)
ここまで細かい部分の質感に拘りを見せるメーカーではないという認識でしたが、フラッグシップモデルですと力の入れようが違う、という事でしょうか。
内装にもいくつかデザイン・質感に拘りを感じるポイントがありました。
パワーバックドアがエンブレムタッチタイプではない
国内向けはリアのエンブレムに体の一部を近付けると開くタイプのパワーバックドアですが、豪州仕様は通常の足でバンパー下に足を抜き差しして開閉するタイプでした。
豪州向けも国内向けも生産は日本国内で行う、との事なので、マーケティングの結果として仕様分けされているのでしょうね。
開閉もさせて貰いました。ツイッターで動作速度が速いらしい?と言われましたが、私はあまり印象にありませんw
続いて内装での違いも見ていきましょう。
アナログメーター
国内向けは12.3インチのフルデジタル液晶メーターですが、豪州仕様はアナログメーター。
国内メーカーの量産モデルとして、レヴォーグで初めてスバルが12.3インチのフル液晶メーターを採用しました。
先代アウトバックのメーター 新型レヴォーグの液晶メーター |
メーターデザインはインプレッサと似たアナログメーターになっています。
オーソドックスな今までのスバルのメーター。
最高速度が260km/hになっているのは海外って感じですね。
スペアタイヤも豪州仕様では標準で装備されているそうです。
個人的にもこの装備は欲しいですね。
日本仕様では、スペアホイールキット¥21,527でDOP設定があります。
拝見した限りでの特徴としてはこんなところだと思います。
では、エクステリアもじっくりと見ていきましょう!
豪州(オーストラリア)仕様アウトバック エクステリア
新型のデザインは新型レヴォーグと同じくダイナミックソリッドの進化系「ボルダ―」をコンセプトとした塊感の強いデザインに仕上がっています。
個人的にはボルダ―デザインの中でも一番まとまりが良いな、と感じました。
この凝縮感。
武骨ながらどこか洗練感も感じさせつつ、フラッグシップの風格も備えた魅力的なエクステリア。
特にリアから見た時のゴツさ感ですね。
ルーフレールから、バンパーから四隅に張り出したアウトドアパーツの主張が良い感じでした。
伝統のヘキサゴングリル(スバルの6連星を表す)はフレームレスになり、開口の大きさを強調。
ヘッドライトと、グリルのバランスが良く、レヴォーグでは少し気になるそれが整えられている感じ。
全幅は先代の1,840㎜から35㎜拡大して、1,875㎜と国内使用のサイズとしてはかなり制限が出てきそうなサイズになりました。
全幅は拡大していますが、ミラーtoミラーは2,067㎜と先代と同じ数値になっていて、取り回し感覚は大きく影響はないかもしれません。
先代のデザインと比較するとグリルの幅が広くなり、ヘッドライトが小型化し左右に配置された事によりワイド感が強調されています。
全幅の拡大で数値よりもさらに立派に見えました。
グリルの内部はメッキパーツとピアノブラックで構成され質感の高さをキープしています。
車体下部の樹脂パーツは無塗装で実用性を重視ですね。
アウトバックはあくまでも本格的なアウトドアギアとしての性格が与えられているという事です。
しかし先代よりもかなり伸びやかにスタイリッシュに目に映ります。
キャラクターラインは前席ドアから後席ドアにかけて明確に1本。
基本的な構成は先代と大きく変わらないですが、豊かになった全幅で面の抑揚表現が可能になり、グラマラスなイメージが強くなりました。
こちらが先代のサイドビュー。
全長は先代の4,820㎜から50㎜延長。
ホイールベースは同じく2,745㎜なので、前後のオーバーハングが伸びています。
その分、リアのクォーターガラスのデザインに伸びやかさがプラスされて、全体のスタイリッシュなイメージを大きくしている印象です。
ホイールハウス周りの樹脂フェンダーは新型からプラスされているので、その視覚効果もあり、ボディーが薄く見えるのもgood!
後ろから見た時の厳つさもかなりの物でした!
ほんと全体的にグラマーになってますね。
細かい所を見ていきましょう。
アウトバックのタイヤは225/60R18「ブリジストン:アレンザ」
アウトバックは2グレード用意されていますが、ホイールデザインは共通でカラーに違いがあります。
Limitedは切削光輝+ダークメタリック塗装、X-BREAK EXではダークメタリック塗装になります。
力強い系のデザインですね。
ブリジストンのアレンザは国内SUVでちょくちょく見かけます。バランス良い系のタイヤですが、車種によりロードノイズがどう出るか気になります。
ルーフレールはLimitedがビルトイン、X-BREAKはラダータイプです。
とにかく質感が高かったです。
ヘッドライトはアレイ式アダプティブドライビングビームが採用されています。
インプレッサやレヴォーグに採用されている物と基本的に同じものですね。
OUTOBACKのロゴ
ヘキサゴンのLEDフォグは日本専用の仕様と書いているメディアもありましたが、豪州仕様も同じみたい。
リアスポイラーは無塗装の樹脂でした。
内装見ていきましょう。
豪州(オーストラリア)仕様アウトバック インテリア
ドアの開閉フィールはかなり剛性感が高かったです。
元々スバル車はボディー剛性が高いクルマ造りがされていますが、SGPに加えてフルインナーフレーム構造でより強固なボディーになりました。
ドンっと閉まった時にボディーやドア自体もビビる感じが全然無かったです。
スバルの新型レヴォーグはフルインナーフレーム構造を採用し、大幅に剛性が向上したSGP(スバルグローバルプラットフォーム)…
内装も細かい部分の質感に配慮が行き届いています。
撮影忘れましたが、エアコンの調整ノブも小さなメッキパーツで装飾されていました。
マテリアルのミルフィーユで質感が賑わっております。
車速感応ドアロックは装備表も見たけど付いてなさそう?
レヴォーグもそうだったのでメーカーの拘りかも。
トリムはほぼ合皮で処理されます。
この合皮も肉厚でリアルステッチが施されて、雰囲気最高ですな。
ペダル類はアルミパッド付き。X-BREAKには装備されません。
樹脂タイプの大きなスカッフプレートでサイドシルまで覆われているので、金属部分にキズが入る心配も少ないですね。
ハーマンカードンサウンド 11スピーカー ¥132,000 は両グレードでOP設定。
スピーカーの加飾がもう少し特別感出ると嬉しいですよね。
Limitedのナッパレザー内装は¥176,000(Limited のみ 色はタン or ブラック)
フォレスターでもナッパレザーが採用されています。
シートは大き目のサイズ感で包まれ感高め。
リラックスできるタイプのシートで良いクルマに乗っている所有満足度を高めてくれる感じでした。
ステアリングはヒーター付の高触感タイプです。
高触感タイプはLimitedのみなので、X-BREAKではもう少し硬くて粗いレザーだと思われます。
相変わらずの視界性能の良さ。
三角窓に後方配置のサイドミラーで死角を低減しています。
実際スバルのクルマは本当に周りが目視確認しやすい!
うちの奥様は先代レヴォーグが本当にお気に入りでした。
サングラスホルダーが付いてるのは嬉しいですね。
ルームミラーに電子インナーミラーが採用が無かったのは残念ですね。
サンルーフは¥110,000のOP
シェードは手動で操作するタイプ。
ガラス面は前席のみですね。
アウトバックの車格だとパノラマルーフの要望も多そう。
センターコンソールの質感も相当に高いです。
全体的に内装の肉厚感、凝縮感が高く、マツダのCX-5・8のような迫ってくる内装の印象でした。
こういう内装好きです。
レヴォーグではOP的な設定のアイサイトXはアウトバックでは標準装備です。
11.6インチの大きな画面にほとんどの操作が集約されます。
エアコンの温度調整は物理スイッチが用意、ブレーキのオートホールドは液晶画面で毎回操作が必要。
ドリンクホルダーにはメッキパーツが施されます。
アームレストは幅広でフラッグシップ感高いですね。スライド機構は無かったです。
CD/DVDデッキは¥35,420でDOP
広さはそこそこですね。
起毛処理はされているので異音対策はされています。
インパネのマテリアルやステッチの多さもありますが、レヴォーグよりデザイン性の高さも感じました。
レヴォーグの太いステアリングは魅力的ですね。ボルドー内装も特別感があり、それぞれに個性が巧く与えられています。
最近のスバルはますます内装の上質さに注力されて、このアウトバックの内装で1つステージが上がりきった感じがします。
後席の内装や足元スペースも見ていきましょう。
後席のドアトリムも質感は前席と殆ど変らない仕上がりです。
ウィンドウスイッチのメッキ加飾やリアルステッチ等が施されいます。
後席のドアが長いので、私の家みたいに狭いカーポートでは気を使うかもしれません。
ゆとりのある後席空間がお出迎えしてくれます。
ファミリーカーとして充分使えるクルマになっていますね。
こういうクロスカントリー系のクルマを選ぶ方は玄人な感じがしますね。
後席は先代に引き続きリクライニングが可能。
後席シートの質感も高いですね。
シートヒーターも標準装備されています。前席・後席共にベンチレーションの機能は設定がありません。
北米仕様では設定があるので、需要次第では期待できるでしょうか。
運転席は特に調整していませんが、175センチの私で違和感のない状態でした。
その私が座って膝前空間は余裕で拳2つは入ります。
座面も充分厚く座り心地の良い物でした。
座面長もしっかりと確保されています。
シート下にも足がすっぽり収まるのでリラックスして座れました。
快適な移動空間になっている予感。
この後席アームレストデザイン性高くないっすか?
絶妙にしなってカーブしたような形状になっています。
ドリンクホルダー部分もグロス仕上げで質感に配慮。
フラッグシップなので背もたれの高さもしっかりとありますね。
レヴォーグですと高さがもう少し欲しかった記憶があります。
後席用の送風口とUSBスロット2口、後席用シートヒーターは温度調整は2段階。
コンソールの取り付け剛性も高かったです。
豪州(オーストラリア)仕様アウトバック ラゲッジ・使い勝手
アウトバックのラゲッジルームは通常で561ℓ(カーゴフロアボード上部:522L、サブトランク39L)
荷室最大幅が1149㎜、荷室開口下部1,120㎜、荷室高815㎜
容量としては充分ですが、ボディーサイズを考えるとそこまで広いという印象ではないです。
トノカバーは押すとフックが外れて勝手に巻き取りしてくれます。
輸入車のワゴンでよく見る機能ですね。
レヴォーグやフォレスターではスイッチ式ですが、アウトバックはケーブルレバータイプなのはちょっと寂しい。
6:4分割で、センタースルー機構もありません。
パワーバックドアはLimitedは標準装備で、X-BREAKは¥143,000のOP
サイドにネットのポケットや12V電源が設定されています。
ラゲッジ紹介以上です。
新型アウトバックの内外装を見てきました。
相当質感が高まっていたのと、ドアの開閉フィールから感じる剛性の高さがとんでも無い事になっていそうで、試乗出来るのが楽しみなモデルです。
個人的に気になるのはボディーサイズなので、出来れば360°ビューもあった方がより嬉しいですね。
新型アウトバックの動画も作成しました。
良かったらご覧ください。
スバルのクロスオーバーSUV「アウトバック」の新型モデルが、オーストラリアで2021年3月に発売されることが明らかになり…
スバル・新型アウトバックのボディーカラー
クリスタルホワイト・パール 33,000円高
アイスシルバー・メタリック
クリスタルブラック・シリカ
クリムゾンレッド・パール 33,000円高
ブリリアントブロンズ・メタリック
マグネタイトグレー・メタリック
サファイアブルー・パール
ストームグレー・メタリック
オータムグリーン・メタリック
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